プロジェクトセカイ(プロセカ)のネタバレ解説・考察まとめ

『プロジェクトセカイ』(プロセカ)とは、音声合成ソフトの「ボーカロイド」が題材のスマホ向けリズム&アドベンチャーゲームである。人気のボーカロイド楽曲(通称:ボカロ曲)で遊べるほか、『プロセカ』オリジナルキャラクター達が展開するストーリーを読む事ができる。全5ユニットでわけられているストーリーでは、さまざまな悩みや葛藤を抱える少年少女達が、仲間や初音ミク達バーチャル・シンガーとの交流にくわえ、音楽そのものを通して成長・変化していく様が描かれている。

CV:佐藤日向
ニーゴの動画制作担当のメンバー。ニーゴ内でのハンドルネームは、Amia(アミア)。東京都渋谷区にある都立の高校・神山高校に通っており、クラスは1-Aに所属する。だが後述する理由から、サボりがちでほとんど通っていない状態にある。誕生日は 8月27日。好きな食べ物はカレーライスとフライドポテトで、嫌いな食べ物はきのこ系である。特技は洋服のアレンジ、苦手なものは熱い食べ物。趣味は、コラージュと動画の素材集めである。
気分屋で楽しいことが大好きな、享楽主義の人物。イタズラが大好きで言動がフリーダムな様が「猫」を連想させると、『プロセカ』ファンの間では有名。実際に公式の一コマ漫画で自分の事を「かわいいネコチャン」と言っているシーンがある。だが常識や倫理観はしっかりと持っており、可愛らしい見た目や自由奔放な言動とは真逆に達観した一面も持ち合わせている。また『プロセカ』唯一、性別が不明なキャラクターでもある。一見すると少女であり学校でも女子制服を着ているが、中学時代は短髪で男子制服を身に付けていた事が明かされている。作中でも周囲の人々から「男と女、どちらかわからない」とよく言われている。それが逆に人目を引いて、興味心から近寄ってくる者達もおり、そうした相手を避ける為に学校にはあまり行かなくなった模様。なお私服は、主にロリータ系の服を好んで着ている。瑞希の現在の姿や言動に強く影響を与えたのは海外で暮らしている姉であるようだが、その経緯について詳しくは明かされていない。両親についても詳しい事は明かされてはいない。また瑞希自身にもなにやら秘密があるようだが、その内容についても明かされていない。動画制作を始めた理由については、趣味のコラージュが講じた結果である模様。1人でコラージュをしていたある日、「コラージュが動いたらもっとかわいいのではないか」という考えに至り、動画制作を始めた。特技の洋服のアレンジについては、瑞希が制作した衣装を身に着けたワンダショの類や寧々を見た司が、思わず「この制作者は一流の腕を持っている」とこぼすほどの腕前となっている。
ニーゴ以外では、ビビバスのメンバー、ワンダショの司・類・寧々と面識がある。なかでもビビバスの杏は、瑞希にとって数少ない「本当の友人」である事が明かされている。ビビバスのメンバーと知り合ったのも、杏経由での事となっている。

Leo/needに関係するその他の登場人物

イオリ

CV:笹本菜津枝
バンド・STANDOUT(スタンドアウト)のリーダー。パートはボーカルである。イベントストーリーにて登場した。好きな食べ物はバナナチョコクレープで、嫌いな食べ物は辛いもの。趣味は古着屋めぐりである。
非常にストイックな姿勢で活動を続けており、本気で音楽をやれる仲間を探している。その活動が評価されてか、STANDOUTはメジャーデビューを控えるまでに成長を遂げる。新たなベーシストを探していた際に、自分達が活動しているライブハウスでバイトしていた志歩がベーシストとして高い実力を持っていると知り、志歩を自分達のバンドに勧誘した事がきっかけでレオニと関わりを持つようになる。結局はライブで他のレオニメンバーと共に活躍する志歩の姿を見て、勧誘を諦める。メジャーデビュー後もレオニの事を気にかけており、一歌に作詞の助言をする事もあれば、初ライブのサポートもしてくれた。

ミオ

画像右の少女がミオ

CV:土屋李央
バンド・STANDOUTのベーシストの女性。バンドのリーダーであるイオリの友達でもある。イベントストーリーにて登場した。好きな食べ物は激辛タンタンメンで、嫌いな食べ物は生クリーム。趣味はテディベア集めである。
「楽しくバンドをやりたい」という思いでバンド活動をしていたものの、メジャーデビューが決まったことでこれからの音楽活動に「プロが担う責任」がつきまとう可能性に気づき、怖くなりバンドから逃げてしまう。これにより、イオリは新たなベーシストを探す事になり、そのなかで志歩を筆頭にレオニメンバーと出会う事になる。だがレオニとイオリの間で起きた騒動で、彼女もレオニと知り合いになり、その際に志歩と2人で話した事をきっかけに改めて「プロとしての責任」について考えるようになる。結果プロの道を行くことを決意し、STANDOUTに戻る。メジャーデビュー後もイオリと2人でレオニの事を気にかけている。レオニのライブを見に行く事もある。

穂波のクラスメイト達

穂波の高校での友人達。ネームや外見はないものの、穂波に関わる大事な人物達として度々メインストーリー・イベントストーリーに登場している。
穂波が一歌達と疎遠だった時期にできた友達で、一歌達との関係が修復してからも友人として付き合いを続けている。メインストーリー後は一歌達レオニのメンバーとも知り合いになっているようで、ライブが行われる際は観客として参加してくれる事もある。

高木未羽(たかぎ みう)

CV:大野柚布子
志歩の中学時代の友人。イベントストーリーにて登場した。
志歩が一歌達と疎遠になり、1人で過ごす事が増えていた時に学校の屋上で知り合った。転勤の多い両親を持つ転勤族である為、転校をくり返している。1つの学校にとどまる期間が短い為、志歩と出会うまではあまり周囲と関わってこなかった。志歩の影響でアコースティックギターを始めた。別の中学へ転校する事が決まった際は、志歩が一歌達と再び仲良くなれる事を願いつつ、彼女と「次の学校では友人を作れるように頑張る」という約束を交わした。
なお作中では高校生になった志歩が、未羽がレオニのライブに来ていた事に気づくシーンが描かれている。またその数日後には、友人達と路上ライブをしている未羽の姿を目にする。相手の邪魔をしないようにするためか、お互いに相手の姿に気づいても声をかけずに去る描写が作中では描かれているが、その心の内では志歩が一歌達とまた仲良くなれた事や未羽に友人ができた事を喜んでいることも描写されている。

吉崎花乃(よしざき はなの)

画像後ろにいる短い髪の少女が吉崎花乃

CV:指出毬亜
レオニのファン第一号の少女。イベントストーリーにて登場した。
通っていたライブハウスにてレオニの演奏を目にし、一目惚れする。以降は、ライブに行くたびに最前列でレオニの演奏を聴くようになる。両親は離婚しており、父親と2人で暮らしている。母親に引き取られた兄の葉太(ようた)とは離婚後も連絡を取り合っており、ライブハウスに通うようになったのも彼の薦めによるものである。再婚した父親が作った新しい家族と一緒にいるの辛く、それが原因で外出する事が増えたのを葉太に心配された事がきっかけで彼と言い争いになった際に、レオニに喧嘩している現場を見られ、レオニメンバーと交流を持つようになる。その後、レオニとの交流を通して今の家族と向き合っていく事を決める。

吉崎葉太(よしざき ようた)

CV:安田陸矢
レオニのファン第一号である花乃の兄。イベントストーリーにて登場した。妹と同じくレオニのファンでもある。両親の離婚を機に塞ぎ込んでいた妹を元気づけるため、彼女と共にライブハウスへ行くようになる。その際、最初に見たライブで花乃がレオニに一目惚れした為、彼女と共にレオニのライブに通うようになる。だがその後、花乃が自身を引き取った父の再婚相手と上手く馴染めずにいるのを知った彼は、妹への心配から「自分が彼女を外に連れ出す事に原因があるのではないか」と考えるようになる。もう会わない方がいいと考えた葉太は花乃にその事を告げるが、それに反対した花乃と口論になってしまう。そこをレオニのメンバーに見られ、彼女達と面識を持つ。
その後、葉太と花乃の為になにか出来ないと考えた一歌達によって、最後に一度だけと花乃と共にやってきたライブでレオニの演奏に心打たれた葉太は自分の考えを改める。新しい家族と向き合うことを決めた花乃とも、「新しい家族と仲良くなれたら一緒にライブに行こう」と約束を交わす。

高坂朔(こかさか さく)

CV:福原綾香
バンド・anemone(アネモネ)のボーカル。作曲も担当しており、音楽関係の事務所からスカウトされるほどの高い実力を持っている。だが素直に思った事を口にするため、それが原因でしばしば問題を起こしている。性格は冷静沈着の四文字そのもので、ストレートな物言いが相手の心に深く突き刺さってしまう模様。
かつてはレオニとは異なるスタジオで活動していたが、拠点をレオニがいるスタジオに移したことでレオニの存在を知る。レオニ対しては「かわいい楽曲」を演奏するバンドとして評価している。だがライブハウスの雰囲気にやライブのカラーにあった楽曲が選択できていないなど、レオニのバンドとしての未熟な部分も的確に見抜いており、それを含めた上で「自分には響かない曲」とも評価している。

MORE MORE JUMP!に関係するその他の登場人物

1215chika
1215chika
@1215chika

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