幽☆遊☆白書(幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『幽☆遊☆白書』とは冨樫義博による少年漫画。1990年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始され、同誌の黄金期を支える人気作となった。死んでしまった主人公の浦飯幽助が生き返る試練を受けるさまや、復活後に霊界探偵として活躍し、様々な強敵と戦う姿が描かれている。幽助をはじめ、熱い心を持った人間が多く、読者の胸に響く彼らのセリフが魅力となっている。また冨樫義博が描く手に汗を握るバトルシーンも本作の魅力の1つである。
「オレは4人のうち誰が欠けてもいやだ」
「仙水編」で、圧倒的な力を持つ黒幕・仙水忍(せんすいしのぶ)と戦う幽助。しかし力の差は歴然で、桑原・蔵馬・飛影は幽助の命が危ないと、何とか加勢を試みる。そんな仲間に「もうちょっとで何か掴めそうなんだ」と言う幽助。蔵馬は「オレは4人のうち誰が欠けてもいやだ」と言葉を返した。
過去は冷酷非道な大妖怪と恐れられた蔵馬が、どれだけ仲間想いの男になったのか、その変化に気付かされるひと言である。
「オレに?女子校へ?女装してか?しないでか?」
「魔界統一トーナメント編」後のエピソードでのひと言。女子高で起きた怪異を調べるために潜入捜査を試みる幽助が蔵馬に相談した際、「オレに?女子校へ?女装してか?しないでか?」と蔵馬は返答した。その中世的な美しい容姿から作中屈指の人気を誇る蔵馬だが、女性に間違われることを嫌がっている。このシーンは蔵馬の背後しか描かれていないが、相談されても嬉しくなさそうな様子がまじまじと伝わってくる。
飛影の名言・名セリフ/名シーン・名場面
飛影と雪菜の兄妹関係
飛影の母親は、氷女という妖怪の氷菜(ひな)。氷女は空中に浮く女性だけの集落に住み、100年に1度たった1人で女児を生む。
しかし男と交わった場合は男を生み、男を生んだ氷女は死んでしまう。掟によって男との交わりは禁止されており、また生まれた男は残忍な性格になることが多かった。
氷菜は双子の兄・飛影と双子の妹・雪菜を生むが、掟を破って生んだ飛影は手放さなければならなかった。
原作では氷菜は生んだ後すぐに死亡するが、アニメでは親友・泪が飛影を魔界の森に投げ落とすのを見た後絶望して自害。氷女は自分の氷泪石(氷女の涙の結晶体)を赤子に1つ持たせる習慣があり、投げ落とされた飛影の手にも母の氷泪石が握られていた。
生き延びた飛影は氷女の住む氷河の国を探し出し、皆殺しにする事を生きる目標にしていた。盗賊になって荒んだ生活をしていたが、氷泪石を見ると心が浄化され、故郷を想い、石を見ている時間が長くなっていく。しかし強敵と戦っている最中に油断から石を失くしてしまう。飛影は氷河の国とそこに居るという妹を探すことと、氷泪石を取り戻すことが生きる目標となった。そのためにもっと見える目が必要になり、第三の目・邪眼を手に入れる。
この手術は激痛が伴う上に、ランクがA級からD級まで落ちることになったが、石を失くした自分への罰として受け入れた。手術をした時雨に御代は「妹を見つけても兄と名乗らない」と言われるが、飛影はもとより名乗るつもりはなかった。
そして邪眼が持つ能力の1つ・千里眼で氷河の国を探し出すが、氷女たちが皆陰鬱な顔をしていたため殺す気を失くし、泪の話で母・氷菜が亡くなっていることを知る。
さらに妹である雪菜が人間界に言った話を聞かされ、飛影は雪菜を探すために人間界へ行った。
アニメ版では雪菜を見つけ遠くから見守っていたが、原作では雪菜が人間界で失踪したことを知り、探しているうちに蔵馬と出会う。
雪菜は垂金によって捕まり5年間幽閉され、氷泪石を取るために肉体的な暴力や精神的な苦痛など色々な方法で涙を流す事を強要されていた。
初めのうちは何をされても泣いていたが、次第に心を閉ざすようになり泣かなくなっていく。雪菜を泣かすために垂金に雇われたのが戸愚呂兄弟であった。霊界は雪菜が垂金に捕らわれているという情報をビデオレターにして飛影に託し、飛影はそれを幽助に届ける。これは伝達役の飛影に直接話してしまうと、飛影が金垂を殺してしまうための配慮であった。
幽助と桑原によって救われた雪菜は、その後人間界に留まって兄を探すことになった。
暗黒武術会編では浦飯チームの応援に現れ、その後も幻海の寺などに顔を出している。雪菜は飛影が兄である事は知らないが、いつも自分を助けてくれる飛影に対して信頼感を抱いている。
魔界トーナメント編では、兄と近い存在の飛影に自分の氷泪石を託し、もし兄に会ったら渡して欲しいという口実で兄の捜索を頼んだ。その際に兄を追放した氷女の保守的な生き方を嫌い、憎んでいる事を明かし、飛影に叱咤された。飛影に叱咤された雪菜は、兄にも同じ事を言われそうだと言うが、雪菜が本当は飛影が兄だと薄々気づいていたかどうかは不明。
自分の物では無いがずっと探していた氷泪石を手に入れた飛影は生きる目標をなくし、軀の元で時雨と再び出会い、時雨との戦いの中で死ぬ事を選んだ。
しかし飛影は軀によって蘇生され、軀から飛影が過去に失くしてしまった氷泪石を渡される。飛影が落とした氷泪石は軀の元にあり、軀は氷泪石の浄化作用によって心が救われた過去があり、体内に隠し持っていた。
飛影と雪菜が双子の兄妹である事を知っているのは、原作では幽助・蔵馬・軀・コエンマ・ぼたん、アニメ版では幻海と静流も知っている。
「邪眼の力をなめるなよ」
暗黒武術会の是流戦で出た名セリフが「邪眼の力をなめるなよ」である。
この時まだ未完成だった邪王炎殺黒龍波を放つ直前の言葉だが、強敵相手に未完成の大技を放つことに不安は一切感じられない。彼の心の強さが感じられる名セリフである。
「残像だ」
暗黒武術会の裏御伽チーム試合でのセリフ。対戦相手の魔金太郎の前から一瞬にして相手の背後に回った飛影は、「残像だ」と呟き、敵の頭に剣を突き立てた。
あまりにも一方的な展開に、味方も敵もただただ驚くばかり。飛影がどれだけ素早いのかを、改めて知らしめた名シーンでもある。
「どうせ死ぬなら戦って死ぬ。あいつとな」
仙水との勝負に挑もうとした際、樹のペット・裏男に捕らえられて身動きが取れなくなってしまった飛影たち。圧倒的な力を持つ仙水を前に、幽助が死を覚悟して向かっていく姿を目にし、「どうせ死ぬなら戦って死ぬ。あいつとな」と樹に言ったのだ。
自分以外はどうでもいいという印象が強いキャラクターだった飛影が、仲間を大切に思っていることがハッキリと分かったセリフである。飛影と仲間との間に強固な絆があることが分かるし、飛影の成長が感じられる。
「好きなだけ切り刻め、気がすめば殺したらいい。ハッピーバースデイ」
「魔界編」で出会った三大妖怪・軀(むくろ)と、心を通わせていく飛影。誕生日が近くなると父・痴皇(ちこう)から受けた仕打ちを思い出して情緒不安定になる軀に対し、飛影は彼女の心に土足で上がりこみ挑発する発言をしたため、怒った軀に攻撃されて重傷を負った。
人間界に戻った蔵馬を頼り、傷の治癒と、寄生植物のヒトモドキを調達。魔界に戻ると、痴皇の元に向かって彼を捕まえ、ヒトモドキを寄生させた。
軀の元に飛影が現れた。植物状態になった痴皇を軀に誕生日のプレゼントとして渡し、軀が思い出す愛情の記憶は偽物だったと明かす。「好きなだけ切り刻め、気がすめば殺したらいい。ハッピーバースデイ」と呟いた。長年の苦しみから軀を解放した飛影の言葉である。一瞬驚いた後、穏やかな表情で飛影に微笑みかける軀も印象的だった。
幻海の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「あんたも年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」
肉体も強さも全盛期だった頃、「老いが怖い」とこぼした戸愚呂弟にかけた言葉が、「あんたも年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」であった。若さ・強さに執着を見せる戸愚呂弟に対し、幻海は自然に逆らわず老いを受け入れることを表明。何かに固執するのではなく、自然に逆らわず受け入れて生きていく。そんな幻海の人となりを感じさせる名セリフである。
幻海と戸愚呂弟の関係
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目次 - Contents
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の概要
- 浦飯幽助の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あいつが死んだら生き返る意味なんかあるか!」
- プーと幽助
- 「あんたの全てを壊してオレが勝つ」
- 「右ストレートでぶっとばす」
- 「ただのケンカしようぜ 国なんかぬきでよ」
- 「あっちが神なら こっちは女神だ」
- 桑原和真の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 桑原の魅力
- 「生き返れ、チクショオ!戻って勝負しろこのヤロウ!」
- 「だから…だから人間全部を…人間全部を嫌いにならないでくれ…たのむ…」
- 「何でばーさんが死んだこと黙ってた…俺だけ蚊帳の外か…ばーさんが殺されたことを俺に言ったら、ビビッて逃げ出すとでも思ったのか?」
- 蔵馬の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 人間と妖怪・ふたつの顔を持つ男
- 「…ここにいる どこにもいかないよ 母さん…!」
- 「皮肉だね…悪党の血の方がきれいな花がさく」
- 「さあ、お仕置きの時間だ…俺を怒らせた罪は重い」
- 「お前は殺すぞ 」
- 「オレは4人のうち誰が欠けてもいやだ」
- 「オレに?女子校へ?女装してか?しないでか?」
- 飛影の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 飛影と雪菜の兄妹関係
- 「邪眼の力をなめるなよ」
- 「残像だ」
- 「どうせ死ぬなら戦って死ぬ。あいつとな」
- 「好きなだけ切り刻め、気がすめば殺したらいい。ハッピーバースデイ」
- 幻海の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あんたも年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」
- 幻海と戸愚呂弟の関係
- コエンマの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「いいだろう!ワシの命を浦飯幽助の勝ちにかけよう」
- 仙水への贖罪の念
- ぼたんの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あたしは三途の川の水先案内人 ぼたんちゃんよ 西洋でいうところの死神ってやつかな ヨロシクね」
- 「ひゃ~あたしが一番しゃべりそ~」
- 雪菜の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「大丈夫...!私...人間(あなた)のこと好きです」
- 雪村螢子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「でも2千人どころか ふたりの人間も動かせないわよ あいつ友達少ないんだから」
- 「今度こんな事件があってどっかに行くときは......行く前に幽助が教えて...!!できれば一番最初に……!!」
- 竹中の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「しかしなぜかな… ちっともほめる気がしないのは…」
- 戸愚呂弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「酒はダメなんで、オレンジジュースください」
- 「おまえもしかしてまだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
- 「世話ばかりかけちまったな」
- 戸愚呂兄の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「俺はよく約束を破る。やはりお前も死ね」
- 「強がるなボケがァー!!これならどうかなァー!?」
- 鴉の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「トリートメントはしているか?」
- 「愛する者が私の手に掛かり死ぬ時、堪らなく快感を覚える……!!」
- 武威の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お前も本気を出せ。いい思い出にしてやる」
- 「そしてお前にも完全に負けた もはや生きる意味もない」
- 左京の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「侵入者が勝つ方に66兆2000億円」
- 「ドームは間もなく爆破する 私と私の野心もろともな」
- 仙水忍の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 仙水と樹の出会い
- 「ここに人間はいなかった 一人もな」
- 雷禅の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「よォ…息子」
- 「あー……ハラへったなあ」
- 軀の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「初めまして飛影 オレが軀だ」
- 「生きろ飛影」
- 黄泉の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「戦略の第一歩は情報収集 これもお前の教えだよ」
- 「やはりオレもバカのままだ」
- 煙鬼の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ワシらも強かったが あいつはもっともっと強くての 今の軀や黄泉なんぞ 当時の雷禅見てたら小便ちびっとるよ」
- 「当たり前だ 愛とケンカは別次元だ」
- 『幽☆遊☆白書』(実写ドラマ版幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 幽助「おいコエンマ、螢子助けさせろ!コイツが死んだら、生き返る意味なんてねえんだよ!」
- 蔵馬「俺はもうどこにも行かないよ」
- 桑原「守りてえもん守れねえのは漢じゃねえ…」
- 螢子「アイツに教わったプロレス技も役に立つもんね」
- 飛影「仲間だ」
- 戸愚呂・弟「世話ばかりかけちまったな」