プロジェクトセカイ(プロセカ)のネタバレ解説・考察まとめ

『プロジェクトセカイ』(プロセカ)とは、音声合成ソフトの「ボーカロイド」が題材のスマホ向けリズム&アドベンチャーゲームである。人気のボーカロイド楽曲(通称:ボカロ曲)で遊べるほか、『プロセカ』オリジナルキャラクター達が展開するストーリーを読む事ができる。全5ユニットでわけられているストーリーでは、さまざまな悩みや葛藤を抱える少年少女達が、仲間や初音ミク達バーチャル・シンガーとの交流にくわえ、音楽そのものを通して成長・変化していく様が描かれている。

真衣(まい)

右にいる少女が真衣

CV:河野みさき
遥がかつて活動していた元国民的アイドルグループ・ASRUNの元メンバー。年は15歳で、遥の後輩にあたる。好きな食べ物はエクレアで、嫌いな食べ物はレバー。趣味は岩盤浴や銭湯を巡る事である。
遥にあこがれてオーディションを受け、ASRUNメンバーとして加入した。アイドルとして順調に活躍していたが、活動開始から3年めのある日、新曲を上手く歌えなかった事をきっかけにスランプに陥ってしまう。結果、無理なトレーニングをして喉を壊し、アイドルを引退せざるを得なくなる。自暴自棄になった真衣は、自分を励まそうとした遥に辛辣な言葉を返してしまう。それに傷ついた遥は、アイドルとしてステージにあがれなくなり、アイドルを引退。ASRUN解散へと繋がる。
その後、自分の現状とようやく向き合えた真衣は自分がしたことを後悔し、その事を伝える為に遥達モアジャンメンバーに会いに行く。無事に遥との関係が直った後は、舞台女優として活動するようになる。

元ASRUNメンバー

かつて遥や真依と一緒にASRUNで活躍していた元メンバーの少女。イベントストーリーにて登場した。ASRUN解散後は、事務所を移籍してアイドル活動を継続している。予算がほとんどない事務所で活動しているらしいが、それでも元気に活動を続けている事が明かされている。遥が新たにアイドルグループを結成した事を知った際に遥に電話をかけ、そこで遥がアイドルの世界に戻るきっかけになったみのりの事を知る。みのりについて知った彼女は、みのりの将来性を買ってくれ、「凄いアイドルになる」と遥に太鼓判を押した。

Cheerful*Daysのメンバー達

メインストーリーで雫が途中まで所属していたアイドルグループ・Cheerful*Daysのメンバー達。全員が雫の人気に不満を持っており、影で嫌がらせをしていた。雫がアイドルを引退する事になった理由ともいえる。なお、雫がアイドルを引退する際も「雫のせいで今後のスケジュールがぐちゃぐちゃになった」など攻撃的な態度を見せている。

ななみん / 早川ななみ(はやかわ ななみ)

CV:仲田ありさ
アイドルグループ・CreamBerry(クリームベリー)の元メンバー。イベントストーリーにて登場した。アイドル引退後は、配信者・ななみんとしてネットでの動画公開を中心に活動している。チャンネル登録数は約80万人と、多くの人気を集めている。配信専門の事務所にも所属している。好きな食べ物はフルーツタルトで、嫌いな食べ物はワサビ。趣味はキリンのグッズ集めである。
以前から遥と交流があり、彼女を通してモアジャンの存在を知り興味を持つ。共同でコラボ配信企画を持ちかけた事を機に、モアジャンと本格的に交流を持つ。このコラボ配信企画は、モアジャンにとって初のライブパフォーマンスとなっており、みのりがアイドルとしてファンに認められるきっかけになった企画でもある。また逆にモアジャンが企画した動画にゲストで登場したり、リアルイベントをやりたいモアジャンの為に「なにか出来る事はないか」と奮闘してくれたりと、モアジャンの活動を応援してくれる大事な1人となっている。

内山唯奈(うちやま ゆいな)

CV:平山笑美
みのりのファン第1号の少女である。イベントストーリーにて登場した。登場当初は名前もボイスもなかったが、後日公開された別のイベントストーリーにてボイスと名前つきで登場した。部活で足手まといになっている事に悩んでいた際に、街で偶然みのりと出会う。その時、彼女に応援された事がきっかけとなり、前向きに頑張れるようになる。モアジャン初のリアルイベント開催時には、スタッフとして参加。再会したみのりに「みのりのために頑張りたい」事を告げ、みのりに勇気を与えた。なおイベントスタッフとしての実力は高く、ファンの多さに混乱している場を率先してまとめあげるなど、スタッフとして大いに活躍した。

斎藤彩香(さいとう あやか)

CV:森谷里美
モアジャンのファンの女子大生。イベントストーリーにて登場した。モアジャンのなかでも雫の大ファンであり、彼女がCheerful*Daysに居た頃からのファンである。油断すると「雫様」と雫を呼んでしまうこともあるほど、雫の事を推している。アーティストやアイドルのイベント制作のアルバイトを行っており、モアジャンのリアルイベントの制作を手伝った事もある。公私混合はせず、仕事は仕事としてこなせるタイプで、その仕事っぷりは元国民的アイドルの1人であった遥から見ても完璧と思えるレベル。人をまとめる事にも長けている他、モアジャン初のリアルイベント終了の際はメンバーに花束を贈るサプライズをするなど、高い指揮力・企画力を持っている。

長谷川里帆(はせがわ りほ)

CV:長谷川育美
趣味で作った楽曲をネットに投稿している配信者の少女。イベントストーリーにて登場した。アイドルが大好きで、中でも遥の事を強く推している。彼女の活動や言葉に感銘を受けた事がきっかけで、聞いてくれる人達に「希望を届ける歌」を作ろうと奮闘している。
イベント『つなぐPainful Hope』のストーリーにて新曲作りを開始したモアジャンにメールを送り、協力するようになった。また同じ頃、自分の過去作が有名な配信者に気に入られた事をきっかけに、爆発的に再生数を伸ばす事態が起こる。楽曲が人気になると同時に誹謗中傷のコメントの数も増えていき、それが原因で精神が不安定になって最後には楽曲作りができなくなってしまう。しかしその後、遥に励まされた事で「苦しくても曲を作り続ける」と決意。モアジャンのために作っていた楽曲も、無事に完成させる。モアジャン新曲完成後も、誹謗中傷の類が減る事はなかったが、自分の曲を好きでいてくれる人達の為にと曲を作り続けるようになる。

Vivid BAD SQUADに関係するその他の登場人物

白石謙(しらいし けん)

CV:中村大志
杏の父。ストリートミュージシャンの間で語り継がれる伝説のライブ・RAD WEEKENDを開催したミュージシャンの1人でもある。アーティストとしての名前は、KEN。年齢は43歳で、現在は音楽をやめてライブカフェ&バー・WEEKEND GARAGEの経営を行っている。KENの人気は彼が音楽活動をやめた後も健在であり、お客のなかには彼に会いたくて訪れる者もいる。かつての音楽仲間達も集っており、常連客からは「謙さん」という呼び名で親しまれている。なお作中に登場はしていないが、杏の母でもある謙の妻は料理が下手で、家庭教師をしている事が明かされている。好きな食べ物は肉料理全般で、嫌いな食べ物は梅干し。趣味は釣りである。
ビビバスの活動を見守る保護的立ち位置にいる。RAD WEEKENDを超えるライブをしようと意気込むビビバスの存在を嬉しく思う反面、過去の伝説に囚われてばかりいる彼らの事を心配する様子も見せている。「目標は人の支えにもなるが、人を惑わす場合もある」と考えている模様。
ビビバス以外のユニットメンバーとは、杏の友達であるモアジャンの遥と顔をあわせた事がある。

古瀧大河(こたき たいが)

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