プロジェクトセカイ(プロセカ)のネタバレ解説・考察まとめ

『プロジェクトセカイ』(プロセカ)とは、音声合成ソフトの「ボーカロイド」が題材のスマホ向けリズム&アドベンチャーゲームである。人気のボーカロイド楽曲(通称:ボカロ曲)で遊べるほか、『プロセカ』オリジナルキャラクター達が展開するストーリーを読む事ができる。全5ユニットでわけられているストーリーでは、さまざまな悩みや葛藤を抱える少年少女達が、仲間や初音ミク達バーチャル・シンガーとの交流にくわえ、音楽そのものを通して成長・変化していく様が描かれている。

画像右の男性が古瀧大河

CV:平林剛
伝説のライブ・RAD WEEKENDを企画したメンバーの1人。謙がミュージシャンとして活躍していた時の相棒でもある。イベントストーリーにて登場した。好きな飲み物はウイスキーで、嫌いな食べ物はつぶあん。趣味はツーリングである。
RAD WEEKEND後は渡米して活動していた。渡米してからはWALKERと(ウォーカー)いうグループの活動しており、世界的に有名なアーティストとして現役で活動中である。またRAD WEEKEND終了後に謙とは別れて活動を始めた為、ファンの間では2人の仲になにかあったと推測されてもいるが、謙との関係は良好そのものである事が作中で明かされている。
こはねの実力を買っており、てRAD WEEKENDを超える可能性を秘めていると考えている。だが彼女がまだ未熟である事も見抜いており、成長には時間が必要とも考えている。

古瀧凪(こたき なぎ)

CV:大井麻利衣
大河の妹。伝説のライブ・RAD WEEKENDを企画したメンバーの1人でもある。イベントストーリーにて登場した。当時はNagiの名前で活動をしており、謙と大河と共にユニット・RADderも結成していた。高い実力とカリスマ性を備えており、多くの人気を集めていた。実際にビビバス内においても、杏にとって憧れのミュージシャンである事が明かされている。だがRAD WEEKEND開催後、突如として消息不明になる。謙と大河は消息を知っているようだが、しかし周囲にはそれを隠しているらしく、彼女の話があがると2人してはぐらかすような物言いになる。

青柳春道(あおやぎ はるみち)

画像右の男性が青柳春道

CV:小野健一
冬弥の父。職業はクラシック音楽家であり、世界的にも有名な人物となっている。年齢は53歳。好きな食べ物はクッキーで、嫌いな食べ物はフォアグラ。趣味は音楽鑑賞である。
根っからのクラシック音楽至上主義で、「クラシックは人生を豊かにする」という信念を持っている。そのため、冬弥を含む自分の子ども達3人には、幼い頃からクラシックの英才教育を施してきた。兄2人は父の思い通りのクラシック人間へと成長したが、冬弥のみ彼の教育の厳しさに耐えきれずにやめてしまう。ストリートミュージックを「遊び」と思っていることもまた、ストリートミュージシャンとして成長しようとしている冬弥との間にある亀裂を深める要因となっている。だが後に、父が厳しかった理由が単に「クラシックのよさを知ってほしい」という思いから来ていたものだと知った冬弥が彼に歩み寄った事をきっかけで、親子のわだかまりが解消され始めるようになる。またその際、春道もこっそり冬弥のライブを見に行っている。ストリートミュージックに対する理解はできなかったものの、そこで活動をする息子の姿には思うところがあった模様で、以降は冬弥の音楽活動に対しての態度が少々柔らかくなっている。

こはねの父

メガネの男性がこはねの父

こはねの父。本名は不明。作中に外見は出てこながいが、眼鏡をかけている事が明かされている。こはねが趣味で世話している蛇の本当の飼い主でもある。また趣味がカメラで、こはねの趣味がカメラなのも父からの影響である事が明かされている。
こはねの音楽活動に関しては当初は応援していたが、ライブハウスという怪しい場所に一人で出入りするようになる娘の姿に、次第に不安を募らせていくようになる。だがこはねに招待されたライブで、娘の歌声や会場の雰囲気を直に感じられた事を機にその考えは一変する。以降は、こはねの活動を認めて再び応援していくようになった。

三田洸太郎(みた こうたろう)

CV:峯田大夢
彰人・冬弥がBAD DOGSとして活躍しているストリートで活動中のストリートミュージシャン。年齢は17歳。KENの事を尊敬している。好きな食べ物はイチゴで、嫌いな食べ物はイチゴ風味の飲食物。趣味はソシャゲである。
彰人・冬弥とは彼らがBAD DOGSを結成した頃からの知り合いで、実力があると認めている。作中に登場したばかりの頃は、KENの娘の杏が親の七光りで脚光を浴びていると思い、彼女や彼女と共にVividsを結成したこはねの活動を妨害しようと企んでいた。だがVividsのライブを通して彼女達の実力が確かなものであると知った後は、Vividsを認め、自身の行いを反省して謝罪した。その後はビビバスの活動を応援すると同時に、ライバルとして切磋琢磨しあう関係となった。

遠野新(とうの あらた)

CV:柳晃平
ビビバス同様に、RAD WEEKENDを超えるイベントを行う事を目標に活動しているソロミュージシャン。イベントストーリーにて登場した。年齢は19歳。好きな食べ物はチョコレートパフェとオムライスで、嫌いな食べ物は納豆。趣味は写真である。愛用のカメラが、ミニポラロイド系カメラである事が明かされている。
人当たりがよく優しい雰囲気のある青年だが、音楽に対しては非常に厳しい眼差しを常に向けている。相手が誰であろうと、正確かつ厳しい評価を行う。ミュージシャンとしての実力も高く、実際に作中ではその夢の実現に1番近い人物であるとさえ言われている。海外で3年の修業を経た後、拠点を渋谷に移してきた。ビビバスに対しては「実力はまだまだでも、個々では今後に期待できる」と評価している。だがその個々の中に彰人だけが含まれておらず、それどころか「1番面白くない」と厳しい評価を彰人に告げた。後に彰人と再会した際に、彼の本気を認めて歌唱で対決する。彰人個人には勝利するも、その後やってきたビビバスメンバーと彰人の歌唱を通して彰人を含むビビバス全員の実力を認めた。
なおRAD WEEKENDを目標に活動をしているものの、活動当初はそこまで思い入れが深くなかった事が明かされている。彼には音楽の世界に足を踏み入れるきっかけとなった相棒がおり、その相棒がRAD WEEKENDに対して強い思い入れを持っていた。だが交通事故の後遺症が原因で、相棒はミュージシャン活動を止めざるを得なくなる。結果、新は相棒の想いを背負っていく事を決め、「RAD WEEKENDを超える」という目標を掲げるようになる。

宮田颯真(みやた そうま)

CV:岩中睦樹
新の相棒。新を音楽の世界に連れてきた人物でもある。イベントストーリーにて登場した。
RAD WEEKENDを超える事を目標に活動していたが、交通事故にあってしまい、その後遺症からミュージシャン引退を余儀なくされる。以降は颯真に代わって新がRAD WEEKENDを超える夢を引き継ぐが、颯真自身は夢を追う事を諦めてしまったせいか新の事を「相棒」と呼ぶ事はやめてしまった。代わりに他者に紹介する時は「親友」と述べている。
以前は渋谷外の病院にいたようだが、体調の回復を機に渋谷内にある病院に転院してくる。そこで見舞いに来た新を通して、ビビバスメンバーと知り合いになる。

ビビ

ビビットストリートに住んでいる野良猫。通称は「音楽がわかる猫」である。路上で演奏をしていると、歌が上手い場合は立ち止まって聴いてってくれる。だが反面、上手くない、自身が気に入らないと感じた場合はスルーして去っていく為、先述した通称がつけられた。ビビットストリートで活動する人達の間では、「ビビに聴いてもらうことが、若手が一人前になる第一歩」ともいわれている。

翔太(しょうた)

CV:なし
彰人の小学生時代の友人。彰人が所属していたサッカーチームのチームメイトである。イベントストーリーにて登場した。一緒にサッカーをしていた頃は、彰人によく励まされ元気をもらっていた。だが彼がチームをやめてしまってからは話すタイミングがなくなってしまい、距離があくようになる。
それから数年後、高校生になった際に兄の手伝いで「シブヤ夏祭り」の実行委員をやる事になり、祭りに出演してくれるアーティストを探している時にBAD DOGSの存在を知る。彰人とBAD DOGSの実力を実際に目にした彼は、アマチュア部門のパフォーマンスのトリに歌唱力のあるユニットをいれたいと考えていた事もあり、BAD DOGSに出演依頼をする。そしてこれを機に、彰人とも再び交流するようになる。

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