ラーゲリより愛を込めて

ラーゲリより愛を込めて

『ラーゲリより愛を込めて』とは2022年12月9日に公開された日本の映画。主演は二宮和也。原作は辺見じゅんのノンフィクション小説『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』。
第二次世界大戦後のシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、日本人捕虜の1人である山本幡男(やまもと はたお)が過酷な環境の中でも生きる希望を捨てず、家族の元へ帰れると信じ、仲間らを励まし続ける姿を描く。
希望を捨てない幡男の姿、捕虜仲間が幡男の遺書を家族に届けるため必死になる姿は見所だ。

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2015年にメジャーデビューを果たした、ポップ・ロックバンド、Mrs. GREEN APPLE。 インディーズ時代からライブハウスで根強い人気を誇った彼らは、デビュー後もライブ活動を中心に行い、瞬く間にファンを増やしていった。 2017年に発表した2ndアルバム『Mrs. GREEN APPLE』はオリコン初登場9位になるなど、今後の活躍が注目されるバンドである。

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『糸』とは、2020年に公開された日本の恋愛映画で、中島みゆきの楽曲『糸』にプロデューサーの平野隆が着想を得て制作された。監督は瀬々敬久。平成元年生まれの高橋漣(たかはしれん)と園田葵(そのだあおい)は、美瑛で出会い恋に落ちる。しかし大人たちの都合で引き裂かれ別々の人生を歩む。出会ってから18年経って平成という時代も終わりを迎えるとき、互いを忘れられなかった漣と葵は再び手を取り合うために動き出していた。この物語は、漣と葵、その周辺の人々の軌跡を「平成」という時代にのせて描く作品となっている。

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『VIVANT』とは、は2023年7月から同年9月までにTBS系「日曜劇場」枠で放送されたアドベンチャードラマ作品。サラリーマンの乃木憂助は、自身にかけられた誤送金の疑いを晴らすためバルカ共和国に向かう。バルカの地で乃木を巻き込んだ自爆テロ事件は、やがて暗躍する国際テロ組織、そして乃木の正体へと繋がっていく。国内外から集結した豪華俳優陣やモンゴルで撮影された大スケールの映像、そして、予想を超える展開が連続するストーリーが見どころとなっている。

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『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

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『検察側の罪人』とは、雫井脩介によって書かれた日本の小説が基になっている日本のサスペンス映画である。木村拓哉と嵐のメンバーである二宮和也がダブル主演で魅せるサスペンスストーリー。老夫婦殺人事件と時効を迎えた事件がきっかけとなり自分の正義に固執する最上と事件の真相に対する正義を追い求める沖野の対立が描かれた本作。脇には吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人などが固める。映画のキャッチコピーは「一線を超える」。

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『バクマン。(Bakuman.)』は週刊少年ジャンプで2008年から2012年まで連載していた漫画作品である。ジャンプで連載マンガ家を目指す中学3年生の真城最高と高木秋人は、ヒロインの亜豆美保と真城の「描いたマンガがアニメになり亜豆がそのヒロインの声優をやる」との約束をお互いの夢として努力を続ける。夢・友情・青春に関する数多くの名言が連載終了後も作品の魅力として語られ続けている。

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『陸王』とは作家の池井戸潤が書いた小説『陸王』が原作のドラマで、脚本は八津弘幸、演出は福澤克雄と田中健太が担当。ドラマのストーリーは資金難に苦しむ老舗足袋屋の社長が、会社の未来を考え新規事業のランニングシューズ開発に乗り出し、たくさんの人の助けで苦難を乗り越え、マラソン足袋「陸王」を開発するまでの企業再生物語。ドラマの主人公である宮沢紘一を俳優の役所広司が演じ、たくさんのエキストラを使った駅伝シーンなどは臨場感のあるシーンに仕上がっている。大多数の人たちから感動したと大反響を呼んだ人気ドラマ。

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『JIN(仁)』とは、TBS系列にて2009年10月〜12月まで放送されたTVドラマ及び、『スーパージャンプ』で連載されていた村上もとかによる漫画作品。「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」を描いたSF要素の強い医療時代劇漫画をドラマ化したものである。第五話で視聴率20%超えを達成し、最終話では平均視聴率25.3%、瞬間最高視聴率29.8%を記録した。この記録は、2009年に放送された民放の連続ドラマ視聴率の中で最高記録となり、大きな反響を呼んだ、国民的人気ドラマである。

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『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

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銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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心が叫びたがってるんだ。(ここさけ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『心が叫びたがってるんだ。』とは、2015年公開のアニメ映画。社会的ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』のスタッフにより作成され、様々なメディアに展開していった青春群青劇。幼い頃のトラウマでしゃべれなくなった高校生・順。地域交流会でミュージカルを披露することとなり、「歌なら言いたいことが言えるかも」とやる気になった彼女は、仲間たちとの様々な交流の中で成長していく。青春の爽快感と切なさが詰まった物語と、ミュージカルとして生まれ変わる懐かしいメロディーの数々を楽しめる映画作品である。

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湯を沸かすほどの熱い愛(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『湯を沸かすほどの熱い愛』とは、2016年に公開された日本映画。「幸の湯」という銭湯を営む幸野家。しかし1年前に父が家を出て行ってしまい銭湯は休業状態。母の双葉はパートをしながら懸命に娘を育てていたが、ある日余命宣告を受ける。双葉はその日から、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行して行くが、それは家族の秘密を取り払うことでもあった。関わるすべての人の心を突き動かす強さと優しさを持つ主人公・双葉を宮沢りえが演じ、失踪した夫・一浩をオダギリジョーが演じる。第40回日本アカデミー賞受賞作品である。

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水曜どうでしょう(水どう)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『水曜どうでしょう(水どう)』とは、1996年より北海道テレビで放送されたテレビ番組。 大泉洋、鈴井貴之、藤村忠寿、嬉野雅道の4人が、企画に挑戦するバラエティ番組である。 バラエティ番組でありながら、主に移動中の車内の様子を放送するといった独特な手法により人気番組となった。 家庭用ビデオカメラを用いるなど、低予算番組ならではの撮影方法が取られている。

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『ゴールデンスランバー』とは、堺雅人主演のミステリー・ハードボイルド映画である。2010年1月に公開された映画で、日本の小説家の伊坂幸太郎の小説『ゴールデンスランバー』を映画化した作品。仙台運送で働く青柳雅春(あおやぎまさはる)が総理大臣を殺害した事件の犯人に仕立て上げられていくストーリー。映画のロケは全て仙台で行われた。映画のキャストは堺雅人の他に、竹内結子、浜田岳、香川照之、吉岡秀隆などが出演している。2018年2月にはカン・ドンウォン主演の韓国映画版『ゴールデンスランバー』が公開された。

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「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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バクマン。に登場する物語・作中作・劇中劇・連載まとめ

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『バクマン。』とは、原作・大場つぐみと作画・小畑健による少年漫画作品。2010年にNHK教育テレビにてアニメ化された。 絵の才能を持つサイコーこと真城最高(ましろ もりたか)と、文章に長けた秀才のシュージンこと高木秋人(たかぎ あきと)がコンビを組み、『週刊少年ジャンプ』で売れっ子の漫画家になるべく研鑽するサクセスストーリーだ。 作中では主人公たちが描く漫画の他に、多くのライバル、仲間たちが作り出す多種多様な漫画が登場する。

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『彼らが本気で編むときは、』とは、家族の在り方やLGBT差別の問題について扱った、萩上直子監督のオリジナル脚本によるハートフル映画である。物語は、小学生のトモの母親が家出をしてしまうところから始まる。トモは母が帰ってくるまで面倒を見てもらおうと、叔父であるマキオの元へ向かうが、マキオは恋人であるトランスジェンダーのリンコと一緒に住んでいた。トランスジェンダーであるリンコにとまどうトモだったが、リンコの優しさやリンコを取り巻く人々との触れ合いを通して、心を開いていくストーリーとなっている。

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新聞記者(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『新聞記者』とは2019年に公開された日本の社会派サスペンス映画である。中日新聞社の記者である望月衣塑子による同名の著書を原案とし、監督は藤井直人が務め、韓国の実力派女優であるシム・ウンギョンと松坂桃李がダブル主演として起用された。若手女性新聞記者とエリート官僚の二人が、官邸が絡んだ大学新設計画にひそむ謎に迫っていく姿を描く。2020年の第43回日本アカデミー賞では主な賞を総なめにした作品である。

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『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(いつ恋)とは、東京という街で必死に生きる若者たちの恋愛を描いた日本のテレビドラマである。フジテレビ系列で2016年1月から3月まで放送された。坂元裕二によるオリジナル脚本作品。主演を有村架純と高良健吾がつとめた。東日本大震災が発生する2011年前後と、5年後の2016年からの2部構成で描かれている。第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞などを受賞した。

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ラーゲリより愛を込めてのレビュー・評価・感想

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ラーゲリより愛を込めて
10

感動の実話

私は嵐の二宮和也くんが好きでこの映画を見ました。戦争もののドラマや映画は苦手で避けていましたが、今回は二宮くんが演じると聞いて観てみました。
見た感想は想像していたより、遥かに良い作品でした。キャストの演技も素晴らしくすごく引き込まれ、夢中になって見ていました。泣かずにはいられない作品です。
第二次世界大戦後に起きたシベリアに拘留された日本人、山本幡男さんの生き様を元にした実話です。本当に「世界ではこのようなことが起きている」ということに胸が張り裂けるような思いです。
戦争の怖さ、家族の大切さなどを改めて実感できるお話です。私も山本幡男さんのように誰かを動かし、誰かに影響を与える素敵な人になりたい、強く生きていきたいと思いました。

正直重たい話ではありますが、色んな人に、色んな世代の人に観てほしいと思いました。
最後家族のもとへは戻れませんでしたが、山本さんのシベリアでの人柄が、手紙となって家族の元に届いて本当に良かったと思いました。山本さんと家族の方がどれだけ辛い思いをしていたのかは計り知れません。本当に悲しくて辛かったと、話を見ただけでも胸が張り刺さける思いでした。でも仲間の方たちが手紙を届けてくれて、山本さんが家族のもとに帰れたような気がしました。

ラーゲリより愛を込めて
10

感動!

第2次世界大戦後の強制収容所(ラーゲリ)での物語です。戦争が終わって、海外にいた日本兵らが帰国して自分の家族に再会することを希望しながらも、ラーゲリにおける苦しい生活の中で、お互いに励まし合いながら、わずかな楽しみを見つけ合いながら生活していく映画でした。主人公の山本は、二宮和也さんが演じて、他にも北川景子さんなど豪華な役者が出演されていました。帰国を待ち望んでいた元上司の1人が家族に再会することを希望に生活していたのに、手紙で家族が亡くなったことを知ったときに、仲間同士で励まし合う場面や山本が病気で亡くなってしまったときに、遺書を仲間同士で分担して覚えて、それを山本の家族に伝えに赴く場面は非常に感動しました。映画の主題歌にもなっていた、ミセスグリーンアップルの「soranji」の流れるタイミング、歌詞にも号泣させられました。あれほど映像で感動した経験は人生の中で初めてだったので、どても印象に残っています。この「soranji」の意味を知ったときには、鳥肌が立ちました。自分の身の周りにいる大切な人を改めて大切にしよう、感謝して生きよう、生き続けなければならないと思わせてくれた映画でした。

ラーゲリより愛を込めて
8

実話ならではの結末でした。

シベリアの収容所(ラーゲリ)で囚われていた日本人男性たちの物語。厳しい環境下で労働をさせられていて、観ていてとても苦しい気持ちになりました。主人公の山本さんはそんな過酷な環境の中でも希望を忘れず、仲間を励ましながらダモイ(帰国)の日を待ち続けてました。しかし、まさかの病気が発覚し、シベリアで帰らぬ人となってしまいました。それでも山本さんが仲間に残した希望は明るく前向きにさせるものだったと思います。山本さんが亡くなる間際に残した遺書は、ロシア兵によりスパイ行為と見なされ、没収されてしまいました。それでも仲間によって記憶された遺言が山本さんの帰りを待ち続けた家族に伝えられ、希望を与えることとなりました。主題歌のSoranjiはこのことを表していると気付いた時は、鳥肌が立ちました。映画館のほとんどの方が涙しておりました。私は過酷な状況で悲しい亡くなり方をした山本さんが悔しくて、悲しみまでいくことができませんでした。山本さんが残してくれた素晴らしい生き様を見習って、私も希望を忘れずに周りにも影響を与えられる人になりたいです。個人的には中島健人さんが演じていた役が可愛くて過酷な環境の中での癒しとなりました。

ラーゲリより愛を込めて
10

家族愛、夫婦愛、仲間同士の愛について、深く考えさせられる映画

とても感動しました。第二次世界大戦後に、シベリア抑留という過酷な環境の中で、いろいろな思いに葛藤しながらも、懸命に生きようとした人々の物語です。
その中の一人の山本幡男(二宮和也演じる)は、日本にいる妻のモジミ(北川景子演じる)と、子供たちのことを心から愛し、戦後の混乱の中、離れ離れになってしまった妻と「また会う」という約束を守るべくして、周りの絶望する捕虜たちに、希望をもつことの大切さを訴えつづけました。
そんな彼の仲間想いの言動は、周りからの信頼につながっていきます。
そんな中、彼の身体は病魔に侵されてしまいますが、仲間たちの深い愛によって、彼の想いや、意思は救われることになります。
生きるとは何か、死とは何か。家族愛、夫婦愛、仲間同士の愛、について深く考えさせられる映画です。
特に、私が感動したシーンは、ある方法を使って、山本幡男の思いや意思を、彼の仲間たちが、山本の母、子供たち、妻に伝えていくシーンです。
涙があふれてきました。どんなに過酷な状況でも、希望を捨てなかった山本。そして、仲間たちの思いを、山本の母、子供たち、妻は受け取ることになるのです。
それは愛がなければできないことです。映画をみた後には、生きることへの希望が、心からわいてくるそんな映画でもあります。

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