吉良吉影(ダイヤモンドは砕けない・ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の敵キャラクターで、スタンド使いである。高い知能を持つが、目立つことを嫌いひっそりと生きてきた。その一方で強い殺人衝動を持ち、特に美しい手を持つ女性を殺すことに異常な執着を見せる。触れたものを爆弾に変えるスタンド「キラークイーン」を持ち、15年前から誰にもバレずに殺人を続けてきた。異常殺人鬼ではあるが、性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という吉良の人生観に共感する読者も少なくない。

吉良吉影の人物像・プロフィール

吉良吉影本来の姿(左)と、スタンド使いたちから逃げるために成り代わった川尻浩作の姿(右)。

CV:森川智之(TVアニメ版 / ゲーム『ラストサバイバー』)、小山力也(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)

生年月日:1966年1月30日
血液型:A型
身長:175cm
体重:65㎏
最終学歴:D学院大学文学部卒業
勤務先:デパート「カメユーチェーン」
住所:杜王町浄禅寺1-128(先祖伝来の土地)

吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する悪役で、スタンド(目に見える超能力)使いである。知能も含め高い能力を持ちながら、目立つことを嫌い、静かに暮らしたいとの考えから、敢えて能力以下の大学や就職先を選んできた。
その一方で「人を殺さずにはいられない性を持つ」と自称するように強い殺人衝動を持ち、美しい手を持った女性を殺しては手首から先を持ち帰り、愛玩する性癖を持つ。手首のことを「君」もしくは「彼女」と呼んで生きている恋人のように接し、指輪や腕時計をプレゼントする、一緒に昼食のサンドイッチを選び、「彼女」の掌にサンドイッチをのせて食べるといった異常行動を見せる。
高い能力を持つためかプライドの高い面があり、目立ちたくないと思う半面見下されたくない気持ちもある。幼い頃からバイオリン、作文のコンクールやマラソン大会などにも出ており、トロフィーや賞状を受け取っている。とはいえ、「目立ちたくない」との気持ちからか決して1位になることはなく、すべて銅賞どまりであった。
それでも侮られたくない思いはあり、自分の追うスタンド使いの一人・広瀬康一(ひろせ こういち)に名前を知られた時は彼を徹底的に叩きのめしながらも強い敗北感を覚えていた。また、写真の中に入る能力を持った幽霊の父・吉廣(よしひろ)から「このままではいずれ嗅ぎ付けられるから逃げよう」と提案された時には「この私が逃げるだと!?」と口にしており、「負ける」ことを厭う面が見受けられる。出世欲はなく「どうでもいい」「気苦労の方が多い」と考えている。

性癖を除けば比較的常識人で、男性の一人住まいながら家中をきちんと整頓するなどまめな一面もある。健康には気を使っており、毎日8時間は睡眠をとるようにしている他、寝る前に温かいミルクを飲んで20分ほどストレッチを行ってから寝るなどしていた。また、日当たりのよい公園で昼食をとりながら杜王町を「美しい街だ」「こんないい街が他にあるかな」と高評価しており、一般人寄りの感性も持ち合わせていることを伺わせる。
どこか気品のある佇まいと顔立ちである為、職場の女性からはモテるのだが、手以外に興味がないためか、昼食に誘われても「仕事があるから」と断っている(実際には「彼女」と一緒に昼食をとるという「約束」をしていた為)。男性の同僚からは「あいつは付き合いが悪い」「いるんだかいないんだか、よくわからない奴」と評された。
異常殺人鬼ではあるが、「激しい喜びはいらない。そのかわり、深い絶望もない」と目立たず、植物のように生きていたいと考える吉良の思想に対し、殺人癖や手への性癖を除けば共感できると考えるファンも少なからず存在する。

後に発表された『デッドマンズQ』という作品では、幽霊となって登場した。記憶の一部とスタンド能力を失い、手への執着心はなく、数字へのこだわりを見せている。

吉良吉影の来歴・活躍

「手」に対する執着と殺人衝動

『モナリザ』の手に興奮を覚えた少年時代の吉良。以降、彼は女性の美しい手に執着を見せる。

1966年、吉良吉影(きら よしかげ)は吉良吉廣(きら よしひろ)とその妻の一人息子として生を受けた。幼い頃から高い能力に恵まれていたが、吉影は目立つことを嫌い、集合写真では目立たないポジションで写るなどしていた。それでも自尊心がないわけではなく、作文、バイオリン、マラソンなどで少しだけ本気を出し、銅賞を取ってきた。
近隣住民から「仲の良い家族」とだけ目されていた吉良家の長男に、ある性癖が芽生える。モナリザの手を見た際異常な興奮を覚えた吉影は手の部分だけを拡大して部屋に飾っていた。いつしか女性の美しい手に対して異常な執着を抱くようになり、それは最悪の形での発露をしてしまう。
17歳になった吉影は、自身の爪が合計30cm以上伸びる年には殺人衝動が抑えられなくなることを知り、最初の殺人を実行する。杉本家に忍び込み、杉本夫妻と愛犬のアーノルド、そして一人娘の鈴美(れいみ)を殺したのだった。
両親を失い、成人した後も吉影の女性の手に対する執着と殺人衝動は収まらず、周囲からは「いるんだかいないんだか分からない」といった評価を受けながらもひそかに人を殺し続けていた。そして、幽霊となった父・吉廣が手に入れた“宇宙由来のウイルスが付着した矢”で「スタンド」と呼ばれる力を手に入れる。スタンドとは、個々に異なる特殊能力を持った一種の超能力で、スタンド能力を持つ者にのみ"その力を象ったヴィジョン"として視認することができる。吉影の特殊能力は触れた物を何でも爆弾に変え、起爆できる「キラークイーン」であった。

正体を知られる

自分の正体を知った重ちーを始末し、吉良は新たなターゲットを見つける。

「恋人」である手首と共に昼食のサンドイッチを購入した吉良は、日当たりのよい公園の木陰で「彼女」と水入らずのランチタイムを過ごしていた。物音に驚いて袋に「彼女」をしまうが、現れたのは犬だった。その犬は吉良の眼光に驚いて逃げ出す。気が付くと、袋がそばから消えていた。重ちーと呼ばれる中学生が、吉良の袋を自分のものと勘違いして持ち去ったのだ。「彼女」を見られる前にと重ちーこと矢安宮重清(やんぐう しげきよ)から袋を取り返そうとする吉良だが、そのたびに重ちーの友人の東方仗助(ひがしかた じょうすけ)と虹村億泰(にじむら おくやす)が現れたり、ぶつかってしまったと重ちー自身に謝られたりしてうまくいかなかった。
重ちーは、体育教師が備蓄されているコーヒーやココアをこっそり飲んでいるという体育倉庫にやってきてサンドイッチを食べようとする。途中で仗助と億泰も中学の体育倉庫の飲み物を求めて現れるアクシデントもあったが、どうにか「彼女」の回収に成功した吉良は、中学校を去る。「自分は、何か強い運に守られている」と実感する吉良だが、そんな彼の後を重ちーがつけてきた。
重ちーは、吉良の袋を自分のサンドイッチが入ったものだと言い、群体型のスタンド「ハーヴェスト」に袋を奪わせようとする。吉良との引っ張り合いの果てに袋が破れて、吉良の「恋人」である手首が落ち、重ちーに見られてしまう。
吉良は、自分のスタンドを出した。ハーヴェストは何百体もおり、数体潰した程度ではダメージが本体にフィードバックされないようだった。吉良に恐れを感じつつ、数の利で勝とうとした重ちーだったが、「何かを持っている」と吉良から取り上げた100円玉がすでに爆弾に変えられていることを聞かされる。慌ててハーヴェストに100円玉を捨てさせたが間に合わず、かなりの数の個体が爆破される。重ちー本人はまだ生きていたが重傷だった。
吉良は、自分は静かに生きたいだけだと主張し、目撃者となった重ちーを殺す腹づもりを話す。重ちーから「街のスタンド使いが杉本鈴美を殺した殺人鬼を探している」と聞いた吉良は、「一緒にいた二人もスタンド使いなのか」「しゃべらなければ、君の両親も始末する」と尋ねた。
その途端重ちーはハーヴェストで壁を作り逃走する。仗助たちのいる高校に向かった重ちーだが、吉良は先回りをしており、仗助らのいるドアノブを爆弾に変えていた。重ちーはドアノブを握り、仗助の名を叫んで爆破された。重ちーを始末した吉良は、「今夜も熟睡できる」と口にし、学校を後にする。しかし、自分のボタンがハーヴェストにちぎり取られ、杜王町に来ていた空条承太郎(くうじょう じょうたろう)らに「倒すべきスタンド使い」として認識されたことまでは知らなかった。

第2の爆弾・「シアーハートアタック」発動

新たな能力「シアーハートアタック」(右)で康一(左)を攻撃する。

スーツのボタンがちぎれていたことに気付いた吉良は、服の簡単な仕立て直しを行う「靴のムカデ屋」という店にボタンの直しを依頼した。しかし、店には吉良の調査を行うスタンド使いの空条承太郎(くうじょう じょうたろう)、広瀬康一(ひろせ こういち)もいた。康一と承太郎の会話を聞き、彼らが自分を追っているスタンド使いだと知った吉良は、物陰に隠れてキラークイーンの左手の甲から第2の爆弾「シアーハートアタック」を放ち、攻撃をさせる。康一のスタンド「エコーズ act2」により一度は能力を封じられるが、承太郎と康一に深手を負わせることに成功する。
シアーハートアタックは自動追跡型で、吉良が見ていなくとも対象を攻撃できるスタンドだったが、見ていない分「何が起きているか分からない」との弱点もあった。急に左手が重くなったことに異変を感じた吉良は、靴屋の辺りに戻る。シアーハートアタックは、康一の進化したスタンド「エコーズ act3」の特定のものを重くする能力によって地面に沈められていた。シアーハートアタックと連動し、左手が重くなり、出血した吉良は図らずも人に正体を晒すこととなった。
吉良は自分を追うスタンド使い東方仗助(ひがしかた じょうすけ)と虹村億泰(にじむら おくやす)の存在と家を知っていた。彼らがもうすぐ到着するであろうことも分かった上で、吉良は康一に宣戦布告をする。
エコーズact3は2つを同時に重くすることはできないため、康一は本体かシアーハートアタックのどちらか迷い、シアーハートアタックを攻撃させようとした。しかし、左手が重くなっただけでキラークイーンを動かすのには何の不足もなかった。吉良は、「ここまで追い詰められたのは初めてだ。なんか…ちょっとした敗北感まで感じるよ。まったく大した奴だ。敬意を表するよ君には」と言い、康一を痛めつける。悲鳴を上げないよう口を靴で塞ぐ、鼻血を出した康一の顔にティッシュを押し付ける、顔を地面に打ち付けるなど、吉良の攻撃は執拗で陰湿であった。
ところが、康一も負けてはいなかった。吉良の財布を抜き取り、運転免許証に記されていた名前という情報を得ていた。「こんな僕にさえ名前が分かったんだ。あんたは大した奴じゃあないのさ」との康一の言葉に怒った吉良は康一を更に痛めつける。とどめを刺そうとしたが、康一が靴下を裏返しにして履いているのが気になり、直そうとした。そこに、重傷を負っていた承太郎が現れる。「康一君。君は精神的にはその男に勝っていたぞ」との言葉と共に攻撃を仕掛ける。
その攻撃をガードした吉良は、勝ち誇って「そんなに弱ってて私のキラークイーンに勝てるのかね?」と言うが、そのあと繰り出された承太郎のスタンド「スター・プラチナ」のスピードには対応できなかった。凄まじいラッシュを受ける。承太郎は康一の精神性を誉め、その場に倒れ込む。
吉良もまた、激しいラッシュにより重傷を負った。そこに、仗助と億泰が現れる。怪我を治せるスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」を持つ仗助は承太郎と康一の治療を始めたが、あまりに大きな怪我なので時間がかかると言った。
なんとかその場から逃げ出そうとした吉良だが、仗助らに呼び止められる。咄嗟に靴のムカデ屋の爆発に巻き込まれた一般人を装った吉良だが、「俺が治してやる」との仗助の言葉に縋り付いてしまう。仗助は、「どっからどう見ても高校生にしか見えない俺に何故頼む?」と聞いてきた。
クレイジー・ダイヤモンドが見えていたスタンド使いで、杉本鈴美と重ちーを殺し、承太郎と康一を痛めつけた張本人だということがばれるが、吉良は自らの左手を切り落とした。「自分は、人を殺さずにはいられない性を持っている」と口にしながらシアーハートアタックを放ち、これに相手をさせることで仗助たちの追撃を振り切る。
杜王町には、人の顔を変えるスタンド使い辻彩(つじ あや)もいた。自分と似た背格好の男を彩の前で殺した吉良は、彼女の能力で自分とその男の顔と指紋を無理矢理入れ替えさせて逃走した。仗助はシアーハートアタックを殴り、「治す」ことで左手が吉良の下へと戻っていくようにしたが、既に顔と指紋の交換は済んでいた。キラークイーンに腹部を殴られていた彩は、吉良の顔を言おうとした瞬間爆死する。
吉良は、会社帰りのサラリーマンに紛れ逃走に成功した。
吉良の父・吉廣は息子を守るべく、矢を使ってスタンド使いを増やし、仗助たちを襲わせる。

川尻浩作としての生活

吉良は、川尻浩作(かわじり こうさく)という人物に成り代わり生活を始める。浩作には妻と息子がいたが、どちらも浩作との関係は冷めたものであった。それでも筆跡を真似するために一人寝室でサインの練習をし、靴のサイズを少しずつ変えていくなどして妻子にバレないようにする。

そんな折、川尻家に大家が訪れる。家賃滞納と、妻のしのぶがこっそり猫を飼っていることを理由に大家は立ち退きを要求してきた。しのぶは金庫にある金を渡そうと言ってきたが、暗証番号は浩作しか知らず、「泥棒はすぐ見つける」からとの理由でメモもなかった。
吉良は金庫へは行かず「今はお金が少ししかない」と言い、キラークイーンで大家のカバンを破壊し、徴収済みの金を奪い取って2カ月先の家賃まで払った。大家は金を受け取り、領収書を渡すと上機嫌で帰って行った。一部始終を見ていたしのぶは、スタンドこそ見えないが大家から金を奪い取ったことは察した。それでも彼を軽蔑せず、むしろ「なんてロマンチックなの」と感じる。この時以降、しのぶは「夫」に好意を寄せるようになった。その一方、息子の早人(はやと)は「父」の行動を疑問視するようになる。早人にはメカの知識があり、両親の寝室にカメラを仕掛けていた。

「ストレイ・キャット」登場

吉良が帰宅すると、しのぶが「怖いことがあった」と泣きついてきた。地下室に物を取りに行った際、我が物顔でジャガイモの袋に乗っていた野良猫に不気味な点があった、ホウキを無茶苦茶に振り回して逃げてきたから見てほしいと言われる。地下室に行くと猫は死んでいた。吉良はしのぶをなだめ、死体を庭に埋める。
翌朝。死体を埋めた辺りに、猫とも植物ともつかない奇妙な生物・猫草(ねこぐさ)が発生した。吉良猫草の観察を始める。猫草の見せた行動は猫を思わせるものだった。「放っておいても害はなさそうだ」と一度は判断した吉良だが、猫草はしのぶへの強い敵愾心から彼女を攻撃する。猫草は空気を操作し、弾丸のようにして飛ばすスタンドを持っていた。しかも、サボテンなどに空気弾を当てて破裂させ、よりダメージの高い攻撃もやってのける。
咄嗟にしのぶを庇った自分に驚いた吉良だが、「今ここで彼女に何かあれば、承太郎たちに疑われるからだ」と自分に言い聞かせ、猫草の近くにあった石を爆弾に変えて吹き飛ばそうとした。しかし、石は爆発しなかった。空気がないと爆発はしない。本能でスタンドの使い方を知ったのか、猫草は自分の周辺の空気をなくして爆発を防ぎ、空気の幕をバリヤー代わりにして身を守るといった防御を行う。吉良の血管にわずかながら空気を入れるといったこともし、吉良は自身の腕の血管をキラークイーンで破裂させ空気を逃がした(血管に10cc以上の空気が入ると死ぬ)。いよいよ殺意を持って攻撃してくる猫草は、吉良が転がしたゴルフボールを見るや先ほどまでの敵意を捨てそちらに夢中になった。
猫草が何かに使えると踏んだ吉良は、猫草に「ストレイ・キャット」の呼び名とスタンド名を与え、川尻家の屋根裏でこっそり飼い始める。

後日、出勤した吉良は早人と同じ学校の子供たちが帽子をかぶって登校していることに気付く。出掛けに早人の帽子はコート掛けに掛かっていた。単に帽子を忘れたのか、それとも早人はまだ家にいるのかもしれない。自分を探っているかのような早人の行動を思い出し、胸騒ぎを覚えた吉良は家に引き返す。記憶の通り、帽子はコート掛けに掛けられたままだった。屋根裏に通ずる寝室へと向かい、屋根裏に入ると、キャットフードが散らばっている他は特に異変はなかった。
暗くしていれば眠ってしまうストレイ・キャットだが、腹が減って自ら空気操作でキャットフードを食べようとしたようにも見えた。わずかに光が入っていると見た吉良は、ストレイ・キャットに布をかけて独り言ちる。「早人がここにきてるのではと思ったが、思い過ごしでよかったという所か。もしあの小僧が私のことに気付いたのなら、殺さなくてはならない所だった」その呟きを、ほかならぬ早人が聞いていた。

ここ最近の「父」の様子を訝しんだ早人が、学校へ行ったふりをして鉢植えを探していたのだった。寝室のクローゼットに屋根裏に通ずる梯子があることを知っていた早人はそこを調べる際、暗くてよく見えないからと窓を開け、ストレイ・キャットを目覚めさせてしまっていた。
窓を閉めようとした途端に空気の塊で空中に磔にされるが、自分を締め付けているのが空気だと知った早人はコンパスの針で空気の塊を刺す。風圧で窓が閉まり、眠ったストレイ・キャットの周りにキャットフードをぶちまけた早人は、吉良が入ってくる寸前に素早く箱に入ったのだった。
「パパの顔をしているけどパパじゃあない。誰なんだ?あいつは」恐怖に震えながら、早人は箱の中で呟いた。

早人殺害

吉良の爪の伸びが早くなり、本来なら衝動のまま殺人を行う時期だが、捜査されている以上それは控えねばならなかった。電車の中で、何事もなければターゲットになっていただろう女性を横目で見ながらどうにか耐える吉良は、あるカップルに目をつける。膝の上に乗った女性のバッグを押しのけると、持ち主の女性から「何勝手に人のバッグに触ってるんだ」といちゃもんを付けられる。降りる時には男性にぶつかり、「すっとろく降りてんなよ」と文句を言われた。彼らは、吉良が持っていたボーリングのピンがついた爪切りを見て「ダサい」とあざ笑い、去っていく。
彼らの後をつけた吉良は、男性を爆殺した。目の前で恋人が消え去ったのを目撃した女性・美那子(みなこ)は何が起きたか分からず怯える。吉良に名前を聞かれ「お願いがあるんだ」と渡されたのは、先ほど「ダサい」と嘲った爪切りだった。吉良に言われるまま爪を切る美那子は、泣きながら「許して」と命乞いをする。吉良はそれに対し、「私は別に怒っているわけではないよ。趣味なんだ。君を選んだのも趣味だし、持って生まれた趣味なんで、前向きに行動してるだけなんだよ。前向きにね」と返した。
美那子が恋人にイヤリングをせがんでいたのを思い出し、爆破の際残った彼氏の耳をピアスもろとも美那子の耳につけると、吉良は「しゃべらない君はとてもかわいいよ」と手だけを残して美那子を消滅させる。爪が伸び始めてから、吉良は久しぶりに清々しい気分になった。

川尻の家に「美那子」を連れ帰るのはまずいが、家の前まで一緒に行こうと考えた吉良は、アパートの近くで早人を見かける。この辺りは学校や川尻家とは反対の方角であった。必死の形相、手に持ったカメラを見て、吉良は部屋に鍵をかけていなかったことに思い至る。
美那子の手を消滅させて帰宅し、早人の部屋を調べるがどこにもビデオテープはなかった。入浴中の早人に「一緒に入ろう」と言ってそれとなく様子を探る。早人は以上に汗をかき、震えていた。「汗っかき」「(パパに背中を現れて)くすぐったい」と誤魔化されるが、「今日お前を見た。ビデオカメラを持っていたな。何をしていたんだね?」とカマをかけると、早人は悲鳴を上げた。その表情からも、早人が殺人を目撃したことを察した吉良は、早人の髪の毛を一本爆弾に変えて爆殺しようとする。
ところが、早人は「僕も殺すのかい?今だってとってるのに」と言った。見れば、ふろの中にビデオカメラが仕掛けられていた。早人は最近の父の様子を探っていたこと、猫草のこともビデオに収めたこと、ビデオは他にもあり、自分しか知らないところに隠したと言い、「ボクに手を出すな!いいな!」と言った。「ママにも手を出させない」と言った早人だが、吉良はキラークイーンを起爆させ、早人を殺してしまう。

息子と接触した吉廣は、漫画家でスタンド使いの岸辺露伴(きしべ ろはん)が早人のことを調べ始めた、これ以上川尻家にいるのはまずいと言う。吉良は震えながら、自分の爪を血が出るほど噛んでいた。どうにもならない時、血が出るほど爪を噛むのは、吉良の子供の頃からの癖だった。吉廣は息子に「この街を出るしかない」と告げるが、吉良は追ってくる者を気にして背後に怯える人生はまっぴらだと激高し、父に詰め寄る。
その時、吉廣の手にしていた矢が吉良に刺さった。
キラークイーンが第3の能力を得たと実感した吉良は、余裕をもってこの街を出ないと決める。

第3の爆弾「バイツァ・ダスト」発動

爆弾である早人(左)を自動的に守るバイツァ・ダスト(右)。

翌朝、吉良は川尻浩作としての生活を続行していた。殺したはずの早人は生きており、殺人現場を目撃された事実も変わらないが吉良は上機嫌だった。しのぶが早人が自分を無視して電話に出ない、おかげで大事にしていたウェッジウッドのポットセットが割れたと怒っても「割れたならまた買ってあげるよ。早人は無口な年ごろってだけなんだよ。家族なんだから、仲良くしなくっちゃあな」と理解ある父親を演じる。早人を挑発するようにしのぶにキスをし、家を出た吉良を追おうとした早人だったが、吉良は「途中まで一緒に行こう」と言って共に歩き出す。
「これからは安心した気分で生活できるよ。昨夜君に追い詰められたおかげで成長できたんでね」と言い、吉良は自分の名を名乗る。早人は自分を殺す気かと尋ねるが、吉良は「そんな必要はない」「君がどこで何をしようと、私は無敵になった」「もう君には興味はなくなった。もし殺す気なら、昨夜とっくに君を始末していたよ。これからは、みんな仲良く生活するんだよ。安心してね。親子のように」と返す。
吉良と別れた直後、早人は露伴に声をかけられた。

吉良の第3の能力は「バイツァ・ダスト」。早人自身を爆弾にし、もし早人が口述、或いは筆記の形で吉良のことを誰かに教える、知られるなどすると聞いた者が爆死するというものだった。早人が何も言わずとも、探りを入れたら爆発する。爆殺の瞬間から時間は1時間程度巻き戻るが、バイツァ・ダスト発動中すべてのものは同じ運命をたどる。ウェッジウッドのポットは割れる、しのぶはキスをされる、そして一度バイツァ・ダストで吹き飛ばされた者は、その後早人に接触せずとも爆死するという運命で、それは決して覆せなかった。
接触していないにもかかわらず爆死する露伴を見せ、「バイツァ・ダストはお前には危害を加えない」と言い、吉良は去っていく。
何度も同じ朝を行き来する中、早人は吉良を追うスタンド使いを皆爆死させてしまう。運命を変える方法は、吉良自身が死ぬか、バイツァ・ダストを解除するかしかなかった。

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

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虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。

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キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

キラークイーン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

「キラークイーン」とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4に登場する殺人鬼吉良吉影(きら よしかげ)のスタンドである。何でも爆弾に変え、好きな時に起爆する能力を持つキラークイーンは、平穏に生きたいという願望と強い殺人衝動を併せ持つ吉良の精神の具現化といえる。指定したものを無に帰す恐ろしい能力だが、無機質ながらもスタイリッシュなキャラデザインと後に得る無敵の能力「バイツァ・ダスト」も相まって、Part4のスタンドの中でも人気が高い。

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杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

杉本鈴美(すぎもと れいみ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、吉良吉影の最初の犠牲者となった女性であり幽霊。享年16歳。 杜王町の住人であり、15年前交流のあった当時4歳の岸辺露伴を逃がし、愛犬のアーノルドと共に吉良吉影に殺される。以来「決して振り返ってはいけない小道」で幽霊として過ごす。 杜王町を誇りに思う正義感の強い性格で、露伴や康一に殺人鬼から杜王町を守るよう涙ながらに懇願する。最後には仗助らに追い詰められ死亡した吉良吉影を裁き、成仏する。

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噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

噴上裕也(ふんがみ ゆうや)とは、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。臭いで相手を追跡するスタンド「ハイウェイ・スター」を持つ。暴走族に所属する不良だが受けた借りは返し、3人のレディースに平等に愛情を注ぐ律儀な一面もある。ナルシストで自身のカッコよさを追求する傾向にあり、時にそれは「カッコ悪いこと」を許さない誇りとして現れる。戦わないと決めた相手に立ち向かうなど随所でその誇りを見せ、仗助にも「カッコよさ」を認められた。

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トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

トニオ・トラサルディーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場する料理人で、スタンド使いである。イタリア出身のトニオはあらゆる国の料理を学び、修行の果てに食べられることで体の悪い所を内側から治すスタンド「パール・ジャム」を開花させた。料理人としての高い能力と強い信念を持ち、治療効果も相まって彼の料理を食べたがるファンは多い。本編での登場回数は数える程度だが、温厚で紳士的な態度から人気は高く、『岸辺露伴は動かない』を始めとするスピンオフ作品に多数登場している。

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虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

虹村形兆(にじむら けいちょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物であり、虹村億泰の兄にして、小型の軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」の使い手。 本人も自ら言及しているが、几帳面な性格。父親がDIOの手先となり、DIOの死後、「肉の芽」が暴走して不死身の怪物と化してしまった。そんな父を殺すため形兆は、杜王町の住人を次々と「弓と矢」によってスタンド使いにする。 東方仗助との戦いに敗れた後、「レッド・ホット・チリ・ペッパー」に「弓と矢」を奪われて死亡。

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山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。

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吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

吉良吉廣(きらよしひろ)とは、荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場するキャラクターで、ラスボス吉良吉影の父親。元々は息子である吉影を溺愛する子煩悩な父親だったようだが、吉影が殺人に手を染めるようになると、その行為を黙認するどころか、息子の身の安全のため自ら隠蔽を手伝うようになった。スタンド使いを発現させる矢を持っており、吉影の素性を調べあげていく東方仗助達を抹殺するための刺客を送り出していく。

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音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

音石明(おといし あきら)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、電気を操り、電気と同化するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の使い手である。自身の能力を悪用し、5億円相当の窃盗に手を染めた。平気で悪事を行う一方臆病で小心者の面もある。それでも追い詰められて凄まじいパワーを発揮するなど、侮れない精神性もまた持っている。ギタリストを目指しており、その情熱と腕前は本物である。

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スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

スティール・ボール・ラン(ジョジョ第7部)のスタンドとスタンド使いまとめ

荒木飛呂彦の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」の7部は「スティール・ボール・ラン」という、乗馬でのレースの名称を冠した作品である。アメリカ大陸を馬だけで横断すると言う過酷なレースに、主人公「ジャイロ」と「ジョニィ・ジョースター」が挑む。そのレースの最中、彼ら二人を妨害する大量のスタンド使いが現れる。二人は力を合わせて妨害者のスタンド使いを倒し、ゴールへと向かう。そんな大量のスタンド使いとスタンドを紹介する。

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『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

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ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

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名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

名言、迷言多し!第六部までの『ジョジョの奇妙な冒険』歴代ジョジョとラスボスを網羅

第一部冒頭より名言と迷言、そして名シーンの宝庫である『ジョジョ』。まさにタイトル通り、「ジョジョ」の異名を持つ者が過酷な運命に身を投じるというサーガ。「宇宙が一巡りする」前の第六部までの「ジョジョ」と、各部を盛り上げてくれたラスボス、並びに名言と迷言をまとめました。ジョジョ立ち、スタンド戦、頭脳戦ばかりがジョジョの魅力ではない!?

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『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

『ジョジョの奇妙な冒険』×「資生堂」になんだかワクワクさせられた!

資生堂といえば日本が誇る化粧品メーカー。ところが資生堂が“本気”を出した「ジョジョ」のコスプレ(?)を、それも18人にも及ぶキャラクターを披露していた事実をご存知でしょうか? その本気クオリティたるや「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!」レベルなうえに、実はコスプレをしたモデルやスタッフなどにも大きな秘密があったのです。

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子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

子供、動物、ゾンビまで?『ジョジョの奇妙な冒険』異質のスタンド使いまとめ(第六部まで)

『ジョジョ』のスタンドバトルは知略戦、意外な能力などで見ていて白熱します。基本的にスタンド使いといったら10代半ば以降の人物、人間が多いのですが、中には「こいつがそうだったのか!」となるような「スタンド使い(本体)」も。動物だったり子供だったりと、そんな異色のスタンド使いをまとめました。能力を操れていなかったり、修行の果てに能力が目覚めた人までいて、奥の深いスタンド道です。

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怖ぇぇぇよ!ジョジョ第4部のトニオ・トラサルディーが怖すぎるw

怖ぇぇぇよ!ジョジョ第4部のトニオ・トラサルディーが怖すぎるw

トニオ・トラサルディーは『ジョジョの奇妙な冒険』第4部『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、杜王町でイタリア料理店を開いた一流シェフだ。料理を食べた人の体の不調を回復させるスタンド「パール・ジャム」の使い手。テレビアニメでトニオが料理を振舞う回は美味しそうな料理の作画が話題となったが、同時に「トニオが怖すぎる」という感想も多くあがった。

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