プロジェクトセカイ(プロセカ)のネタバレ解説・考察まとめ

『プロジェクトセカイ』(プロセカ)とは、音声合成ソフトの「ボーカロイド」が題材のスマホ向けリズム&アドベンチャーゲームである。人気のボーカロイド楽曲(通称:ボカロ曲)で遊べるほか、『プロセカ』オリジナルキャラクター達が展開するストーリーを読む事ができる。全5ユニットでわけられているストーリーでは、さまざまな悩みや葛藤を抱える少年少女達が、仲間や初音ミク達バーチャル・シンガーとの交流にくわえ、音楽そのものを通して成長・変化していく様が描かれている。

ワンダーランズ×ショウタイム

天馬司(てんま つかさ)

CV:廣瀬大介・高橋由衣(幼少期)
ワンダショの劇団員の少年。レオニの咲希の兄でもある。東京都渋谷区にある都立の高校・神山高校に通っており、2-Aに所属する。そのほか学級委員会にも所属している。誕生日は5月17日。好きな食べ物はアクアパッツァと生姜焼きで、嫌いな食べ物はピーマンである。特技はピアノとどんな時でも即カッコいいポーズができることで、苦手なものは多足系の虫。趣味はミュージカル観劇と衣装づくりである。
ナルシスト気質の少年で、「世界一のスター」を目指してワンダショで活動をしている。スターになる事は彼の生きる上での指針でもあるようで、事ある毎に「スターたるもの~」と口にしている。そのほかにも自身が名乗りをあげる時用の常套文句を用意し、それを集団面接などの場で当然のように披露できるなど、少々常識からはズレた行動を取る事があり、作中では変人の1人として数えられる事が多い。本人はそうした周囲からの注目をすべて「人気」「脚光を浴びている証拠」といった風に捉えている為、そうした点も彼が変人に見える要因の1つである。だが「スター」になる為の努力を欠かさずに行っている結果か、知識・教養は豊富。またワンダショの他メンバーが、彼よりも個性豊かで飛び抜けた言動の者ばかりなため、ワンダショメンバーといると彼の変人具合が薄れる傾向にある。ツッコミ役に回る事も多い。
ワンダショ以外では、レオニのメンバー、モアジャンの雫、ビビバスの杏・彰人・冬弥、ニーゴの絵名と瑞希と面識がある。なかでもレオニのメンバーであり妹でもある咲希は、司が世界一のスターを目指すきっかけになった人物でもある。昔から体が弱く学校も休みがちだった妹を元気づけたいという一心で、スターを目指すようになった。

鳳えむ(おおとり えむ)

CV:木野日菜
ワンダショの劇団員の少女。ワンダショの活動拠点であるフェニックスワンダーランドを経営する「フェニックスグループ」の創始者の孫でもある。現在は、父親がフェニックスグループを継いでいる為、経営者の娘という立場。東京都渋谷区にある私立の高校・宮益坂女子学園に通っており、1-Bに所属する。そのほか体育祭実行委員会にも所属している。誕生日は9月9日。好きな食べ物は鯛焼きで、嫌いな食べ物はない。特技はアクロバットで、苦手なものは夕暮れ。趣味はご近所探索である。
天真爛漫の四文字を地で行く、明るく活発な少女。名前の「えむ」には、「いつも笑顔でいられますように」「聞いた人が面白いと笑ってくれますように」といった意味が込められており、正に名は体を表すような少女だといえる。また彼女自身も「たくさんの人に笑顔になってもらいたい」という願いを持っており、それをワンダショでの活動指針として掲げている面がある。ワンダショの演劇を行う場所である・ワンダーステージが大好き。しかし維持費が高いわりに採算が取れないという理由で父親に取り壊されそうになったため、連休までに採算が取れるようになる事を条件に、取り壊しを延期してもらう。そして条件達成の為に、ワンダショでの活動を開始する。なお、一見すると自由奔放でマイペースな人間に見えるが、意外にも現実的な思考で物事を見極めていたり、周囲が笑顔になれるような「フリ」をしたりと思慮深い。学業においても、テストの順位がクラス内で上から3番目と非常に頭がいい。
ワンダショ以外では、レオニの穂波・咲希、モアジャンの遥、ニーゴのまふゆと面識がある。まふゆに対しては、いつでも笑っているように見えて実は心の底は冷えているといった彼女の性質を本能的に感じ取っており、彼女の性質に恐れを感じている。しかし反面、彼女の本当の笑顔を見たいという思いもあり、笑顔にできないかと考えてもいる模様。

草薙寧々(くさなぎ ねね)

CV:Machico
ワンダショの劇団員の少女。ワンダショメンバーの1人・神代類とは年の違う幼馴染同士であり、彼に推薦される形でワンダショの団員となった。歌が得意なため、ミュージカルのような歌がメインの劇では主役を務める場合がある。東京都渋谷区にある都立の高校・神山高校に通っており、1-Bに所属する。そのほか映画部にも所属している。誕生日は7月20日。好きな食べ物はグレープフルーツで、嫌いな食べ物はミント味の食べ物である。特技は歌うこと以外では機械の操作全般があり、逆に苦手とするのは人通りの多い場所。趣味は対戦ゲームとミュージカルや映画の鑑賞である。
人見知りのきらいがある毒舌少女で、基本的にはその物言いから司と共にツッコミ役に回る事が多い(ただし、司も時としてボケ役に回ってしまう為、その場合は彼女1人でツッコミをしなければならなくなる)。とはいえ辛辣な物言いができる相手は、人見知りが起因して慣れ親しんだ相手のみに限られている為、彼女の毒舌は相手を慕っていたり信頼している証だと捉えられる。幼い頃からミュージカルで活躍する事を夢に見ており、かつては児童劇団にも所属していた。主役を演じられるまでになったが、初めてのショーを緊張が原因で失敗させてしまい、自責の念から劇団を退団する。その後、この出来事がトラウマになり舞台に出れなくなるも、類が寧々の代わりになるロボット・ネネロボを開発してくれた為、それを使ってワンダショのメンバーとして活動するようになる。なお、ワンダショメンバーのおかげでトラウマと向き合えるようになってからは寧々本人が舞台にあがる事も増えた。ネネロボの方は自立型AIが搭載され、団員の1人として寧々と共に活動を続けている。
また歌以外の得意な事としてあげられている「機械の操作全般」は、趣味の「対戦ゲーム」に理由があるとのこと。なかでも格闘アクションゲーム(通称:格ゲー)が得意で、校内ゲーム大会で優勝した経験もある。トラウマが原因で劇団をやめた後も、ゲームばかりして過ごしていたため、相当のゲーム好きである事が伺える。
ワンダショ以外との交流は少ないが、レオニの一歌と志歩に音楽面で大きな影響を与えている。彼女の歌唱力の高さや、ワンダショメンバーのおかげでトラウマと向き合い成長できた経験が、2人の音楽に対する姿勢に強い刺激を与えた。なお一歌に対しては、歌の指導を行った事もある。

神代類(かみしろ るい)

CV:土岐隼一・森なな子(幼少期)
ワンダショの劇団員の少年。役者だけではなく演出家としても活躍している。ワンダショメンバーの1人・草薙寧々とは年の違う幼馴染同士であり、彼女をワンダショに引き入れた張本人である。東京都渋谷区にある都立の高校・神山高校に通っており、2-Bに所属する。そのほか緑化委員会にも所属している。誕生日は6月24日。好きな食べ物はラムネ菓子で、嫌いな食べ物は野菜全般である。特技は発明であり、逆に苦手とすることは掃除などの単純作業。趣味は、バルーンアートとショーの演出を考えることである。
頭の回転が早く、ロボットやドローンを自作できるほどに高い知識力と技術力を持っているが、いわゆる天才少年。だがマイペースな性格や独特な発想ばかりする事が起因し、周囲からは変人と扱われる方が多い。また幼い頃から一緒にいる寧々いわく「ショーバカ」との事で、その言葉通り日夜場所問わず、暇さえあればショーの演出などについて考え続けている。日々目にするもの全てを「ショーのネタ」として捉える傾向にもあり、この事もまた、彼の変人具合に拍車をかけている理由である。だがショーを行う者としての誇りや気持ちは本物で、「自分が満足できるショー」にくわえて「観客を笑顔にするショー」ができるように常に画策している。突飛な発想で危険な演出をすることはあるが、安全対策もあわせて考えており、予想外のトラブルが起きた際もきちんと原因を突き止めて改善策を練り出している。だがあまりにも発想が突飛すぎる・リスクが多すぎるという理由で、彼のショーの演出・構想についていける者は多くなく、ワンダショに入るまでは1人で活動を行っていた。ワンダショに入ってからも、時折ゲリラでショーを開催している。
ワンダショ以外では、ビビバスのメンバー、レオニの一歌、モアジャンのみのり・愛莉・雫、ニーゴの瑞希・まふゆと面識がある。なかでも瑞希とは中学時代からの知り合いで、校内で「変わり者」として扱われていた者同士という共通点がある。それ故か、高校生になった今でもお互いのことを気にかけている節がある。なお、ワンダショでの活動時の類と寧々の衣装は、瑞希が制作している事が明らかになっている。

25時、ナイトコードで。

宵崎奏(よいさき かなで)

CV:楠木ともり
ニーゴの作曲担当メンバーであり、ニーゴを結成した本人でもある。ニーゴ内でのハンドルネームはK(ケイ)。東京都渋谷区にある都立の高校・神山高校の通信制に在籍中の高校2年生。誕生日は 2月10日。好きな食べ物はカップ麺や缶詰などの手軽に食べれる物で、嫌いな食べ物はパクチーや納豆といった、においが独特な物である。特技は感覚で時間を計れることで、苦手なものは直射日光と家事全般。趣味は、まだ知らない音楽を探して聴くことや、映画・漫画・アニメ・美術作品などの鑑賞をすること。
プロセカ随一の引きこもり少女。素直で物静かな少女で、どんな人でも救える・幸せにできる曲を作るため、日々の使える時間を全て作曲にあてて暮らしている。引きこもっているのも作曲をし続けるためといった理由がある。彼女のこの考え方の基盤は、自分の音楽で父親を追い詰めてしまった経験から来ている。作曲家だった父の助けになると思い作った楽曲で、父が自身の才能のなさに悩まされ苦しんでいた事を彼が倒れた後に知った奏は、以来呪いのように「誰かを幸せにする曲をつくり続けなければならない」と曲作りを続けている。作曲のセンスそのものは生まれ持ったもので、いわゆる天才といった部類に当てはまる。作中では即興で曲を作り、ピアノで生演奏をしているシーンも存在する。
なお倒れた父はその後病院で治療を受けており、母親も幼い頃に亡くしている為、奏は1人で暮らしている。生活よりも作曲を優先してしまう事が裏目に出て、1人で暮らしていく為の生活力は皆無と言っても過言ではない。そのため、家事は全て家事代行アルバイトの者に頼っている。なお家事代行アルバイトとして奏の家で働いているのは、レオニの穂波である。
性格は素直で物静か。過去の経験が起因してか、責任感がとても強く、他者のためになる事であれば自分を犠牲にする傾向もある。現在は感情表現に乏しくなってしまったが、もともとは年齢相応に感情が豊かなタイプの子どもだった。
ニーゴ以外とは、モアジャン・ビビバス・ワンダショのメンバー、レオニの一歌・穂波と面識がある。なお『プロセカ』が始まった当初は引きこもりという設定が原因となってか、他のユニットのメンバーとはなかなか顔を合わせる機会がなかった。他ユニットの主人公にあたるキャラ全員と出会うまでに、約2年の歳月を費やす事となった。

朝比奈まふゆ(あさひな まふゆ)

CV:田辺留依
ニーゴの作詞を担当しているメンバー。ニーゴ内でのハンドルネームは、雪。東京都渋谷区にある私立の高校・宮益坂女子学園に通っており、2-Bに所属している。学級委員として活動しているほか、弓道部での活動もしている。通信制や夜間制の学校に通っていたり、在学はしているがサボりガチだったりと、学校に対してどこか特殊な環境にいるニーゴメンバーの中で唯一、一般的な通学をしているメンバーとして、『プロセカ』ファンの間では知られている。誕生日は1月27日。好きな食べ物はお母さんの手料理で、嫌いな食べ物は特になし。特技は英会話で、苦手なものはわからない。なお後述する理由から「失感情症」となってしまっているため、実は好きなものや嫌いなものがよくわからない状態にある。好きな食べ物としてあげている「お母さんの手料理」も、とりあえずあげているだけの模様。趣味はアクアリウムである。
一見すると、他者への気遣いが完璧で文武両道の優等生に見える少女だが、実は自分の好きなことや嫌いなことがまるでわからないという失感情症を抱えており、彼女の普段の言動は全て表面的に振る舞っているだけのものに過ぎない。他者の持つ感情を理解することもできない為、誰かを気遣う素振りも「優等生に見せる」ために彼女が振る舞っているだけだ。また、感情以外にも味覚も失っている。
彼女がこうなった原因は、家庭環境にある。幼い頃から「優等生」である事を両親に期待されていた彼女は、両親の期待に応えるために徐々に自分の感情を抑えるようになる。かつては「看護師になりたい」という夢があったが、それも両親に否定され、「医師になった方がいい」と言われた事で諦める。周囲からも同じように「医師になった方がいい」と言われた事もまた、優等生である事を意識する彼女にとっては自分の夢を諦める要因となってしまった模様。そうして過ごす内に、自分のしたい事がよくわからなくなってしまい、気がついた時には失感情症となっていた。ニーゴのメンバーやバーチャル・シンガー達との交流、楽曲制作が影響してか、ストーリーが進む毎にニーゴのメンバーの前では他には見せない子どもっぽい態度を取るなど、少しずつ素の感情を出せるようにはなってきている。
ニーゴ以外では、レオニの一歌、モアジャンの雫、ワンダショのえむと面識がある。なかでもえむからは、自身が失感情症である事を見抜かれている。とはいえ、えむ本人も全てを見抜いているわけではなく、直感で「どこか人と違う」という認識をしている程度。他の人と違うまふゆの奥底にある闇が怖いらしく、まふゆに対しては苦手意識を持っている。しかし体育祭の学年対抗リレーのアンカーとして2人で競い合った結果、えむのまふゆに対する苦手意識が軽減され、以降のまふゆへの態度は少し軟化した模様。

東雲絵名(しののめ えな)

CV:鈴木みのり
ニーゴのイラスト担当メンバー。ビビバスの彰人の姉でもある。ニーゴ内でのハンドルネームは、えななん。東京都渋谷区にある都立の高校・神山高校の夜間定時制に通っており、クラスは2-Dに所属する。誕生日は 4月30日。好きな食べ物はパンケーキとチーズケーキで、嫌いな食べ物はにんじんである。特技はファッションや小物のリサーチ、料理の食材当てで、苦手なことは朝に起きること。趣味は、絵を描くことと自撮りをSNSにアップすること、そしてそのSNSへの反応をエゴサーチすることである。
承認欲求が強い少女で、SNSに依存している。よく自撮りをしてはSNSにあげて、フォロワーの反応を確認している。フォロワー自体は4桁を超えているという。だが同じように趣味で描いているイラストを投稿しているアカウントへの反応はいまいちで、その事を悩んでいる。絵を描くようになったのは、画家である父の影響である。本当は画家になろうと美術科のある高校を受験しようとしていたが、父から「才能がない」と言われてしまう。父としては、絵名では画家の世界の厳しさには耐えられないだろうという親としての心配から、娘にそう告げた模様。だが画家を志していた絵名はショックを受け、以降、父の事を顔を見るのも嫌がる程に嫌悪するようになる。また父から認められなかった悔しさをバネに、画家になろうと努力してみたものの失敗する。高校受験も失敗してしまい、神山高校の夜間定時制に通う事となった。その後、奏に絵を見初められ、ニーゴに加わる。そうしてニーゴメンバーとの交流や楽曲制作などを通して、誰に認められなくても絵を描き続ける決意をする。なおこのような過去の経緯があった上で、奏が自撮りではなくイラストの方を評価してニーゴに誘ってくれた為、自分の絵に価値をくれた人として奏に恩を感じている節がある。
ニーゴ以外のメンバーとは、ビビバスメンバーであり自身の弟でもある彰人、モアジャンの愛莉と面識がある。なかでも愛莉とは中学時代からの親友で、高校生になっても付き合いがある数少ない友人でもある。歌って踊れるアイドルになりたいという愛莉の夢を応援している。

暁山瑞希(あきやま みずき)

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『龍が如く0 誓いの場所』の「セクシー女優人気投票」参加者画像まとめ!

『龍が如く0 誓いの場所』の「セクシー女優人気投票」参加者画像まとめ!

『龍が如く0 誓いの場所』は、発売される前にゲーム内に登場する権利をかけた「セクシー女優人気投票」が行われました。この記事では、人気投票にエントリーしていた女優を画像付きで紹介します。実際に作品に出演した姿は素晴らしいクオリティだったので、気になる方はぜひゲームもプレイしてみてはいかがでしょうか。

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龍が如く0 誓いの場所の攻略情報・Wikiまとめ!

龍が如く0 誓いの場所の攻略情報・Wikiまとめ!

2015年に発売された「龍が如く0 誓いの場所」の攻略情報・Wikiをまとめて紹介する。本作はPlayStation 4とPlayStation 3のソフトとして発売されたが、のちにPlayStation VitaやXbox Oneでも配信されている。ストーリーは1作目の『龍が如く』よりも過去の話を描いたものとなっており、「金・女・暴力」をコンセプトに制作された。

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「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

『龍が如く7 光と闇の行方』は、アクションバトルだった過去作とはゲームの仕様が変わり、コマンドRPGになったことでちょっとした騒動になったことがありました。この記事では、発売当時の情報や、ファンの意見などをまとめています。『ペルソナ』シリーズとゲームの操作が似ていることから、「汚いペルソナ」「ペルソナが如く」と言われ、ネタにされていたようです。

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