マニアックなインディ・ジョーンズの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『インディ・ジョーンズ』とは、アメリカの冒険映画シリーズ、およびそれを原作としたテレビシリーズやスピンオフ小説、ゲームなどの作品群である。創作者はジョージ・ルーカス。1981年に1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』が公開された。インディ・ジョーンズシリーズには、さまざまなトリビア・都市伝説・裏話が存在する。人気シリーズのアイディア誕生の経緯や、主人公のトレードマークである帽子が撮影中に脱げないように直接頭にくっつけられているといった裏話など、ファンならば知っておきたい情報を紹介する。

冒頭の洞窟に入る場面ではタランチュラが登場し、アークの眠る「魂の井戸」の場面では無数の毒蛇がインディたちを脅かす。これらのシーンでは、撮影スタッフはゴム製の長靴と手袋でしっかりと身を固めていた。さらに万が一に備え、医者も待機しており、血清も用意していたという。
スピルバーグが好きなシーンはサルの「ハイル・ヒトラー」

スピルバーグはインタビューで、好きなシーンは『レイダース』の中でサルが手を挙げ「ハイル・ヒトラー」とサル語で言うところだと語った。
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の裏設定・都市伝説・トリビア
撮影場所の許可が降りなかった

当初パンコット宮殿の外観として予定されていたインドの世界遺産「アンベール城」
本作の舞台はインド。そのため宮殿からジャングルなどの景観はインドで撮影を予定していたが、劇中に登場する食文化や邪教信仰などのヒンドゥー教への偏見が懸念され、インド政府から撮影の許可が降りなかったという。そのため撮影のほとんどをスリランカで撮り、村人のエキストラたちもスリランカでの言語、シンハラ語で話している。
ちなみにオープニングの上海での抗争シーンは、本来インディが万里の長城をバイクで駆け回る内容であったが、こちらも中国政府から許可が降りず、脚本を変えてクラブでの取り引きに変更したという。
ハリソン・フォード負傷で撮影中止の危機

あわや撮影中止の危機だった
劇中、長時間像に跨っていた影響でインディ役のハリソン・フォードはヘルニアを発症してしまう。痛みに耐えて撮影を続行するも、パンコット宮殿内で刺客に襲われるシーンで相手を背負い上げした際、さらにヘルニアを悪化させてしまい緊急入院を余儀なくされた。
自力で立てないほど重症化してしおり、ハリソン・フォード不在で進められたものの、撮影中止も視野に入れるほど事態は深刻だったという。
しかし懸命な治療と撮影前に体を鍛えていたことが幸いし、短期間での回復に成功して撮影に臨むことができた。
ちなみにハリソン・フォード不在に撮られたシーンは、子供たちを解放してベルトコンベアで屈強な兵士と殴り合うシーンである。担当したのは顔と身体付きがハリソン・フォードと似ていたビッグ・アームストロングというスタントマンだった。
クラブ・オビ・ワンが登場する
このクラブの名前である「オビ・ワン」とは、映画『スター・ウォーズ』に登場するジェダイ・マスター、オビ=ワン・ケノービからとったものである。
初期のタイトルは"Indiana Jones and the Temple of Death(死の寺院)"だった

『魔宮の伝説』の初期のタイトルは"Indiana Jones and the Temple of Death(死の寺院)"だった。
「Indiana Jones and the Temple of Doom」から「Indiana Jones and the Temple of Doom」になった。
ケイト・キャプショーを取り囲む虫の大群は本物

『魔宮の伝説』のパンコット宮殿の隠し通路に潜入するシーンでは、ケイト・キャプショーを取り囲むために本物の虫が用意されたという。その数約2000匹以上であり、ウィリー役のケイト・キャプショーはこの中での撮影のため鎮静剤を服用して臨んだ。
『魔宮の伝説』がきっかけでスピルバーグとケイト・キャプショーは結婚した

『魔宮の伝説』がきっかけで、スピルバーグとケイト・キャプショーは結婚した。2人の間には5人の子供がいる。
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目次 - Contents
- 『インディ・ジョーンズ』の概要
- 裏設定・都市伝説・トリビアについて
- インディ・ジョーンズシリーズの裏設定・都市伝説・トリビア
- インディ・ジョーンズのアイデアはハワイで生まれた
- インディの名前は「インディアナ・スミス」だった
- インディの帽子は脱げないようになっている
- 当初インディの役はトム・セレックだった
- 鞭がオークションで43,000ドルで落札された
- ハリソン・フォードのあごに傷を活かして少年時代のインディがあごを負傷したという設定にした
- インディの馬はランボーの馬
- 『E.T』は『インディ・ジョーンズ』のセットで生まれた
- 冒頭はパラマウントのロゴマークと実景とのオーバーラップ
- TDSのインディジョーンズ内にある新聞にパナソニックの創業者松下幸之助が掲載されている
- ラングドン・ウォーナーはインディのモデルの一人説
- インディ・ジョーンズの本名はヘンリー・ジョーンズ・ジュニア
- インディは「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」でヒーロー第2位に選ばれた
- 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 革新的な映像と視覚効果でアカデミー賞の美術監督・装置賞、視覚効果賞を受賞
- スティーブン・スピルバーグの予算オーバーと撮影延期対策としてジョージ・ルーカスが厳しく管理した
- ハリソン・フォードがインディ役に決定したのは撮影開始のわずか3週間前
- 飛行機に書いてあるOB-CPOとは『スターウォーズ』のオビワンとC-3POからきている
- C-3POとR2-D2の壁画がある
- カイロ攻防戦で大男をあっさり射殺するのはハリソン・フォードがお腹を壊したため
- タランチュラや毒蛇のシーンでは医者が待機していた
- スピルバーグが好きなシーンはサルの「ハイル・ヒトラー」
- 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 撮影場所の許可が降りなかった
- ハリソン・フォード負傷で撮影中止の危機
- クラブ・オビ・ワンが登場する
- 初期のタイトルは"Indiana Jones and the Temple of Death(死の寺院)"だった
- ケイト・キャプショーを取り囲む虫の大群は本物
- 『魔宮の伝説』がきっかけでスピルバーグとケイト・キャプショーは結婚した
- 『魔宮の伝説』がアメリカにおけるPG-13制定へときっかけとなった
- 撮影中のアクシデントでケイトの目の周りにアザができてしまった際、翌日の撮影はスタッフ全員がケイトのアザと同じメイクを施して迎えた
- 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 本物のネズミの大群を使用した
- 世界遺産で撮影
- ショーン・コネリーがインディの父親ヘンリー役に選ばれたのは『007』のジェームズ・ボンド役だったため
- 父子を演じたフォードとコネリーの実際の年齢は12歳しか違わない
- 若き日のインディを演じるリバー・フェニックスは『最後の聖戦』公開からわずか4年で亡くなった
- 下水道のシーンのために1,000個の機械式ネズミが作成された
- 『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の裏設定・都市伝説・トリビア
- 爆薬がトラックの助手席に落ちた命懸けのアクションシーン
- ハン・ソロの決めセリフを引用
- スピルバーグを怒らせて出演シーンをすべてカットされたタイラー・ネルソン
- 保管庫からインディが逃げ出す際に壊れた木箱から『失われたアーク』の聖櫃が顔をのぞかせている
- 『クリスタルスカルの王国』は第29回ラジー賞「最低リメイク及び続編賞」を受賞した
- アリの大群は全部CG
- クリスタルスカルは実在する