鯉登音之進(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

鯉登音之進とは野田サトル原作の漫画・アニメ『ゴールデンカムイ』に登場する人物で、大日本帝国陸軍第七師団歩兵第27聯隊に所属する陸軍少尉である。鶴見篤四郎中尉を崇拝しており、彼からも「お気に入り」とされている。銃器が多く登場する本作において、薩摩に伝わる日本剣術・自顕流を実践で通用するレベルにまで鍛え上げた一流の使い手。海軍少将の鯉登平二を父に持ち、裕福な家庭で育ったいわゆる「ボンボン」。様々な場面で月島基軍曹の補佐を必要としたが、最終的には一人前の将校へと立派に成長した。

鯉登音之進の関連事物・キャラクター

鶴見篤四郎(つるみとくしろう)

大日本帝国陸軍第七師団27聯隊を率いる陸軍中尉。同じ27聯隊に所属する鯉登の直属の上司でもある。ロシア語が堪能で情報将校という面もありながら、自身も戦闘に参戦する。金塊争奪戦における三大勢力の1つ「第七師団」の旗頭でもある。
情報収集・分析能力に長け、情報将校・作戦参謀としても非常に優秀な軍人であるが故に、上官からは危険視されており、昇進が殆どないばかりか中央から遠ざけられているが、それすらも逆手に取り金塊争奪戦に勤しむ。
年齢や経歴に対して鶴見自身の階級が低いため、部下の中では鯉登の階級が最上級である。ただし上官であるはずの第27聯隊長である淀川輝前(よどがわてるちか)中佐を手玉にとっていることから、他にも弱みを握るなどして階級以上に裾野を広げている可能性がある。
16歳の鯉登が函館で誘拐された際、ロシア語が堪能という理由で陸軍から招聘され、彼の救出に協力した。これがきっかけとなって、当時の鯉登は殆ど期待できなかった海軍将校への道を方向転換し、陸軍へと進んだほど。
鯉登は誘拐事件以降、鶴見への尊敬や崇拝が強く、感情が高まりすぎてしまい彼に直面すると早口の薩摩弁になってしまい通訳を必要とする。また任務に対する行動原理のほとんどが「鶴見中尉に叱られてしまう」「鶴見中尉に褒めてもらいたい」となっていた。
しかし、誘拐事件が鶴見による仕込みと分かると途端に冷静さを取り戻すも、素直な人柄故取り繕うことができず標準語で接してしまう場面があり、それにより鶴見からも鯉登の心が離れていっていることを悟られていた。

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月島基(つきしまはじめ)

大日本帝国陸軍第七師団27聯隊に所属する軍人であり、階級は軍曹。鶴見の右腕として活躍する。士官学校を卒業したばかりである新任の鯉登の補佐を任される経験豊富な叩き上げの軍曹。登場する鶴見の部下の中では唯一日清戦争を経験している。新潟県の佐渡島出身。
ロシア語を習得しており、樺太では日露の通訳も務めた。これは後述する監獄を出る際に「ロシア語が堪能」という付加価値をつける必要があったためであり、出所後に鶴見の下で学んで身につけた技能である。細かい表現を苦手とするようだが、ロシア人とやりとりする分には不足がない。
鯉登が鶴見を前に感情が昂ぶり早口の薩摩弁になってしまうと、その通訳をさせられることが多く、それについては度々「面倒くさい」と感じている。そのため、世間知らずで騙されやすく危なっかしい一面があり、見知らぬ土地では情報収集を部下に任せ1人観光に勤しむ鯉登の補佐を「子守り」と表現する場面もあった。
また育ちの割に語彙が豊かで、フレップワインの販売員の女性を「フレップ姉さん」、饒舌に話しかけてきて犬を盗んだロシア人を「おしゃべりロシア人」と呼んだり、気づかぬ内に接近されると非常に危険な杉元を「狙撃手の悪夢」、鶴見による人間を操作するための耳障りの良い嘘や芝居を「甘い嘘」「鶴見劇場」などセンスを感じられる用語を生み出している。

日清戦争に出兵する際、地元に駆け落ちを約束した婚約者がいたが、周囲の工作により再会を果たすことはなかった。日清戦争後に彼女が行方不明であることを知ると、月島は激情のまま父を殴殺してしまい尊属殺人の罪で死刑を求刑されてしまう。鶴見は月島を監獄から出すため「父親に婚約者を殺された」と月島の罪を正当化するなどの工作を行ったが、「彼女は生きていて富豪と結婚した」と聞かされていた月島は、婚約者を出しにして自身を騙したことを憤ると、最終的には鶴見によって人生を翻弄された事実に諦念してしまった。
このことから「感情のままに動いても良い事はない」と痛烈に理解しており、鯉登が感情に任せて行動するのを諌め、「鶴見への疑念」を抱いた時も「鶴見の邪魔者となれば自身が排除する役なので余計なことは聞かぬ方が良い」との旨を話し制御した。また自身の人生については軽んじている節があり、これは「一度死刑を求刑された身の上」で、「鶴見劇場により既に大切なものを捨てさせられている」「鶴見によって救われた命を鶴見のために使っている」が故である。
樺太では鯉登の補佐として編成されているが、鶴見により全権を任されており事実上の司令塔として働く。その働きぶりから鯉登には深く信頼されるようになり、鯉登は月島を害された時には「よくも私の部下を」と激怒した。
その後も鯉登は「鶴見の真の目的を探るために自身らが盗み聞きをしていた事に気づかれていた」と悟った時に、鶴見劇場と心中する覚悟を固めた月島を止めるべきか、目をつむるべきか想いあぐねるなど彼を心配しており、金塊争奪戦の最後には「もうこの男を開放して欲しい」と懇願した。

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尾形百之助(おがたひゃくのすけ)

大日本帝国陸軍第七師団27聯隊に所属する軍人で、階級は上等兵。狙撃の名手であり、距離300m以内なら確実に相手の頭を撃ち抜く技量の持ち主。また有効射程距離500mの三十年式歩兵銃を用いて2000m先の狙撃も可能との自信を見せた。
元第七師団長の花沢幸次郎(はなざわこうじろう)中将と浅草芸者の妾・尾形トメ(おがたとめ)との間に生まれた非嫡出子であり、これは軍内部では公然の秘密とされていた。異母弟であり父の正妻の子である花沢勇作(はなざわゆうさく)には「兄弟が欲しかった」と何故か慕われていたが、素っ気なくするばかりか、父の愛を試すように謀殺した。さらに父からの愛情が得られないことがわかると、自刃に見せかけて殺害した。これは鶴見の協力があってのことであったが、尾形にとっては「私怨に協力してくれた」という出来事の裏に、「花沢中将の死は鶴見側にとっての利益があったため利用された」という事実があった形である。
性格は冷静沈着で淡々としており、周囲から一歩引いた立場にいることが多い。初期には鶴見の部下として登場したが、その後は土方に鞍替えしたり、キロランケと結託して土方を裏切ったり、第七師団を疎んでいる中央政府のスパイであったりなど、金塊争奪戦の目的も含め考えの読めないところが多い。
鯉登とは父親同士が親友であるという間柄であるが、公式ファンブックによると尾形自身と鯉登の交流はお互いに陸軍所属になるまでなかった。ただし尾形の異母弟の勇作と鯉登は年齢も近く交流があったようである。
片や“両親に愛されて育った末っ子次男坊”と“父にも母にも蔑ろにされて育った非嫡出子”では水と油の関係で、同部隊に配置されたところで全く相容れることがなかった。そのため、鯉登のことは「ボンボン」と影で馬鹿にし、本人を前にしても彼の薩摩弁を「興奮すると早口の薩摩弁になりモスから」などと揶揄している。普段は素直な人柄の鯉登もこれに対して「嫌いだ」と断言するだけでなく「山猫の子は山猫」と皮肉返ししているほど犬猿の仲。この「山猫」とは「芸が拙いので外の事で稼ぐ芸者」の暗喩であり、芸者である母から生まれた尾形を蔑む言葉である。
なお誘拐事件の際には鶴見の部下として誘拐犯を演じていたが、その際鯉登が「祖国のために犠牲になれ」と父に切り捨てられると、自身と同じ立場の人間を見つけた事に喜び鯉登を慰める様に背を撫でたこともあった。

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鯉登平二(こいとへいじ)

帝国海軍に所属する大湊要港部司令官であり、階級は少将。鯉登音之進少尉とその兄・平之丞の父。息子達の幼少期には平二自ら剣術を指南しており、息子同様の剣豪であることが推察される。鹿児島出身で、セリフのほとんどが薩摩弁である。正義感溢れ礼儀正しく、退役軍人である杉元相手にも礼節を払って敬語で対応する人格者。
自身が海軍将校であるにも関わらず息子が陸軍に士官したことについては、立派な将校になるなら海でも陸でも構わないとしている。
期待をかけていた長男の平之丞を日清戦争で亡くした時には深く落ち込み、家族に笑顔を見せることがなくなり、次男鯉登との関係も希薄化していた時期がある。
父として息子を深く愛しつつも軍人である自身と息子の責任ある立場をよく理解しており、時に軍人としての立場を重んじた決断を迫られる。
16歳だった次男・鯉登が誘拐された時には、一度は国のために犠牲となるよう説得を試みるも鯉登の覚悟を聞くと救出に向かったり、少尉として第七師団に任官した後も軍人として立派に成長できるように樺太への先遣隊に息子を編成するよう鶴見へ頼み込む姿もあった。
中央(日本政府・陸軍省・海軍省の総称)への不信感や鯉登が誘拐されたときの恩義もあり、中央に対して反乱分子である第七師団に親子揃って協力する関係。
最後は雷型駆逐艦4隻を率いて五稜郭攻囲戦に参戦し、それにより4隻とも大破・轟沈となったため、責任をとり駆逐艦とともに沈没している。生き残っていたとすれば金塊のために駆逐艦を勝手に動かし轟沈させた反乱分子として厳罰を受ける可能性があるため、「雷」とともに沈むしかなかったとも言える。

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鯉登平之丞(こいとへいのじょう)

鯉登音之進陸軍少尉の兄。鯉登平二・ユキとの間に生まれた長男。帝国海軍に所属し、日清戦争の黄海海戦で戦死しており、最終階級は少尉。防護巡洋艦・松島に乗艦していた。享年21歳。母のユキに似た色白の美男子で、弟である鯉登と13歳離れていたこともあり、やさしい人柄。彼の死は鯉登家全体に暗い影を落とし、鯉登は彼の死により長時間の船旅ができなくなるほど強いトラウマを抱え、海軍将校を目指すには望みのない状態となった。

鯉登ユキ(こいとゆき)

鯉登音之進少尉とその兄平之丞の母であり、上述する平二の妻。鯉登いわく色白の美人で、鯉登兄弟の特徴ある眉毛は彼女譲りである。
薩摩弁を流暢に話しており彼女も夫と同じく鹿児島出身であることが推察される。
鯉登家は軍人の一族だが彼女は一般人であり、少年の鯉登が函館で誘拐された折には、愛する息子の安否を心配し涙した。

杉元佐一(すぎもとさいち)

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門倉利運(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

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門倉利運(かどくら としゆき)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、のっぺらぼうを収監していた網走監獄の看守部長。冴えない中年男だが、実は土方歳三の内通者として情報を流していた。網走の攻囲戦の後は土方と行動を共にする。のっぺらぼうが隔離される前に最後に刺青を入れた男だが、刺青はすべてが揃わなくても解けるため、門倉の刺青はさほど重要ではないと思われていた。しかし最終局面で、思わぬ鍵が隠されていたことが判明する。

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岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

岩息舞治(がんそくまいはる)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、屈強な肉体と暴力への飽くなき欲求を併せ持つ男だ。樺太にあるロシア人の村で、男たちが集団で殴り合う競技「スチェンカ」に参加していた。キロランケやアシリパを追跡する杉元と出会い、拳を通して心を通わせる。刺青は剥がずに書き写された後、強者との出会いを求めてロシアへ渡っていった。

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マンスール(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

マンスール(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

マンスールとは、『ゴールデンカムイ』のキャラクターで、ロシア皇帝の暗殺にも加担したパルチザンのソフィア・ゴールデンハンドの仲間の1人にして砲撃手である。 アイヌの隠し金塊を手に入れるため、ソフィアや仲間たちと共に北海道に乗り込み、主人公の杉元たちに協力。金塊を我が物にせんとする第七師団と壮絶な戦いを繰り広げ、敵の駆逐艦を旧式の大砲で撃破するという大殊勲を挙げた。突如鳴り物入りで登場し、作品の内外からその力量に疑問を持たれるも、鮮やかな活躍で評価を覆したキャラクターである。

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菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

菊田杢太郎(きくた もくたろう)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、鶴見中尉率いる第七師団の一員。作中では珍しく、比較的常識的な言動をする男だ。日露戦争で倒したロシア将校の銃を奪い、戦争が終わった後でも持ち歩いている。金塊争奪戦には途中から参戦したが、その正体は軍中央から鶴見中尉に差し向けられたスパイ。また、かつて故郷を出たばかりの杉元佐一(すぎもと さいち)と出会い、軍に入隊するきっかけを作っており、「不死身の杉元」の生みの親とも言える。

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江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

江渡貝弥作(えどがいやさく)とは、野田サトルによる漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、北海道・夕張で剥製工房を営んでいる青年である。剥製職人としての腕は良いが、人間の死体の皮で革細工を作るという歪んだ趣味を持っている。自分の実の母親を剥製にして所有。母親の偏った教育の下で成長したが、母を慕うなどマザコン気質の持ち主である。鶴見の依頼により贋物の刺青人皮を作成したが、刺青を狙う尾形や杉本に狙われる。初めて自分を受け入れてくれた鶴見を慕っており、最期は鶴見の為に自らの命を犠牲にした。

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二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

二階堂浩平(にかいどう こうへい)とは、『ゴールデンカムイ』の登場人物で、アイヌの隠し金塊争奪戦に参加している大日本帝国陸軍第七師団の兵士である。双子の兄弟の二階堂洋平を返り討ちにした杉元佐一に激しい殺意を抱くようになり、復讐を果たさんとたびたび死闘を演じた。戦いを経る毎に両耳や手足を失って行き、治療の際に使用したモルヒネによって薬物中毒者と化し、その副作用で子供のような性格の異常者となった。最終的に武器の仕込まれた義手や義足を装備し、心も体も壊れていきながら金塊争奪戦の最前線で戦い続けた。

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津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

津山睦雄(つやま むつお)とは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』に登場する刺青の囚人のうちの一人で、「三十三人殺し」と呼ばれている。本編には登場せず、第七師団の鶴見中尉が刺青人皮を持っている。津山から剥いだ刺青人皮をベストのように着こなす鶴見中尉の姿は、多くの読者に衝撃を与えた。「三十三人殺し」という経歴から、モデルは「津山三十人殺し」の都井睦雄(とい むつお)であるという見方が一般的だ。

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土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

土井新蔵(どい しんぞう)とは野田サトルの漫画作品『ゴールデンカムイ』の登場人物である。埋蔵されたアイヌの金塊の暗号となっている刺青が体に彫られた24人の囚人の1人である。幕末に土佐藩の勤皇派におり、幕府の要人など何人も殺害した殺し屋であった。その後北海道・根室に流れ着きアイヌの女性と結婚するも、土井に恨みを持つ者が妻を拐った。妻を取り戻すために、妻を拐った人物を殺め、釧路の海岸で捉えられ囚人となった。妻が病で先が短いことを知り網走監獄を脱獄した。最期を看取った後は根室の漁場で働いている。

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キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシ(ゴールデンカムイ)とは【徹底解説・考察まとめ】

キラウシとは、野田サトル原作の漫画・アニメ作品『ゴールデンカムイ』の登場人物で、土方歳三に道案内に雇われたアイヌの男性。コタン(アイヌの村)の周辺を蝗害に襲われて食糧難になったため、出稼ぎに出ていたところを土方たちに出会った。網走監獄で看守部長をしていた門倉利運(かどくら としゆき)と仲が良く、ふたりで行動することが多い。取り立てて強いわけではないが、五稜郭での最後の戦いではアイヌの土地の権利書を守るため勇敢に戦った。

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