噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

噴上裕也のプロフィール・人物像

CV:谷山紀章(TVアニメ版)、神原大地(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド(目に見える超能力)「ハイウェイ・スター」を持つ。元々嗅覚は鋭かったが、ハイウェイ・スターが目覚めてからはさらに感覚が研ぎ澄まされ、アドレナリンなどの分泌物を嗅ぎ分けることもできるようになった。
自分の容姿に絶対の自信を持つナルシストで、「控え目に行ってもミケランジェロの彫刻のよう」と自らを評した。容姿のみならず全てにおいて「カッコよさ」を追い求める傾向にある。
暴走族に所属しておりバイク事故を起こした不良少年ではあるが、受けた恩は返すなど義理堅い面も持つ。また、自分を慕う者を「いて当然」と傲慢に捉えるのではなく、守るべき存在として認識している。

噴上裕也の来歴・活躍

自身のスタンドで他者から養分を奪う

幻覚を見てトンネルの調査に来た岸部露伴を襲うハイウェイ・スター。

杜王町に住む暴走族の高校生・噴上裕也(ふんがみ ゆうや)は、地元にある二つ杜トンネルの入り口にぶつかり、瀕死の重傷を負った。地元の病院に搬送された裕也に、「他者の臭いを覚えて追跡し、相手の養分を奪う」能力が身に着いた。それは「スタンド」と呼ばれる能力で、裕也が知らないうちにスタンド能力を引き出す矢で射抜かれていたのだった。裕也自身は病室で動けないままだったが、彼のスタンド「ハイウェイ・スター」は自由にあらゆる場所に出現し始める。他者から養分を奪って自分の治療に使う為で、時に二つ杜トンネルで幻覚を見せる罠を張って獲物を狙うようになる。
ある日、乗っていたバスから幻覚を見た漫画家の岸辺露伴(きしべ ろはん)がバイクに乗ってトンネルの調査に来た。ハイウェイ・スターは体をスライス上に分割させて露伴を追い、捕らえて養分を吸い取る。露伴もまたスタンド使いで、対象の記憶を読み命令を書き込む自身のスタンド「ヘブンズ・ドアー」でハイウェイ・スターのことを調べるが、弱点がないことしか分からなかった。
バスで露伴と喧嘩をした高校生の東方仗助(ひがしかた じょうすけ)もまたトンネルに現れた。ハイウェイ・スターは、敢えて露伴に叫び声をあげる程度の養分を残して「"助けてくれ"と叫べば命だけは取らないでやろう。あいつ(仗助)の養分を代わりに頂く」と言う。露伴は「本当に僕を助けてくれるのか?」と確認を入れた上で「だが、断る」と言った。ハイウェイ・スターの言葉が信じられなかったこともあるが、圧倒的な優位にある相手の言いなりになるなど露伴のプライドが許さなかったのだ。自分の命よりも誇りを選んだ露伴は、仗助に「逃げろ!」と叫んだ。
仗助は露伴の言う通りにせず敵スタンドを倒そうとしたが、ハイウェイ・スターは既に仗助の臭いを覚えて飛び掛かる。露伴は「時速70キロで吹っ飛ぶ」と仗助に命令を書き込み「時速60キロ以上で走り、本体を探せ!それ以外にお前が助かる道はない!」と叫ぶ。スタンド能力で友人に危害を加えたことに激昂して大怪我を負わせたり、アクシデントで相手の家を半焼させてしまったりと、仗助と露伴の間にはどちらが一方的に悪いとも言い切れない因縁があった。その露伴が自らを犠牲にしてまで自分を助けたことに感じ入り、仗助は彼を救う為にもハイウェイ・スターの本体を探し出すと決意する。
仗助もまたスタンド能力の持ち主で、高い近接戦闘力を持つ「クレイジー・ダイヤモンド」を有していた。クレイジー・ダイヤモンドは壊れた物を直し、傷を癒す特殊な能力も備えており、仗助はこれを使ってハイウェイ・スターに立ち向かっていく。
時速60キロ以上で露伴のバイクを走らせ、どうにかハイウェイ・スターを引き離した仗助は友人のスタンド使いである広瀬康一(ひろせ こういち)に連絡を入れようとする。しかし、ハイウェイ・スターには標的と定めた相手の近くまで一気に転移する能力があった。公衆電話で康一に連絡しようとした仗助だったが、引き離したはずのハイウェイ・スターがテレポートしてきたことに驚いて再びバイクを走らせる。ハイウェイ・スターの攻撃から身を守るには移動を続けなければならないと悟った仗助は、通行人から携帯電話を奪いバイクを運転しながら通話することとなる。
「二つ杜トンネルのことで、何か変わったことはなかったか」と聞かれた康一は、新聞を漁って裕也が起こしたバイク事故のことを突き止める。話を聞いた仗助は、初め新聞に載っていた「少年A」も被害者と思うが、康一が「ニュースで(この事故の報道を)見た時は入り口が血だらけだった。養分を奪うスタンドに襲われたにしてはやられ方が不自然」と指摘し、少年Aが自分の怪我を治す為に養分を求めていると推測。仗助、康一はそれぞれ少年Aが入院しているぶどうヶ丘病院へ向かった。
対象物を重くする康一のスタンド「エコーズact3」との援護で分割化されたハイウェイ・スターの一部の動きは封じられた。しかし、いくらかはエコーズの影響を逃れて仗助に追いつき、養分を奪うことに成功する。
裕也は、力尽きた仗助を冷ややかに見ながら、仗助を怒鳴りつける取り巻きのレディースに「ほっとけそんな野郎」と声を掛ける。ハイウェイ・スターは遠隔操作型のスタンドだが、裕也には自身のスタンドがどこで何をしているのか全てわかっていた。スタンドが身についてから裕也の嗅覚は鋭くなり、剥いていない桃が腐っていること、レディースの一人が生理中であることなども臭いだけで分かるようになった。
分泌されたアドレナリンを嗅いだ裕也は、「誰か怒ってる奴もいるな?」と言うが、レディースたちは誰も怒っていなかった。怒っているのは仗助だった。養分を奪われ倒れたはずの仗助だが、裕也の病室にあった点滴からブドウ糖を補給し、動ける程度にまで回復していた。
露伴を解放するように言い、仗助は裕也をスタンドで殴りつける。仗助は「クレイジー・ダイヤモンドのスピードが時速300キロは出る」と言いながら近づいてくる。裕也は慌てて「俺は負傷者なんだぜ。そんな情けねえ負傷者を、更に痛めつけようってのか!?こんな怪我人を殴りつけようなんてそんな卑怯はしねえよな?そりゃ男のやることじゃねえよな!?」とまくしたてる。
仗助は「確かに怪我人をブチのめすなんて後味の悪いことだ。とっても男らしくねえことだな。心の痛むことだ。だと思ってよ。おめーを既に治しておいた」と言った。仗助の能力により、裕也は完全に怪我が治っていた。一度は喜ぶ裕也だったが、仗助の狙いが「一旦(裕也の怪我を)治せば、心置きなくブチのめせる」からだと知り、戦慄する。
クレイジー・ダイヤモンドの激しいパンチを食らった裕也は、「もし再びハイウェイ・スターを使って怪我の回復を図ろうとしたら、何度でもブチのめす」と念を押され前以上の大怪我を負って入院生活を送ることとなった。

エニグマとの戦い

敵スタンド使いの宮本輝之輔(左)と戦う決意をした裕也は、ハイウェイ・スター(右)を出す。

入院中の裕也の下に、仗助がまたも現れた。仗助の友人のスタンド使いである広瀬康一(ひろせ こういち)が敵スタンド使いに始末されたという。杜王町には吉良吉影(きら よしかげ)という殺人癖を持ったスタンド使いがおり、彼の父親である吉廣(よしひろ)が息子を守る為にスタンド使いを増やしていた。裕也のスタンドも吉廣によって目覚めたものだが、裕也には吉良親子への思い入れはなかった。
「おめーの臭いの追跡能力で康一を探すのを協力してくれたら、クレイジー・ダイヤモンドで治してやる」と言われたが、裕也は仗助の申し出を突っぱねる。
仗助はあっさり引き下がったが、今度は裕也が折れた。「これ以上意地張っても入院が長引くだけで損するのは俺だしよォー」「バイク事故は元々俺の自業自得で、おめーに恨みはねえ」と捜査協力を引き受ける。クレイジー・ダイヤモンドは既に裕也を治していた。
仗助から嗅覚の制度について聞かれた裕也は「猟犬ほど頼ってもらっちゃ困る」と言いつつ猟犬以上の嗅覚を見せ、捜索を始める。裕也の嗅覚が、康一に関するものを捕らえた。その上で、裕也は仗助に「お前と俺との取引っつーのは、俺が戦うってのは入ってねーよな?追跡だけだよな?」「おめー…既につけられていたな」と言った。彼らのすぐ後ろに、康一に関するものを持っている少年がいた。その少年・宮本輝之輔(みやもと てるのすけ)は仗助たちが振り返ると踵を返して去ろうとした。仗助が追いかけ、輝之輔の肩に手を置くが突如輝之輔が消え、代わりに仗助の母である朋子(ともこ)が現れた。
仗助の親類に、2秒ほど時を止められるスタンド使いの空条承太郎(くうじょう じょうたろう)がいたが、その彼でも人間一人を急に持ってくることは不可能なはずだった。仗助は、吉廣に自分たちの始末を頼まれたにせよ自分だけを狙うのではなく母や康一を人質に使う輝之輔のやり口に怒りを覚える。
輝之輔がどこへ行ったかを聞かれた裕也は、「臭いが消えていないから、まだ近くにいるはずだ」と答える。裕也の目線が朋子のポケットに言っていることに気付いた仗助は、輝之輔がそこに逃げたのかと聞く。裕也は「戦うのも手伝う約束もしてねえぜ。約束は追跡だけだ。これ以上はヤバすぎんだよ!」と悪いと思いながらもそれ以上の協力を拒んだ。仗助は意を決して朋子のポケットを探る。中に入っていたのは何の変哲もない一枚の白い紙だったが、輝之輔の臭いが外に出たことで裕也は警戒する。
突如銃声がした。仗助が手にした紙から銃が現れ発砲してきたのだ。仗助はどうにかクレイジー・ダイヤモンドで弾丸を止め、「チンケなスタンドだなコラァ!」と怒鳴る。紙は宙を舞って鉄柱の向こうに消える。同時に、輝之輔が姿を現した。
今まで隠れていた輝之輔が急に現れたのは、攻撃をする為にわざとであることは裕也にも分かった。輝之輔は「確かに僕のスタンドはチンケな能力かもな」と言い、自身の能力の説明をする。スタンドの名は「エニグマ」といい、人でも物でも紙にしてファイルできる。「札幌ラーメンをホカホカのままファイルし、杜王町で好きな時に食べることも可能だ」と言いながら、輝之輔はラーメンのファイルされた紙を破いた。割れたどんぶりとラーメンが紙の間から落下するさまは、今の仗助たちには不気味な光景に思えた。
輝之輔は次いで「広瀬康一」と書かれた紙を出し、「これが広瀬康一」だと言う。エニグマ自体に殺傷能力はないが、紙が破壊されればファイルされたものも無事では済まないと輝之輔は言い、紙になってクレイジー・ダイヤモンドのパンチを避けた。康一の名が書かれた紙は車道に放り出される。
裕也はその紙が罠であることに気付いたが、恐怖故か口に出せなかった。仗助は康一の名が描かれた紙を追い、自身も紙にされる。輝之輔が今まで仗助を紙にしなかったのは、人間をファイルするときにはその人物が持つ「恐怖のサイン」を見極めなくてはならないからだった。「下唇を噛む」という仗助の恐怖のサインが、「康一が殺されるかもしれない」状況で引き出されエニグマの能力が発動した。裕也は「協力しなくてよかった。もし協力をしていたら、臭いの分かる俺が真っ先に始末されていただろう」と感じる。
仗助はとっさにクレイジー・ダイヤモンドで路上のガードポールをへし折り、それが治ろうとする力を使ってギリギリ紙化されることに抗いながら言った。
「その紙はよー…。多分康一がとらわれている紙じゃねえ」
「その紙は罠だ。分かってはいたんだ。しかしよォー。何故それでも俺がその紙を助けようとしたのか。ひょっとしたら康一かもしれないと思ったら!万が一でも康一だっつー可能性があるのなら!その紙を助けに行かねえわけにはいかねえだろう!」
仗助は負けを認め、「俺が紙になったらさっさと破いて殺すことだ。さもないと、てめーを殺すぜ!」と言い紙にされる。
輝之輔は冷や汗をかきながらも仗助を片付けたことに安堵し、裕也を見る。裕也の恐怖のサイン「顎を指でいじる」ことは見抜かれており、輝之輔からすれば何の脅威もない存在だった。輝之輔は「(自分に立ち向かわなかったのは)賢い行いだ」と言ってタクシーを出すと走り去った。
杜王グランドホテルに行こうとしていた輝之輔を、ハイウェイ・スターが追ってきた。ハイウェイ・スターに輝之輔の後を負わせた裕也は、「仗助の野郎、気取りやがって」と口にした。恐怖心から輝之輔との戦いを拒んだ裕也だが、大切な人の為に命を張った仗助の行動に感化され「紙にされたのがもし…バカだけどよぉ…俺をいつも元気づけてくれるあの女どもだったらと思うと…あの女どもの誰かだったらと思うと!てめーおれだってそうしたぜ!」「てめぇや吉良吉影を活かしておくのはカッコ悪いことだぜ!よこせ康一を!」と輝之輔を追った。
輝之輔は「紙を開けば、誰でも簡単に中のものを取り出せる」と言うが、「お前にそうさせない」と言ってタクシーの速度を上げさせる。突如タクシーが止まった。しかし、誰も降りていない。広い場所に放置されたタクシーに追いついた裕也だが、罠が貼られている可能性から迂闊には近づけなかった。
タクシーからは輝之輔、そして仗助と康一の匂いがする。輝之輔との会話から、彼の目的が自分を怯えさせることだと知っている裕也は慎重にタクシーを調べる。見れば、ドアのところに紙が挟まっていた。意を決してドアを開けると、炎が噴き出した。ハイウェイ・スターが炎をかき消し、裕也は仗助と康一の捉えられている紙を取り出そうとする。
ところが、紙からは別の嗅いだことのない臭いが動いていた。それが生きたサソリであることに気付いて慌てて払いのけると今度は瓶が現れ中から化学薬品が漏れる。紙からは鉄の臭いもしたが、このままでは薬品により仗助や康一の紙にも穴が空いてしまう。
裕也は紙を広げる。ファイルされていた電気にさいなまれると、次いで電源のついたシュレッダーが現れた。シュレッダーは仗助と康一の紙を取り込み始める。スイッチを切ろうにも切れず、ハイウェイ・スターのパワーでは破壊して止めることもできなかった。
「このままでは仗助たちを助けられない、彼らが殺されてしまう」と恐怖した裕也は、自身の顎を触ってしまい、これが彼の「恐怖のサイン」であることを見抜いた輝之輔の能力で紙にされてしまう。「エニグマに紙にできない者なんていない。誰だろうと簡単にな」と勝ち誇る輝之輔だが、紙にされたのは裕也の作戦だった。一瞬でスタンドもろとも簡単にペラペラの紙になったことでシュレッダーにハイウェイ・スターの手を入れて、仗助と康一の紙を救うことができた。
「喜んで紙になるぜ」と裕也がファイルされるのとほぼ同時に仗助、康一が解放される。「噴上裕也…おめー…なんか…ちょっぴりかっこいいんじゃあねえかよ」と言いながら復活した仗助に怯え、輝之輔は今しがた紙になったばかりの裕也を人質にする。
しかし、康一の能力と仗助の激しいラッシュを受け、輝之輔はシュレッダーの中の紙と一体化して『エニグマ』のタイトルを持つ本となった。

吉良吉影はその後、仗助との戦闘が元で倒される。裕也は他のスタンド使いと共に日常へと戻って行った。

噴上裕也のスタンド能力:ハイウェイ・スター

ハイウェイ・スター(人型)

スタンドとは

「スタンド」とは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する一種の超能力である。一人につき一体、個別に異なる特殊能力を持つ。精神力が具現化されたもので、スタンド能力を持つ者(スタンド使い)にだけスタンドの姿が見える。

ステータス

破壊力-C / スピード-B / 射程距離-A / 持続力-A / 精密動作性-E / 成長性-C

(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間と同じ D-ニガテ E-超ニガテ)

能力:相手の臭いを覚えて追跡する

標的となった仗助(下の2コマ)の臭いを覚え、ハイウェイ・スターは体を輪切り状にして追跡する。

対象の臭いを覚えてどこまでも追跡し、体内に侵入して養分を奪う。スタンド使いから奪う際はさらに効果的に奪えるらしい。
通常は人型だが、体をグミ状にスライスして分割させることができ、追跡はこちらの形態で行う。分割された状態でも一つのパーツが体に食い込めば吸収が始まる。追跡時は時速60キロで移動をし、標的は時速60キロ以上で走り続ければ振り切ることができる。相手の逃げた大体の位置を予測しててレポートもできるので、標的は一旦止まって誰かに連絡を取ることも不可能となる。スタンドによる攻撃を受けても体を分割できるため、大したダメージにはならない。尚、追跡時の感覚は本体と共有される。
遠隔操作型であるためパワーが弱いのが弱点で、近距離パワー型のスタンドとの相性は悪い。エニグマ戦では、シュレッダーを物理的に破壊できなかった(外装をへこませることはできたが、機能停止には至っていない)。

噴上裕也の関連人物・キャラクター

アケミ、レイコ、ヨシエ

左からアケミ、ヨシエ、レイコ。

CV:古賀葵(アケミTVアニメ版)、篠田みなみ(レイコTVアニメ版)、木村珠莉(ヨシエTVアニメ版)

裕也の取り巻きのレディース。仗助に対しては「ドスで突かれてーのかッ!」と食って掛かるが裕也には惚れ込んでおり、彼を「裕ちゃん」と呼んで入院中は争うように彼の世話をしていた。単なる取り巻きではなく、裕也にとっては大切な存在であった。
TVアニメ版最終回ではイタリアンレストラン「トラサルディー」で3人揃って裕也とデートをしていた。

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)

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音石明(おといし あきら)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、電気を操り、電気と同化するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手である。自身の能力を悪用し、5億円相当の窃盗に手を染めた。平気で悪事を行う一方臆病で小心者の面もある。それでも追い詰められて凄まじいパワーを発揮するなど、侮れない精神性もまた持っている。ギタリストを目指しており、その情熱と腕前は本物である。

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ストレイ・キャット/猫草(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ストレイ・キャット/猫草(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ストレイ・キャット/猫草とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、猫と植物が融合した生物。生物の名前とスタンド名は同じだ。吉良吉影の父親によってスタンド使いにされた猫が川尻家で死亡し、庭に埋められ、植物と猫が融合した新生物が誕生した。吉良が発見して飼育しており、物語のクライマックスで戦局を動かす重要な存在となる。 空気を圧縮して発射したり、狭い範囲だが真空状態を作り出す能力を持っている。

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吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(きらよしひろ)とは、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターで、ラスボス吉良吉影の父親。元々は息子である吉影を溺愛する子煩悩な父親だったようだが、吉影が殺人に手を染めるようになると、その行為を黙認するどころか、息子の身の安全のため自ら隠蔽を手伝うようになった。スタンド使いを発現させる矢を持っており、吉影の素性を調べあげていく東方仗助達を抹殺するための刺客を送り出していく。

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透明の赤ちゃん/静・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

透明の赤ちゃん/静・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

透明の赤ちゃん/静・ジョースター(しずか・ジョースター)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、透明になるスタンド能力を持った赤ん坊。仗助とジョセフが町を歩いているとき、道端に置き去りにされていたところを拾った。本当の親が見つかるまでのつもりでジョセフが世話をしていたが、親が現れなかったため、「静」という名前をつけられてジョースター家の養子になった。

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鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

鋼田一豊大(かねだいち とよひろ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、鉄塔に住むスタンド使い。極度の人見知りでつねにマスクを被っており、「鋼田一豊大」という名前も偽名だ。 廃棄された送電鉄塔を安く買い取って住みつき、自給自足の生活を3年以上続ける変わり者。彼のスタンド「スーパーフライ」は彼が住む鉄塔と一体化しており、鋼田一本人にも制御できない一人歩きのスタンドとなっている。

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川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(かわじり しのぶ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する川尻浩作の妻で、早人の母。浩作とは大学で知り合い、妊娠が発覚したために結婚した。夫婦仲は冷めきっており、しのぶは浩作を嫌っていたが、吉良吉影が浩作を殺して成り代わったことで浩作に恋をする。最後まで夫の正体を知ることはなかった。 スタンド能力はなく、早人が関わったスタンド使いたちの戦いを知ることもない。吉良が死んだことで夫は永遠に行方不明となってしまった。

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東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ひがしかた ともこ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の母。大学生の時に65歳のジョセフ・ジョースターと出会って恋に落ち、ひとりで仗助を出産した。仗助には「真剣に恋をして子どもを産んだ」と語っており、ずっとジョセフを一途に思い続けている。 職業は学校の教師で、父親の良平と仗助との3人暮らし。非常に気の強い性格で、ナンパしてきた男をぶちのめして撃退するシーンがある。

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矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清(やんぐう しげきよ)/重ちーとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する中学生のスタンド使い。仗助たちの通うぶどうヶ丘高校に附属している中学校に通っている。実年齢より幼めの性格で間の抜けた話し方をするが、頭の回転は速い。基本的には素直で善良な性格だが、非常にケチなので欲に目がくらむことがある。 仗助と億泰と知り合い、揉めることもあったが親しい友人になる。しかしその後、殺人鬼・吉良吉影の正体に気付いたことで消されてしまった。

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乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(きのとまさぞう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する建築士。東方仗助とのチンチロリンのせいで半焼した岸辺露伴の自宅の修理の見積もりのため、岸辺邸を訪れた。 吉良の父親によってスタンド使いにされていたが、発現したスタンドは乙には認識できず、制御も出来ない「チープ・トリック」だった。乙には「絶対に他人に背中を見られてはいけない」という強迫観念だけがあり、それを面白がった露伴に背中を見られて死亡する。

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宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(みやもと てるのすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する敵スタンド使い。スタンドの名前を取って「エニグマの少年」と呼ばれており、作中で本名が明かされることはない。 人が恐怖する姿を観察するのが大好きな性格。吉良吉影の父親によってスタンド使いにされ、仗助の抹殺のために動く。作中の刺客の中では唯一、仗助に勝利している。 スタンドはどんなものでも紙の中に封印することができる「エニグマ」。

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間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(はざまだ としかず)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する高校3年生のスタンド使い。生前の虹村形兆がスタンド使いを生み出す矢で貫いたことで、スタンド「サーフィス(うわっ面)」が発現した。 執念深く思い込みの激しい、陰湿な性格。同じ学校の生徒に「好きなアイドルだかアニメだかをけなされた」という理由で、スタンドを使って目玉をえぐり取るという行き過ぎた報復を行っている。空条承太郎を町から追い出そうと企むが、仗助に返り討ちにされた。

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支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆(はぜくら みきたか)/ヌ・ミキタカゾ・ンシとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、宇宙人を自称する少年だ。彼いわく「支倉未起隆」は地球での偽名で、本名は「ヌ・ミキタカゾ・ンシ」というらしい。 自身の体や身に着けているものを別のものに変身させる力を持っている。これがスタンド能力なのか、別の超能力なのかは不明。作中では吉良吉影の父親が持っていたスタンド使いを生み出す矢が「刺さらない」という異例の事態が起きている。

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片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎(かたぎり あんじゅうろう)/アンジェロとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する最初の敵スタンド使い。「日本犯罪史上最低の殺人鬼」と言われる連続殺人樹で、「アンジェロ」はマスコミからつけられたあだ名だ。主人公の東方仗助の祖父・良平はかつて少年だったアンジェロを逮捕したことがあり、アンジェロは良平を深く恨んでいる。 スタンド能力は水と一体化し、水を自在に操る「アクア・ネックレス」。

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小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(こばやし たまみ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するチンピラのスタンド使い。定職につかず、スタンド能力をつかってゆすりたかりをしている。広瀬康一を罠に嵌めてお金を巻き上げようとするが、東方仗助に妨害されて失敗し、その日のうちに康一の家に押しかけて詐欺を働こうとする。母と姉を守るべく、闘争心を呼び覚ました康一の子スタンド能力によって撃退されて改心し、康一の子分として振舞うようになった。

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虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでないとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いのネズミたち。音石明がスタンド使いを生み出す矢で遊び半分でネズミを射たところ、凶悪なスタンドを身に着けてしまった。空条承太郎と東方仗助が駆除に乗り出し、農場を舞台に死闘を繰り広げることになる。 スタンドは一発命中すれば人間でもスタンドでもドロドロに溶かすことができる毒針を発射する「ラット」で、2匹とも同じ能力を身に着けている。

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東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ひがしかた りょうへい)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の祖父。杜王町の警察署に勤める警察官で、階級は巡査だ。出世とは無縁だったが、35年間真摯に町を守り続けてきた正義漢だった。父親のいない子どもを産んだ娘・朋子と孫の仗助を心から愛している。 物語の冒頭、町に現れた連続殺人鬼・アンジェロに目をつけられ、殺されてしまった。仗助は祖父の代わりに自分が町と母親を守ると決意する。

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大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(おおやなぎ けん)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いで、通称「ジャンケン小僧」。吉良の父親がスタンド使いにした少年で、人気漫画化の岸辺露伴に勝負を挑む。露伴とのジャンケン勝負はファンからの評価が高い名勝負で、NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で実写化された。 スタンドはジャンケン勝負に勝つことで相手のスタンド能力を奪う「ボーイ・II・マン」。

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【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使い・吉良吉影。杜王町に潜み、長年にわたって人の「手」を求めて殺人を繰り返していた。シリアルキラーでありながらも、人として「平穏」な人生を好む。『デッドマンズQ』や『ジョジョリオン』でも引き続き描かれ続ける吉良吉影の奇妙な人生について解説する。

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【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

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