東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜のネタバレ解説・考察まとめ

『東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜』とは2022年より『マガジンポケット』で連載が開始された『東京卍リベンジャーズ』の公式スピンオフ作品である。原作『東京卍リベンジャーズ』の作者・和久井健全面監修のもと、夏川口幸範が漫画を担当。中学へ進学した松野千冬は不良たちに襲撃されるが、その際、場地圭介に助けられた。その日から、場地についていくと決める。しかし、場地は佐野万次郎をトップとした東京卍會と芭流覇羅の抗争で命を落としてしまう。場地と松野の出会いから別れまでを描いた作品である。

副総長に半間修二(はんましゅうじ)、No.3に羽宮一虎が就いている、総長不在の暴走族。「首のない天使」と呼ばれている。
芭流覇羅の目的は、東京卍會と自チームを合併させ、佐野を総長の座に据え、操る事であった。
実際に血のハロウィン改変前の現代では、芭流覇羅と合併した東京卍會が、巨悪組織として名をはせている。
結成は8・3抗争後まもなくであり、構成員も元・愛美愛主(めびうす)と反東京卍會勢力のメンバーら300人で構成されている。
血のハロウィン改変後は半間ら残りの芭流覇羅メンバーは東京卍會傘下に下り、新たに陸番隊が結成される。
その結果、東京卍會は一時的ではあるものの大きなチームへと成長を遂げる。

四谷傀團

『東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙~』のストーリーに大きく関わってくるチーム。なお、『東京卍リベンジャーズ』でも名前だけは登場している。
2004年に存在していた四谷を拠点とした暴走族であり、菱小次楼が副総長に就いたチーム。
その存在は不良にも恐れられるほどであり、「四谷傀團は人じゃない」ともいわれている。
中心となったのは菱と佐藤龍星だったが、佐藤が脱退し、東京卍會へと移籍したため、菱だけが残った。

抗争

血のハロウィン

血のハロウィンとは、2005年10月31日に起こった、東京卍會と芭流覇羅の全面抗争である。
この抗争により、東京卍會が巨悪な組織へと変わっていったことを知った花垣は、抗争を止めるため奔走する。
改変前の血のハロウィン抗争では、羽宮が場地を、佐野が羽宮をそれぞれ殺害という最悪の事態が起きていた。
血のハロウィンを仕組んだ黒幕は稀咲鉄太(きさきてった)であり、彼は東京卍會を乗っ取る目的で計画を企てていた。
しかし、花垣が奔走し、場地は命を落としてしまうが、佐野が羽宮を殺害することはなかった。

8・3抗争

2005年8月3日に起きた、東京卍會と愛美愛主との抗争。
東京卍會・参番隊隊長である林田春樹(はやしだはるき)の親友と、愛美愛主総長・長内信高(おさないのぶたか)が、モメたことが発端。
総長・佐野は、この事を受け、8月3日・武蔵祭りで抗争すると宣言。

抗争当日、雨の中花垣・三ツ谷、龍宮寺らが愛美愛主と戦っている所へ、遅れて佐野が登場する。
佐野は、愛美愛主側についていた謎の男・半間との一騎打ちとなるも、自らの自慢の蹴りを防がれ苦戦。
この抗争で副総長・龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)が、刃物で刺され負傷するも、花垣武道(はながきたけみち)が必死に彼を連れ、逃げたため一命をとりとめる。
龍宮寺・花垣が、抗争の場から姿を消した後、半間と佐野の戦いは決着をつけず、抗争とともに終了。

その他

7・7抗争

7月7日に起きた四谷傀團と東京卍會・壱番隊の抗争。
佐藤が四谷傀團側に寝返ったのが発端とみられる。
四谷傀團という1チームに対し、東京卍會は壱番隊だけだったが、善戦の結果勝利を収めた。
その結果、佐藤は壱番隊へと戻ることになった。

場地からの手紙

松野が、墓参りに行った際に場地の母から手渡された手紙。
この手紙が書かれたのは、血のハロウィン抗争の前日である。
手紙を書いたきっかけは、傷だらけの松野を見たら、自分と出会ったころを思い出したから、と綴られていた。

『東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙〜』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

松野千冬「オレは場地圭介について行くと決めた!!!」

尊敬する存在である場地圭介に助けられた松野千冬は、彼についていくことを決意。
しかし、東京卍會へ入隊したいという松野を場地は「駄目に決まってんだろ、バカ野郎」と一蹴する。しかし、そんな言葉で一生背中を追うと決めた松野の心は折れるはずもなく「オレは場地圭介について行くと決めた!!!」と場地に宣言する。
この決意に場地は松野の決意が本物であることを認め、1度だけ東京卍會の集会へ連れていくことを告げる。
「なってみせるっスよ。場地さんの右腕と呼ばれるような存在に…!!」と尊敬する場地の右腕を目指す松野であった。

佐藤龍星「オレが夜行童子12代目総長佐藤龍星だ…!!」

夜行童子12代目総長と名乗る佐藤

東京卍會壱番隊のメンバーがある日、敵対チーム夜行童子(やぎょうどうじ)に襲撃される事件が発生。
そのリベンジのため、壱番隊は夜行童子の集会場所だと思われる廃病院への殴り込みを決行するが、松野は「ここで認められたかったら、壱番隊の役に立ってみせるしかねぇぞ」という場地の言葉を受け、意気込んで単身廃病院へとやってくる。
しかし、松野が到着した時に、廊下にはすでに伸びている夜行童子のメンバーたちがいた。その光景にあっけにとられる松野は手術室に人の気配を察知し、そっと扉を開けると爆睡中の佐藤龍星の姿を目にする。
松野の存在に気付いた佐藤は「オレが夜行童子12代目総長佐藤龍星だ…!!」と告げ、外で伸びていた自チームメンバーはムカついてシめたと発言。それにキレた松野は佐藤を殴りつけるも、佐藤も負けじと殴り、2人は殴り合いを始める。
そこへ意識を取り戻した夜行童子の1人が襲い掛かろうとバットを振りかざすも佐藤が松野をかばう。
佐藤は夜行童子の総長ではなく、東京卍會壱番隊副隊長だったのだ。
作中でも、嘘やハッタリでひょうひょうと相手をかわす佐藤の初登場シーン。
松野の仲間を大事にする人柄と、つかみどころのない佐藤の性格が見て取れる話である。
また、佐藤も松野にはムカついて、と嘘をつくも彼を守った描写もあることから、佐藤も仲間思いなのだとわかる。

場地圭介「一生そうしてろ、タコ!!」

画像左・場地圭介/右・松野千冬

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