逃亡者(1993年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『逃亡者』とは、1993年にアメリカ合衆国で制作されたサスペンス映画である。妻殺害の罪を着せられた著名な外科医キンブルは死刑判決を受けるが、護送中の事故に乗じて脱走する。決死の逃亡を続けながら、妻殺害の真犯人を見つけ出していくスリリングなストーリーが展開する。逃亡を続ける外科医をハリソン・フォードが、キンブルを執拗に追う連邦保安官補ジェラードをトミー・リー・ジョーンズが演じている。監督は『チェーン・リアクション』、『守護神』、『沈黙の戦艦』などを手掛けたアンドリュー・デイビス。
『逃亡者(1993年の映画)』の概要
『逃亡者(1993年)』とは、アメリカ合衆国で制作されたサスペンス映画である。主演は『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』や『エアフォース・ワン』などで知られるハリソン・フォードが務めた。フォード演じる著名な外科医を執拗に追い詰めていく連邦保安官補を『メン・イン・ブラック』や『沈黙の戦艦』などで知られるトミー・リー・ジョーンズが演じた。サスペンス・アクション映画『チェーン・リアクション』やアメリカ沿岸警備隊を描いた『守護神』などで知られるアンドリュー・デイビスが監督を務めた。
著名な外科医キンブルは緊急手術を終えて帰宅した時、妻ヘレンが何者かによって殺害されているのを発見する。その場にいた片腕の男ともみ合ったとキンブルは無罪を主張するが、非情にも裁判で死刑判決を下されてしまう。しかし、護送中に他の囚人が起こした事故に乗じてキンブルは脱走。ジェラード連邦保安官補による執拗な追跡をかわしながら決死の逃亡を開始し、真犯人を捜し出していくのだった。転落したバスに猛スピードで迫り来る列車、膨大な量の水が流れるダムへのフリーフォールという迫力満点のシーンに加え、いつ捕まるかわからない状況下で事件の真相を明らかにしていくスリルとサスペンスに満ちた作品となっている。
第66回アカデミー賞で作品賞にノミネートされ、連邦保安官補を演じたトミー・リー・ジョーンズはアカデミー助演男優賞を受賞した。
『逃亡者(1993年の映画)』のあらすじ・ストーリー
無実の罪を着せられる
シカゴ記念病院に勤めるキンブルは著名な外科医だ。彼は愛する妻ヘレンと共にパーティーに出席した帰り、緊急手術の依頼を受ける。手術を終えて夜遅く帰宅した時、何者かによって殺害された妻の姿が目に飛び込んできた。キンブルは片腕の男と激しくもみ合ったものの、その男に逃げられてしまう。妻を殺害した犯人は片腕の男であると必死に主張するが、キンブルは容疑者として警察署へ連行されてしまう。現場に残された指紋や証拠に加え、資産家の出であるヘレンに掛けられている多額の生命保険金の受け取り人が夫キンブルであることがわかる。起訴されたキンブルは裁判の結果、薬物注射による死刑判決が下される。キンブルはバスで収監先へ護送されていくが、その途中で他の囚人が引き起こした事故に乗じて脱走。決死の逃亡を開始したキンブルは連邦保安官補サミュエル・ジェラードによる執拗な追跡をかわしながら、妻を殺害した犯人を捜し始める。
片腕の男を捜し出せ
キンブルは事件当夜に格闘した片腕の男を捜し出すために逃亡生活を続けていく。ポーランド人母子が管理するアパートを借り、キンブルは片腕の男を見つけ出すために動き出す。予め病院に忍び込んで手に入れた清掃員の身分証を作り替え、作業服を購入する。そして手がかりを得るためにキンブルはクック郡病院に潜入する。その病院には義肢を扱う科があり、そこに行けば片腕の男の情報を得られると考えたからだ。病院内にあるコンピューターを用いて片腕の男の情報を絞り込み、ブラインドの清掃をしながらプリンターの音を消して手に入れた情報を印刷することに成功。そのまま病院から帰ろうとするが、急患が次から次へと運び込まれてくる事態に遭遇する。そこでアン・イーストマンという若き女性医師から男の子の患者を診察室に運ぶように言われる。逃亡中の身でありながらも、医師として患者を見過ごすことができないキンブルは独自に診断を始める。そしてアンから指示された場所ではなく、救急外来へ運んでいったのだ。だが、そのことでアンから怪しまれて警備員を呼ばれることになってしまう。彼女が警備員を呼びに行った隙に、キンブルは病院からの逃亡に成功する。
殺人事件の黒幕
片腕の男に関する情報を得たキンブルは病院の医師や同級生のふりをして電話を掛けていく。1人の男が窃盗で逮捕されていることを知ったキンブルは刑務所へ面会に行くが、人違いであった。一方、事件の洗い直しを始めたジェラードは義手の男が刑務所にいることを突き止めていた。そして刑務所から出ようとしているキンブルを目撃したジェラードはすぐさま追い掛けるが、聖パトリックス・デイのパレードでキンブルを見失ってしまう。やがてキンブルは片腕の男がフレデリック・サイクスという名前の元警察官で、現在はデブリン・マクレガー社という製薬会社で警備員をしていることを突き止める。サイクスの家に忍び込んたキンブルは写真を見つける。その写真からキンブルの友人チャールズ・ニコルズの部下がアレック・レンツであることがわかる。そしてキンブルはサイクスの家からジェラードに電話を掛け、ジェラードがサイクスの家に向かうよう仕向けるのだった。キンブルはシカゴ・ヒルトンに滞在している友人のチャールズ・ニコルズに電話を掛ける。そして、「ヘレンを殺した犯人がわかった。黒幕はレンツとデブリン・マクレガー社で、レンツが開発した新薬プロバシックが肝臓障害を引き起こすことを見破ったからだ」と伝えた。さらに、命を狙われていたのはヘレンではなく夫であるキンブル自身であることも電話でニコルズに伝えるのだった。しかしニコルズからレンツが交通事故で亡くなっていることを聞かされ、キンブルは驚きを隠せなかった。
薬害を証明するため、シカゴ記念病院に向かったキンブルは新薬を使った患者の肝臓のサンプルを手に入れる。そして同僚の医師キャサリン・ワーランドに調べてもらうが、そのサンプルは健康な肝臓そのものであった。キンブルはレンツが肝臓のサンプルをすり替えていたことに気が付く。
事件の真相
ヘレン殺害事件の黒幕はチャールズ・ニコルズだった。彼は自身が理事を務める製薬会社デブリン・マクレガー社が開発した新薬プロバシックを病院に供給させることで、莫大な利益を得ようとしたのだ。承認されたサンプルのサインの半分はレンツが亡くなった日だった。レンツ以外にサンプルの貸し出しを許可できるのはチャールズ・ニコルズだけである。レンツ殺害をサイクスに命じたのも、新薬が肝臓に障害をもたらすことをキンブルに指摘されたことを理由にキンブル殺害をサイクスに命じたのもニコルズであった。ニコルズはキンブルと話し合うように見せかけ、ホテルの特別室に入ったキンブルを、「あきらめの悪い奴だな、リチャード」、と言ってイスで不意に殴りつける。キンブルはニコルズに反撃するが、もみ合い続ける2人はガラスの天井を破って真下のエレベーターに転落していく。キンブルはエレベーターが止まった5階にリネン室内でニコルズと格闘を続ける。そこにキンブルの無実を確信したジェラードが到着し、ニコルズを殺そうとするキンブルを説得する。ジェラードはキンブルに無実であると告げ、犯人はサイクスであり、黒幕はニコルズであると伝える。ニコルズはキンブルの車を借りて彼の家に入ったのだ。投降を促すジェラードの言葉に従おうとした瞬間、背後からニコルズがジェラードに襲いかかろうとする。間一髪、キンブルがニコルズの膝を鉄パイプで打ちのめした。キンブルが死闘を繰り広げる一方、列車内でキンブルと格闘したサイクスはシカゴ市警に逮捕され、パトカーに乗せられた。ジェラードはキンブルとニコルズを逮捕する。キンブルが無罪であることを確信したジェラードはパトカーに乗せたキンブルの手錠を外し、ホテルから走り去っていくのであった。
『逃亡者(1993年の映画)』の登場人物・キャラクター
主人公
リチャード・キンブル(演:ハリソン・フォード)
CV:磯部勉(ソフト版)/磯部勉(テレビ朝日版)
シカゴ記念病院に勤務する著名な外科医。妻ヘレン殺害の罪を着せられ、逮捕されてしまう。殺害現場にいた片腕の男ともみ合ったことを理由に無罪を主張したが、裁判で死刑判決を受ける。しかし、護送中に他の囚人が起こした事故に乗じて脱走。妻を殺害した犯人を探し出すため、連邦保安官補ジェラードの執拗な追跡をかわしながら逃亡を続ける。瀕死の患者や負傷した護送官を見過ごすことができず、逃亡中にもかかわらず、医師としての務めを果たすこともある。
リチャード・キンブルの家族
ヘレン・キンブル(演:セーラ・ウォード)
CV:塩田朋子(ソフト版)/宮寺智子(テレビ朝日版)
著名な外科医リチャード・キンブルの妻で、実家は資産家。緊急手術が入った夫の帰りを寝ないで待つほど、仕事に理解を示している。何よりも夫を愛しており、パーティーの最中に夫に視線を向けたり、帰りの車の中でタキシード姿の彼を誉めたりする。キンブルが緊急手術で不在の時、自宅に侵入してきた片腕の男・フレデリック・サイクスに襲われ、亡くなってしまう。
リチャード・キンブルの同僚
チャールズ・ニコルズ(演:ジェローン・クラッベ)
CV:有本欽隆(ソフト版)/小川真司(テレビ朝日版)
シカゴ記念病院に勤める医師で、病理学科の医長。キンブルとは同じ医学校に通っていた。警察や弁護士がキンブルの有罪を確信する中で、唯一彼の無罪を信じ、協力してきた人物。製薬会社デブリン・マクレガー社の理事も務めている。実は妻ヘレン殺害事件の黒幕であり、部下のレンツが開発した新薬を認可させ、病院に供給させることで莫大な利益を得ようと企んでいた。しかし、新薬の薬害をキンブルに見破られたことで彼の殺害を片腕の男・フレデリック・サイクスに指示する。
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目次 - Contents
- 『逃亡者(1993年の映画)』の概要
- 『逃亡者(1993年の映画)』のあらすじ・ストーリー
- 無実の罪を着せられる
- 片腕の男を捜し出せ
- 殺人事件の黒幕
- 事件の真相
- 『逃亡者(1993年の映画)』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- リチャード・キンブル(演:ハリソン・フォード)
- リチャード・キンブルの家族
- ヘレン・キンブル(演:セーラ・ウォード)
- リチャード・キンブルの同僚
- チャールズ・ニコルズ(演:ジェローン・クラッベ)
- キャシー・ワーランド(演:ジェーン・リンチ)
- アレック・レンツ(演:デビッド・ダーロウ)
- 連邦保安官
- サミュエル・ジェラード(演:トミー・リー・ジョーンズ)
- コズモ・レンフロ(演:ジョー・パントリアーノ)
- ビッグズ(演:ダニエル・ローバック)
- ニューマン(演:トム・ウッド)
- プール(L・スコット・カードウェル)
- ヘレン・キンブル殺害の犯人
- フレデリック・サイクス(アンドレアス・カツーラス)
- クック病院関係者
- アン・イーストマン(演:ジュリアン・ムーア)
- 『逃亡者(1993年の映画)』の用語
- 陪審員
- 『逃亡者(1993年の映画)』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- サミュエル・ジェラード「知ったことか」
- 聖パトリックス・デイのパレードに紛れて追跡をかわすシーン
- 『逃亡者(1993年の映画)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ワイアット・アープ
- 実話を基にした人気テレビドラマを映画化
- アメリカの警察・消防・救急への専用電話番号
- 映画の舞台となったシカゴ
- 『逃亡者(1993年の映画)』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ジェームズ・ニュートン・ハワード「The Fugitive Theme」
- 挿入歌:ジェームズ・ニュートン・ハワード「Kimble In The River」