花京院典明(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
花京院典明(かきょういん のりあき)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の登場人物であり、紐状になれる遠距離型スタンド「ハイエロファント・グリーン」の使い手。17歳の高校生。
DIOの刺客だったが、承太郎に敗れた後は命を救われ、ジョースター一行の旅の仲間のひとりとなる。控え目な性格だが、友情に厚く仲間との和を重んじる。DIOとの戦いで「ザ・ワールド」のスタンド能力の秘密を解き明かした後、死亡する。
花京院典明のプロフィール・人物像
年齢 17歳
国籍 日本
星座 しし座生まれ
血液型 A型
身長 178cm
家族 両親ともに健在である。しかし、エジプトへの旅行は、実は家出のような形で日本を離れているため、家族のまわりでは大さわぎのはずである。
好きな色 キラキラと光る緑色
好きなミュージシャン スティング
好きなプロ野球チーム 巨人
好きな俳優 田村正和
性格 彼は一見して女性的に見られがちだが、実は違う。人に頭を下げたり、従属したりする事を非常に嫌う。尊敬するところのある者とだけ友人になると思っている。その場合、寛大でやさしく、相手を立て、思いやる。率直でやさしいということは、一方で、秘密や心の裏に陰謀のある人間を徹底して嫌う。彼は、ひかえ目だが、チームの和を保とうとする気持ちは、だれよりも強い。
スタンド 法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)
花京院典明は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の登場人物である。
両親とエジプト旅行中、DIOと遭遇し「肉の芽」を埋め込まれ、空条承太郎を殺す刺客として日本に送り込まれる。承太郎に敗北した後は「肉の芽」を取り除かれて命を救われ、その恩義から承太郎たちのDIO討伐の旅に同行する事になる。
ジョースター一行の頭脳担当として、敵の特性や弱点を見抜き、幾度もの戦いを勝利に導いている。エジプト到達後、ゲブ神のンドゥールとの戦いで両目を傷つけられてしまい、しばらく戦線離脱する事になる。SPW財団の医療チームによって治療を受け、エジプトのカイロでDIOの館突入直前に戦線復帰を果たしている。
DIOとの最終決戦では、命を賭してDIOのスタンド「ザ・ワールド」の時間停止能力の正体を見破り、その事をメッセージとしてジョセフ・ジョースターに伝えた後、死亡する。
DIOと最初に出会った時はゲロを吐くほど恐怖した花京院だったが、承太郎たちとの旅を通じ、彼らと友情が芽生え精神的に成長し、DIOに抱いた恐怖を乗り越えて立ち向かっていった。
花京院典明の元ネタは仙台市内の地名「花京院」(仙台駅から広瀬通りを挟んだ北側一帯)と写真家の「加納典明」から。
花京院典明の来歴・活躍
エジプト旅行中、DIOと遭遇
幼い頃からスタンド能力を持っていた花京院典明は、両親とエジプト旅行中にDIOと出会ってしまう。脳にDIOの吸血鬼細胞の一部である「肉の芽」を埋め込まれる事で、花京院はDIOに忠実な下僕となってしまった。
この時のことを花京院は「DIOという怪物にぼくはビビった…足がすくんで体中の毛が逆だち、全身が凍りついた………DIOを見て、動けない自分に気づき『金しばりにあっているんだな』と思うと、ますます毛が逆だつのがわかった…胃がケイレンし、胃液が逆流した。ヘドをはく一歩手前さ!」「DIOはそんなぼくを見ながらこう言った…しかもやさしく子供に言い聞かせるように『花京院くん、恐れることはないんだよ。友だちになろう』それを聞いてぼくはホッとしたんだ…正直いって心の底から安心したんだ…………まだまだ生きれるんだ! そう思った」と振り返っており、DIOに精神的に屈した自分を呪うほど屈辱を感じていた。
vs空条承太郎
承太郎抹殺のため、花京院はDIOの命令を受け日本に向かい、承太郎と同じ高校に転校する。花京院のスタンド「ハイエロファント・グリーン」の必殺技エメラルド・スプラッシュで承太郎のスタンドにダメージを与える。しかし承太郎を攻撃する際、利用した女医の肉体を傷つけた事で承太郎の怒りが爆発。二度目のエメラルド・スプラッシュによる攻撃は弾き飛ばされ、圧倒的なパワーを発揮されて花京院は敗北する。
傷ついた花京院を承太郎は自宅へ連れて帰るが、ジョセフとアヴドゥルは、花京院の脳にDIOの細胞「肉の芽」が埋め込まれているため救出は不可能だと言う。そこで承太郎は自身のスタンドの精密動作で、花京院の「肉の芽」を脳を傷つけずに摘出する事に成功。花京院の命は助かった。
空条ホリィにスタンドが発現、昏睡状態に
花京院を救出後、今度は承太郎の母ホリィにスタンドが発現。背中に植物のようなものが生え、昏睡状態に陥っていた。ジョセフはDIOが復活した影響でホリィもスタンドが目覚め、自分たちと違い性格が穏やかな彼女の場合、スタンドが害になってしまっており、50日後には死亡してしまうと話す。
承太郎に「言え! 対策を!」と言われ、ジョセフは「50日以内にDIOを倒すしかない」と答えるが、ジョセフのスタンド能力で念写をしてもDIOはいつも暗闇に潜んでいるため、正確な居場所が分からない。そこで承太郎は自分のスタンドの精密な「目」で、DIOの写真の暗闇にエジプトに生息しているナイル・ウェウェバエが写り込んでいる事を突き止める。
復活した花京院からの情報提供もあり、DIOの居場所はエジプトだと判明。承太郎、ジョセフ、アヴドゥル、花京院の4人はDIOを倒すため旅立つのだった。花京院は旅への同行を申し出る際、その理由を「おまえ(承太郎)のおかげで目がさめた。ただそれだけさ」と述べている。また承太郎の母ホリィに対し「人の心をなごませる女の人ですね………そばにいるとホッとする気持ちになる。こんなことをいうのもなんだが、恋をするとしたら、あんな気持ちの女性がいいと思います。守ってあげたいと思う……元気なあたたかな笑顔が見たいと思う」とコメントしている。
vsグレーフライ
承太郎たちは最初、飛行機に乗ってエジプトに向かっていたが、DIOが送り込んだ刺客「タワーオブグレー」のスタンド使いグレーフライの襲撃に遭う。「タワーオブグレー」は承太郎の「スタープラチナ」をも上回る超スピードを持つ虫型のスタンド。
承太郎やアヴドゥルのスタンドでは飛行機を損壊させかねない、という理由で花京院が戦いに名乗りを上げる。エメラルド・スプラッシュを二度放つが、「タワーオブグレー」のスピードにかわされる。窮地に立たされたかに見えたが、花京院のスタンド「ハイエロファント・グリーン」は触脚を伸ばし、飛行機のシートに「結界」を張っていた。結界に触れた「タワーオブグレー」は拘束され、バラバラに引き千切られ敗北。
しかしグレーフライはすでに機内のパイロットを殺害しており、花京院たちの乗る飛行機は香港沖に墜落する事になる。
vsラバーソール
道中、達人の剣技を持つスタンド「シルバーチャリオッツ」の使い手ポルナレフを仲間にし、シンガポールに到着した承太郎たち。ジョセフがDIOの考えを読もうとスタンド「ハーミット・パープル」の念写能力を応用し、テレビを使い「念聴」を行ったところ「花京院に気をつけろ。DIOの手下だ」という警告を得た。
承太郎と同行していた花京院は、財布を盗んだチンピラにバックブリーカーをかけたり、ココナッツジュースを食べるついでにカブト虫も食べたりなど、奇妙な行動を取り始める。この花京院は偽者で、肉を身にまとい変身できるスタンド「イエロー・テンパランス」の使い手ラバーソールであった。
ラバーソールは無敵に近い能力を持っていたが、承太郎の機転で敗れ去る。本物の花京院は無事だったが、偽者の花京院が行っていたチェリーを「レロレロ」と舌の上で転がして遊ぶ仕草を、本物の花京院も行っているのを見た承太郎は「やれやれ」と呆れ顔になるのだった。
vsJ・ガイルとホル・ホース
花京院たちはインドのカルカッタに到着する。承太郎がラバーソールから聞き出した「鏡を使う」スタンド使いJ・ガイルが襲ってきた。J・ガイルはポルナレフの妹を殺した仇であり、ポルナレフは「おれは妹の仇を取るために旅をしてきた。あんたらとは別行動を取らせてもらう」と言い出し、アヴドゥルを喧嘩別れするような形で単独行動を取ってしまう。
そしてポルナレフはJ・ガイルの相棒である拳銃スタンド「エンペラー」の使い手ホル・ホースと戦う事になる。ポルナレフは「エンペラー」から放たれた銃弾を剣で叩き落そうとするが、弾丸もスタンドであるため、不規則な軌道を描いて剣をかわし、ポルナレフは窮地に陥る。間一髪でアヴドゥルが救援に駆けつけるも、J・ガイルのスタンド「ハングドマン」が水たまりからナイフでアヴドゥルの背中を刺し、花京院が駆けつけた時には「エンペラー」の銃弾がアヴドゥルの頭を撃ち抜いてしまっていた。
花京院は「相手の挑発にはのらないでください」と、相討ち覚悟で特攻しようとするポルナレフを制止する。J・ガイルの挑発に乗ってしまい、とどめを刺されそうになったポルナレフに、なんと花京院はエメラルド・スプラッシュを撃ち、ふっ飛ばす事で窮地を脱する。トラックに乗りポルナレフは「死んだアヴドゥルのためにも、生きるために闘う」と誓う。それに対し花京院は「仲なおりの『握手』のかわりだ」と肘鉄を食らわせる。
鏡の中から攻撃してくるスタンド「ハングドマン」の謎に対し花京院は「鏡に『中の世界』なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」と、きっぱり否定。トラックのハンドルのメッキにいる「ハングドマン」が一瞬、鏡から鏡に移動するのを目撃したポルナレフは「ハングドマン」の正体が光のスタンドである事を見抜いた。偶然近づいてきた男の子の瞳の中に「ハングドマン」は飛び移っており、ポルナレフの首を捕らえる。しかしポルナレフは「『我が名はJ・P・ポルナレフ』『我が妹の魂の名誉のために!』『我が友アヴドゥルの心のやすらぎのために』………『この俺が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる』J・ガイル………」と、騎士のような名乗りを上げ、男の子の目に砂をかけ目を閉じさせる。目が閉じた事で「ハングドマン」は強制的に別の「鏡」(ポルナレフの瞳)に移動せざるを得なくなり、その軌道を「シルバーチャリオッツ」の剣で切り裂いてダメージを与える事に成功する。
花京院とポルナレフは、傷を負ったJ・ガイルを追い詰めるが、彼が「この方たちがお金を恵んで下さるとよォー」と呼びつけた大勢の人々に囲まれてしまい、「ハングドマン」は人々の瞳を移動し放題となり、再び窮地に陥る。しかし今度は花京院がポルナレフがやったように「『我が名は花京院典明』『我が友人アヴドゥルの無念のために。左にいる友人ポルナレフの妹の魂のやすらぎのために』『死をもってつぐなわせてやる』」と堂々と名乗りを上げ、金貨を1枚取り出し、それを上空に放り投げた。人々の瞳が全て金貨に釘付けとなった瞬間、ポルナレフは「ハングドマン」が映っている男に目つぶしを食らわせ、金貨へ移動する瞬間を切り裂いた。ポルナレフは「針串刺しの刑」と称して「シルバーチャリオッツ」でJ・ガイルを倒し、妹の仇を討ったのだった。
vsズィー・ズィー
ジョースター一行はパキスタン国境へ向けて車で出発する。途中でシンガポールで出会った家出少女と再び会い、ヒッチハイクされた成り行きで乗せる事になる。その道中、謎の車の妨害に遭い執拗に追跡される。
一本道にも関わらず背後に回り込まれ、運転する車を崖下に突き落とされてしまうが、花京院は「ハイエロファント・グリーン」で車のワイヤーウインチを持って飛び上がり、謎の車のバンパーに引っかける事に成功。承太郎の「スタープラチナ」とのコンビネーションで這い上がり、逆に相手の車を崖下に突き落とした。
しかし車の正体は「ホウィール・オブ・フォーチュン」のスタンドで、悪路を物ともせずに再び襲い掛かってくる。承太郎はガソリンをばら撒かれ火を点けられ、「ホウィール・オブ・フォーチュン」のスタンド使いズィー・ズィーは勝利を確信し「勝ったッ! 第3部完!」と叫ぶものの、承太郎は上着だけ残して地面の中に逃れており、反撃して逆転勝利する。
vsエンヤ婆
花京院たちはパキスタンで霧に包まれた奇妙な町に辿り着く。不愛想で無関心な住民を不審に思う一行。そこにホテルの経営者を装ったエンヤ婆(DIOにスタンド能力を教えた魔女)が現れ、花京院たちをホテルに案内する。
ホテルに現れたホル・ホースはエンヤ婆に「わしの息子(J・ガイル)を見捨てて逃げ出したな」と逆恨みされ、スタンド「ジャスティス」に敗北。続いてポルナレフも「ジャスティス」に敗北する。承太郎は最初に出会った時からエンヤ婆を怪しんでおり、彼女が自分を「承太郎さん」と呼んだため、宿帳のトリック(宿帳にわざと「空条Q太郎」と書き込み、誰にも自分の名を呼ばせなかった)で嘘を見破る。
エンヤ婆のスタンドは霧であり、傷つけた者を(死体であろうと)操る能力を持つ。霧に物理攻撃は通じなかったが、承太郎は「スタープラチナ」の口から「ジャスティス」を吸い込み、その頭部を抑えつけた。スタンドが「スタープラチナ」の口の中という密閉空間に閉じ込められたたため、本体のエンヤ婆も呼吸困難に陥り気絶するのだった。
花京院はこの戦いには直接参加していないが、前述の宿帳記入において、密かに「Tenmei Kakyoin」と署名している。
vs鋼入りのダン
エンヤ婆からDIOのスタンドの秘密を聞き出すため捕らえた承太郎たちだったが、パキスタンはカラチに到着すると、DIOの刺客、鋼入りの(スティーリー)ダンによってエンヤ婆に「肉の芽」を埋め込まれ処刑されてしまう。
ダンのスタンド「ラバーズ」はミクロサイズのスタンドで、耳の中から脳内に入り「肉の芽」を植え付けたり、ダンを攻撃すると「ラバーズ」が侵入した犠牲者に数倍の痛みを返す能力を持つ。承太郎はジョセフを人質に取られ、ダンからの理不尽な要求や嫌がらせに耐え続ける羽目になる。
ジョセフのテレビを使った「念写」によって、ジョセフの脳内にいる「ラバーズ」の様子を知った花京院とポルナレフは、自分たちのスタンドをミクロサイズに小さくして「ラバーズ」を倒すべくジョセフの脳内に侵入する。脳幹内で「ラバーズ」は、ジョセフの細胞を利用して無数の「ラバーズ」に化けて攪乱してきたが、花京院の「ハイエロファント・グリーン」は触脚結界を伸ばし、本物の「ラバーズ」を見つけ出してエメラルド・スプラッシュを叩き込む事に成功した。
本体のダンは態度を一変させ、承太郎に許しを請うが、それは油断させて別の人間の脳内に侵入し人質に取る為だった。しかしダンの悪あがきは花京院に見抜かれており、逃亡した際に「ハイエロファント・グリーン」の触脚が絡まっており「ラバーズ」は身動きが取れなくなっていた。その後承太郎による「スタープラチナ」のラッシュを3ページ分叩き込まれ、ダンは再起不能となった。
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偽キャプテン・テニールとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の作中でジョースター一行を乗せた船の船長。DIOの刺客のひとりで、本物のキャプテン・テニールを殺害して成り代わっている。本名は不明。香港からシンガポールへ向かうジョースター一行を襲撃し、承太郎と海中で戦った。スタンドは海中を自在に泳ぐ半魚人のような姿をした「暗青の月(ダークブルームーン)」。 スタンドだけでなく偽テニールも水中戦に特化した殺し屋で、潜水の自己ベストが6分12秒と豪語している。
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スティーリー・ダン/鋼入りのダン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
スティーリー・ダン/鋼入りのダンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、ジョセフを人質にとって承太郎と戦った。ミクロサイズの最弱のスタンド「恋人(ラバーズ)」の使い手だ。 DIOに雇われた殺し屋で、DIOにスタンドを教えた魔女エンヤ婆を始末するためにやってきた。登場直後は礼儀正しく紳士的な振る舞いだったが、ジョセフを人質にとったことで増長し、本来の下品で粗野な人格が表れていく。
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J・ガイル(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
J・ガイルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、ポルナレフの妹シェリーを殺した仇。DIOにスタンドの発現や能力について教えた魔女エンヤ婆のひとり息子でもある。両手が右手という特徴を持っており、ポルナレフはこれを目印にシェリーの仇を探していた。下劣な性格で、欲望のためだけにシェリーを辱めて殺害し、その友人にも重傷を負わせている。 スタンドは光の反射を利用して高速移動する「ハングドマン」。
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ダニエル・J・ダービー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ダニエル・J・ダービーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、稀代のギャンブラー。指先の感覚だけでカードの位置を覚えることができ、素早くカードを配りながら自分の手札に有利なカードを入れるといった高い技術を持つイカサマ師でもある。魂を賭けたギャンブルで勝利し、スタンド「オシリス神」で敗北した相手の魂をコインに変えてコレクションしている。スタンド能力ではなく本体のイカサマの技術だけで勝負するという、珍しいタイプのスタンド使いだ。
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ネーナ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ネーナとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、ホル・ホースに恋をする美女として登場した。自身の血が触れた箇所に寄生して人面疽を形成し、どんどん成長して宿主を攻撃するスタンド「女帝(エンプレス)」の使い手だ。実はネーナ自身は醜い女で、美しい女性の形になった大きな肉腫をかぶることで擬態していたのだ。 ジョセフ・ジョースターにとりつき、追い詰めるが、ジョセフらしい機転と波紋の力で攻略された。
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ラバーソール(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ラバーソールとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、スタンド能力で花京院典明(かきょういん のりあき)に化けた人物。「ハンサム」を自称するほど整った顔立ちだが、性格は粗野で下品かつ暴力的で、花京院に化けていても空条承太郎(くうじょう じょうたろう)が不審に思うほど不自然だった。 肉を取り込んで強く大きくなるスライム状のスタンド「黄の節制(イエローテンパランス)」の使い手。
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マライア(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
マライアとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』に登場するキャラクターで、磁力のスタンドを持つ美女。いつも煙草を吸っており、余裕たっぷりに微笑みながらターゲットを術中に嵌める。けだるげな振る舞いと気品を併せ持つ女だが、頭に血が上ると顔を醜く歪めて相手を罵る。 スタンド能力はエジプト9栄神のひとつ「バステト女神」の暗示を持っており、触れたものに磁力を付与する。作中ではジョセフ・ジョースターとモハメド・アヴドゥルがバステト女神の餌食になり、大苦戦を強いられた。
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ケニーG(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ケニーGとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part3『スターダスト・クルセイダース』のDIOの館にいた幻覚を作り出すスタンド使い。館に侵入したポルナレフ、アヴドゥル、イギーをスタンドで作り出した迷宮に閉じ込めたが、アヴドゥルの生命探知機とイギーの嗅覚で見つけ出され、戦うことすらなく倒されてしまった。 スタンド能力は幻覚を作り出す「ティナー・サックス」。直接戦闘する力はない。
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エンヤ婆/エンヤ・ガイル(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
エンヤ婆/エンヤ・ガイルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、DIOにスタンドについて指南した魔女。ポルナレフの妹の仇であるJ・ガイルの母親で、息子を「心のきれいな子」と呼んで溺愛している。J・ガイルがジョースター一行に殺害されたことで激昂し、自ら始末するためにパキスタンへ向かう。 ジョースター一行に敗北した後、DIOの情報を引き出すために拘束されていたが、DIOに雇われたスティーリー・ダンに殺害された。
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フォーエバー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
フォーエバーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場するオランウータンのスタンド使い。ジョジョ史上初となる人間以外のスタンド使いだ。多面パズルを容易く解く高い知能を持っている反面、人間の女性のポルノを好んだり、家出少女アンに襲い掛かったりする好色な性質がある。承太郎に敗北して命乞いをするが、多くの船員を殺害していたため聞き入れられず、駆除された。 船と一体化したスタンド「力(ストレングス)」の使い手。
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ズィー・ズィー(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ズィー・ズィーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』に登場する敵スタンド使いで、腕だけが筋骨隆々の男。年代物の古い車の姿をしたスタンド「運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)」の使い手。見た目はボロいが戦車並みのパワーを持ち、地中を掘り進んだり、車体が変形して狭い隙間を通ったりと、ターゲットをどこまでも追跡して攻撃することができる。 インドからパキスタン国境へ向かう山の中でジョースター一行を襲撃した。
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目次 - Contents
- 花京院典明のプロフィール・人物像
- 花京院典明の来歴・活躍
- エジプト旅行中、DIOと遭遇
- vs空条承太郎
- 空条ホリィにスタンドが発現、昏睡状態に
- vsグレーフライ
- vsラバーソール
- vsJ・ガイルとホル・ホース
- vsズィー・ズィー
- vsエンヤ婆
- vs鋼入りのダン
- vsアラビアファッツ
- vsマニッシュボーイ
- vsミドラー
- vsンドゥール
- vsテレンス・T・ダービー
- vsDIO
- 花京院典明のスタンド:ハイエロファント・グリーン
- スタンドとは
- ステータス
- 能力
- エメラルド・スプラッシュ
- 触脚(法皇の結界)
- 敵内部に侵入
- 花京院典明の関連人物・キャラクター
- 空条承太郎
- ジョセフ・ジョースター
- モハメド・アヴドゥル
- ジャン・ピエール・ポルナレフ
- イギー
- 空条ホリィ
- DIO
- 花京院典明の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「空条承太郎 本日中にきさまを殺す わたしの幽波絞(スタンド)で! 花京院典明」
- 「『悪』? 『悪』とは敗者のこと…『正義』とは勝者のこと………生き残った者のことだ。過程は問題じゃあない。敗けたやつが『悪』なのだ」
- 「ひきちぎると、くるいもだえるのだ。喜びでな!」
- 「レロレロレロレロレロレロレロレロ」
- 「鏡に『中の世界』なんてありませんよ…ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから」
- 「『我が名は花京院典明』『我が友人アヴドゥルの無念のために。左にいる友人ポルナレフの妹の魂のやすらぎのために』『死をもってつぐなわせてやる』」
- 「だからこのゲームでこの花京院典明に、精神的動揺による操作ミスは決してない! と思っていただこうッ!」
- 「花京院典明は『法皇の緑』を見て考える! こいつを昔のように誰にも気づかせなくしてやる。そう! DIOの正体をあばき倒すため完璧に気配を消してやろう」
- 「メ…ッセージ……で…す…これが…せい…いっぱい…です。ジョースター…さん。受け取って…ください…伝わって………ください……」
- 花京院典明の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 連載当初、スタンド名は「ハイエロファント・エメラルド」だった
- 花京院典明の下の名前の読みは「てんめい」だった
- ネットで流行っている「花京院クソコラグランプリ」