幽☆遊☆白書(幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『幽☆遊☆白書』とは冨樫義博による少年漫画。1990年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始され、同誌の黄金期を支える人気作となった。死んでしまった主人公の浦飯幽助が生き返る試練を受けるさまや、復活後に霊界探偵として活躍し、様々な強敵と戦う姿が描かれている。幽助をはじめ、熱い心を持った人間が多く、読者の胸に響く彼らのセリフが魅力となっている。また冨樫義博が描く手に汗を握るバトルシーンも本作の魅力の1つである。

幽助「おいコエンマ、螢子助けさせろ!コイツが死んだら、生き返る意味なんてねえんだよ!」

自身の死を嘆く人々を見た幽助は、「自分が死んで悲しむ者いがいないなんていうのは間違いだった」と知り、コエンマの誘いに乗って生き返ることを決意する。しかしそれをコエンマに打ち明けるより早く、妖怪が起こした事件によって幽助の家は炎に包まれる。“息を吹き返した幽助の遺体”を連れ出そうと火災現場に飛び込み、そのまま意識を失った螢子を助けるため、幽助は「どうせコエンマは自分がこうしていることも見ているだろう」との前提の上で必死に訴える。
「おいコエンマ、螢子助けさせろ!コイツが死んだら、生き返る意味なんてねえんだよ!」というセリフは、その際に幽助が発したものである。彼の根底に他人への優しさがあることの証明であり、「霊界探偵・浦飯幽助」が生まれた瞬間という意味でも意義深いシーンだ。

蔵馬「俺はもうどこにも行かないよ」

母の志保利を救うため、己の命を捧げて暗黒鏡に「母の病の快癒」を願った蔵馬。これを知った幽助は、「そんなことをしたら、蔵馬の母親だって自分の母親のように悲しむに決まっている」と考え、自身の命の半分を暗黒鏡に捧げる。これによって命拾いした蔵馬は、暗黒鏡の力で死病から回復した志保利と対面する。
目覚めたばかりの志保利は、蔵馬がずっと枕元で自分を案じてくれていたのだと勘違いして、「そこにいてくれたの」と彼に問う。志保利を救って死ぬつもりだった蔵馬は、叶わぬと思っていた母との再会を心から嬉しく思いながら、「俺はもうどこにも行かないよ」と彼女に告げる。蔵馬の母への想いが溢れた名シーンだ。

桑原「守りてえもん守れねえのは漢じゃねえ…」

幻海の下で修行を受ける桑原。連日の修練で体力は底を突き、気力だけで木刀を振るい続ける彼は、「守りてえもん守れねえのは漢じゃねえ…」と言ってかつて妖怪から友人たちを守れなかった時のことを思い出す。
幽助同様、桑原もまたその根底に“他人への優しさ”を持つ人物である。幽助に追いつくために、もう2度と友人たちを傷つけさせないために己を鍛える桑原の姿は、修行に行き詰っていた幽助までをも発奮させることとなった。

螢子「アイツに教わったプロレス技も役に立つもんね」

左京に捕らえられ、牢獄に閉じ込められる螢子。幽助たちが自分の救出に向かっているとは露知らず、彼女は独自に脱出のために動き出す。急病になったふりをして監視役に鍵を開けさせ、相手が近づいてきたところで組み付いて締め技をかけ、そのまま気絶させたのである。
「アイツに教わったプロレス技も役に立つもんね」とは、この際に螢子が口にしたセリフである。原作の螢子は基本的に助けられるだけのヒロインでしかなかったが、実写版の彼女はよりアクティブなキャラクターとして新たな魅力を加えられている。

飛影「仲間だ」

首縊島を後にする際、飛影は雪菜に「あなたは私の生き別れの兄ではないか」と尋ねられる。飛影はこれに「違う」と答え、ならばどうして自分を守って戦ってくれたのかという彼女の問いに、少し悩みつつ幽助たちを見て「仲間だ」との言葉を発する。
ひたすら孤高に生きてきた飛影だが、共に三大秘宝を盗み出した蔵馬のことはそれなりに信用しており、彼が恩人として協力する幽助や桑原のことも首縊島での戦いでその力を認めていく。彼がここで口にした「仲間だ」という言葉は、雪菜の追及をかわすためのものではあったが、同時に「あの連中なら、雪菜から“兄の仲間”と見られても構わない」というほどに彼らを気に入った証拠でもある。

戸愚呂・弟「世話ばかりかけちまったな」

死力を尽くした戦いで幽助に敗れた戸愚呂は、元人間として霊界に赴き、コエンマの裁きを受けることとなる。そこで彼は“もっとも厳しい罰”を自分に与えてほしいと望み、「人間だった頃の功績を考えれば減刑も可能だ」とするコエンマを説き伏せる。
その形状に向かう途中、戸愚呂は「ここに来る気がした」として待ち続けていた幻海と再会。「幽助は若い、俺と同じ間違いを犯さないとも限らない」と自分を倒した男を今後も見守るよう頼み込むと、何1つ言い訳もせずに彼女の横を通り過ぎていく。「お前は弟子を守れなかった自分を許せなかっただけだろう」と必死に呼び止めようとする幻海に、戸愚呂はただ「世話ばかりかけちまったな」とだけ言葉を残し、そのまま歩を進めていった。

ライバルであり、戦友であり、あるいはそれ以上の絆で結ばれていたのかもしれない戸愚呂と幻海の別れを彩る最後の言葉である。2人の間にどのような物語があったのかは想像することしかできないが、それはきっと悪い思い出ばかりではなかったはずだ。

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