虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。
本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。
東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

虹村形兆のプロフィール・人物像

第4部序盤、仗助たちの前に立ちはだかる形兆

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。18歳。
第4部序盤のボス格のスタンド使いとして、弟の虹村億泰と共に主人公の東方仗助と対決する。

本人いわく「几帳面な性格」であり、CDケースを使った比喩は名言として有名。また攻撃する際にも攻撃方法を事前予告するなど、几帳面な性格が戦いぶりにも現れている。また弟の億泰からは非常に頼られており、決断の苦手な億泰は形兆の死後もしばしば「こんな時に兄貴がいてくれたらなぁ~」と考える事が多い。虹村形兆は出番こそ少ないが、ファンの間では第5部のプロシュート、第6部のエルメェス・コステロ(女性だが)と並んで「ジョジョ三大兄貴」と呼称される事もある。

虹村形兆は、射貫いた者に素質があればスタンド能力を発現させる「弓と矢」を所持しており、それを使って杜王町の人間を無差別に刺し貫いている。第4部最初の敵として仗助に立ちはだかったアンジェロこと片桐安十郎も、形兆によってスタンド使いとなった人物であった。この「弓と矢」は今後の作品世界におけるスタンド能力に関する重要なキーアイテムとしてたびたび登場する事になるが、一番最初に作中にて「弓と矢」を用いたキャラクターは(時系列はともかく)虹村形兆である。

そんな形兆の目的は、不死身の化け物と化した父親を殺せるスタンド使いを生み出す事であった。形兆、億泰の父親は世間的には事業に失敗した負け犬であり、子供たちに暴力を振るう人物であった。そんな彼はDIOの手下となり、スタンド使いとなって大金を稼ぐようになったが、10年前にDIOが承太郎たちに倒された事で、形兆の父親に埋め込まれていた「肉の芽」が暴走し、父親の肉体は化け物のようになり、何をされても死なない身体になってしまったのだ。

廃墟同然のような虹村邸に乗り込んできた東方仗助、広瀬康一と対決する事になり、形兆はスタンド「バッド・カンパニー」で仗助を追い詰めるものの、仗助の機転で逆転敗北を喫する。その後父親の事情を仗助に説明し、仗助は「父親を治すスタンド使いなら探してやってもいい」と申し出るが、形兆はかつてスタンド使いにした一人である「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手、音石明の奇襲を受けて感電死。「弓と矢」も奪われてしまう事になる。

億泰は形兆に庇われて命拾いし、第4部前半は億泰による兄の敵討ちというテーマにもなっている。また第4部終盤、ラスボスの吉良吉影との最終決戦において、億泰は瀕死の重傷を負い臨死体験をするが、兄である形兆の幻覚を見て諭され、現世に戻ってきており仗助の危機を救う活躍を見せている。形兆は「弓と矢」を使って大勢の人間を殺害し(スタンド適性の無い人間は、矢で貫かれた際に死亡する)、決して善人ではなかったが、億泰にとってはかけがえのない頼れる実の兄であった。

形兆のスタンド名「バッド・カンパニー」の元ネタはイングランド出身のロックバンド「バッド・カンパニー」から。

虹村形兆の来歴・活躍

虹村形兆登場までのあらすじ

アンジェロに向かって「矢」を放とうとする形兆

1999年。日本の杜王町にはジョセフ・ジョースターの隠し子である東方仗助がいた。ジョースターの血統を持つジョセフの孫にして、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手である空条承太郎は、元死刑囚のアンジェロこと片桐安十郎が杜王町に潜んでいる事をジョセフの念写能力で知り、それを警告するために杜王町を訪れ仗助と接触する。
東方仗助も空条承太郎と同じスタンド使いであり、殴ったものをなおす能力を持つ「クレイジー・ダイヤモンド」の使い手である。仗助と承太郎はアンジェロと対決し、アンジェロのスタンド「アクア・ネックレス」を打ち破る。アンジェロは敗北する寸前、自分のスタンド能力を発現させた「学生服を着た男」と、彼の持っていた「弓と矢」の話を語る。この時アンジェロが語った「学生服を着た男」こそ、虹村形兆なのであった。

東方仗助、広瀬康一との対決

スタンド「バッド・カンパニー」を展開する形兆(中央上)

アンジェロを倒したのち、東方仗助と同級生の広瀬康一は、自宅の近くに廃墟のような家を発見する。そこは虹村形兆の家であり、形兆とその弟の億泰が住んでいた。
億泰もスタンド使いであり、彼の「ザ・ハンド」はどんなものでも「けずり取る」右手という恐るべき能力を持っていた。億泰は康一の首をドアに挟んで重傷を負わせ、形兆は康一の首を「矢」で貫く。そして億泰は仗助と一対一の対決をするが、仗助の機転により億泰は敗北し、一時気を失う。
その間に形兆は意識を失った康一を家の中に引きずり込んでいた。康一に刺さったままの矢を回収するためである。
形兆は仗助をスタンド「バッド・カンパニー」で攻撃する。気絶した億泰が意識を取り戻し、偶然割って入ったため仗助への攻撃が億泰の顔面に命中してしまう。形兆は非情にも億泰の愚かさをなじり、広瀬康一を引きずってさらに家の奥へと入っていった。仗助は億泰の顔にできた無数の穴のような傷を不可解に感じたが、瀕死の億泰を「クレイジー・ダイヤモンド」で治す。億泰はなぜ自分を治したのか理解できず、しつこく仗助を問い詰めるが、仗助は「何も死ぬこたあねー。さっきはそう思っただけだよ」と答える。形兆は康一を囮にして仗助を罠に引き込む作戦だったが、億泰は「ザ・ハンド」を使い康一の身体を仗助のそばへ引き寄せた。仗助に傷を治してもらった「借りを一回だけ返す。後はなんにもしねえ、兄貴も手伝わねえ!」ためである。
仗助は康一の傷も「クレイジー・ダイヤモンド」で治す。形兆の「バッド・カンパニー」は、小型の歩兵や戦車、ヘリなどの軍隊の形をした群体型のスタンドである事が発覚する。康一は「矢」に貫かれた事でスタンド能力に目覚めるが、彼のスタンドは卵の状態だった。形兆は卵の殻が割れ、中から何かが誕生しかかっている事に気づき、康一は放置して仗助だけを倒す事を目論み、一対一の戦いを挑む。形兆は仗助に対し「まず足を狙い、動けなくする。次に腕を負傷させ、ガードできなくする。その後、頭を吹っ飛ばしてやる」と攻撃する順番を予告する。予告通り形兆は、仗助の脚と腕に傷を負わせ、「バッド・カンパニー」の一斉射撃で仗助を仕留めようとする。ところが仗助は「クレイジー・ダイヤモンド」で防御するとき破壊したミサイルを「直して」おり、復活したミサイルは逆に形兆を狙って突っ込んできた。慌てた形兆はミサイル迎撃が間に合わず、頭部に被弾して吹っ飛んでしまい、仗助が勝利した。

虹村形兆の目的、そして死

「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に攻撃され、殺害される形兆

東方仗助と広瀬康一は、虹村家の奥に奇妙な怪物がいる事に気づく。彼こそが変わり果てた形兆、億泰の父親であり、彼はかつてDIOの手下のスタンド使いであった。しかし彼を信用しなかったDIOは吸血鬼細胞である「肉の芽」を額に埋め込んでおり、10年前、承太郎たちがDIOを倒した結果「肉の芽」は暴走。父親は怪物のような姿になり、何をされても死なない(正確に言えば、肉体がどれだけ破壊されても瞬く間に再生してしまう)身体になってしまった。虹村形兆が「弓と矢」を使ってスタンド使いを増やしていたのは、父親を殺せるスタンド使いを生み出す事が目的であった。だが父親は姿こそ怪物になったものの、実は家族の記憶が残っており、仗助が「クレイジー・ダイヤモンド」で復元した家族の写真を見せると涙を流した。仗助は形兆に「殺すんじゃなく、治すスタンド使いを探すっつーんなら、手伝ってもいいぜ」と持ちかける。億泰にも「こんな事はもうやめようぜ」と諭されるが、形兆は「あと戻りすることはできねえんだよ…スタンド能力のあるやつを見つけるため、この『弓と矢』でこの町の人間を何人も殺しちまってんだからなあ~」と、仗助らの協力の申し出を拒否する。億泰と「弓と矢」の取り合いになるが、かつて形兆によって矢で射貫かれ、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」のスタンド能力に目覚めた男が密かに忍び寄ってきており、彼もまた「弓と矢」を狙っていた。攻撃されそうになった億泰を見て、形兆は億泰を突き飛ばし、スタンド攻撃を身代わりで受ける。「レッド・ホット・チリ・ペッパー」は電気を使って移動やパワーアップをする事ができるスタンドであり、形兆は「弓と矢」を奪われ、電線の中に引きずり込まれて感電死してしまった。形兆は悪態をつきつつも、最後に億泰をかばった。そして億泰は兄の敵討ちのため、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」のスタンド使い、音石明を追う事になる。

死後、億泰の夢の中に現れる形兆

重傷を負い、意識を失っていた億泰の夢の中に現れる形兆(中央上)

快楽殺人鬼である吉良吉影との最終決戦時、億泰は肉体を爆破され瀕死の重傷を負う。仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」で治されても意識を失ったままだったが、仗助が危機に陥った時に復活して「ザ・ハンド」を駆使して仗助を救う。復活する直前、億泰は夢の中で死んだ形兆と会って話をした事を語る。「どこへ行くんだ億泰」と形兆に聞かれ、「兄貴についてくよ」と億泰は答える。だが形兆は「億泰。行き先を決めるのはおまえだ」と言う。そして億泰は「杜王町へ行く」と答えたら目が醒めたのだという。

虹村形兆のスタンド:バッド・カンパニー

スタンドとは

「スタンド」とは、その人を守ってくれる守護霊のようなものである。スタンドはひとりの人間につき一能力。スタンドを自由自在に意志で操れる人間を「スタンド使い」と呼ぶ。
スタンドを傷つけられると、スタンド使いも傷つく。またスタンドはスタンドでしか倒せない。スタンドという名称は「そばに立つ(スタンド・バイ・ミー)」という意味から来ている。
スタンドは基本的に普通の人間には見る事ができず、スタンド使いから離れれば離れるほどスタンドのパワーは弱くなる(『ジョジョの奇妙な冒険』15巻124ページより抜粋)。

ステータス

破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - C / 持続力 - B / 精密動作性 - C / 成長性 - C
(A-超スゴイ B-スゴイ C-人間並 D-ニガテ E-超ニガテ)

歩兵60名、戦車7台、戦闘ヘリ「アパッチ」4機からなる軍隊のスタンド。歩兵のスケールは人間の10分の1程度だが、戦車やヘリはそれぞれ微妙にスケールが異なっている。歩兵はパラシュートなど、実際の兵士と同様の装備で身を固めており、地雷も持っている。特殊部隊と思われるグリーンベレーもおり、戦闘ヘリにはパイロットが搭乗。兵士1体ごとのパワーは弱いが、歩兵と戦車、そしてヘリの一斉射撃による破壊力は相当なものがある。また数体倒した程度では本体の形兆にダメージはない。形兆は几帳面な性格で、それはスタンドの「規律正しい行動」にも反映されている。

スタンド名「バッド・カンパニー」の元ネタはイングランド出身のロックバンド「バッド・カンパニー」から。

能力

一斉射撃

ayako730f3
ayako730f3
@ayako730f3

Related Articles関連記事

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のネタバレ解説・考察まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の単行本29〜47巻に収録されている漫画、およびそれを元にしたアニメや実写映画などのメディア展開作品である。1999年の日本M県S市の杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助が、町に潜む連続凶悪殺人鬼と、次々と登場するスタンド使いに挑む、サスペンスホラー風の漫画となっている。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』とは、荒木飛呂彦の漫画作品である。副題は『ダイヤモンドは砕けない』。空条承太郎は、祖父ジョセフの財産整理の調査でジョセフの隠し子・東方仗助の存在を知る。仗助はスタンド能力を持っており、杜王町を舞台に承太郎や仲間と共にスタンド使い達、果ては殺人鬼の吉良吉影と戦うことになる。日常に潜む恐怖、奇妙さが描かれているこの部は第3部までとは違った雰囲気を持ち、人気も高い。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』とは、荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部である。単行本の29〜47巻に収録されている。1999年の日本M県S市の杜王町にて、主人公の東方仗助が町に潜む連続凶悪殺人鬼やスタンド使いに挑む。さまざまなスタンド使い達が登場する本作では、それぞれのキャラクターの性格やこだわりを表現した個性豊かな名言も多い。

Read Article

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

Read Article

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

Read Article

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(すぎもと れいみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、吉良吉影の最初の犠牲者となった女性であり幽霊。享年16歳。 杜王町の住人であり、15年前交流のあった当時4歳の岸辺露伴を逃がし、愛犬のアーノルドと共に吉良吉影に殺される。以来「決して振り返ってはいけない小道」で幽霊として過ごす。 杜王町を誇りに思う正義感の強い性格で、露伴や康一に殺人鬼から杜王町を守るよう涙ながらに懇願する。最後には仗助らに追い詰められ死亡した吉良吉影を裁き、成仏する。

Read Article

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。

Read Article

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻早人(かわじり はやと)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、杜王町に住む川尻家の長男で、11歳の小学生。 父親の浩作を殺人鬼である吉良吉影に殺害され、なりすまされた事にビデオカメラ撮影による観察を重ねて見抜くが、吉良吉影のスタンド能力「バイツァ・ダスト」により過酷な運命に巻き込まれていく。 スタンド能力を持たない非力な一般人であるが、実は家族想いで芯が強い性格。母親を殺人鬼から守ろうと孤軍奮闘し、最終的には運命に打ち勝つ事になる。

Read Article

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)のスタンドである。何でも爆弾に変え、好きな時に起爆する能力を持つキラークイーンは、平穏に生きたいという願望と強い殺人衝動を併せ持つ吉良の精神の具現化といえる。指定したものを無に帰す恐ろしい能力だが、無機質ながらもスタイリッシュなキャラデザインと後に得る無敵の能力「バイツァ・ダスト」も相まって、Part4のスタンドの中でも人気が高い。

Read Article

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

Read Article

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

Read Article

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。

Read Article

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

Read Article

ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部~2部までが「波紋戦士」、第3部~8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。

Read Article

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

Read Article

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

Read Article

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

Read Article

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(おといし あきら)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、電気を操り、電気と同化するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手である。自身の能力を悪用し、5億円相当の窃盗に手を染めた。平気で悪事を行う一方臆病で小心者の面もある。それでも追い詰められて凄まじいパワーを発揮するなど、侮れない精神性もまた持っている。ギタリストを目指しており、その情熱と腕前は本物である。

Read Article

ストレイ・キャット/猫草(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ストレイ・キャット/猫草(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ストレイ・キャット/猫草とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、猫と植物が融合した生物。生物の名前とスタンド名は同じだ。吉良吉影の父親によってスタンド使いにされた猫が川尻家で死亡し、庭に埋められ、植物と猫が融合した新生物が誕生した。吉良が発見して飼育しており、物語のクライマックスで戦局を動かす重要な存在となる。 空気を圧縮して発射したり、狭い範囲だが真空状態を作り出す能力を持っている。

Read Article

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(きらよしひろ)とは、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターで、ラスボス吉良吉影の父親。元々は息子である吉影を溺愛する子煩悩な父親だったようだが、吉影が殺人に手を染めるようになると、その行為を黙認するどころか、息子の身の安全のため自ら隠蔽を手伝うようになった。スタンド使いを発現させる矢を持っており、吉影の素性を調べあげていく東方仗助達を抹殺するための刺客を送り出していく。

Read Article

透明の赤ちゃん/静・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

透明の赤ちゃん/静・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

透明の赤ちゃん/静・ジョースター(しずか・ジョースター)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、透明になるスタンド能力を持った赤ん坊。仗助とジョセフが町を歩いているとき、道端に置き去りにされていたところを拾った。本当の親が見つかるまでのつもりでジョセフが世話をしていたが、親が現れなかったため、「静」という名前をつけられてジョースター家の養子になった。

Read Article

鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

鋼田一豊大(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

鋼田一豊大(かねだいち とよひろ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、鉄塔に住むスタンド使い。極度の人見知りでつねにマスクを被っており、「鋼田一豊大」という名前も偽名だ。 廃棄された送電鉄塔を安く買い取って住みつき、自給自足の生活を3年以上続ける変わり者。彼のスタンド「スーパーフライ」は彼が住む鉄塔と一体化しており、鋼田一本人にも制御できない一人歩きのスタンドとなっている。

Read Article

川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

川尻しのぶ(かわじり しのぶ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する川尻浩作の妻で、早人の母。浩作とは大学で知り合い、妊娠が発覚したために結婚した。夫婦仲は冷めきっており、しのぶは浩作を嫌っていたが、吉良吉影が浩作を殺して成り代わったことで浩作に恋をする。最後まで夫の正体を知ることはなかった。 スタンド能力はなく、早人が関わったスタンド使いたちの戦いを知ることもない。吉良が死んだことで夫は永遠に行方不明となってしまった。

Read Article

東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方朋子(ひがしかた ともこ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の母。大学生の時に65歳のジョセフ・ジョースターと出会って恋に落ち、ひとりで仗助を出産した。仗助には「真剣に恋をして子どもを産んだ」と語っており、ずっとジョセフを一途に思い続けている。 職業は学校の教師で、父親の良平と仗助との3人暮らし。非常に気の強い性格で、ナンパしてきた男をぶちのめして撃退するシーンがある。

Read Article

矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清/重ちー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

矢安宮重清(やんぐう しげきよ)/重ちーとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する中学生のスタンド使い。仗助たちの通うぶどうヶ丘高校に附属している中学校に通っている。実年齢より幼めの性格で間の抜けた話し方をするが、頭の回転は速い。基本的には素直で善良な性格だが、非常にケチなので欲に目がくらむことがある。 仗助と億泰と知り合い、揉めることもあったが親しい友人になる。しかしその後、殺人鬼・吉良吉影の正体に気付いたことで消されてしまった。

Read Article

乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

乙雅三(きのとまさぞう)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する建築士。東方仗助とのチンチロリンのせいで半焼した岸辺露伴の自宅の修理の見積もりのため、岸辺邸を訪れた。 吉良の父親によってスタンド使いにされていたが、発現したスタンドは乙には認識できず、制御も出来ない「チープ・トリック」だった。乙には「絶対に他人に背中を見られてはいけない」という強迫観念だけがあり、それを面白がった露伴に背中を見られて死亡する。

Read Article

宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

宮本輝之輔(みやもと てるのすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する敵スタンド使い。スタンドの名前を取って「エニグマの少年」と呼ばれており、作中で本名が明かされることはない。 人が恐怖する姿を観察するのが大好きな性格。吉良吉影の父親によってスタンド使いにされ、仗助の抹殺のために動く。作中の刺客の中では唯一、仗助に勝利している。 スタンドはどんなものでも紙の中に封印することができる「エニグマ」。

Read Article

片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎/アンジェロ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

片桐安十郎(かたぎり あんじゅうろう)/アンジェロとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する最初の敵スタンド使い。「日本犯罪史上最低の殺人鬼」と言われる連続殺人樹で、「アンジェロ」はマスコミからつけられたあだ名だ。主人公の東方仗助の祖父・良平はかつて少年だったアンジェロを逮捕したことがあり、アンジェロは良平を深く恨んでいる。 スタンド能力は水と一体化し、水を自在に操る「アクア・ネックレス」。

Read Article

支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆/ヌ・ミキタカゾ・ンシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

支倉未起隆(はぜくら みきたか)/ヌ・ミキタカゾ・ンシとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する、宇宙人を自称する少年だ。彼いわく「支倉未起隆」は地球での偽名で、本名は「ヌ・ミキタカゾ・ンシ」というらしい。 自身の体や身に着けているものを別のものに変身させる力を持っている。これがスタンド能力なのか、別の超能力なのかは不明。作中では吉良吉影の父親が持っていたスタンド使いを生み出す矢が「刺さらない」という異例の事態が起きている。

Read Article

間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

間田敏和(はざまだ としかず)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場する高校3年生のスタンド使い。生前の虹村形兆がスタンド使いを生み出す矢で貫いたことで、スタンド「サーフィス(うわっ面)」が発現した。 執念深く思い込みの激しい、陰湿な性格。同じ学校の生徒に「好きなアイドルだかアニメだかをけなされた」という理由で、スタンドを使って目玉をえぐり取るという行き過ぎた報復を行っている。空条承太郎を町から追い出そうと企むが、仗助に返り討ちにされた。

Read Article

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

小林玉美(こばやし たまみ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するチンピラのスタンド使い。定職につかず、スタンド能力をつかってゆすりたかりをしている。広瀬康一を罠に嵌めてお金を巻き上げようとするが、東方仗助に妨害されて失敗し、その日のうちに康一の家に押しかけて詐欺を働こうとする。母と姉を守るべく、闘争心を呼び覚ました康一の子スタンド能力によって撃退されて改心し、康一の子分として振舞うようになった。

Read Article

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方良平(ひがしかた りょうへい)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』の主人公・仗助の祖父。杜王町の警察署に勤める警察官で、階級は巡査だ。出世とは無縁だったが、35年間真摯に町を守り続けてきた正義漢だった。父親のいない子どもを産んだ娘・朋子と孫の仗助を心から愛している。 物語の冒頭、町に現れた連続殺人鬼・アンジェロに目をつけられ、殺されてしまった。仗助は祖父の代わりに自分が町と母親を守ると決意する。

Read Article

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

大柳賢(おおやなぎ けん)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いで、通称「ジャンケン小僧」。吉良の父親がスタンド使いにした少年で、人気漫画化の岸辺露伴に勝負を挑む。露伴とのジャンケン勝負はファンからの評価が高い名勝負で、NHKのドラマ『岸辺露伴は動かない』で実写化された。 スタンドはジャンケン勝負に勝つことで相手のスタンド能力を奪う「ボーイ・II・マン」。

Read Article

虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでない(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虫喰い/虫喰いでないとは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いのネズミたち。音石明がスタンド使いを生み出す矢で遊び半分でネズミを射たところ、凶悪なスタンドを身に着けてしまった。空条承太郎と東方仗助が駆除に乗り出し、農場を舞台に死闘を繰り広げることになる。 スタンドは一発命中すれば人間でもスタンドでもドロドロに溶かすことができる毒針を発射する「ラット」で、2匹とも同じ能力を身に着けている。

Read Article

【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

【デッドマンズQ】ジョジョ第4部から続く吉良吉影の奇妙な人生【ジョジョリオン】

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使い・吉良吉影。杜王町に潜み、長年にわたって人の「手」を求めて殺人を繰り返していた。シリアルキラーでありながらも、人として「平穏」な人生を好む。『デッドマンズQ』や『ジョジョリオン』でも引き続き描かれ続ける吉良吉影の奇妙な人生について解説する。

Read Article

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

Read Article

目次 - Contents