ホル・ホース(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ホル・ホースとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダスト・クルセイダース』の登場人物であり、拳銃型のスタンド「エンペラー」の使い手。
主人公たちジョースター一行を抹殺するため、DIOに金で雇われた刺客で、誰かとコンビを組んでこそ真価を発揮すると自負しており、「一番よりNo.2!」が人生哲学である。
ガンマン風の恰好をした風来坊で、いわゆるスケコマシ。口がうまくお調子者な性格で、形勢不利と見れば敵前逃亡も厭わない。
承太郎たちを何度もつけ狙うが、エジプトのカイロで敗北を喫する。

ホル・ホースのプロフィール・人物像

スタンド「エンペラー」の拳銃を構えるホル・ホース

ホル・ホースとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダスト・クルセイダース』の登場人物であり、拳銃型のスタンド「エンペラー」の使い手。テンガロンハットを被り、西部劇のガンマン風の恰好をしている。いつも煙草を吸っていたが、第3部後半では禁煙用パイプに変わっている。この理由について作者の荒木飛呂彦は「最近タバコの煙が苦手で他の人が吸っていても気になってしまう」とコメントしている。

主人公たちジョースター一行を抹殺するため、DIOに金で雇われた刺客。正確にはDIOの腹心であるエンヤ婆が送り込んでおり、ホル・ホースはエンヤ婆の息子であるJ・ガイルとコンビを組んで一行を襲っている。ホル・ホースは単独ではなく、常に誰かと協調する事で真価を発揮するタイプのスタンド使いであり、これについてはポルナレフの「おめーはひとりではこわくねーが、人の才能を見抜く才能がある。才能があるやつとコンビを組んだら、恐ろしい力を発揮する」という台詞が物語っていると言える。

一行のメンバーでも強力な炎使いであるモハメド・アヴドゥルを殺害する(後に実は負傷しただけで、生きていた事にされてしまったが)大戦果を挙げるも、J・ガイルはポルナレフと花京院のコンビプレーによって死亡。一人になったホル・ホースは逃亡している。

その後、自ら刺客となって乗り込んできたエンヤ婆の下に現れるが、息子のJ・ガイルを見捨てて逃げ出したと逆上され、制裁を受けるもどうにか生存。その後もDIOの下に報告しに行った際にDIOの暗殺を試みているが失敗に終わっている。そしてホル・ホースはエジプトのカイロで、エジプト九栄神のスタンド「トト神」の使い手であるボインゴとコンビを組み、ジョースター一行の抹殺を目論むも、「トト神」の予言を読み違えて自滅し、再起不能となってしまうのだった。

ホル・ホースは上遠野浩平原作、カラスマタスク作画のスピンオフコミック『ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋』にてメインキャラクターの一人として再登場しており、彼の10年後の物語が描かれている。

ホル・ホースの名前の由来は、アメリカのポップス・デュオ「ホール&オーツ」から。

ホル・ホースの来歴・活躍

ホル・ホース登場までのあらすじ

J・ガイルと共に、ジョースター一行抹殺に向かうホル・ホース(右)

空条承太郎、ジョセフ・ジョースター、モハメド・アヴドゥル、花京院典明、ジャン・ピエール・ポルナレフらジョースター一行は、承太郎の母親ホリィを救うためDIO打倒の旅に出て、DIOが根城にしているエジプトのカイロを目指していた。DIOの腹心エンヤ婆は、ジョースター一行を抹殺するための刺客のスタンド使いを次々と送り込む。ホル・ホースもエンヤ婆に雇われたスタンド使いの一人で、エンヤ婆の息子J・ガイルとコンビを組み、インドのカルカッタにて承太郎たちを迎撃しようとする。

J・ガイルとコンビを組み、ジョースター一行と交戦

ポルナレフと対峙するホル・ホース(左)

ジョースター一行はインドのカルカッタに到着する。承太郎が敵から聞き出した「鏡を使う」スタンド使いJ・ガイルが襲ってきた。J・ガイルはポルナレフの妹を殺した仇であり、ポルナレフは「おれは妹の仇を取るために旅をしてきた。あんたらとは別行動を取らせてもらう」と言い出し、アヴドゥルを喧嘩別れするような形で単独行動を取ってしまう。
そしてポルナレフはJ・ガイルの相棒である拳銃スタンド「エンペラー」の使い手ホル・ホースと戦う事になる。ポルナレフは「エンペラー」から放たれた銃弾を剣で叩き落そうとするが、弾丸もスタンドであるため、不規則な軌道を描いて剣をかわし、ポルナレフは窮地に陥る。間一髪でアヴドゥルが救援に駆けつけるも、J・ガイルのスタンド「ハングドマン」が水たまりからナイフでアヴドゥルの背中を刺し、花京院が駆けつけた時には「エンペラー」の銃弾がアヴドゥルの頭を撃ち抜いてしまっていた。
花京院は「相手の挑発にはのらないでください」と、相討ち覚悟で特攻しようとするポルナレフを制止する。J・ガイルの挑発に乗ってしまい、とどめを刺されそうになったポルナレフに、なんと花京院はエメラルド・スプラッシュを撃ち、ふっ飛ばす事で窮地を脱する。ホル・ホースはスタンド射程距離外となったため攻撃を中断し、J・ガイルとは別行動を取ってポルナレフらを追跡するが、追いついた時にはすでにJ・ガイルはポルナレフらに敗北、死亡していた。
ホル・ホースが形勢不利で逃亡する際、その手助けをしたのが彼の愛人であるネーナだった。ネーナのお陰でホル・ホースは逃亡に成功する(のちにネーナは「エンプレス」のスタンド使いである事が判明し、ジョセフ・ジョースターを襲うが返り討ちに遭っている)。

エンヤ婆の「ジャスティス」

エンヤ婆に逆に攻撃されるホル・ホース(右下)

ジョースター一行はパキスタンで霧に包まれた奇妙な町に辿り着く。不愛想で無関心な住民を不審に思う一行。そこにホテルの経営者を装ったエンヤ婆(DIOにスタンド能力を教えた魔女)が現れ、一行をホテルに案内する。
ホテルに現れたホル・ホースはエンヤ婆に「わしの息子(J・ガイル)を見捨てて逃げ出したな」と逆恨みされ、スタンド「ジャスティス」に敗北。そこでポルナレフが上階から降りてきたので、エンヤ婆はホル・ホースの身体を隠し、ポルナレフを騙すためにしばらく会話することに。
エンヤ婆の正体を知らないポルナレフは、エンヤが「息子は死にましたのじゃ」と答えると「悪い事を聞いちまったな。じゃあ今夜は俺を息子の代わりだと思って甘えていいぜ~」とエンヤ婆に優しくする。エンヤ婆は息子をポルナレフに殺されているので、逆切れしそうになるのを必死に抑える。ホル・ホースは実は生きており、ポルナレフに警告しようとするが、その隙を突いてエンヤ婆は正体を現し、ポルナレフに猛然と襲いかかってくる。
エンヤ婆の「ジャスティス」は霧状のスタンド。傷をつけた箇所に10円玉ほどの穴を開け、そこに霧を送り込んで意のままに操る能力を持つ。ポルナレフは便所に追い詰められ、鍵穴の向こうにいた死体(エンヤ婆が操っている)に舌を刺され、舌に「ジャスティス」が入り込んでしまい、舌を操られ便器を舐める羽目に陥る。
結局エンヤ婆は承太郎の「スタープラチナ」との対決に敗れ、DIOのスタンドの秘密を聞き出すため生け捕りにされる。ホル・ホースはジープを奪い逃走する際「ひとつ忠告しておく。そのバアさんはすぐに殺した方がいいッ! さもないとそのババァを通じて、DIOの恐ろしさを改めて思い知るぜきっと!」と忠告し去るのだった。

DIOの暗殺未遂

DIOに「エンペラー」の銃口を向けるホル・ホース(右)

ジョースター一行がエジプトに到着し、エジプト九栄神のスタンド使いを5人撃破した頃、ホル・ホースはDIOの館に戻り、DIOに戦況報告を行っていた。しかしDIOからは「忠誠を誓うと言っておきながら、ちっとも戦いに行かないじゃないか」となじられてしまう。ホル・ホースはDIOに魂までは売っていないと、「エンペラー」を使った暗殺を試みるが、DIOのスタンド「ザ・ワールド」の能力を体感し暗殺を断念。DIOに対し改めて忠誠を誓うのだった。

ボインゴとコンビを組み、ジョースター一行と再戦

「トト神」の予言を読み違え、自滅するホル・ホース

ホル・ホースは「トト神」のボインゴとコンビを組んで、「トト神」のマンガの予言を利用してジョースター一行の抹殺を目論む。支離滅裂な予言の数々にホル・ホースは苦しむものの、「予言通りに」ポルナレフの鼻に指を突っ込むと、「予言通りに」トラックが突っ込んできてジョースターたちに衝突し、「予言通り」皆殺しのチャンスが到来する。
最後に「正午キッカリにパイプの中に『エンペラー』の弾丸を打ち込めば、承太郎の眉間を撃ち抜ける」と予言が出た。ホル・ホースは時間ギリギリで銃弾を撃ち込み、勝利したかに見えたが、承太郎は銃弾を回避してしまう。ホル・ホースの腕時計は進んでおり「正午キッカリ」という時間指定を守らなかったため、銃弾は逆にホル・ホースの頭を貫いて再起不能となった。

スピンオフコミック「クレイジー・Dの悪霊的失恋」のホル・ホース

10年後のホル・ホース。腕時計を3つ身に着けている

第3部から10年後の1999年。ホル・ホースはエジプトでペット・ショップ(DIOの部下だったハヤブサのスタンド使い)と同じように育てられたオウムの捜索を老婆から依頼される。彼女の話によればオウムもまた、ペット・ショップと同様にスタンド使いであるらしく、SPW財団に依頼すれば最悪、監禁され処分される恐れがあるためホル・ホースに頼んできたという。ホル・ホースは「女性の頼みだから」と依頼を引き受ける。10年後のホル・ホースは未だ独身であり、腕時計を三つも身に着けてひどく時間を気にする性格になっていた(10年前、自身の時計が進んでいたため敗北してしまったトラウマから来る行動である)。ケニーGと結婚したマライアのホテルを訪れ、ホル・ホースは再びボインゴとコンビを組む事に。「トト神」の予言に従いホル・ホースは日本の杜王町に向かうが、ボインゴとはぐれてしまう。そこで問題のオウムと遭遇するが、オウムのスタンドはホル・ホースの過去のトラウマを掘り起こす能力を持っており、10年経った今でも彼の心には死んだはずのDIOに対する恐怖心が残っている事が明らかになる。そんな折、絶体絶命に陥ったホル・ホースの前に、「クレイジー・ダイヤモンド」の使い手である東方仗助が現れ、彼の窮地を救う。
仗助や花京院典明の従妹である涼子との出会いを通じ、ホル・ホースの人生に大きな影を落とす過去のトラウマをいかにして克服するのかが、今作の重要なテーマになっている。

ホル・ホースのスタンド:エンペラー

スタンドとは

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