ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部~2部までが「波紋戦士」、第3部~8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。

ジョセフとリサリサはシーザーを追ってカーズたちのアジトへ潜入し、血のシャボンを見てシーザーの死を悟る。ジョセフは受け取った解毒剤をワムウを倒してから飲むと決意し、ようやくワムウとカーズと対面する。そこでリサリサはカーズと、そしてジョセフはワムウと戦い、この対戦に赤石を賭けると敵に提案する。リサリサからの提案に合意したカーズはリサリサを人質にとり、ワムウに「骸骨の踵石」という古代環状列石でジョセフと対戦することを命じる。
古代の円形闘技場でジョセフとワムウは馬を用いた戦車戦を繰り広げる。波紋や武器で巧みに駆け引きしながら戦うジョセフはワムウに勝利し、ジョセフはシーザーから受け取ったピアスの解毒剤を飲んだ。
次にカーズと対戦することになったリサリサは、卑怯にも影武者を使ったカーズに敗れる。激高したジョセフはカーズの手下を振り払いながらカーズに戦いを挑もうとしたその時、スピードワゴン財団とシュトロハイム率いるナチス軍がジョセフに加勢し、ジョセフはカーズと一騎打ちすることになる。カーズは気を失ったリサリサを盾にするが、ジョセフは知恵で攻略しようとし、ロープを使って落ちるふりをしながら、カーズに波紋を流して勝利する。しかしいつの間にかカーズは石仮面に赤石を埋め込んでおり、シュトロハイムが機械から放った紫外線を利用して、弱点であった太陽を克服した究極の完全体になる。
逃走しながら策を考えたジョセフはヴォルガノ島の火山に目をつけて、ナチスの軍用機でカーズ目掛けて特攻し、カーズを火山のマグマへと押し込む。だが、甲殻を身にまとったカーズはマグマの中から這い出してくる。ジョセフは持っていた赤石でカーズの攻撃を受け、波紋増幅器であった赤石が噴火活動のパワーとなった。カーズは噴火の衝撃で大気圏外へと放り出されて永遠に宇宙空間を漂うことになり、ジョセフの完全勝利となった。
戦いの後、ジョセフはリサリサの使用人だったスージーQと結婚し、リサリサは自分がジョセフの母であることを打ち明けた。

第3部 スターダストクルセイダース

スタンドの覚醒とエジプトを目指す旅

第3部のジョセフ

DIOの影響により、スタンド能力を身につけたジョセフのスタンド

アメリカのニューヨークで不動産王になった69歳のジョセフ。日本人と結婚した娘ホリィに頼まれ、孫である承太郎の暴走に対処するために友人アブドゥルと来日する。
最愛の娘ホリィを日本人にとられたことから、日本嫌いになっている。空港で男とぶつかった際も最初は低姿勢だったが、相手が日本人と分かるや一変した。しかしウォークマンは好き。
祖父ジョナサンの体を乗っ取って生き延びていたDIOの存在を、自らのスタンド能力によって知った。DIOの影響によってスタンドを得たホリィの命が危うくなったため、ジョセフは承太郎、アヴドゥル、花京院、香港でDIOの支配から解放したポルナレフと共にエジプトを目指す。ジョセフはエジプトへの旅のルートを考え、乗り物の手配などを行い、一行のリーダーとして仲間をまとめる。
DIOの部下たちとの主だった戦闘は、若い承太郎や花京院、ポルナレフたちが担うが、時折ジョセフも敵の急襲に遭う。スタンド「ハーミット・パープル(隠者の紫)」は戦闘向きではないが、持ち前の駆け引きで相手を翻弄し、策を弄して勝利をつかむ。
旅中は年の功を気取って調子に乗りすぎ、様々な災難を招いては、承太郎から「やれやれ」と言われてしまうことが多い。日本では馬が合わなかった承太郎とは、旅を続けていくうちに互いを信頼するようになり、息の合った戦闘で敵を倒すほどの絆を育んでいく。

「灰の塔(タワー・オブ・グレー)」戦いの際にパイロットが皆殺しにされ、ジョセフが飛行機の操縦・着陸させる事になったが、人生3度目の墜落となった。

エンプレス(ネーナ)戦

「女帝(エンプレス)」戦は第3部のジョセフが単身で活躍した唯一の戦いである。「女帝」のスタンド使いであるネーナを相手にジョセフは孤軍奮闘する。
寄生型スタンド「女帝」は相手の肉体を媒介として出現するスタンドである。遠隔型のスタンドで、ネーナ本体から離れていても単独で敵を攻撃できるのが特徴だ。ネーナと分化したスタンドの外見と声はスタンド使い以外の人間からも確認でき、会話ができるほどである。ジョセフの肉体と同化した「女帝」は腫瘍のような状態から人面疽形態へと成長していき、ジョセフに頼まれて切除しようとした医者を殺し、ジョセフの声を真似して罪をなすりつけようとする。ジョセフが対策をたてながら町を逃走している間も、「女帝」はマーケットから盗んだ食べものを摂取して腕を持つ人型になるまで成長を遂げる。ジョセフの義手を破壊するパワーを披露し、すっかりジョセフに勝利した気になっていた「女帝」であったが、ジョセフの巧みな誘導によりコールタールで固められ、ジョセフのスタンド、ハーミット・パープルで縛り上げられて全身を引き千切られることになる。ジョセフの真骨頂であり得意戦術「逃げる」が役に立った戦闘だった。

バステト女神(マライア)戦

コンセントの挿し口の姿をしているスタンド、「バステト女神」に触れた者には磁力が付与され、時間が経つほどにどんどん強くなっていく。「バステト女神」に触れてしまったジョセフとアヴドゥルは敵スタンド使いであるマライアを追跡する。距離を詰めては再び距離を取られ、といった攻防戦をマライアとの間で繰り広げるジョセフとアヴドゥル。2人は町の地形を把握した上でマライアを挟み撃ちにする作戦を立てる。そうしてジョセフとアヴドゥルは作戦通りにマライアへ接近するが、どんどん強くなる磁力にあらゆる金属製品が引き寄せられていく。全身を引きずるようにしてマライアに追いついたジョセフだったが、マライアはナイフを投げて頭上の電線を切断する。電気の流れる電線は磁力の強い方へと吸い寄せられていくのだ。勝利を確信したマライアだったが、今度はジョセフがマライアを罠にはめた。ジョセフとマライアの直線上にアヴドゥルが回り込んでいたのだ。「バステト女神」の強い磁力を付与されたふたりは引っ張り合い、その中間にいたマライアは大量の金属製品をくっつけた2人にプレスされることになり、全身を複雑骨折してリタイアすることになる。

オシリス神(ダニエル・J・ダービー)戦

ジョセフ率いる一行と酒場で偶然出会ったかのように見えたダービーは、宿敵DIOの部下で「オシリス神」のスタンド使いであった。「オシリス神」のスタンド能力は賭けに負けた者の魂をコインに宿して、相手の魂をすっかり抜き取ってしまうことである。ダービーは言葉巧みにジョースター一行を賭け勝負へと誘い、ポルナレフはおろかイカサマ勝負に強いジョセフにも勝利してしまう。
ダービーに「魂を賭ける」と宣言し、勝負に負けた者から抜き出した魂は「オシリス神」の能力でコインにされ、そのコインはダービーのいわば宝物、コレクションとなるのだ。つまりポルナレフとジョセフの魂を救うためには純粋にダービーとの賭け事勝負で勝利しなければならない。しかし冷静さを極めたような性格の承太郎に勝利することは生粋のギャンブラーであるダービーといえども難しかった。承太郎とのポーカー勝負で激しい心理戦の末、心の中で敗北を認めてしまったダービーは気絶してしまい、ついには精神崩壊に至り再起不能となった。

アトゥム神(テレンス・T・ダービー)戦

ジョセフ率いる一行はDIOのアジトを突き止め、中に入ると執事と名乗るテレンス・T・ダービーが現れる。彼はダニエル・J・ダービーの弟で、ダービー兄と同様、勝負に負けた人間の魂を奪う能力「アトゥム神」の使い手である。ダービー弟が承太郎と対峙した際、彼は「アトゥム神」の力を使って承太郎の心を読み、「スタープラチナ」のパンチを繰り出す動きを読んでいた。それに動揺した承太郎は「アトゥム神」に右腕を掴まれ、館の地下にジョセフと花京院もろとも引きずり込まれてしまう。
ダービー弟の巧みな誘導により、TVゲームで勝負することになったジョセフたち。初めにレースゲームで勝負を挑んだ花京院はダービーの策略の前に自ら敗北を認め、魂を奪われてしまう。激昂するジョセフをよそに、承太郎は静かに次のジャンルを選択する。承太郎が選んだのは、ダービーが「最も得意」と豪語する野球ゲームだった。他のゲームでも達人級の実力を持つダービー相手に、試合開始直後から初心者のようなぎこちない挙動を見せる承太郎。実は承太郎はTVゲーム自体をやった事がなく、ド素人であった。しかし承太郎はわずか数回のスイングでバッティングのやり方を覚え、ホームランを連発する。そこでダービー弟は「アトゥム神」の「心を読む」能力を発動。承太郎の投げるコースをことごとく読んでしまう。だが、承太郎はストレートの投球予告をしつつ、コントローラーをジョセフの「ハーミット・パープル」で代わりに動かすというイカサマをする。「アトゥム神」の心を読む能力を過信していたダービーは、承太郎の心を読めない事にショックを受けて焦り、承太郎のイカサマの正体を見抜けずに敗北する。最後は承太郎の「オラオラ」ラッシュを受け、ダービー弟は再起不能となる。

DIO戦

戦いを終えて

愛娘ホリィの待つ日本へ帰るジョセフの姿

ジョセフたちはDIOの棺の前に辿り着くが、棺を開けると中にいたのはバラバラに切り刻まれたDIOの部下ヌケサクだった。得体の知れない恐怖を感じたジョセフたちは窓を破ってDIOのアジトから脱出する。
DIOのスタンド「ザ・ワールド」は時間を止める能力を持つ。このスタンド能力を見破り、仲間へ情報を伝えるために花京院は時計塔を自身のスタンドで破壊してダイイングメッセージを送る。ジョセフは「ハーミット・パープル」と波紋の合わせ技でDIOに対抗するが、瀕死の重傷を負ってしまう。しかし花京院やジョセフによる命懸けのメッセージのおかげで、承太郎にDIOのスタンド能力を伝える事ができた。これにより承太郎の「スタープラチナ」も、DIOと同じ時間を止める能力がある事に気づき、承太郎とDIOの2人は「時の止まった世界」で戦うことになる。
DIOは時間を止めた後、無数のナイフを投げつけて承太郎に重傷を負わせる。承太郎は「スタープラチナ」を使って自分の心臓を止め、死んだふりをしてDIOを油断させ、「スタープラチナ」を叩き込んでDIOをぶっ飛ばす。しかしそれはDIOの仕組んだ「逃走経路」であり、気絶したジョセフが倒れているところまで逃げ込む。そうしてDIOはジョセフの血を吸って、乗っ取ったジョナサンの肉体になじむ血を得た事で瀕死の状態から復活する。この好機を逃さないためにもDIOはすかさずロードローラーで承太郎を圧殺しようとした。
ロードローラーの下敷きになった承太郎を見下ろすDIOが勝利したかに見えた。だが、DIOの時間停止の限界9秒の時点で承太郎は時を止め、動けないDIOの背後に回り、その両脚に蹴りを入れて反撃する。
ガンマンのように対峙した2人。先に仕掛けたのはDIOで、自分の脚から血を飛ばし、承太郎に目つぶしを浴びせてから攻撃しようとする。ところが怒り心頭の承太郎はDIOの蹴りに「スタープラチナ」の拳を合わせ、その衝撃は「ザ・ワールド」のパワーを圧倒。DIOの肉体は真っ二つに裂け、頭部を失って承太郎に完全敗北し、DIOはついに死亡するのであった。
承太郎はその後、血を吸われて死亡したジョセフを救うべく、DIOの肉体からジョセフに輸血することをSPW財団に依頼する。スタープラチナの心臓マッサージと、DIOの遺体からの輸血によりジョセフは生き返るが、DIOの物まねをしたため承太郎に殺されそうになる。

承太郎「1981年、映画『類人猿ターザン』の主演女優は?」
承太郎「『今夜はビート・イット』のパロディ『今夜はイート・イット』を歌ったのは?」
ジョセフ「ボー・デレク」
ジョセフ「アル・ヤンコビック」

正解を答えたことで、本物のジョセフであることを証明した。そして日本では、昏睡状態になっていた母ホリィが意識を取り戻し、承太郎たちが帰ってくる事を予感していた。
ジョセフはポルナレフと別れ、承太郎と共にホリィの待つ日本へ帰国する。

第4部 ダイヤモンドは砕けない

ジョセフが助っ人として来日

79歳のジョセフ

透明の赤ちゃんを助けようとしてスタンドを発現させたジョセフ

エジプトの激闘から10年。79歳となったジョセフはやや認知症を患っていた。めっきり年老いてしまったジョセフは歩くのに杖がいるほどで、他にも難聴や白内障にも悩まされていた。
高齢のジョセフが死んでしまった場合に備えて、ジョースター家が遺産整理を行ったところ、東方朋子との不倫によって生まれた東方仗助の存在が明るみになり、足腰が弱くなってしまったジョセフの代わりに、孫の承太郎が仗助を訪ねる。
仗助を狙う音石明のスタンド本体を探し当てるためにジョセフが来日。音石明を倒した後もしばらく日本に滞在したジョセフは、実子である仗助と打ち解けない関係が続いた。
ジョセフが父親であるという実感が湧かない仗助であったが、「透明の赤ちゃん」を守るために見せたジョセフの勇気を垣間見て、ようやく心を通い合わせるようになる。しかし面倒になることを嫌った仗助が母親とは会わないで帰ってほしいという願いを聞き届けたジョセフ。透明の赤ん坊を養子として迎え、スピードワゴン財団の船でアメリカへ帰国する。

第8部 ジョジョリオン

第8部のジョセフ・ジョースター

ルーシー(右)のカバン持ちとして雇われたジョセフ(左)

これまでの「ジョジョシリーズ」とは似ているが違う世界、という設定である第8部の『ジョジョリオン』。作中で紹介される家系図の中にジョセフ・ジョースターの名前が出てくる。そしてエピローグ「ラヂオ・ガガ事件」に、別世界のジョセフが主要キャラクターとして登場している。
第2部のジョセフと近い年齢の設定であるが、第8部のジョセフは第2部のジョセフほど、陽気なキャラクターとして描かれていない。

ジョセフ・ジョースターのスタンド:隠者の紫(ハーミットパープル)

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ワムウ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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ワムウとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、人類をはるかに超える能力を持った「柱の男」と呼ばれる生命体である。ナチス軍により2000年の眠りから目覚めたワムウは仲間であるカーズ、エシディシと共にエイジャの赤石というアイテムを巡り、主人公ジョセフ・ジョースターら波紋使いと戦うこととなる。人間を餌とする一方、「戦闘の天才」と呼ばれるワムウは戦いに誇りを感じ、強敵に対し敬意を抱く武人でもあった。その気質は、敵であるはずのジョセフに友情すら抱かせるようになる。

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吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

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シーザー・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

シーザー・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

シーザー・A・ツェペリとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第2部『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、シャボン玉を応用した必殺技を持つ波紋の使い手。 1部『ファントムブラッド』にて主人公ジョナサン・ジョースターに波紋法を指南したウィル・A・ツェペリの孫にあたる人物である。石仮面および柱の男の謎を追う使命を受け継いでいる一族の血統を強く誇りに思っている。主人公ジョセフ・ジョースターとはしばしばぶつかり合いながらも、「柱の男」達との戦いを経て力を合わせるようになっていく。ワムウとの戦いに破れて死亡する。

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イギー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イギー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

イギーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の登場キャラクター。オスの犬(ボストン・テリア)にして、変幻自在の砂のスタンド「ザ・フール」の使い手。 犬でありながらスタンド使いであり知能は高く、人間の髪の毛をむしって顔に屁をするのが大好き。コーヒー味のチューインガムが大好物である。 第3部の後半戦でジョースター一行の仲間として加入する。人に媚びない誇り高い性格だが、犬好きの人間は見殺しにはできないというポリシーも持っている。ヴァニラ・アイスとの戦いで死亡。

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モハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

モハメド・アヴドゥル(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

モハメド・アヴドゥルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、炎を操るスタンド「マジシャンズレッド」の使い手。職業は占い師で、エジプト出身。 第3部『スターダストクルセイダース』にて、ジョセフの友人として登場。承太郎との対決後、最初に仲間になる。信念が強く情熱的な性格で、指導力と深い知識を持ち、一行の中では参謀的存在。 スタンド「マジシャンズレッド」の炎は非常に強力で、敵からも一目置かれている。ヴァニラ・アイスの奇襲からポルナレフとイギーを庇った直後に死亡。

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東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。

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虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

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ルドル・フォン・シュトロハイム(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ルドル・フォン・シュトロハイム(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ルドル・フォン・シュトロハイムとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するナチスの軍人である。強い愛国精神を持ち、他民族に対し傲慢に振る舞う一方で自らが認めた者は捕虜であっても敬意を表して接する。国や作戦遂行の為なら自身の脚を切断し、自身の体が機械化されることも厭わない。波紋と呼ばれる力を使う主人公ジョセフ・ジョースターらと共に、古代に栄えた超生命体の生き残り「柱の男」に戦いを挑む。自信家な一面や語尾を伸ばして話す強いキャラクター性も相まって、シュトロハイムの人気は高い。

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エシディシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

エシディシ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

エシディシとは、荒木飛呂彦による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場するキャラクターで、「柱の男」と呼ばれる生命体の1人である。直情的な自身の気性を理解しており、激昂しそうになると号泣して感情をコントロールする。熱を操る「怪焔王の流法(かいえんのうのモード)」で戦う。一度主人公ジョセフ・ジョースターに敗れたが、脳だけになっても生き延び、仲間の為にプライドを捨ててまで「エイジャの赤石」と呼ばれるアイテムを入手せんとした。

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山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

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噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

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トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

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虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

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