インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とは2008年に公開されたアメリカ合衆国のアクション・アドベンチャー映画で、大ヒットアドベンチャーシリーズの4作目にあたる。
監督はスティーブン・スピルバーグ、制作総指揮はジョージ・ルーカス、主演はハリソン・フォード。前作より19年後を舞台に、映像技術の進歩による描写と壮年となったインディの変わらぬパワフルさが特徴。
謎の結晶体「クリスタル・スカル」に秘められた謎を巡り、インディは新たな敵「ソビエト連邦」と争奪戦を繰り広げる。

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の概要

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』とは2008年5月22日にパラマウント・ピクチャーズより公開されたアクション・アドベンチャー映画である。
『レイダース/失われたアーク(聖櫃)』、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』に続く大ヒットシリーズ4作目にあたる。
前作1989年に公開された『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』より19年ぶりの続編であり、ストーリー上も19年後の1957年が舞台でシリーズ初の第二次世界大戦後を描いている。そのためインディと対立する敵組織は
ナチス・ドイツから冷戦時代のソビエト連邦が採用されている。
監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮はジョージ・ルーカスと主要製作陣はシリーズお馴染みのメンツが顔を揃え、主演もシリーズ通してハリソン・フォードが主人公インディ・ジョーンズを演じている。
出演者では『レイダース/失われたアーク(聖櫃)』に登場したマリオン役にカレン・アレンが27年ぶりにシリーズ再出演しており、本作でのインディの相棒を務めるマット・ウィリアムズ役にシャイア・ラブーフ、クリスタル・スカルを巡りインディと対立するソ連軍の女性軍人イリーナ・スパルコ役を実力派女優ケイト・ブランシェットが演じた。
世界56か国でNo.1ヒットを記録し、全世界を合わせた興行収入は3億1,110万ドル(約321億7,000万円)にのぼった。全世界でのオープニング5日間での興行収入は1億5,110万ドルであり、これは当時の配給会社パラマウント・ピクチャーズ、スティーブン・スピルバーグの監督作の中で歴代最高記録を更新した。
4作品目となる本作は「ロズウェル事件」から繋がる宇宙人をテーマにしており、シリーズ最新作にしてその壮大な世界観は集大成ともいえる作品に仕上がっている。また前3作品のオマージュや遊び心が散りばめられていて、壮年となったインディの衰え知らずの活躍も見所である。

1957年アメリカのネバダ州にて、高名な考古学者インディ・ジョーンズと相棒ジョージ・マクヘイルはアメリカ軍に偽装したソビエト連邦の軍人達に捕らえられ「エリア51」といわれる機密物保管倉庫に連れられていた。ソビエト連邦軍は「ロズウェル事件」からアメリカ政府が回収したある物を探しており、当時そこに居合わせたインディにエリア51に保管されたその「お目当ての物」を見つけるよう強要する。
渋々捜索に協力するインディはそれが強力な磁気を発する特性に気付き、火薬を用いて保管場所を割り出すと、箱の中には強い磁気で金属を引き寄せる謎のミイラが納められていた。歓喜するソビエト連邦軍の隙をみて拘束から抜け出したインディだが、マクヘイルの裏切りから更に追い込まれる事態になる。
しかし咄嗟の機転を活かして危機を脱し、敵の猛烈な追跡から何とか逃げきると砂漠の寂れた町に行き着く。そこに住人はおらず、無数のマネキンが配置された異様な光景にインディは不安を覚えていると、けたたましいサイレンの音が鳴り響き核爆弾投下のアナウンスが流れる。インディはキッチンにあった鉛製の冷蔵庫に一か八かの賭けで隠れると、瞬く間に核爆弾の爆風が辺りを破壊尽くし、インディが隠れている冷蔵庫は彼方まで吹き飛ばされた。
無事政府より保護されたインディだが、裏切り者マクヘイルと関わりが深かったことからFBIより尋問され疑いをかけられる。そのため教職に戻るも大学から苦渋の判断から無期限休職処分となり、失意のなかインディは新天地としてニューヨークへ向かう。
翌日ニューヨーク行きの列車に乗り込むインディの元に突然バイクに跨った青年マット・ウィリアムズが訪ねてくると、「ハロルド・オックスリーが行方不明だ」と伝えられた。
オックスリーはインディの昔馴染みの同じ考古学者であり、血の繋がりはないもののマットにとって育ての親のような存在であった。オックスリーからの手紙をマットから渡されたインディは、彼が人智を超えたパワーを宿す「クリスタル・スカル」を見つけたことを知る。手がかりだけを残し、消息を絶ったオックスリーを心配したマットの母は彼を追い、その際マットにはインディの助けを得る為彼の元に向かわせたのだった。
インディはオックスリーの送られた手紙を手がかりに、マットと共にペルーへと向かう。そしてクリスタル・スカルを求めソビエト連邦軍も動き出していたのだった。

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のあらすじ・ストーリー

機密物保管倉庫"エリア51"にて

連行されるインディ。

舞台は1957年のアメリカ・ネバダ州。アメリカ陸軍に偽装した女性軍人イリーナ・スパルコ率いるソビエト連邦軍(ソ連)は、「エリア51」と呼ばれるアメリカ政府が保有する機密物保管倉庫を占拠していた。
著名な考古学者にして冒険家インディアナ・ジョーンズ(インディ)は、1947年ニューメキシコ州ロズウェルで起きた事件(ロズウェル事件)に立ち会ったことからソ連軍に目をつけられ、相棒のジョージ・マクヘイルと共に連行されていた。ソ連軍はロズウェル事件で発見された「強力な磁気を纏う長方形の箱」を求めており、インディにその捜索を強要するのだった。
他勢に無勢の状況にインディは渋々要求を飲み、お目当てのものが強力な磁気を持つことから火薬を用い、磁気によって吸い寄せられた火薬を頼りにその在処を割り出した。
厳重に保管された箱をこじ開けると、その中には人の形とは異なる生き物のミイラが納められていた。インディは歓喜するソ連軍の隙をみて兵士から銃を奪い、イリーナ・スパルコに銃口を向けて形成逆転を試みるも、味方であるはずのマクヘイルより銃口を向けられてしまう。
ポーカーで借金を重ね、首が回らなくなったマクヘイルは金と引き換えにソ連軍に協力していたのだった。絶体絶命の状況に陥るインディ。降参するフリをして持っていた銃をわざと地面に落とすと銃弾が発射され辺りは騒然とする。その隙にインディは逃げ出し、ソ連軍による激しい銃撃を掻い潜り、追跡するイリーナ・スパルコの部下で屈強な肉体を持つアントニン・ドフチェンコとの肉弾戦を繰り広げる。戦いの末スピードを計測する実験用貨車を発動させたことで外への脱出に成功したインディは、追跡から逃れる過程でとある町にたどり着く。
住人はおらず、代わりにマネキンが設置された異様な町にインディは戸惑いを隠せずにいると、けたたましいサイレンと共に避難警告のアナウンスが流れる。なんとこの町は核実験用に作られたゴーストタウンであり、もう間もなくして核爆弾が投下されるというのだ。最悪の状況にインディは一か八かで鉛製の冷蔵庫の中に隠れると、すぐさま核の炎が町を焼き払い巨大な爆風が吹き荒れる。爆風により隠れた鉛製冷蔵庫は彼方まで吹き飛ばされ、インディはギリギリのところで生還を果たすことができた。
その後FBIにより保護されたインディだが、裏切り者のマクヘイルと関わりが長かったことから尋問を受け、共産主義者のレッテルを貼られ監視される対象になってしまう。
その影響は自身が勤める大学にも及び、旧友であり大学学部長のディーン・チャールズ・スタンフォースは自ら辞職することでインディの処分を「無期限休職」に軽減させた。
「自由の国アメリカ」の現状に失望したインディは新天地として国外に向かう汽車に乗り込むと、突然バイクに跨った青年が現れインディを呼び止めるのだった。

失踪したオックスリー

「オックスリーが殺される」という突然の物騒な発言からインディは汽車を降り、バイクの青年マット・ウィリアムズとカフェに入り事情を聞く。インディと顔馴染みで同じ考古学者であるハロルド・オックスリーは、血の繋がりはないがマットにとって育ての親同然であり、ペルーより連絡を寄越して以降消息を絶ったというのだ。「自分に何かあればインディ・ジョーンズに連絡しろ」と言い残し、オックスリーの身を案じたマットの母もペルーに向かうが同様に消息不明となってしまう。マットは頼みの綱としてインディの元にやってきたのだ。
母に送ったという最後の手紙からオックスリーは「クリスタル・スカル」と呼ばれる水晶で作られた頭蓋骨を発見し、それを伝説の黄金都市「アケトー」に持って行くと書かれていた。
「クリスタル・スカル」は15~16世紀頃に盗まれたといわれ、それを黄金都市「アケトー」の神殿に戻した者に人智を超えたパワーを授けると言い伝えられているのだ。
オックスリーの手紙から冒険家としての血が騒ぐインディ。FBIより今も監視されていることを察知したインディはマットに指示を出すと、カフェで屯する若者たちをけしかけ乱闘騒ぎを起こす。騒ぎに乗じてカフェを抜け出し、しつこく追跡してくるFBIエージェントを息の合った連携で撒くことに成功した。伝説の「クリスタル・スカル」、そして失踪したオックスリーとマットの母を追うため、インディはマットと共に最後に行方をくらましたというペルーに向かうのだった。

クリスタル・スカル

ペルーに到着したインディとマットは、2ヶ月前にオックスリーが収容されていたという精神病院に向かう。病室には部屋中一面に奇妙な絵と文字が書き綴られ、床には何かを示す地図が描かれていた。インディはオックスリーの手紙に記された「神だけが読める地上の絵をたどれ。生ける屍に守られたオレリャーナの揺りかごがある」の言葉を手掛かりに、床の地図が1500年代にクリスタル・スカルを探して行方不明となった探検家オレリャーナの墓を示すものと推測する。
その夜地図に記されたオレリャーナの墓へと向かった二人は、毒矢を扱う墓守の襲撃をかわし内部へと潜入する。
あらゆる仕掛けを突破した先に、布で覆われたオレリャーナとその仲間の遺体を発見したインディとマット。布を剥ぎ中身を確認すると、400年以上前に亡くなったものと思えないほど新鮮な状態で安置されていた。遺体は外気に触れたことで瞬く間に朽ちていき、唖然とする束の間、インディはオレリャーナの遺体の後ろに何かが隠されていることに気づく。およそ人の形と異なる結晶体の頭蓋骨「クリスタル・スカル」だ。
黄金都市アケトーより「クリスタル・スカル」を持ち出したオレリャーナ一団は、帰路につく際にトラブルに巻き込まれ全員死亡。その遺体を発見したペルー・ナスカの民によりクリスタル・スカルと共に埋葬されたとインディは推測する。なぜオックスリーはクリスタル・スカルを発見したにも関わらず遺体の側へ元に戻したのか。一つの疑問を胸にクリスタル・スカルを持って地上に上がると、エリア51で遭遇したイリーナ・スパルコ率いるソ連軍と裏切り者マクヘイルが待ち構えていた。

争奪戦

銃口を向けられ渋々クリスタル・スカルを渡すインディ。二人は拘束され、ソ連軍が拠点にするアマゾンのイリャ・アラマカへ連行された。そこには失踪したオックスリーとマットの母、マリオン・レイヴンウッドも捕らえられていた。
かつて聖櫃(アーク)を巡る大冒険で苦楽を共にしたインディとマリオンだったが、婚約したものの式直前で別れてしまいそれ以来の気まずい再会となった。
イリーナ・スパルコは軍人であると共に科学者であり、クリスタル・スカルにまつわる伝説を信じていた。クリスタル・スカルは人間の脳を刺激し、覚醒させることで超能力を手に入れることが出来るとスパルコは推測しており、その力を用いて敵国の指導者を洗脳させ、内部からの崩壊を画策していた。スパルコたちは目的を遂行するため、黄金都市アケトー唯一の案内人であるオックスリーを拉致したものの、長期間クリスタル・スカルを見続けた影響で精神に異常をきたした為、インディにオックスリーの通訳と案内を強要する。
要求を断るインディだがスパルコらは椅子に拘束させ、オックスリーの代わりにクリスタル・スカルを眼前に差し出し、スカルからの情報を無理矢理引き出そうとした。神通力のような得体の知れない力が頭の中に入り込み悶絶するインディ。やがて意志とは関係なく口から「戻せ」と言葉がこぼれるとオックスリーが反応しインディの名前を呟き出した。
「正義の手が黄金の鍵で永遠なる宮殿の門を開く、涙に曇る目で最後に見た、死が夢見る王国を」と呪文のように繰り返すオックスリー。指で何かを描く動作をしていることから、インディはオックスリーに紙とペンを渡すと波型の線と閉じた目、弧を描く太陽、地平線と蛇といった表意文字を書き記した。オックスリーの呟いた言葉をヒントに表意文字を解読するインディは、それが黄金都市アケトーへの行き方を表している事に気づいた。
有益な情報を引き出せたことに歓喜するソ連軍を他所に、変わり果てた育ての親であるオックスリーの姿に激怒したマットは隙をみて拘束を解き、野営地に火をつけてインディたちと逃走を図った。クリスタル・スカルも奪い4人はジャングルの中を駆け抜けていくが、途中インディとマリオンが流砂に巻き込まれ身動きがとれなくなってしまう。マットは何か掴めるものを探しに行き、インディはオックスリーに助けを呼びにいくよう指示を出す。みるみるうちに身体が沈んでいき、観念したマリオンはインディにマットの本名が「ヘンリー」であり、彼の父はインディであると告白した。思いもよらない事実に唖然とするインディ。間もなくマットが大蛇を用いて二人を流砂から救出するが、オックスリーが誤ってスパルコたちを呼んできてしまい再び捕らわれてしまった。
翌日、黄金都市アケトーを目指し、ソ連軍を乗せたトラックの一団はジャングルの木々を蹂躙しながら進んでいた。再び拘束されたインディたちだが、危機的な状況な中でもインディとマリオンは口喧嘩をはじめる。改めて血の繋がりが判明したマットも巻き込み口論はエスカレートしていく。見かねたソ連兵が止めに来ると、インディは不意をついてソ連兵を蹴り倒し気絶させる。
「毎度同じ問題にぶちあたった。君の代わりはいないってことさ、ハニー」とインディは自身の思いを告げるとマリオンは機嫌を直すのだった。マットが隠し持っていたナイフで拘束を解くと、トラックを乗っ取り荷台にあったロケットランチャーを発射させてソ連軍に反撃を開始する。
オックスリーはクリスタル・スカルと共にスパルコの乗るトラックにおり、インディ、マット、マリオンの3人はオックスリーとスカルを取り戻すため、ソ連軍との激しいカーチェイスを展開する。華麗な剣技と体術を扱うスパルコに、屈強な兵士ドフチェンコ、そして巨大な軍隊アリの襲撃に苦戦を強いられるインディたち。オックスリーが持つクリスタル・スカルの力で軍隊アリを退かせると、インディはドフチェンコとの壮絶な一騎討ちを制し、オックスリーを救出してマリオンたちと合流する。ソ連軍のトラックは水陸両用車であり、マリオンは一か八か崖下の川に向かって突っ込むと、奇跡的に木々に引っかかることでゆっくり着水することが出来た。
争奪戦の果てに安堵する一行だが、オックスリーは「3回下へ落ちる」と呟くと、目の前に巨大な滝が現れ、一行は絶叫しながら3つの滝を落下していった。命からがら陸に這い上がったインディ、マット、マリオンにオックスリー、そして実は二重スパイだったと言い聞かせインディたちに寝返ったマクヘイル。一行の目の前にはオックスリーの発した「涙で曇った目」を指す、涙を流す人の顔に似た滝があるのだった。

クリスタル・スカルの隠された秘密

滝の裏側へと潜入したインディ一行。壁にはクリスタル・スカルの形に似た人物が崇められる様子が描かれており、ここが黄金都市アケトーへの入り口だと確信させた。薄暗い内部を探索するインディ一行だが、背後から大勢の人の気配を察し、それが武器を持ったなしかしらの部族であると気づくと出口に向かって走り出す。洞窟を抜けると広大で荘厳に満ちた石造りの遺跡「アケトー」が現れ、あちこちから骸骨のペイントを施した部族がインディたちを襲撃する。為すすべなく拘束されかけるも、オックスリーがクリスタル・スカルを頭上に掲げると部族たちは恐れ慄き退散していった。危機を乗り越え、一行は遺跡の中心にそびえ立つピラミッド型の神殿へと向かった。
神殿には入り口がなく、オックスリーは以前この地まで辿り着いたものの、入り口を見つけることが出来ず仕方なくクリスタル・スカルを元の墓地に戻したというのだ。
途方に暮れるインディたちだが、オックスリーは「正義の手が黄金の鍵で永遠なる宮殿の門を開く」と呟きながら、神殿の中央に建てられた巨大なオベリスクに触れる。インディは彼が神殿への入り口を解き明かしたことを察知し、オベリスクの装飾が取り外せることに気づく。取り外すと大量の砂が流れ落ち、一行は装飾を次々と取り外していくと仕掛けが解除されたことで内部へ続く入り口が現れる。
神殿には世界中のあらゆる古代文明が遺した遺物があり、「黄金都市」と称された所以の金銀財宝が置かれていた。神殿を探索する一行は奥へ奥へと進んでいき、13体のクリスタル・スカルが黄金の椅子に鎮座する間に辿り着いた。13体のうち1体には頭部がなく、オックスリーは所有するクリスタル・スカルを元に戻そうとするとスパルコ率いるソ連軍が乱入する。マクヘイルが密かに発信機を道中に落とし、スパルコたちを誘導していたのだ。
オックスリーからクリスタル・スカルを取り上げ、スパルコは頭部のない1体にスカルを戻す。頭部を取り戻した1体をきっかけに残りの12体も目を覚まし、「頭部を戻してくれたお礼に素敵な贈り物をあげたい」とマヤ語で語りかけた。スパルコは彼らが保有する全ての知識を知りたいと告げると、13体はスパルコに向けて膨大な知識を送り出す。嫌な予感を察知したインディは脱出するよう皆に促すと、轟音と共に神殿が揺れ崩壊をはじめた。崩壊する神殿の頭上には別次元の入り口が現れ、ほとんどのソ連兵と神殿内の財宝を漁り逃げ遅れたマクヘイルを飲み込んだ。そして13体から送られる膨大な知識は人間の許容量を遥かに超えており、スパルコは「もう知りたくない」と絶叫すると、目を焼き切られ全身塵となって消えた。
間一髪のところで難を逃れたインディたちは、突如吹き出した洪水に襲われるも、出口が上にあることから水の上昇のおかげで神殿からの脱出に成功する。別次元の入り口の正体は巨大な飛行物体であり、黄金都市アケトー全てを飲み込むと瞬く間に上空へと消えていった。
跡形もなくなった黄金都市を見てマットは「どこが黄金都市だったのかなぁ」とぼやくと、インディは「ウーガ語の『黄金』は『宝物』とも訳せる。彼らの宝物は黄金ではなく、『知識』だったんだよ」と答え、別次元の生命体といえ考古学者として敬意を称した。

その後、共産主義者の疑いが晴れ、辞職したディーンとともに復職したインディは副学長に就任した。この冒険を経て、改めてお互いの思いを通じ合わせ婚約したインディとマリオンは、昔できなかった結婚式を開きめでたく夫婦として結ばれた。
ディーンや正気を取り戻したオックスリーらに祝福されると、突如式場に風が舞い込みインディの愛用の帽子がマットの元に転がってくる。マットは帽子を拾い上げ被ろうとすると、インディはそれを取り上げる。まだまだ世代交代は早いと言うようにいたずらに微笑み、インディは帽子を被りみんなと共に式場を後にするのだった。

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の登場人物・キャラクター

主人公

インディ/インディアナ・ジョーンズ(演:ハリソン・フォード)

日本語吹き替え:内田直哉

本作の主人公。本名はヘンリー・ジョーンズJr.であり、本人はこの呼ばれ方を嫌がり飼い犬の名前「インディアナ」を拝借している。著名な考古学者でありながら世界を股にかけるトレジャーハンターの顔を持つ。
前作より19年の月日が経ち、壮年の年齢に入るも類稀なる行動力と知識量は健在であり、長年で培った経験値で多くの謎を解き明かしていく。
本作では息子として血の繋がりが判明したマットと関わることで、父親としてのインディの姿が描かれている。シリーズ共通してヘビ嫌いは未だ克服できず、愛用のフェドーラ帽子と鞭も健在である。

インディの仲間達

マット・ウィリアムズ(演:シャイア・ラブーフ)

日本語吹き替え:細谷佳正

本作でのインディの相棒。学校を中退してバイク修理で生計を立てるアウトローな青年。本名はヘンリー・ジョーンズ3世であり、「マット」は自分で考えて名乗っているものである。
インディとマリオンの実の息子であり、生まれる前に二人が破局したため本人は父親がインディとは知らなかった。育ての親代わりであるオックスリーが行方不明になり、捜索に出たマリオンからも連絡が断たれたことでインディに助けを求め冒険に参加する。父親譲りの勇敢さと行動力の持ち主であり、それがクリスタル・スカルを巡る争奪戦に遺憾無く発揮される。

マリオン・レイヴンウッド(演:カレン・アレン)

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スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ(SW8)のネタバレ解説・考察まとめ

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『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。

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宇宙戦争(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

宇宙戦争(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『宇宙戦争』とは、アメリカ合衆国で2005年6月に公開されたSFアクション映画である。 H・G・ウェルズのSF小説『宇宙戦争』を原作としたスティーヴン・スピルバーグ監督作品。 主人公レイは、離婚した妻がボストンの実家を訪ねる間、妻に引き取られ、自分を軽蔑する子供達ロビーとレイチェルを預かった。そんなある日、奇妙な稲妻が町に落ち、地中から巨大な何かが現れて人々を攻撃、街を破壊していく。今まで家族をかえりみなかった父親だったが、必死に子供達を守っていく中で家族を守る父親へと変わっていく。

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スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(SW7)のネタバレ解説・考察まとめ

スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒(SW7)のネタバレ解説・考察まとめ

『スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒』とは、2015年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2015年12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、7番目の物語に当たる。凶悪な銀河帝国の衰退後、平和な時代の続いていた銀河新共和国時代に、新たな脅威ファースト・オーダーが出現。この脅威に対抗すべく立ち上がった、レジスタンスたちの活躍を描く。

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ターミナル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ターミナル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ターミナル』とはアメリカ合衆国で2004年6月に公開された、ロマンスおよびコメディー映画である。ある目的をもってアメリカ合衆国に入国するビクター・ナボルスキーだったが、母国でクーデターが起き国が消滅してしまう。無国籍状態となり入国ができなくなってしまった。それでも目的を達成するために、空港の乗り継ぎロビーでクーデターが終結することを待ち続ける。空港生活の中で国土安全保障省税関国境保護局との対立、キャビンアテンダントとの恋模様など様々なヒューマンドラマが描かれている作品である。

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ブレードランナー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ブレードランナー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブレードランナー』とは、フィリップ・K・ディック作のSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の映画化作品。監督はリドリー・スコット、脚本はハンプトン・ファンチャーであり、1982年に公開された。 レプリカントと呼ばれる、人間と区別がつきにくい人造人間6名が火星から地球へと逃亡してくるのをきっかけに、主人公リック・デッカードがレプリカント狩りのため復職につく。すべてのレプリカントを狩れるのか。人間と機械の違いとは何か。SF映画「禁断の惑星」や「メトロポリス」に次ぐSF映画の金字塔。

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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』とは1997年に製作されたアメリカ映画で、1993年に製作された『ジュラシックパーク』の続編である。イスラ・ヌブラル島で起きた事件から4年、その島とは異なるサイトB呼ばれる場所で恐竜の存在が確認された。新たに社長になったハモンドの甥のルドローはサイトBにいる恐竜を捕獲し、サンディエゴに新たな「ジュラシックパーク」を建設しようとしていた。マルコムたちがその計画を止めようとするも捕獲は成功し、サンディエゴへと運ばれるがそこで悲劇が再び起こってしまう。

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アデライン、100年目の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

アデライン、100年目の恋(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アデライン、100年目の恋』とは、2015年にアメリカ合衆国で製作された恋愛ファンタジー映画である。ある日、突然起きた事故により老化が止まったヒロイン「アデライン・ボウマン」は、100年の長い年月を若い容姿のまま過ごすことになる。以後、その年齢に伴わない美貌に疑問を抱いたFBIから目をつけられてしまう。その事をきっかけにアデラインは、一切の素性を隠し、長い逃亡人生を送ることになる。しかし、大晦日のパーティーで出会う男エリスと交際することになり、アデラインの人生に光が見えてくるのであった。

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ウエスト・サイド・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ウエスト・サイド・ストーリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウエスト・サイト・ストーリー』とは、1957年に上演されたミュージカル作品をスティーブン・スピルバーグ監督が現代版にアレンジした映画だ。物語の流れや人物の基本的な設定は変えず、現代の人々に合わせて内容に絶妙に手を加えることで若い世代にも響く作品に生まれ変わった。スピルバーグ監督の手腕が大いに発揮されている。 劇中の音楽も原作のものを元に、グスターボ・ドゥダメルにより色彩の増した編曲がされている。 物語本来の魅力と現代版のアレンジが新たな魅力を生み出す。

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逃亡者(1993年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

逃亡者(1993年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『逃亡者』とは、1993年にアメリカ合衆国で制作されたサスペンス映画である。妻殺害の罪を着せられた著名な外科医キンブルは死刑判決を受けるが、護送中の事故に乗じて脱走する。決死の逃亡を続けながら、妻殺害の真犯人を見つけ出していくスリリングなストーリーが展開する。逃亡を続ける外科医をハリソン・フォードが、キンブルを執拗に追う連邦保安官補ジェラードをトミー・リー・ジョーンズが演じている。監督は『チェーン・リアクション』、『守護神』、『沈黙の戦艦』などを手掛けたアンドリュー・デイビス。

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42~世界を変えた男~(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

42~世界を変えた男~(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『42~世界を変えた男~』とは、2013年にアメリカで制作された野球映画。白人選手だけで構成されていたブルックリン・ドジャースに黒人選手として初めて入団したジャッキー・ロビンソンがチームメイト、観客、マスコミ、審判を敵に回す中、渾身のプレイを続けて周囲を変化させていく姿が感動的に描かれていく。 ジャッキー・ロビンソンを『ブラック・パンサー』で知られるチャドウィック・ボーズマンが演じ、ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーのブランチ・リッキーをハリソン・フォードが演じた。

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【BTTF】バック・トゥ・ザ・フューチャーに隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future】

【BTTF】バック・トゥ・ザ・フューチャーに隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future】

バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)とは、1985年公開のアメリカ映画で、世界中で大ヒットしたタイムトラベルSF映画。バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作の原点となるPart1に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。当時のアメリカを知らないとわかりにくいパロディなど、知ったら思わずもう一度観たくなる小ネタが満載。

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【BTTF3】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part III】

【BTTF3】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part III】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』とは、アメリカのSF映画で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの完結作である。 監督は全シリーズ共通でロバート・ゼメキスが務める。 PART2のラストで1955年に取り残されてしまったマーティの元へ一通の手紙が届けられた。その手紙は1885年にタイムスリップしたドクからピンチを告げるものであった。 ドクを助けるためにマーティは1885年にタイムスリップする。 Part3に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。

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【BTTF2】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part II】

【BTTF2】バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2に隠された小ネタ・伏線・パロディまとめ【Back to the Future Part II】

『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』とはアメリカのSF映画で、1985年公開の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編作品である。 1989年公開で原題は『Back to the Future Part II』。監督は前作と同じロバート・ゼメキスが務めた。 主人公マーティは、親友であるドクから未来で息子に危険が迫っているといわれ、デロリアンで30年先の未来へタイムスリップする。Part2に焦点をおいて、細かく小ネタを紹介。

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『インディ・ジョーンズ』シリーズのトリビア・都市伝説・裏話まとめ

『インディ・ジョーンズ』シリーズのトリビア・都市伝説・裏話まとめ

人気映画『インディ・ジョーンズ』シリーズにまつわるトリビア・都市伝説・裏話をまとめました。人気シリーズのアイディア誕生の経緯や、主人公のトレードマークである帽子が撮影中に脱げないよう、医療用ホッチキスで直接頭にくっつけられているといった裏話などを掲載。ファンならば知っておきたい情報をたっぷり紹介していきます。

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『スター・ウォーズ』のグリーヴァス将軍には仲間になってほしかった(ネタバレあり)

『スター・ウォーズ』のグリーヴァス将軍には仲間になってほしかった(ネタバレあり)

『スター・ウォーズエピソード6』に登場した「悪役」グリーヴァス将軍。スピンオフアニメでも「敵キャラっぷり」が描かれていた彼ですが、戦士としての誇りはあるし、ヴィジュアルもそれなりにかっこいいしで、敵にしとくのがもったいないキャラだと思うのです。『少年ジャンプ』のごとく「敵キャラが仲間になる」パターン、アメリカにはそうそうないんでしょうかね…。

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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が9.11事件を予言していた!都市伝説・陰謀論で有名なシーンを紹介

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が9.11事件を予言していた!都市伝説・陰謀論で有名なシーンを紹介

1985年公開の映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が9.11事件を予言していたという都市伝説についてまとめました。タイムマシーンの実験のシーンに、テロが起こった日やツインタワーの倒壊が暗示されているといった噂があります。その他にも作中でテロを予言していたと噂されているシーンを、徹底的に検証していきます。

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《爆笑!ネタ必至》もはや何でもアリ!?エンタメサメ(鮫)映画まとめ

《爆笑!ネタ必至》もはや何でもアリ!?エンタメサメ(鮫)映画まとめ

様々な映画とジャンルがある中で、ひと際賑わっているのが「サメ(鮫)」映画です。サメ映画というと、皆さんが想像するのは、やはり「ジョーズ」ですよね。しかしながら蓋を開けてみると、実はいろいろなサメ映画があることをご存知ですか?それは、ジャンルや世界観など関係なく(なぜかw)、ついには何でもアリなのです。今回はそんな何でもアリなサメ映画をまとめました。

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【スター・ウォーズ】レイア姫のメタルビキニが大人気!ジャバ宮殿の奴隷コスチューム画像まとめ

【スター・ウォーズ】レイア姫のメタルビキニが大人気!ジャバ宮殿の奴隷コスチューム画像まとめ

レイア姫のメタルビキニとは、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』で捕らわれたレイア姫の奴隷コスチュームです。制作陣の強いこだわりで作られた衣装はかなり露出度高めですが、キャリー・フィッシャー演じるレイア姫にはむしろ毅然とした高貴さを感じさせます。デザイン性が高く、コスプレ衣装としても定番!オフショットやプロモーション画像などまとめました。

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「機動戦士ガンダム」と「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」の共通点・相違点まとめ

「機動戦士ガンダム」と「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」の共通点・相違点まとめ

1979年、『機動戦士ガンダム』のテレビ放映がスタートしました。その前年、『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』(公開当初のタイトルは『スター・ウォーズ』)が日本で公開されています。ほぼ同時期に制作されたこの2つの作品にどのような共通点や相違点があるのか、ガンダム制作スタッフの発言内容をもとにまとめました。これを読めば、さらに作品を楽しめるかもしれません。

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世界が選ぶ!SF映画ベスト100まとめ【洋画】

世界が選ぶ!SF映画ベスト100まとめ【洋画】

超現象や近未来的な世界観のSF映画。ユニークな世界観や予想だにしない展開が人気の理由の1つです。ここではそんなSF映画の中でも、特に人気を集める100作品をまとめました。『スター・ウォーズ』や『エイリアン』、『ターミネーター』など日本でも有名な作品もあれば、隠れた名作も見つかるかも?SF映画好きは必見です!

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