ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部~2部までが「波紋戦士」、第3部~8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。

ジョセフとリサリサはシーザーを追ってカーズたちのアジトへ潜入し、血のシャボンを見てシーザーの死を悟る。ジョセフは受け取った解毒剤をワムウを倒してから飲むと決意し、ようやくワムウとカーズと対面する。そこでリサリサはカーズと、そしてジョセフはワムウと戦い、この対戦に赤石を賭けると敵に提案する。リサリサからの提案に合意したカーズはリサリサを人質にとり、ワムウに「骸骨の踵石」という古代環状列石でジョセフと対戦することを命じる。
古代の円形闘技場でジョセフとワムウは馬を用いた戦車戦を繰り広げる。波紋や武器で巧みに駆け引きしながら戦うジョセフはワムウに勝利し、ジョセフはシーザーから受け取ったピアスの解毒剤を飲んだ。
次にカーズと対戦することになったリサリサは、卑怯にも影武者を使ったカーズに敗れる。激高したジョセフはカーズの手下を振り払いながらカーズに戦いを挑もうとしたその時、スピードワゴン財団とシュトロハイム率いるナチス軍がジョセフに加勢し、ジョセフはカーズと一騎打ちすることになる。カーズは気を失ったリサリサを盾にするが、ジョセフは知恵で攻略しようとし、ロープを使って落ちるふりをしながら、カーズに波紋を流して勝利する。しかしいつの間にかカーズは石仮面に赤石を埋め込んでおり、シュトロハイムが機械から放った紫外線を利用して、弱点であった太陽を克服した究極の完全体になる。
逃走しながら策を考えたジョセフはヴォルガノ島の火山に目をつけて、ナチスの軍用機でカーズ目掛けて特攻し、カーズを火山のマグマへと押し込む。だが、甲殻を身にまとったカーズはマグマの中から這い出してくる。ジョセフは持っていた赤石でカーズの攻撃を受け、波紋増幅器であった赤石が噴火活動のパワーとなった。カーズは噴火の衝撃で大気圏外へと放り出されて永遠に宇宙空間を漂うことになり、ジョセフの完全勝利となった。
戦いの後、ジョセフはリサリサの使用人だったスージーQと結婚し、リサリサは自分がジョセフの母であることを打ち明けた。

第3部 スターダストクルセイダース

スタンドの覚醒とエジプトを目指す旅

第3部のジョセフ

DIOの影響により、スタンド能力を身につけたジョセフのスタンド

アメリカのニューヨークで不動産王になった69歳のジョセフ。日本人と結婚した娘ホリィに頼まれ、孫である承太郎の暴走に対処するために友人アブドゥルと来日する。
祖父ジョナサンの体を乗っ取って生き延びていたDIOの存在を、自らのスタンド能力によって知った。DIOの影響によってスタンドを得たホリィの命が危うくなったため、ジョセフは承太郎、アヴドゥル、花京院、香港でDIOの支配から解放したポルナレフと共にエジプトを目指す。
DIOの部下たちとの主だった戦闘は、若い承太郎や花京院、ポルナレフたちが担うが、時折ジョセフも敵の急襲に遭う。スタンド「ハーミット・パープル(隠者の紫)」は戦闘向きではないが、持ち前の駆け引きで相手を翻弄し、策を弄して勝利をつかむ。
旅中は年の功を気取って調子に乗りすぎ、様々な災難を招いては、承太郎から「やれやれ」と言われてしまうことが多い。日本では馬が合わなかった承太郎とは、旅を続けていくうちに互いを信頼するようになり、息の合った戦闘で敵を倒すほどの絆を育んでいく。

エンプレス(ネーナ)戦

「女帝(エンプレス)」戦は第3部のジョセフが単身で活躍した唯一の戦いである。「女帝」のスタンド使いであるネーナを相手にジョセフは孤軍奮闘する。
「女帝」は相手の肉体を媒介として出現するスタンドである。遠隔型のスタンドで、ネーナ本体から離れていても単独で敵を攻撃できるのが特徴だ。ネーナと分化したスタンドの外見と声はスタンド使い以外の人間からも確認でき、会話ができるほどである。ジョセフの肉体と同化した「女帝」は腫瘍のような状態から人面疽形態へと成長していき、ジョセフに頼まれて切除しようとした医者を殺し、ジョセフの声を真似して罪をなすりつけようとする。ジョセフが対策をたてながら町を逃走している間も、「女帝」はマーケットから盗んだ食べものを摂取して腕を持つ人型になるまで成長を遂げる。ジョセフの義手を破壊するパワーを披露し、すっかりジョセフに勝利した気になっていた「女帝」であったが、ジョセフの巧みな誘導によりコールタールで固められ、ジョセフのスタンド、ハーミット・パープルで縛り上げられて全身を引き千切られることになる。

バステト女神(マライア)戦

コンセントの挿し口の姿をしているスタンド、「バステト女神」に触れた者には磁力が付与され、時間が経つほどにどんどん強くなっていく。「バステト女神」に触れてしまったジョセフとアヴドゥルは敵スタンド使いであるマライアを追跡する。距離を詰めては再び距離を取られ、といった攻防戦をマライアとの間で繰り広げるジョセフとアヴドゥル。2人は町の地形を把握した上でマライアを挟み撃ちにする作戦を立てる。そうしてジョセフとアヴドゥルは作戦通りにマライアへ接近するが、どんどん強くなる磁力にあらゆる金属製品が引き寄せられていく。全身を引きずるようにしてマライアに追いついたジョセフだったが、マライアはナイフを投げて頭上の電線を切断する。電気の流れる電線は磁力の強い方へと吸い寄せられていくのだ。勝利を確信したマライアだったが、今度はジョセフがマライアを罠にはめた。ジョセフとマライアの直線上にアヴドゥルが回り込んでいたのだ。「バステト女神」の強い磁力を付与されたふたりは引っ張り合い、その中間にいたマライアは大量の金属製品をくっつけた2人にプレスされることになり、全身を複雑骨折してリタイアすることになる。

オシリス神(ダニエル・J・ダービー)戦

ジョセフ率いる一行と酒場で偶然出会ったかのように見えたダービーは、宿敵DIOの部下で「オシリス神」のスタンド使いであった。「オシリス神」のスタンド能力は賭けに負けた者の魂をコインに宿して、相手の魂をすっかり抜き取ってしまうことである。ダービーは言葉巧みにジョースター一行を賭け勝負へと誘い、ポルナレフはおろかイカサマ勝負に強いジョセフにも勝利してしまう。
ダービーに「魂を賭ける」と宣言し、勝負に負けた者から抜き出した魂は「オシリス神」の能力でコインにされ、そのコインはダービーのいわば宝物、コレクションとなるのだ。つまりポルナレフとジョセフの魂を救うためには純粋にダービーとの賭け事勝負で勝利しなければならない。しかし冷静さを極めたような性格の承太郎に勝利することは生粋のギャンブラーであるダービーといえども難しかった。承太郎とのポーカー勝負で激しい心理戦の末、心の中で敗北を認めてしまったダービーは気絶してしまい、ついには精神崩壊に至り再起不能となった。

アトゥム神(テレンス・T・ダービー)戦

ジョセフ率いる一行はDIOのアジトを突き止め、中に入ると執事と名乗るテレンス・T・ダービーが現れる。彼はダニエル・J・ダービーの弟で、ダービー兄と同様、勝負に負けた人間の魂を奪う能力「アトゥム神」の使い手である。ダービー弟が承太郎と対峙した際、彼は「アトゥム神」の力を使って承太郎の心を読み、「スタープラチナ」のパンチを繰り出す動きを読んでいた。それに動揺した承太郎は「アトゥム神」に右腕を掴まれ、館の地下にジョセフと花京院もろとも引きずり込まれてしまう。
ダービー弟の巧みな誘導により、TVゲームで勝負することになったジョセフたち。初めにレースゲームで勝負を挑んだ花京院はダービーの策略の前に自ら敗北を認め、魂を奪われてしまう。激昂するジョセフをよそに、承太郎は静かに次のジャンルを選択する。承太郎が選んだのは、ダービーが「最も得意」と豪語する野球ゲームだった。他のゲームでも達人級の実力を持つダービー相手に、試合開始直後から初心者のようなぎこちない挙動を見せる承太郎。実は承太郎はTVゲーム自体をやった事がなく、ド素人であった。しかし承太郎はわずか数回のスイングでバッティングのやり方を覚え、ホームランを連発する。そこでダービー弟は「アトゥム神」の「心を読む」能力を発動。承太郎の投げるコースをことごとく読んでしまう。だが、承太郎はストレートの投球予告をしつつ、コントローラーをジョセフの「ハーミット・パープル」で代わりに動かすというイカサマをする。「アトゥム神」の心を読む能力を過信していたダービーは、承太郎の心を読めない事にショックを受けて焦り、承太郎のイカサマの正体を見抜けずに敗北する。最後は承太郎の「オラオラ」ラッシュを受け、ダービー弟は再起不能となる。

DIO戦

戦いを終えて

愛娘ホリィの待つ日本へ帰るジョセフの姿

ジョセフたちはDIOの棺の前に辿り着くが、棺を開けると中にいたのはバラバラに切り刻まれたDIOの部下ヌケサクだった。得体の知れない恐怖を感じたジョセフたちは窓を破ってDIOのアジトから脱出する。
DIOのスタンド「ザ・ワールド」は時間を止める能力を持つ。このスタンド能力を見破り、仲間へ情報を伝えるために花京院は時計塔を自身のスタンドで破壊してダイイングメッセージを送る。ジョセフは「ハーミット・パープル」と波紋の合わせ技でDIOに対抗するが、瀕死の重傷を負ってしまう。しかし花京院やジョセフによる命懸けのメッセージのおかげで、承太郎にDIOのスタンド能力を伝える事ができた。これにより承太郎の「スタープラチナ」も、DIOと同じ時間を止める能力がある事に気づき、承太郎とDIOの2人は「時の止まった世界」で戦うことになる。
DIOは時間を止めた後、無数のナイフを投げつけて承太郎に重傷を負わせる。承太郎は「スタープラチナ」を使って自分の心臓を止め、死んだふりをしてDIOを油断させ、「スタープラチナ」を叩き込んでDIOをぶっ飛ばす。しかしそれはDIOの仕組んだ「逃走経路」であり、気絶したジョセフが倒れているところまで逃げ込む。そうしてDIOはジョセフの血を吸って、乗っ取ったジョナサンの肉体になじむ血を得た事で瀕死の状態から復活する。この好機を逃さないためにもDIOはすかさずロードローラーで承太郎を圧殺しようとした。
ロードローラーの下敷きになった承太郎を見下ろすDIOが勝利したかに見えた。だが、DIOの時間停止の限界9秒の時点で承太郎は時を止め、動けないDIOの背後に回り、その両脚に蹴りを入れて反撃する。
ガンマンのように対峙した2人。先に仕掛けたのはDIOで、自分の脚から血を飛ばし、承太郎に目つぶしを浴びせてから攻撃しようとする。ところが怒り心頭の承太郎はDIOの蹴りに「スタープラチナ」の拳を合わせ、その衝撃は「ザ・ワールド」のパワーを圧倒。DIOの肉体は真っ二つに裂け、頭部を失って承太郎に完全敗北し、DIOはついに死亡するのであった。
承太郎はその後、血を吸われて死亡したジョセフを救うべく、DIOの肉体からジョセフに輸血することをSPW財団に依頼し、ジョセフの蘇生に成功した。そして日本では、昏睡状態になっていた母ホリィが意識を取り戻し、承太郎たちが帰ってくる事を予感していた。ジョセフはポルナレフと別れ、承太郎と共にホリィの待つ日本へ帰国する。

第4部 ダイヤモンドは砕けない

ジョセフが助っ人として来日

79歳のジョセフ

透明の赤ちゃんを助けようとしてスタンドを発現させたジョセフ

エジプトの激闘から10年。79歳となったジョセフはやや認知症を患っていた。めっきり年老いてしまったジョセフは歩くのに杖がいるほどで、他にも難聴や白内障にも悩まされていた。
高齢のジョセフが死んでしまった場合に備えて、ジョースター家が遺産整理を行ったところ、東方朋子との不倫によって生まれた東方仗助の存在が明るみになり、足腰が弱くなってしまったジョセフの代わりに、孫の承太郎が仗助を訪ねる。
仗助を狙う音石明のスタンド本体を探し当てるためにジョセフが来日。音石明を倒した後もしばらく日本に滞在したジョセフは、実子である仗助と打ち解けない関係が続いた。
ジョセフが父親であるという実感が湧かない仗助であったが、「透明の赤ちゃん」を守るために見せたジョセフの勇気を垣間見て、ようやく心を通い合わせるようになる。しかし面倒になることを嫌った仗助が母親とは会わないで帰ってほしいという願いを聞き届けたジョセフ。透明の赤ん坊を養子として迎え、スピードワゴン財団の船でアメリカへ帰国する。

第8部 ジョジョリオン

第8部のジョセフ・ジョースター

ルーシー(右)のカバン持ちとして雇われたジョセフ(左)

これまでの「ジョジョシリーズ」とは似ているが違う世界、という設定である第8部の『ジョジョリオン』。作中で紹介される家系図の中にジョセフ・ジョースターの名前が出てくる。そしてエピローグ「ラヂオ・ガガ事件」に、別世界のジョセフが主要キャラクターとして登場している。
第2部のジョセフと近い年齢の設定であるが、第8部のジョセフは第2部のジョセフほど、陽気なキャラクターとして描かれていない。

ジョセフ・ジョースターのスタンド:隠者の紫(ハーミットパープル)

mili-mili25250
mili-mili25250
@mili-mili25250

Related Articles関連記事

ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース」は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第3部の作品(単行本12〜28巻に収録)、およびそれを元にしたメディア展開作品のことです。1987年、復活したDIOを倒すために世界を巡り、タロットのアルカナやエジプト神を模した敵と戦う冒険活劇です。今作に登場した「スタンド(幽波紋)」は、今作以降もジョジョを代表する能力となりました。

Read Article

ジョジョ第2部(戦闘潮流)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョジョ第2部(戦闘潮流)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流」は、「ジョジョの奇妙な冒険」の単行本5〜12巻に収録されているマンガおよび、一連のメディア展開作品です。第1部から50年後、ジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ・ジョースター達「波紋」の戦士と、第1部から続く石仮面と吸血鬼の力を持ち、「究極生命体」を目指す「柱の男」との死闘が描かれています。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第4部の作品(単行本29〜47巻に収録)、およびそれを元にしたメディア展開作品のことです。1999年の日本M県S市の杜王町(もりおうちょう)にて、主人公の東方仗助(ひがしかたじょうすけ)が、町に潜む連続凶悪殺人鬼と、次々と登場するスタンド使いに挑む、サスペンスホラー風の漫画です。

Read Article

ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョ第3部(スターダストクルセイダース)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険(第3部)』とは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。吸血鬼DIOの覚醒に伴い、突如スタンドなる能力が発動した高校生、空条承太郎。母ホリィにもスタンドが発動するが、操る力がなく死に至る高熱に倒れる。ホリィを救うため、DIOを見つけ出し倒すための旅が始まった。超能力の概念に像を与えた「スタンド」は『ジョジョ』の魅力として広く知られている。

Read Article

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョ第4部(ダイヤモンドは砕けない)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』とは、荒木飛呂彦の漫画作品である。副題は『ダイヤモンドは砕けない』。空条承太郎は、祖父ジョセフの財産整理の調査でジョセフの隠し子・東方仗助の存在を知る。仗助はスタンド能力を持っており、杜王町を舞台に承太郎や仲間と共にスタンド使い達、果ては殺人鬼の吉良吉影と戦うことになる。日常に潜む恐怖、奇妙さが描かれているこの部は第3部までとは違った雰囲気を持ち、人気も高い。

Read Article

ジョジョ第2部(戦闘潮流)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ジョジョ第2部(戦闘潮流)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険(第2部)』とは、荒木飛呂彦によって1987年から少年ジャンプで連載されたマンガの第2部である。第1部主人公ジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターと1万年の眠りから覚めた「柱の男」たちとの闘いを描く。 ジョナサンとは対照的にユーモアのあるジョセフのセリフや、第1部にも増してのテンションの高さから名言も多い。

Read Article

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

Read Article

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

Read Article

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

Read Article

カーズ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

カーズ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

カーズとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場する「柱の男」と呼ばれる超生物のリーダーである。究極生物となることを望むカーズは、太古の昔より「エイジャの赤石」と呼ばれるアイテムを探しながら自分たちに対抗しうる波紋使いたちと戦ってきた。敵対する者は同胞でも容赦なく殺す冷徹さを持つ一方、味方への仲間意識や弱者への優しさを持ち合わせる。人間を餌と見なす存在で、尊大な言動も多いが、カーズは現代兵器でも倒せない能力や圧倒的なカリスマ、王者の風格といった魅力を備えたキャラクターといえる。

Read Article

花京院典明(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

花京院典明(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

花京院典明(かきょういん のりあき)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の登場人物であり、紐状になれる遠距離型スタンド「ハイエロファント・グリーン」の使い手。17歳の高校生。 DIOの刺客だったが、承太郎に敗れた後は命を救われ、ジョースター一行の旅の仲間のひとりとなる。控え目な性格だが、友情に厚く仲間との和を重んじる。DIOとの戦いで「ザ・ワールド」のスタンド能力の秘密を解き明かした後、死亡する。

Read Article

空条ホリィ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条ホリィ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条ホリィとは、『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公・空条承太郎の母親である。第2部の主人公であるジョセフ・ジョースターとスージーQの間に生まれ、日本人の空条貞夫と結婚して息子の承太郎を授かった。性格は母のスージーQに似て明るく、息子の承太郎を溺愛し過ぎるがあまり、承太郎からは疎まれ、反抗的な態度をとられていたが、承太郎、ジョセフ他の主要メンバーがエジプトへと旅立つことになったのは、この空条ホリィの命を救うためであった。

Read Article

リサリサ/エリザベス・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

リサリサ/エリザベス・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

リサリサとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場する波紋使いである。クールな美女で、しなやかな身のこなしと優雅な戦い方をする。実は50歳だが、波紋の力により若々しい外見を保っている。超生物「柱の男」との戦いに備え、弟子のジョセフ・ジョースターとシーザー・ツェペリを厳しく鍛えた。「柱の男」たちが究極生命体になるのに必要な「エイジャの赤石」を守るべく、ジョセフたちと共に戦うことになる。戦闘や修行に関しては厳しい側面が目立つが、優しく温かい性質の持ち主でもある。

Read Article

ジャン・ピエール・ポルナレフ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・ピエール・ポルナレフ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジャン・ピエール・ポルナレフとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、達人の剣技を持つスタンド「シルバー・チャリオッツ」の使い手。 第3部『スターダストクルセイダース』から登場。DIOの刺客だったが、アヴドゥルに敗れた後は命を救われ、妹を殺した仇J・ガイルを追うためにジョースター一行の旅の仲間のひとりとなる。 率直で正直な性格だが、自惚れの強い人間だと誤解される事もある。またひょうきんな一面もあり、ギャグシーンを担当する事も多い。第5部でディアボロと戦い命を落とし、幽霊となる。

Read Article

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

杉本鈴美(すぎもと れいみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、吉良吉影の最初の犠牲者となった女性であり幽霊。享年16歳。 杜王町の住人であり、15年前交流のあった当時4歳の岸辺露伴を逃がし、愛犬のアーノルドと共に吉良吉影に殺される。以来「決して振り返ってはいけない小道」で幽霊として過ごす。 杜王町を誇りに思う正義感の強い性格で、露伴や康一に殺人鬼から杜王町を守るよう涙ながらに懇願する。最後には仗助らに追い詰められ死亡した吉良吉影を裁き、成仏する。

Read Article

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。

Read Article

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)のスタンドである。何でも爆弾に変え、好きな時に起爆する能力を持つキラークイーンは、平穏に生きたいという願望と強い殺人衝動を併せ持つ吉良の精神の具現化といえる。指定したものを無に帰す恐ろしい能力だが、無機質ながらもスタイリッシュなキャラデザインと後に得る無敵の能力「バイツァ・ダスト」も相まって、Part4のスタンドの中でも人気が高い。

Read Article

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

川尻早人(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

川尻早人(かわじり はやと)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、杜王町に住む川尻家の長男で、11歳の小学生。 父親の浩作を殺人鬼である吉良吉影に殺害され、なりすまされた事にビデオカメラ撮影による観察を重ねて見抜くが、吉良吉影のスタンド能力「バイツァ・ダスト」により過酷な運命に巻き込まれていく。 スタンド能力を持たない非力な一般人であるが、実は家族想いで芯が強い性格。母親を殺人鬼から守ろうと孤軍奮闘し、最終的には運命に打ち勝つ事になる。

Read Article

ワムウ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ワムウ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ワムウとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、人類をはるかに超える能力を持った「柱の男」と呼ばれる生命体である。ナチス軍により2000年の眠りから目覚めたワムウは仲間であるカーズ、エシディシと共にエイジャの赤石というアイテムを巡り、主人公ジョセフ・ジョースターら波紋使いと戦うこととなる。人間を餌とする一方、「戦闘の天才」と呼ばれるワムウは戦いに誇りを感じ、強敵に対し敬意を抱く武人でもあった。その気質は、敵であるはずのジョセフに友情すら抱かせるようになる。

Read Article

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

Read Article

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

Read Article

シーザー・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

シーザー・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

シーザー・A・ツェペリとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、シャボン玉を応用した必殺技を持つ波紋の使い手。 1部『ファントムブラッド』にて主人公ジョナサン・ジョースターに波紋法を指南したウィル・A・ツェペリの孫にあたる人物である。石仮面および柱の男の謎を追う使命を受け継いでいる一族の血統を強く誇りに思っている。主人公ジョセフ・ジョースターとはしばしばぶつかり合いながらも、「柱の男」達との戦いを経て力を合わせるようになっていく。ワムウとの戦いに破れて死亡する。

Read Article

イギー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

イギー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

イギーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の登場キャラクター。オスの犬(ボストン・テリア)にして、変幻自在の砂のスタンド「ザ・フール」の使い手。 犬でありながらスタンド使いであり知能は高く、人間の髪の毛をむしって顔に屁をするのが大好き。コーヒー味のチューインガムが大好物である。 第3部の後半戦でジョースター一行の仲間として加入する。人に媚びない誇り高い性格だが、犬好きの人間は見殺しにはできないというポリシーも持っている。ヴァニラ・アイスとの戦いで死亡。

Read Article

モハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

モハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

モハメド・アヴドゥルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、炎を操るスタンド「マジシャンズレッド」の使い手。職業は占い師で、エジプト出身。 第3部『スターダストクルセイダース』にて、ジョセフの友人として登場。承太郎との対決後、最初に仲間になる。信念が強く情熱的な性格で、指導力と深い知識を持ち、一行の中では参謀的存在。 スタンド「マジシャンズレッド」の炎は非常に強力で、敵からも一目置かれている。ヴァニラ・アイスの奇襲からポルナレフとイギーを庇った直後に死亡。

Read Article

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。

Read Article

ルドル・フォン・シュトロハイム(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ルドル・フォン・シュトロハイム(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ルドル・フォン・シュトロハイムとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するナチスの軍人である。強い愛国精神を持ち、他民族に対し傲慢に振る舞う一方で自らが認めた者は捕虜であっても敬意を表して接する。国や作戦遂行の為なら自身の脚を切断し、自身の体が機械化されることも厭わない。波紋と呼ばれる力を使う主人公ジョセフ・ジョースターらと共に、古代に栄えた超生命体の生き残り「柱の男」に戦いを挑む。自信家な一面や語尾を伸ばして話す強いキャラクター性も相まって、シュトロハイムの人気は高い。

Read Article

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

Read Article

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

Read Article

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

Read Article

エシディシ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

エシディシ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

エシディシとは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、「柱の男」と呼ばれる生命体の1人である。直情的な自身の気性を理解しており、激昂しそうになると号泣して感情をコントロールする。熱を操る「怪焔王の流法(かいえんのうのモード)」で戦う。一度主人公ジョセフ・ジョースターに敗れたが、脳だけになっても生き延び、仲間の為にプライドを捨ててまで「エイジャの赤石」と呼ばれるアイテムを入手せんとした。

Read Article

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

Read Article

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

Read Article

ホル・ホース(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ホル・ホース(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ホル・ホースとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダスト・クルセイダース』の登場人物であり、拳銃型のスタンド「エンペラー」の使い手。 主人公たちジョースター一行を抹殺するため、DIOに金で雇われた刺客で、誰かとコンビを組んでこそ真価を発揮すると自負しており、「一番よりNo.2!」が人生哲学である。 ガンマン風の恰好をした風来坊で、いわゆるスケコマシ。口がうまくお調子者な性格で、形勢不利と見れば敵前逃亡も厭わない。 承太郎たちを何度もつけ狙うが、エジプトのカイロで敗北を喫する。

Read Article

ボインゴ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ボインゴ(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ボインゴとは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵キャラクターで、スタンドと呼ばれる超能力の使い手の一人である。100%の的中率を誇るスタンド「トト神」を使い、兄オインゴと共に主人公空条承太郎(くうじょう じょうたろう)らを追い詰めようとする。気弱で、兄以外の人物とはとまともに話もできない。作中では2度ほど承太郎たちを始末しようとしたが、いずれも存在すら知られず自滅的に退場している。

Read Article

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

音石明(おといし あきら)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、電気を操り、電気と同化するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手である。自身の能力を悪用し、5億円相当の窃盗に手を染めた。平気で悪事を行う一方臆病で小心者の面もある。それでも追い詰められて凄まじいパワーを発揮するなど、侮れない精神性もまた持っている。ギタリストを目指しており、その情熱と腕前は本物である。

Read Article

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

吉良吉廣(きらよしひろ)とは、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターで、ラスボス吉良吉影の父親。元々は息子である吉影を溺愛する子煩悩な父親だったようだが、吉影が殺人に手を染めるようになると、その行為を黙認するどころか、息子の身の安全のため自ら隠蔽を手伝うようになった。スタンド使いを発現させる矢を持っており、吉影の素性を調べあげていく東方仗助達を抹殺するための刺客を送り出していく。

Read Article

目次 - Contents