マニアックなインディ・ジョーンズの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『インディ・ジョーンズ』とは、アメリカの冒険映画シリーズ、およびそれを原作としたテレビシリーズやスピンオフ小説、ゲームなどの作品群である。創作者はジョージ・ルーカス。1981年に1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』が公開された。インディ・ジョーンズシリーズには、さまざまなトリビア・都市伝説・裏話が存在する。人気シリーズのアイディア誕生の経緯や、主人公のトレードマークである帽子が撮影中に脱げないように直接頭にくっつけられているといった裏話など、ファンならば知っておきたい情報を紹介する。

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の裏設定・都市伝説・トリビア

爆薬がトラックの助手席に落ちた命懸けのアクションシーン

インディ演じるハリソン・フォードもそのパワフルさは健在

前作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』より19年後が経った本作。インディ演じるハリソン・フォードは当時65歳を超えていたが、ほとんどのアクションをスタントに頼らず自ら積極的に挑戦した。特に爆発する中をトラックで運転するシーンがあり、ハリソン・フォードの運転するトラックから離れて爆発するはずの爆薬の1つがトラックの助手席に落ちるというハプニングがあったという。幸い誤爆することなく無事撮影を終えたが、激しいアクションの多い中壮年となっても命懸けの撮影に臨むハリソン・フォードのプロフェッショナルさが分かるエピソードである。

ハン・ソロの決めセリフを引用

超有名2代キャラクターを演じてきたからこそ出来る遊び心だ

『インディ・ジョーンズ』シリーズの制作総指揮ジョージ・ルーカスはSF大作『スター・ウォーズ』の生みの親であり、本作でも多くのオマージュや遊び心が随所に散りばめられている。
特に主演のハリソン・フォードは『スター・ウォーズ』の中心キャラクター「ハン・ソロ」を演じており、本作ではハン・ソロの代名詞と言えるセリフ「なんだか嫌な予感がする」を口にする場面がある。

スピルバーグを怒らせて出演シーンをすべてカットされたタイラー・ネルソン

出典: www.anapnet.com

新人俳優のタイラー・ネルソンはスピルバーグを激怒させ、『クリスタルスカルの王国』の出演シーンをすべてカットされた。
興奮のあまり、地元紙エドモンド・サンの記者に、トップシークレットになっていたプロットラインと重要なシーンの全てをしゃべってしまったのだという。

保管庫からインディが逃げ出す際に壊れた木箱から『失われたアーク』の聖櫃が顔をのぞかせている

出典: www.amiami.jp

『クリスタルスカルの王国』は第29回ラジー賞「最低リメイク及び続編賞」を受賞した

人気シリーズの最新作として期待を寄せられただけにその評価は賛否両論に分かれた。その結果として第29回ラジー賞「最低リメイク及び続編賞」に選ばれるも、最終興行収入は全世界で7億8千万ドルであり、これは『インディ・ジョーンズ』シリーズでは最高の興行収入を記録。良くも悪くも世間に強い印象を与えた作品となった。

その他ノミネート作品は以下。
『ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う』(『ダークナイト』や『魔法にかけられて』、『クリスタル・スカルの王国』、『アイアンマン』など公開当時最新の映画のパロディが盛り込まれた)
『スピード・レーサー』(マッハGoGoGoの映画化)
『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』の続編、かつ『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の前編)

アリの大群は全部CG

出典: alan-smithee.com

クリスタルスカルは実在する

出典: www.yamaguchi.net

クリスタルスカルは全部で13個あるらしく、全部揃うと別次元の扉が開くとか開かないとか。
クリスタル・スカルは圧力をかけると電流が走るという。
素材で出来ており、スカルの中には太古の記憶、人類の始まりなど様々な情報が電気的に埋め込まれていると伝えられている。
鍵を握るのはフリーメイソンらしい。

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