ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部~2部までが「波紋戦士」、第3部~8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。

スタンドとは

「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「そばに立つ(スタンド・バイ・ミー)」という意味から来ている。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる(『ジョジョの奇妙な冒険』15巻124ページより抜粋)。

ステータス

破壊力 - D / スピード - C / 射程距離- D / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - E
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)

イバラを具現化するスタンドで、念写を行うことができる。

能力

カメラやテレビを使った念写

ポラロイドカメラなどを媒体にして、念写を行うことができる。ジョセフがスタンドを身につけて間もない頃は、念写に使うカメラを叩き壊すほど強く殴らなければならなかったが、物語が進むにつれて、カメラに限らずテレビや砂を媒体にして周辺の地図などを映し出せるようになる。

茨のビジョン

ハーミット・パープル(隠者の紫)で出現させたスタンドビジョンであるイバラはジョセフの意思で自在に操作できるため、鞭やロープ、命綱など、汎用性の高いスタンドである。また、イバラを介して波紋を流すこともできる。
通常のスタンドでは攻撃されるとスタンド使い本体にダメージが反映されるが、イバラを引きちぎられてもジョセフがダメージを受けることのない、作中でもめずらしいスタンドである。

ジョセフ・ジョースターの波紋

波紋とは

特殊な呼吸法で血液の流れを変え、血中に波紋を巻き起こし、日光の波と同じ波長のエネルギーを生み出す秘法のことをいう。この波紋を流すことによって治癒に役立てたり、生命力の高い吸血鬼や屍生人を倒すことができる。また、常に強い生命エネルギーを生み出すために、身体能力が向上し老化を遅らせるという効果もある。
ジョセフは訓練によって波紋を身につけた祖父ジョナサンと違い、波紋を生み出す呼吸法ができるために生まれつき波紋が使えた。

必殺技

波紋疾走(オーバードライブ)

相手に直接打撃を加えて、敵の体内へ波紋を流し込む攻撃法だ。日光が弱点である吸血鬼や柱の男たちに有効な必殺技であるが、第3部では花京院の頭に埋め込まれていた肉の芽を波紋疾走で死滅させたり、DIO戦では全身に波紋を張り巡らせて攻撃と防御を兼ね備えた攻撃法として応用することもできる。

ズームパンチ

祖父ジョナサンも使用していた必殺技で、パンチを繰り出しながら腕の関節を外してリーチを伸ばし、敵の体に波紋を流す。間接を外す痛みは波紋で和らげている。

クラッカーヴォレイ

鉄製のアメリカンクラッカーを武器にして、間接的に波紋を流して攻撃するジョセフオリジナルの必殺技である。

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