幻海(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
幻海(げんかい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。人間界でも5本の指に入る霊能力者にして、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手。主人公・浦飯幽助に霊力を使った戦い方を教えた人物であり、彼との師弟の絆は強い。霊能力者としても有名で、霊的現象に悩まされる人々の相談に乗ることもある。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることができる。「暗黒武術会編」でその姿が披露されると、あまりの美しさに会場がどよめいた。
幻海の概要
幻海(げんかい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。人間界でも5本の指に入る霊能力者にして、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手。
彼女の後継者の座と能力を妖怪・乱童(らんどう)に狙われるが、主人公・浦飯幽助(うらめしゆうすけ)が選考会の覇者となり、彼を弟子に取った。
幽助に霊力を使った戦い方を教えた人物であり、彼との師弟の絆は強い。幽助からは幻海ばあさんと呼ばれている。
霊能力者としても有名で、幽助の喧嘩仲間である桑原和真(くわばらかずま)をはじめ、霊的現象に悩まされる人々の相談に乗る。
霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることが可能。暗黒武術会では裏御伽チームの死々若丸との戦いでその姿が披露され、あまりの美少女っぷりに会場がどよめいた。対戦相手の死々若丸に「その姿が本物だったら、惚れていたかもな」とも言われていた。
指導者としても優れており、幽助の他にも浦飯チームのメンバーとして共に戦った蔵馬(くらま)の依頼を受け、6人の妖怪を短期間でS級妖怪に成長させている。
第2回キャラクター人気投票では第7位、連載終了後の誌上企画では第19位だった。
幻海のプロフィール・人物像
CV:京田尚子/林原めぐみ(若年時)
舞台版キャスト:エリザベス・マリー
実写版キャスト:梶芽衣子
人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手で、人間界でも5本の指に入るという有名な霊能力者。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることができる。弱いレベルの妖怪であれば霊力を使わずに叩き伏せることができる。
年齢は70歳前後。結婚はしていない。ウェーブがかった薄いピンク色の髪が特徴。
「正義の人」と思われているが、本人曰く「たまたま嫌いな奴に悪党が多いだけ」とのこと。幽助は「敵以上に味方も多い」と語っており、人間・妖怪問わず、幻海を慕う者が多い。霊光波動拳は本来は霊障や重傷者の治療に向いているもので、表向きは専門外来の駆け込み寺のようなものをやっている。
視力は6.0で、読唇術を心得ている様子。
流行ものには結構敏感なようで、テレビゲームが得意。霊光波動拳の後継者選考でも、業務用ゲーム機のような霊力測定機を使用し、参加者のレベルを測った。
格闘ゲームでは幽助相手に50戦全勝し、「仙水編」に登場する能力者・天沼月人(あまぬまつきひと)のシューティングゲーム対決に勝利するなど、腕前もなかなかのようだ。
アニメ版第10話には喫煙シーンも登場した。
基本的に幽助と同じ技も使えるが、さらに様々な技が使える。かつての武闘仲間・戸愚呂弟(とぐろおとうと)をもってして「対妖気の技術戦で勝つのは至難」と言わしめている。
幻海の能力
治療術
霊波動を用いた治療。霊光波動拳は元々戦闘用というよりも、治癒に重点を置いたもの。霊光波動拳継承者選考会に参加し、全身の骨を砕かれた桑原の治療に用いた。
幻海曰く「本来あたしの霊波動はこういう使い方をするもの」とのこと。
魂を戻す術
肉体から離れた魂を肉体に戻す術。「禁句の力(タブー)」の能力で魂が離れてしまった海藤は、2回もこの術で助けられている。
幻海の必殺技
霊丸(レイガン)
指先に霊気を集中して放つ技。作中では、覆面戦士として参加した「暗黒武術会編」で、幽助に正体を明かした際に初使用。幽助が霊丸で破壊した岩よりも、さらに大きな岩を霊波動で若返った状態で放って破壊した。
決勝戦前に戸愚呂弟と戦った際は渾身の一撃で霊丸を放ったものの、幽助に霊光玉を託したことで霊気の大半を失っており、戸愚呂弟に傷ひとつつけることができなかった。
霊光弾(れいこうだん)
拳に霊気を集中して放つ技。飛び道具としても使用可能。作中では、首縊島船上バトルロイヤルに参加した際、集中攻撃を仕掛けてきた対戦相手たちをこの技で一掃した。
霊光波動拳 修の拳・奥義 光浄裁(れいこうはどうけん しゅうのけん おうぎ こうじょうさい)
霊光波動拳の奥義で、技を受けた相手が悪の心を持つならば死を与え、善の心を持つならばその身を浄化するという技。Dr.イチガキチームとの試合で、操血瘤戦士3人を救うべく、20年ぶりに使用した。
霊光鏡反衝(れいこうきょうはんしょう)
波長を合わせて相手の発した妖気や霊気を取り込み、跳ね返す技。「暗黒武術会編」で対戦した死々若丸に使用した。
霊光玉(れいこうぎょく)の継承
霊気を極限まで凝縮したエネルギー球。霊光波動拳の継承者の証で、対象者に受け入れるだけの器がなければ、再起不能・精神破壊・死を招く。
修の行 呪霊錠(しゅうのぎょう じゅれいじょう)
特殊な霊気で作る枷。相当な霊気を動員しなければ動けず、底力をつけるのに適している。「開(アンテ)」という合言葉でこの枷を外すことが可能。霊光玉を授ける前の幽助の両腕・両足に付けさせた。幻海は「ギリギリまで外すな」と念を押しており、幽助はその言葉を守って戸愚呂との決勝戦まで外さなかった。
幻海の来歴・活躍
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目次 - Contents
- 幻海の概要
- 幻海のプロフィール・人物像
- 幻海の能力
- 治療術
- 魂を戻す術
- 幻海の必殺技
- 霊丸(レイガン)
- 霊光弾(れいこうだん)
- 霊光波動拳 修の拳・奥義 光浄裁(れいこうはどうけん しゅうのけん おうぎ こうじょうさい)
- 霊光鏡反衝(れいこうきょうはんしょう)
- 霊光玉(れいこうぎょく)の継承
- 修の行 呪霊錠(しゅうのぎょう じゅれいじょう)
- 幻海の来歴・活躍
- 50年前の暗黒武術会の優勝者
- 幻海師範門下生大選考会の開催
- 暗黒武術会に出場
- 戸愚呂弟との戦いとトーナメントの行方
- 仙水編
- 魔界統一トーナメント編と幻海のその後
- 幻海の関連人物・キャラクター
- 浦飯チーム
- 浦飯幽助(うらめしゆうすけ)
- 桑原和真(くわばらかずま)
- 蔵馬(くらま)
- 飛影(ひえい)
- 霊界関係
- コエンマ
- ぼたん
- かつての仲間
- 戸愚呂兄(とぐろあに)
- 戸愚呂弟(とぐろおとうと)
- 霊界探偵編
- 乱童(らんどう)/少林(しょうりん)
- 雪菜(ゆきな)
- 暗黒武術会編
- Dr.イチガキ
- 円(えん)/M-1号
- 魁(かい)/M-2号
- 梁(りょう)/M-3号
- 死々若丸(ししわかまる)
- 美しい魔闘家鈴木(うつくしいまとうか すずき)/怨爺(おんじい)
- 瑠架(るか)
- 仙水編
- 城戸亜沙斗(きど あさと)
- 海藤優(かいとう ゆう)
- 柳沢光成(やなぎさわ みつなり)
- 天沼月人(あまぬま つきひと)
- 幻海の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あんたも年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」
- 「できの悪い弟子で本っ当ーに苦労した 当分お前のツラは見たくないからこっちにくんな 勝てよ……」
- 「おいおいなんて冷たいんだろーね 年寄りおいて帰る気かい?」
- 幻海の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 戸愚呂弟との関係は仲間以上恋人未満
- 敵・味方の心を射抜く美貌の持ち主