岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

岸辺露伴のプロフィール・人物像

CV:櫻井孝宏(テレビアニメ版 / OVA『岸辺露伴は動かない』 )、神谷浩史(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオンヘブン』)
演:高橋一生(ドラマ『岸辺露伴は動かない』)

岸辺露伴とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及び同作品のスピンオフ『岸辺露伴は動かない』シリーズに登場するスタンド(目に見える超能力)使いで、人気漫画家である。
一見すると知的な人物だが、自己中心的で我儘な性格で、他者を酷評し「自分以上に凄い奴はいない」と考える傲慢な面も目立つ(自分が「我儘」という自覚はない模様)。漫画家としての実力と熱意は本物で、「作品を生み出すのに必要なのはリアリティ」との考えを持ち、嘔吐中の人物の顔をスケッチする他、蜘蛛を殺してその味を見るといったこともする。自分が大怪我を負っても、作品に使えそうなエピソードが聞けたと思った時は「得したなぁ」と喜び、露伴の能力の被害者となった広瀬康一(ひろせ こういち)をして「ある意味ではこういう姿勢憧れるなぁ」「ホント、スーパー漫画家だよ、この人」と言わしめた。
漫画を描く理由は「読んでもらうため」で、印税などの収入や名声は度外視している。
リアリティを重視する為非常に好奇心が旺盛で、疑問に感じる、漫画のネタになると思ったことは何でも行動に起こす。その為に他のスタンド使いの攻撃を受けることも多いが、職業柄「どうすれば状況を打開できるか」を考える癖がついており、機転を利かせて逆転する。知識も豊富で、度々雑学を披露する。
先述の通り、傲慢ともいえる自信家だが康一など尊敬できる人物はおり、素直に敬意を表することもある。また、杉本鈴美(すぎもと れいみ)との別れの際に「さびしい」と本音を口にするなど人情もある。
他者の記憶を読み、行動を操作できるスタンド「ヘブンズ・ドアー(天国への扉)」を持つが、相手について調べる以外では危機回避や相手に制裁を加える時に使うのみで、不正を暴く時であろうと乱用や悪用はしない。

『ジョジョの奇妙な冒険』Part4と『岸辺露伴は動かない』の『懺悔室』の時点では20歳だが、以降の『岸辺露伴が動かない』シリーズでは27歳となっている。単に年齢が上がっただけではなく一部の設定がPart4と矛盾する部分がある(20歳でスタンドに目覚めたはずが、デビュー前の時点でスタンドが発動しているなど)。『ジョジョの奇妙な冒険』はPart6の終わりに世界が一巡りし、新しい宇宙が生まれたことになっており、『懺悔室』以降の『岸辺露伴は動かない』シリーズに登場する露伴は、一巡りした宇宙の露伴ではないかとされている。

岸辺露伴の来歴・活躍

幼少期の悲劇

杜王町で生まれた岸辺露伴は、4歳の時両親が家を空けることになり、交流のあった杉本家に預けられた。ある晩、杉本家に不審者が侵入した。不審者は杉本夫妻と愛犬のアーノルドを殺し、一人娘である杉本鈴美(すぎもと れいみ)の部屋にもやってきた。鈴美は窓から幼い露伴を逃がし、殺害される。警察に保護された時、露伴は泣きながら「鈴美お姉ちゃんが窓から逃がしてくれた」と繰り返すばかりであった。
悲劇の記憶はやがて露伴の記憶の表層から去り、露伴は16歳で漫画家としてデビューを果たす。

「スタンド」の存在を知る

漫画家となった露伴は、20歳の時故郷の杜王町に戻ってきた。ファックスやバイク便を使えば作品を出版社に届けられる為、東京に住む意味がないと感じた為である。7LDKの豪邸で作品を描き続けていた折、他者の記憶や考えを読み、命令を書き込むことのできるスタンド能力「ヘブンズ・ドアー(天国への扉)」に目覚める。リアリティのある作品作りをモットーとする露伴にとっては、取材に便利な能力であった。発動条件は、自分と波長の会う人物が漫画の原稿を見た場合に限られていた。
ある日、露伴の家にファンだと名乗る少年たちが現れる。地元の高校に通う広瀬康一(ひろせ こういち)と間田敏和(はざまだ としかず)の二人とは波長が合うと感じ、露伴は二人を家に招き入れ仕事場にも案内した。露伴が睨んだ通り、康一たちは露伴の仕事場の机に無造作に置かれていた生原稿入りの封筒に興味を示し、露伴が不在の折にまだ編集者も目を通していないであろう原稿を読む。
康一たちが生原稿の迫力に魅入られた為、ヘブンズ・ドアーの能力が発動する。康一の記憶を読んだ露伴は、彼らもまた似たような能力を持っており、それが「スタンド」と呼ばれていることを知る。康一の性格から彼を気に入った露伴は、翌日も自分の家に来るようあらかじめ命令を描き込み、露伴がスタンド使いであることなどを忘れさせ、「サインやご馳走をしてくれた親切な漫画家」との印象を植え付け送り出した。ページを破られた分康一の体重は減ってしまっていたが、危機感を覚えてもすぐに忘れてしまう。

翌日、康一が露伴の家に訪れる。康一は露伴の全てを思い出したが、学校に向かわず誰かの家に入ったことを不審に思った友人の東方仗助(ひがしかた じょうすけ)と虹村億泰(にじむら おくやす)がやってきた際彼らに露伴がスタンド使いで、彼の能力に操られていることを教えられなかった。
それでも億泰、仗助は共に「何かある」と勘づいて家に入ってくる。先にやってきた億泰に原稿を見せ、術中にはめることができた露伴だが、仗助は警戒して中々出て来なかった。億泰に「焼身自殺をする」との命令を書き込み、それを康一に読ませると引きずられるように仗助が現れたが、原稿を見ないように目を閉じていた。仕事柄「どうすれば状況を打開できるか」を考える癖を持つ露伴は、ペン軸を投げつけるなどしたが、仗助は一向に目を開けなかった。
露伴は康一の記憶にあったある記憶を読む。それは「仗助は髪型を貶されると怒る」ということだった。露伴に髪型を貶された仗助は怒って目を開けるが、怒りすぎて何も見えていない「プッツン状態」であった。康一はかつて仗助から聞いた髪型に関する思い出を話す。
幼い頃、原因不明の高熱を出した仗助は、母に連れられて豪雪の中病院に向かっていた。当時の杜王町は今ほど開けておらず民家がまばらで助けが呼べず、タイヤが雪に取られて車が立ち往生してしまった。そこに、さっきまで喧嘩でもしていたかのようにボロボロのリーゼントの少年が現れる。少年は、助手席の仗助を見て「その子病気なんだろ?」と言い、自分の学ランを脱いで雪に取られたタイヤの下に敷くとアクセルを踏んで、そのまま走るように言った。高熱にうかされながら、仗助にはその少年のリーゼントと行動を強く心に刻み付けた。
仗助の母は後にその少年を探したが結局見つからなかった。どこの誰かは分からないが、仗助はその少年に憧れて同じ髪型をするようになった。髪型を貶されて怒るのは、その少年を貶すのと同じと考えている為だった。
事情を知った露伴は仗助に殴られて出血をしていたが「いい話が聞けた」「こんな体験滅多にできるもんじゃない」と喜び、仗助の過去をメモする。杜王町に越してきてよかったと感じた露伴だったが、仗助に見つかり一カ月間仕事を休むほどの重傷を負わされた。

杉本鈴美との再会

幽霊となった鈴美。

仗助たちとの一件から一か月後、傷が癒えた露伴は杜王町内の地図のミスを調査していた。コンビニエンスストアとドラッグストアとの間に小道があるのだが、地図にはその道が記されていない。塾へ行こうとしていた康一を呼び止め、「君とは気が合いそうな気がする」と言い半ば強引に調査に同行させる。
小道の先には多くの家があったが、地図にはどの家も記されておらず、また誰も住んでいないようだった。また、何度角を曲がっても同じポストに行きつくという奇妙な現象が起きる。不気味に思って逆の道を走った康一だが、やはり同じポストの場所に戻ってきてしまう。スタンドを空に飛ばし、上から探ろうとしたがそれもできなかった。
そこに一人の少女が現れた。杉本鈴美と名乗った少女に露伴はヘブンズ・ドアーを食らわせ、彼女の記憶を読む。敵でもスタンド使いでもないことに安心し、「案内してあげる」という鈴美の後についていく。
話の流れから、露伴は鈴美が何かを隠しているとうそぶいた。鈴美は、ある家の前で立ち止まり、「16年前、ここで殺人事件が起きた。家族全員、愛犬も含めて殺された」と話す。康一たちの近くに、首から血を流した犬・アーノルドが現れた。鈴美は殺人事件の話が真実で、話に出てきた殺された少女と犬が自分たちだと口にする。鈴美たちを殺した者はいまだ捕まっておらず、杜王町で人を殺し続けているという。
鈴美の背中には、殺害時の傷が大きく残っていた。犠牲者は鈴美と同じ傷を負い、空へと飛んでいくという。もし逮捕されたとしても、殺人者の町として杜王町の名に傷がつく。「あなたたちがこの街の平和と誇りを取り戻さなければ、いったい誰が取り戻すっていうのよ!」と鈴美は涙ながらに訴えた。この小道は地図の通り存在しておらず、鈴美が露伴たちを呼んだわけでもない。ともすると、町がスタンド能力を持つ彼らを呼んだのだろうと鈴美は推測した。
この小道には「決して振り返ってはいけない」とのルールがあった。ポストからまっすぐ一本続く道が元の世界に戻れる通路だが、そこを通るといつも何かが振り向かせようとしてくると鈴美は言う。恐怖に走り出した康一は「もう振り返っても大丈夫」との声に安心して振り返ってしまうが、それは鈴美の声ではなかった。無数の手が現れて康一をどこかへ引きずりこもうとしたが、露伴がヘブンズ・ドアーを使い康一に「何も見えなくなって吹っ飛ぶ」と書き込んだため事なきを得た。
「漫画のネタになるかもしれない」と殺人鬼の捜査を始める旨を口にした露伴に、鈴美は「私に何か聞きたいことがあればいつでも来て。露伴ちゃんに康一君、話を聞いてくれて心から感謝するわ」と言って小道と共に消える。ちゃん付けされたことに違和感を持ちつつ、露伴は杉本鈴美の墓がある寺へ赴く。寺の住職は16年前の事件を露伴に話した。忘れていた過去を聞いた露伴は、改めて街に潜む殺人鬼の調査を始める。
後に、その殺人鬼が吉良吉影(きら よしかげ)というスタンド使いであること、似た背格好の男を殺し、顔を変える能力を持ったスタンド使い辻彩(つじ あや)によってその男に成り代わったことが分かる。

ジャンケン小僧戦

吉良事件の捜査を始めた露伴は、街中である少年から「ジャンケンをしよう」と言われる。無視をしたが、あまりにしつこく絡んできた為ヘブンズ・ドアーで少年のことを探った。大柳賢(おおやなぎ けん)というその少年は、頬に穴が開いているという奇妙な特徴があったが、スタンド使いではなく単にジャンケンがしたいだけの平凡な少年のようだった。賢が出そうとしている手を知った露伴は易々と彼に勝ち、その場を後にする。
しかし、賢はその後も絡んできた上、露伴が買おうとしていた本やカフェの席を横取りしてきた。ジャンケンに負けた時、露伴のヘブンズ・ドアーが3分の1程度、賢の頬の穴に吸い込まれた。また、露伴が賢に書き込んだ「露伴に攻撃できない」という文字が「攻撃できる」に変わってしまう。賢は、なりかけのスタンド使いであった。「ボーイ・II・マン」と名付けられたそのスタンドの能力は、ジャンケンの5回勝負で1回勝つごとに相手のスタンド能力を3分の1ずつ奪うというものだった。
事態を把握した露伴は、賢とのジャンケン勝負を続ける。賢は「20歳にして一人で世界に立ち向かい、人を感動させているから」という子供らしく単純な理由で露伴に立ち向かっていたが、次第に自分にも害が及ぶかもしれない賭けをしながら露伴を挑発し始める。「今、運勢は自分に上向いている」ことを証明する為に、ガラスを割って怪我をする危険も厭わず落ちてくるガラスの破片の中に立ち続けたり、たまたま通りがかった仗助と、赤ん坊を抱えた仗助の父・ジョセフ・ジョースターがスタンド使いであると睨んだ上で話しかけ、彼らがこっちに来るかどうかを試すなどした。
ガラスの破片は賢ではなく、避けた露伴を傷つけ、ジョセフは賢を露伴のファンと思い込み近づかなかった。運勢を味方につけたと豪語し、勝利宣言をする賢に、露伴は人生の先輩としてアドバイスを送る。「人に勝つのはそんなに困難じゃあない」「本当に大変なのは、自分を乗り越えることさ」と言い、露伴は自分で運勢を変えると宣言してジャンケンを続ける。
すると、今まで勝っていたはずの賢が負けた。その理由は、ジョセフが抱えていた赤ん坊にあった。ジョセフの抱えていた赤ん坊は透明になる能力を持ったスタンド使いで、露伴はその赤ん坊を透明化させ、賢の手を強制的に変えさせていたのだった。
露伴のやり口をイカサマだと憤り、赤ん坊を取り上げた賢は「もう一度勝負をしろ」と言い、露伴はそれに応じた。透明な赤ん坊の助けはなかったが、立て続けに賢は負け、奪ったヘブンズ・ドアーは完全に露伴のもとに戻った。
露伴は賢のスタンドをボロボロにすると書き込もうとしたが、賢は自分の精神が露伴の命令で左右されるくらいならと歩道に飛び出し、自殺を図る。露伴は劇画のような賢の根性を気に入り、助けに入る。トラックがやってきていたが、それは二人を避けていった。
賢は、露伴が自分の力で運を味方につけたことを悟り、負けを認める。そんな賢を見て露伴はスタンドを悪用しないことを条件に彼を見逃した。

仗助とのチンチロリン勝負

吉良事件が未だ解決しない中、露伴の家に仗助が訪れた。「サマーシーズンなのに、小遣いがない」と前置きをし、仗助は露伴にチンチロリン勝負(サイコロを使ったギャンブル)をしようと持ちかける。仗助を嫌っている旨を口にした露伴だが、「ゲームは好きだし、面白そうだ」と言って仗助の提案を受け入れ庭で勝負を始める。ちなみに、「面白そう」というのは「仗助のなけなしの小遣いを奪ってやること」である。
この時使用されたサイコロは、仗助が助けた自称宇宙人の支倉未起隆(はぜくら みきたか)が変身したものであった。露伴は仗助の持参したサイコロを警戒し、自身の持つサイコロを使うと言ったが、実際に露伴が手にしたのは仗助が事前に仕込んでおいた未起隆の変身したサイコロだった。仗助に礼がしたい一心なのか、未起隆は仗助に都合のいい面を連続して出してしまう。露伴はイカサマを疑い始めるが、宇宙人がサイコロに化けていることまでは気付けなかった。
仗助ごときにイカサマをされ、しかもそれが見抜けないことに怒りを覚えた露伴は、自らの小指をペンで突き刺し、新たな賭けの条件を加えた。それは、「もしイカサマが見抜けなかったら200万円を払って仗助のスタンド『クレイジー・ダイヤモンド』で治療をさせるが、イカサマを見抜いたら仗助の小指を奪う」というものだった。
立会人として、人の罪悪感に錠前を賭けるスタンド「ザ・ロック」を持った小林玉美(こばやし たまみ)が呼ばれる。玉美の能力により、もしイカサマをしていなければ錠前が仗助に襲い掛かることとなった。仗助がサイコロを振っても錠前は動かず、イカサマをしていることは判明したが、どんなイカサマなのかまでは露伴にも分からなかった。そこに、消防車のサイレンの音が響く。未起隆はサイレンの音にアレルギーがあり、サイコロの状態のまま蕁麻疹が現れ出す。絶体絶命の仗助だったが、火事の現場は他ならぬ露伴の家で、サイコロをチェックする為に持ち出した虫眼鏡が原因だった。
露伴たちの注意が燃えている家の方に向いている間に未起隆の変身が解ける。変身するところを見ていない露伴は最後までイカサマの正体を見抜けず、勝手に小指を治され、家も半焼した為にますます仗助を嫌うようになった。

ハイウェイ・スター戦

火事の後、露伴はバスの中で仗助と出会う。嫌味を言い、自分の前の席に座らせるなどの嫌がらせをしつついつか仕返しをすると考える。バスがトンネルに入ると、露伴はトンネルの中に部屋があり、テーブルの上に寝かされた女の手首を男が切断するという光景を見た。仗助にそのことを言うが、仗助は「因縁をつけるな」と取り合わずバスを降りてしまう。
バスから降りた後、改めてバイクでトンネルを捜索して部屋を見つけた露伴は、いきなりスタンドに攻撃され養分を奪われた。そこに露伴の言動を不審に思った仗助が追いかけてきて、部屋の外から露伴を発見する。相手のスタンドは「仗助をここに呼べば、お前を離してやる」と言ったが、露伴は「本当に僕を助けてくれるんだな」と念を押した上で「だが断る」と敵の提案を突っぱね、仗助に「部屋に入るな」と叫ぶ。しかし露伴の忠告にも構わずに部屋の中に入ってきてしまった事で仗助は敵スタンドの標的となってしまった。露伴は仗助に「時速70キロで背後に吹っ飛ぶ」と命令を書き込み、仗助をトンネルから逃がす。
そのスタンドは「ハイウェイ・スター」といい、トンネルの入り口でバイクの事故を起こして大怪我をした噴上裕也(ふんがみ ゆうや)のスタンドであった。60キロ以上で走行していればハイウェイ・スターに追いかれないことがわかった仗助はバイクで逃げながら康一に電話をかけて協力を要請し、ハイウェイ・スターの本体を突き止める。仗助はハイウェイ・スターの本体である裕也が自分の怪我を治す為に養分を求めていると知り、裕也が入院している病院に向かう。
裕也を一旦治してから再び叩きのめすことでハイウェイ・スター戦は終わった。露伴は仗助の能力で回復したが、「自分の言うことを聞かなかった」と言い、仗助を見直すようなことはしなかった。

チープ・トリック戦

吉良捜査の為に駅周辺で写真撮影を行っていた露伴は、現像した写真に気になる人物を見つけた。吉良吉影が化けた男ではなく、誰かを尾行するようにビデオカメラを構える少年であった。少年が背負うランドセルには「川尻早人(かわじり はやと)」の文字があった。本来の捜査対象ではないが、露伴は自分と同じくこっそりと誰かを撮影する早人に興味を持つ。
そこに、来客があった。仗助とのチンチロリン勝負のせいで焼けた家の修理の見積もりに来た建築士・乙雅三(きのと まさぞう)で、露伴は乙がスタンド使いである可能性から不意打ち的にヘブンズ・ドアーを食らわせる。乙の身元が分かり、スタンド使いや敵ではないことは判明したが、乙には「背中を見られたくない」という奇妙な恐怖心があった。
念のため自分への攻撃ができないと書き込み、改めて乙を家に招き入れる。乙は常に壁を背にして歩き、決して背中を見せまいとしながら露伴の後をついてきた。「敵ではないから」と乙の奇癖を気にしないようにした露伴だが、次第に好奇心を刺激され始める。乙を騙して彼の背中を見た露伴だが、乙は「私はもうおしまいだ」と錯乱する。乙の背中が割れて何かが飛び出した。スタンド攻撃だと警戒する露伴の背中に「チープ・トリック」を名乗るスタンドが取り憑き、盛んに「写真焼いて」と囁き出す。ヘブンズ・ドアーで攻撃をしようとしたが効かなかった。
チープ・トリックは乙雅三のスタンドだったが、彼にはチープ・トリックを操るだけの能力がなくささやく声だけが聞こえ「背中を見せてはいけない」との恐怖心だけがあった。露伴が乙の背中を見たことでチープ・トリックの本体は露伴に移動した。チープ・トリックへの攻撃は自分への攻撃になる為、スタンド攻撃が効かない。康一に連絡をしてきてもらうが、背中を見られると露伴が死んでチープ・トリックが康一に移ってしまうため、背中を見られるわけにはいかなかった。乙の遺体を見せれば信じてもらえると思ったが、乙の遺体は小さく干からびてしまっており、康一からは露伴が作ったオブジェだと思われた。康一は露伴が自分をからかおうとしているのだと思い込み、家を出て行ってしまう。
康一に去られた為、露伴はチープ・トリックを自力で何とかしなくてはならなくなったが、居眠りをしている間に大量の出前を頼まれ、配達員に背中を見られそうになるピンチに陥る。家にいるのは危険と判断した露伴は仗助の年上の甥(仗助は父ジョセフ・ジョースターが60代で儲けた隠し子)で時を止められるスタンド使いの空条承太郎(くうじょう じょうたろう)に助けを求めるため、承太郎のいる杜王グランドホテルに向かうべく家を出るが、外では背中を見られる危険性が多い。乙が自分の家まで来た方法を考え、時にヘブンズ・ドアーを使いながら人通りの少ない場所へとやってきた。
チープ・トリックは、「露伴のヘブンズ・ドアーが犬や猫といったいくらかの知能を持つ動物にも効くのなら、自分の声も犬や猫に伝わる」と言う。チープ・トリックは周辺の野良猫や野良犬たちに「露伴は犬や猫を殺すのが好きな人間だ」と吹き込んで露伴を襲わせ、背中を見せようとした。
そこに、康一が現れる。からかわれているのかもしれないと感じた康一だったが、気になって戻ってみると自分がいなくなっても誰にも背中を見られないように行動している露伴を見てスタンド攻撃を受けていると判断したのだった。露伴の背中にいる敵スタンドを、対象を重くさせるスタンド能力で沈めようとした康一だったが、チープ・トリックは力ではなく能力で露伴の背中についていた。その為、無理に引き剥がそうとした途端露伴の背中が裂け始める。康一は慌てて自身のスタンドを解除した。
「背中大丈夫ですか」との康一の言葉に、露伴は参ってしまったかのように笑いながら康一に背中を見せた。勝利を確信したチープ・トリックは康一に移動する為に振り返る。実はこれが露伴の狙いだった。彼らがいるその場所は、振り返ってはいけないとのルールがある鈴美のいる小道だった。露伴は振り返ってしまった者だけを連れ去る無数の手にチープ・トリックを始末させようとしたのだった。露伴の狙い通り、チープ・トリックは無数の手に捕まり、露伴によって「地獄へ行く」と書かれて連れ去られ消滅した。
チープ・トリックを倒した後、鈴美とアーノルドが現れる。露伴の荷物の中には、吉良が紛れ込んだと思しき写真があった。鈴美は写真の川尻早人に印がつけられていることを疑問に思う。「ちょっと気になっただけ」と露伴は口にしたが、鈴美は露伴が吉良の正体かもしれないと調べていた人物の一人と苗字が同じだと指摘をする。

川尻早人に接触する

ある朝、露伴は通学途中の早人に写真を見せ、自分の父親を撮影しているのかと尋ねる。逃げ出そうとした早人にヘブンズ・ドアーを使い、露伴は早人の記憶を読む(スタンド使いでない者はヘブンズ・ドアーを使われると気絶する)。すると「ここから先は読んではいけない」との警告文の後、「ズボンのチャックを開けたオヤジが通った」「クシャミをした。チクショーと言った」「女の人がクスクス笑った」「雨が降った」「ペプシの看板に雷が落ちた」と言ったことが書かれており、露伴の目の前で記述通りのことが起きた。露伴は早人がスタンド使いなのかとも思い、読み進める。
すると、早人の父親が、父の姿を借りた殺人鬼で、殺人現場を目撃したことなどが書かれていた。殺人鬼の名は「キラ・ヨシカゲ」と書かれていた。吉良が早人の父・川尻浩作(かわじり こうさく)に化けていることを突き止めた露伴だが、「岸辺ロハンも殺された」との記述を見つけた。「成長したキラに殺された」の記述の所から吉良のスタンドが現れる。「第3の爆弾・バイツァ・ダスト」は既に露伴の瞳に入っており、それが起爆装置となり露伴の体が爆発する。
吉良は、早人に自分が川尻浩作ではないことを見抜かれ追い詰められた際に新たな能力が芽生えていたのだった。何でも爆弾に変える「キラー・クイーン」、追跡者を追って爆破する第2の爆弾「シアーハート・アタック」に続く第3の爆弾「バイツァ・ダスト」とは、吉良を追う者を全て消し飛ばす爆弾であった。早人をある種の起爆スイッチにし、彼が吉良のことを誰かに話したり、吉良の正体を探ろうとする者が早人に接触するごとに追跡者を吹き飛ばし、その日の朝まで時間を戻す。
早人は既に露伴が殺された時間を経験していたのだった。
康一と会う約束をしていた露伴は、通学途中の康一を見つけて吉良の正体を話そうとしたが、彼に使づく前に爆死してしまう。
巻き戻された時間の中、吉良は早人に言う。「一度起きた運命は変わらない」。露伴に接触せずとも早人はヘブンズ・ドアーの能力の影響を受け、露伴は爆死する。爆死前にバイツァ・ダストを解除すれば露伴の死はなかったことになるが、吉良は解除をしなかった。
同じく吉良を追う仗助たちも爆死させられる。何のスタンド能力も持たない只の小学生である早人は絶望するが、ある方法を思いつく。

最終戦

日常へ戻り、漫画を描き続ける露伴。

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川尻早人(かわじり はやと)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、杜王町に住む川尻家の長男で、11歳の小学生。 父親の浩作を殺人鬼である吉良吉影に殺害され、なりすまされた事にビデオカメラ撮影による観察を重ねて見抜くが、吉良吉影のスタンド能力「バイツァ・ダスト」により過酷な運命に巻き込まれていく。 スタンド能力を持たない非力な一般人であるが、実は家族想いで芯が強い性格。母親を殺人鬼から守ろうと孤軍奮闘し、最終的には運命に打ち勝つ事になる。

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東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。

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虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

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キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)のスタンドである。何でも爆弾に変え、好きな時に起爆する能力を持つキラークイーンは、平穏に生きたいという願望と強い殺人衝動を併せ持つ吉良の精神の具現化といえる。指定したものを無に帰す恐ろしい能力だが、無機質ながらもスタイリッシュなキャラデザインと後に得る無敵の能力「バイツァ・ダスト」も相まって、Part4のスタンドの中でも人気が高い。

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杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(すぎもと れいみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、吉良吉影の最初の犠牲者となった女性であり幽霊。享年16歳。 杜王町の住人であり、15年前交流のあった当時4歳の岸辺露伴を逃がし、愛犬のアーノルドと共に吉良吉影に殺される。以来「決して振り返ってはいけない小道」で幽霊として過ごす。 杜王町を誇りに思う正義感の強い性格で、露伴や康一に殺人鬼から杜王町を守るよう涙ながらに懇願する。最後には仗助らに追い詰められ死亡した吉良吉影を裁き、成仏する。

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噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

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トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

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虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

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山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

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吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(きらよしひろ)とは、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターで、ラスボス吉良吉影の父親。元々は息子である吉影を溺愛する子煩悩な父親だったようだが、吉影が殺人に手を染めるようになると、その行為を黙認するどころか、息子の身の安全のため自ら隠蔽を手伝うようになった。スタンド使いを発現させる矢を持っており、吉影の素性を調べあげていく東方仗助達を抹殺するための刺客を送り出していく。

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音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(おといし あきら)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、電気を操り、電気と同化するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手である。自身の能力を悪用し、5億円相当の窃盗に手を染めた。平気で悪事を行う一方臆病で小心者の面もある。それでも追い詰められて凄まじいパワーを発揮するなど、侮れない精神性もまた持っている。ギタリストを目指しており、その情熱と腕前は本物である。

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スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

資生堂といえば日本が誇る化粧品メーカー。ところが資生堂が“本気”を出した「ジョジョ」のコスプレ(?)を、それも18人にも及ぶキャラクターを披露していた事実をご存知でしょうか? その本気クオリティたるや「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」レベルなうえに、実はコスプレをしたモデルやスタッフなどにも大きな秘密があったのです。

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名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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怖ぇぇぇよ!ジョジョ第4部のトニオ・トラサルディーが怖すぎるw

怖ぇぇぇよ!ジョジョ第4部のトニオ・トラサルディーが怖すぎるw

トニオ・トラサルディーは『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、杜王町でイタリア料理店を開いた一流シェフだ。料理を食べた人の体の不調を回復させるスタンド「パール・ジャム」の使い手。テレビアニメでトニオが料理を振舞う回は美味しそうな料理の作画が話題となったが、同時に「トニオが怖すぎる」という感想も多くあがった。

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