マニアックなインディ・ジョーンズの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『インディ・ジョーンズ』とは、アメリカの冒険映画シリーズ、およびそれを原作としたテレビシリーズやスピンオフ小説、ゲームなどの作品群である。創作者はジョージ・ルーカス。1981年に1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』が公開された。インディ・ジョーンズシリーズには、さまざまなトリビア・都市伝説・裏話が存在する。人気シリーズのアイディア誕生の経緯や、主人公のトレードマークである帽子が撮影中に脱げないように直接頭にくっつけられているといった裏話など、ファンならば知っておきたい情報を紹介する。
鞭がオークションで43,000ドルで落札された

1989年に、インディ・ジョーンズのカンガルー皮の鞭の1つが、ロンドンのオークションで43,000ドルで落札された。
ハリソン・フォードのあごに傷を活かして少年時代のインディがあごを負傷したという設定にした


全シリーズを通してインディの顎辺りに傷痕があるが、これはキャラクター設定ではなく、演じたハリソン・フォードが過去に交通事故で負った傷跡だ。
本作の冒頭で描かれるリバー・フェニックスが演じる少年時代のインディのシーンで、インディのフェドーラ帽子や鞭、蛇嫌いなどのきっかけが明らかになるが、顎の傷跡も鞭を初めて扱った際にできた傷として設定の中に組み込まれることとなった。
インディの馬はランボーの馬

インディ・ジョーンズシリーズで使われた同じ馬が、『ランボー3/怒りのアフガン』でも使われている。
『E.T』は『インディ・ジョーンズ』のセットで生まれた

『インディ・ジョーンズ』の撮影の休憩時間に、夫を訪ねてきたメリッサ・マシスンと共に、スティーブン・スピルバーグは脚本を書いていた。それが後に大ヒット作品となる『E.T』だった。
冒頭はパラマウントのロゴマークと実景とのオーバーラップ

インディ・ジョーンズシリーズは、シリーズ共通で冒頭はパラマウントのロゴマークと実景とのオーバーラップで始まっている。
TDSのインディジョーンズ内にある新聞にパナソニックの創業者松下幸之助が掲載されている

発行日は、ディズニーシーオープン日2001年9月4日だという。
松下幸之助が掲載されている理由は、『インディ・ジョーンズ』のスポンサーをパナソニックがやっているためだと言われている。
ラングドン・ウォーナーはインディのモデルの一人説

ラングドン・ウォーナーはアメリカの美術史家。太平洋戦争中に日本の文化財を空襲の対象から外すよう進言した人物とされる。
インディ・ジョーンズの本名はヘンリー・ジョーンズ・ジュニア

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目次 - Contents
- 『インディ・ジョーンズ』の概要
- 裏設定・都市伝説・トリビアについて
- インディ・ジョーンズシリーズの裏設定・都市伝説・トリビア
- インディ・ジョーンズのアイデアはハワイで生まれた
- インディの名前は「インディアナ・スミス」だった
- インディの帽子は脱げないようになっている
- 当初インディの役はトム・セレックだった
- 鞭がオークションで43,000ドルで落札された
- ハリソン・フォードのあごに傷を活かして少年時代のインディがあごを負傷したという設定にした
- インディの馬はランボーの馬
- 『E.T』は『インディ・ジョーンズ』のセットで生まれた
- 冒頭はパラマウントのロゴマークと実景とのオーバーラップ
- TDSのインディジョーンズ内にある新聞にパナソニックの創業者松下幸之助が掲載されている
- ラングドン・ウォーナーはインディのモデルの一人説
- インディ・ジョーンズの本名はヘンリー・ジョーンズ・ジュニア
- インディは「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」でヒーロー第2位に選ばれた
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 革新的な映像と視覚効果でアカデミー賞の美術監督・装置賞、視覚効果賞を受賞
- スティーブン・スピルバーグの予算オーバーと撮影延期対策としてジョージ・ルーカスが厳しく管理した
- ハリソン・フォードがインディ役に決定したのは撮影開始のわずか3週間前
- 飛行機に書いてあるOB-CPOとは『スターウォーズ』のオビワンとC-3POからきている
- C-3POとR2-D2の壁画がある
- カイロ攻防戦で大男をあっさり射殺するのはハリソン・フォードがお腹を壊したため
- タランチュラや毒蛇のシーンでは医者が待機していた
- スピルバーグが好きなシーンはサルの「ハイル・ヒトラー」
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 撮影場所の許可が降りなかった
- ハリソン・フォード負傷で撮影中止の危機
- クラブ・オビ・ワンが登場する
- 初期のタイトルは"Indiana Jones and the Temple of Death(死の寺院)"だった
- ケイト・キャプショーを取り囲む虫の大群は本物
- 『魔宮の伝説』がきっかけでスピルバーグとケイト・キャプショーは結婚した
- 『魔宮の伝説』がアメリカにおけるPG-13制定へときっかけとなった
- 撮影中のアクシデントでケイトの目の周りにアザができてしまった際、翌日の撮影はスタッフ全員がケイトのアザと同じメイクを施して迎えた
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 本物のネズミの大群を使用した
- 世界遺産で撮影
- ショーン・コネリーがインディの父親ヘンリー役に選ばれたのは『007』のジェームズ・ボンド役だったため
- 父子を演じたフォードとコネリーの実際の年齢は12歳しか違わない
- 若き日のインディを演じるリバー・フェニックスは『最後の聖戦』公開からわずか4年で亡くなった
- 下水道のシーンのために1,000個の機械式ネズミが作成された
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 爆薬がトラックの助手席に落ちた命懸けのアクションシーン
- ハン・ソロの決めセリフを引用
- スピルバーグを怒らせて出演シーンをすべてカットされたタイラー・ネルソン
- 保管庫からインディが逃げ出す際に壊れた木箱から『失われたアーク』の聖櫃が顔をのぞかせている
- 『クリスタルスカルの王国』は第29回ラジー賞「最低リメイク及び続編賞」を受賞した
- アリの大群は全部CG
- クリスタルスカルは実在する