幽☆遊☆白書(幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『幽☆遊☆白書』とは冨樫義博による少年漫画。1990年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始され、同誌の黄金期を支える人気作となった。死んでしまった主人公の浦飯幽助が生き返る試練を受けるさまや、復活後に霊界探偵として活躍し、様々な強敵と戦う姿が描かれている。幽助をはじめ、熱い心を持った人間が多く、読者の胸に響く彼らのセリフが魅力となっている。また冨樫義博が描く手に汗を握るバトルシーンも本作の魅力の1つである。
『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の概要
『幽☆遊☆白書』とは、1990年51号から1994年32号にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された、冨樫義博による少年漫画である。単行本は全19巻。ひょんなことから死んでしまった主人公の浦飯幽助(うらめしゆうすけ)が、霊界と人間界の均衡を保つために活動する霊界探偵となることを条件に生き返り、仲間たちと共に様々な敵と戦う様が描かれる。
幽☆遊☆白書(幽遊白書・幽白)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『幽☆遊☆白書』とは、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1990年から1994年にかけて連載された冨樫義博によるバトル漫画。1992年からスタジオぴえろによってTVアニメ化され、当時人気を博した。不良少年浦飯幽助は子供をかばって事故死した事をきっかけに霊界探偵となり、師匠・玄海師範の修行を受け、桑原和真、蔵馬、飛影と共に妖怪たちと戦い心身ともに強くなって行く。
2023年にはNetflixで実写版が公開された。
実写版は物語の始まりから作品を代表する強敵の1人である戸愚呂(とぐろ)との決着までが描かれ、ハリウッドの大作映画並みの派手なアクションと原作の雰囲気の忠実な再現で話題となった。
幽☆遊☆白書(実写ドラマ版幽白)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『幽☆遊☆白書』(実写ドラマ版幽白)とは、冨樫義博による同名漫画を題材とする実写ドラマ作品。監督を月川翔、主演を北村匠海が務める形で、2023年にNetflixで公開。その高いクオリティで大きな話題となった。略称は『幽白』。
事故で死んだ高校生の浦飯幽助は、魔界と人間界の平穏を守るために働く「霊界探偵」となることを条件に蘇る。人間界を荒らす妖怪たちを追う中で、幽助は新たな力と仲間を手に入れながら成長。その活躍は力ある妖怪や邪悪な野心を抱く人間に注目され、幽助たちをさらなる死闘に導いていく。
本作の魅力の1つとして、個性的なキャラクターの名言・名セリフが挙げられる。『幽☆遊☆白書』のキャラクターは熱い心を持った者が多く、彼らの言葉は読者の心を揺さぶるのだ。また冨樫義博が描く手に汗を握る迫力のバトルシーンも魅力で、幽助VS戸愚呂弟(とぐろきょうだい)などはファンからとても高い評価を受けている。
浦飯幽助の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「あいつが死んだら生き返る意味なんかあるか!」
物語序盤、幽助の身体を保管している自宅に放火魔が現れ、火を放った。幽助の身体を燃やしてはならないと火の海に飛び込んだ蛍子。幽助は何としても螢子を助けようと必死になる。霊界獣の卵に貯められた徳の力を使えば螢子を助けることができるが、その代わりに幽助はすぐに生き返れなくなると聞かされるが、「あいつが死んだら生き返る意味なんかあるか!」と叫び、螢子を助けるよう迫った。
いつもはふざけた態度で螢子に接していた幽助だったが、彼女のことをどれだけ大切に想っているのかが分かる言葉である。
プーと幽助
子供を庇って事故死してしまった幽助は、蘇るために霊界獣の卵を孵化させる試練をコエンマに与えられる。もし幽助が邪悪な心を持ったものであれば霊界獣も邪悪に育ち、孵化したら持ち主も食べてしまうという。幽助は肉体と魂の関係からこの試練とは関係なく復活し、卵はコエンマが預かったが後にプーが生まれた。
プーはマスコットキャラとして幽助や螢子と共にいるが、霊界獣であるためある程度の霊力を秘めている。
プーは幽助とは命で繋がっており、幽助の心をエネルギーとしている。そのためか幻海からの試練でボロボロになった幽助に怪我をしながらも必死で水を運ぶなど、幽助を助けようとする場面も描かれた。
戸愚呂との戦いでは妖気によって会場の低級妖怪が消滅する中、プーは結界を張って螢子たちを守ったり、戸愚呂によって殺された幻海がプーに憑依し幽助の前に現れたりしたこともあった。
仙水編では幽助が魔族に覚醒した時にプーも一緒に覚醒し、鳳凰のような大きな鳥の姿に変身し、霊界のエリートたちの攻撃から幽助を守った。
仙水との戦いのあと、プーは幻海の寺で暮らしている。
「あんたの全てを壊してオレが勝つ」
暗黒武術会、決勝戦の終盤で幽助が対戦相手の戸愚呂弟に発した言葉が「あんたの全てを壊してオレが勝つ」である。戸愚呂弟の強さに憧れていたこともあった幽助。だが、自分は大切な仲間を捨ててまで戸愚呂弟のようになりたくない、仲間がいたからこそ強くなれたことを告げ、最期の戦いに挑む。
幽助の仲間を想う心にグッとくる名言である。
「右ストレートでぶっとばす」
ボクサー志望の室田は、人の心を読むことができ、その能力と身体能力から誰と戦闘になっても負けないと思っていた。
幽助と戦闘になり、幽助の「右ストレートでぶっとばす。真っ直ぐいってぶっとばす」という心を読み取る。幽助は雑念などなくただそれだけを考えており、作戦も何もない幽助を単純な奴だと思う室田。
しかし心は読めても暗黒武術会で死闘を乗り越えてきた幽助の実力は高く、「右ストレートでぶっとばす。真っ直ぐいってぶっとばす」というシンプルな攻撃すらも室田は避ける事はできないのであった。
「ただのケンカしようぜ 国なんかぬきでよ」
魔界における雷禅、黄泉、軀の500年に渡る拮抗を一瞬にして崩した幽助のセリフが、「ただのケンカしようぜ 国なんかぬきでよ」である。
「バトルマニア」と称される幽助の本質を表した言葉であり、多くの妖怪たちがこの言葉に賛同、己の力を試すというシンプルな舞台に高揚した。
初めはビジネスのように思っていた黄泉や軀も雷禅の旧友の力に触発され、国を解散して一個人として参加することになった。
本作で登場した多くの敵は純粋に戦いを楽しむタイプが多く、主人公である幽助もまたケンカを楽しむタイプ。
そして最後に駆け引きなどは無しに、楽しくケンカするというお祭りのようなトーナメントを開くという本作らしい展開となった。
「あっちが神なら こっちは女神だ」
最終話での幽助の名言が「あっちが神なら こっちは女神だ」である。
実は、正聖神党と呼ばれるテロリストが霊界を乗っ取る事件が発生し、幽助が異次元砲の3つあるボタンから1つを選ぶことになった。プーに乗り移った幻海の「ゲン担ぎ」という言葉に押され、「あっち(正聖神党)が神なら、こっちは女神だ」と、螢子の好きな色である青のボタンを選択したというのだ。幽助がどれだけ螢子のことを想っているのかが伝わるこのセリフ。仲間たちが爆笑する中、螢子は照れ隠しするかのように幽助と走り出し、2人で海に飛び込むという物語の締めくくり方も相まって、印象深いセリフとなった。
桑原和真の名言・名セリフ/名シーン・名場面
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目次 - Contents
- 『幽☆遊☆白書』(幽遊白書・幽白)の概要
- 浦飯幽助の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あいつが死んだら生き返る意味なんかあるか!」
- プーと幽助
- 「あんたの全てを壊してオレが勝つ」
- 「右ストレートでぶっとばす」
- 「ただのケンカしようぜ 国なんかぬきでよ」
- 「あっちが神なら こっちは女神だ」
- 桑原和真の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 桑原の魅力
- 「生き返れ、チクショオ!戻って勝負しろこのヤロウ!」
- 「だから…だから人間全部を…人間全部を嫌いにならないでくれ…たのむ…」
- 「何でばーさんが死んだこと黙ってた…俺だけ蚊帳の外か…ばーさんが殺されたことを俺に言ったら、ビビッて逃げ出すとでも思ったのか?」
- 蔵馬の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 人間と妖怪・ふたつの顔を持つ男
- 「…ここにいる どこにもいかないよ 母さん…!」
- 「皮肉だね…悪党の血の方がきれいな花がさく」
- 「さあ、お仕置きの時間だ…俺を怒らせた罪は重い」
- 「お前は殺すぞ 」
- 「オレは4人のうち誰が欠けてもいやだ」
- 「オレに?女子校へ?女装してか?しないでか?」
- 飛影の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 飛影と雪菜の兄妹関係
- 「邪眼の力をなめるなよ」
- 「残像だ」
- 「どうせ死ぬなら戦って死ぬ。あいつとな」
- 「好きなだけ切り刻め、気がすめば殺したらいい。ハッピーバースデイ」
- 幻海の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あんたも年をとればあたしも年をとる それでいいじゃないか」
- 幻海と戸愚呂弟の関係
- コエンマの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「いいだろう!ワシの命を浦飯幽助の勝ちにかけよう」
- 仙水への贖罪の念
- ぼたんの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あたしは三途の川の水先案内人 ぼたんちゃんよ 西洋でいうところの死神ってやつかな ヨロシクね」
- 「ひゃ~あたしが一番しゃべりそ~」
- 雪菜の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「大丈夫...!私...人間(あなた)のこと好きです」
- 雪村螢子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「でも2千人どころか ふたりの人間も動かせないわよ あいつ友達少ないんだから」
- 「今度こんな事件があってどっかに行くときは......行く前に幽助が教えて...!!できれば一番最初に……!!」
- 竹中の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「しかしなぜかな… ちっともほめる気がしないのは…」
- 戸愚呂弟の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「酒はダメなんで、オレンジジュースください」
- 「おまえもしかしてまだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」
- 「世話ばかりかけちまったな」
- 戸愚呂兄の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「俺はよく約束を破る。やはりお前も死ね」
- 「強がるなボケがァー!!これならどうかなァー!?」
- 鴉の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「トリートメントはしているか?」
- 「愛する者が私の手に掛かり死ぬ時、堪らなく快感を覚える……!!」
- 武威の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お前も本気を出せ。いい思い出にしてやる」
- 「そしてお前にも完全に負けた もはや生きる意味もない」
- 左京の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「侵入者が勝つ方に66兆2000億円」
- 「ドームは間もなく爆破する 私と私の野心もろともな」
- 仙水忍の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 仙水と樹の出会い
- 「ここに人間はいなかった 一人もな」
- 雷禅の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「よォ…息子」
- 「あー……ハラへったなあ」
- 軀の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「初めまして飛影 オレが軀だ」
- 「生きろ飛影」
- 黄泉の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「戦略の第一歩は情報収集 これもお前の教えだよ」
- 「やはりオレもバカのままだ」
- 煙鬼の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ワシらも強かったが あいつはもっともっと強くての 今の軀や黄泉なんぞ 当時の雷禅見てたら小便ちびっとるよ」
- 「当たり前だ 愛とケンカは別次元だ」
- 『幽☆遊☆白書』(実写ドラマ版幽白)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 幽助「おいコエンマ、螢子助けさせろ!コイツが死んだら、生き返る意味なんてねえんだよ!」
- 蔵馬「俺はもうどこにも行かないよ」
- 桑原「守りてえもん守れねえのは漢じゃねえ…」
- 螢子「アイツに教わったプロレス技も役に立つもんね」
- 飛影「仲間だ」
- 戸愚呂・弟「世話ばかりかけちまったな」