『忍びの家 House of Ninjas』とは、2024年よりNetflixにて世界独占配信された日本のオリジナルテレビドラマシリーズ。服部半蔵の血を引く俵家が、長男の死を機に忍びを捨てるも、巨大な危機に直面し再び影の任務に挑むサスペンスアクションである。賀来賢人が主演・企画・原案を務め、デイヴ・ボイルが監督を担当。完全オリジナル作品として世界16カ国で1位を獲得した。キャストには江口洋介、木村多江、高良健吾、蒔田彩珠、宮本信子らが名を連ねる。
『忍びの家 House of Ninjas』の概要
『忍びの家 House of Ninjas』(しのびのいえ)とは、2024年2月15日よりNetflixにて世界独占配信された日本のオリジナルテレビドラマシリーズ。主演は賀来賢人で、企画および原案も兼ねている。監督はデイヴ・ボイル。
かつて国家のために暗躍した伝説の忍者・服部半蔵の血を引く俵家が、過去の悲劇から忍びの伝統を捨てようと葛藤しながらも、国家を揺るがす巨大な危機に直面し、家族の絆と誇りを賭けて再び影の任務に身を投じる姿を描いたサスペンスアクション作品である。
原作は存在せず、コロナ禍で日本のエンタメ業界に危機感を抱いた賀来が、演出家の村尾嘉昭や俳優の今井隆文とともに持ち込み企画として立ち上げ、約2年の歳月をかけて自らNetflixへプレゼンテーションを行ったことで制作が実現した。配信開始直後から世界的な反響を呼び、公開初週で世界16カ国で1位、92カ国でトップ10入りを果たす大快挙を成し遂げた。
物語の舞台は現代の日本。服部半蔵の後裔である俵家は、6年前の任務中に長男の俵岳(たわら がく)を亡くしたことをきっかけに忍びの生活を捨て、一般市民としての生活を送ろうとしていた。しかし、次男の晴(はる)をはじめとする家族それぞれが忍びの技を捨てきれずに葛藤を抱える中、新興宗教団体「元天会」を巡る不穏な事件が発生する。事態を重く見た文化庁忍者管理局(BNM)からの介入により、俵家は否応なしに再び闇の戦いへと引き戻されていく。物語は、晴が運命的に出会う雑誌記者の伊藤可憐や、6年前の事件の影に見え隠れする19代目風魔小太郎らとの対立を通じて、一家の絆と真実を紐解いていく。
主要人物である俵家の次男・晴を賀来賢人、忍びを退き俵酒造の経営に専念しようとする父・壮一を江口洋介、密かに忍びの腕を振るう母・陽子を木村多江、6年前の任務で命を落としたとされる長男・岳を高良健吾、大学生でありながら密かに盗みを重ねる長女・凪を蒔田彩珠、家族の秘密を知らない幼い三男・陸を番家天嵩、一家を温かく見守る祖母・タキを宮本信子(幼少期の凪役は稲垣来泉)がそれぞれ演じる。
『忍びの家 House of Ninjas』のあらすじ・ストーリー
影を捨てた家族と忍び寄る異変
伝説の忍者・服部半蔵の血を引く俵家は、かつて国家の命を受け影で暗躍していた。しかし6年前、遊覧船での任務中に次男の俵晴(たわら はる)が敵の忍びにとどめを刺せず逃がしたことで、長男の岳(がく)が殺害される。失意の俵家は忍びの規律を捨て、一般市民として生きる道を選んだ。
トラウマを抱えた晴は自動販売機の補充員となり、行きつけの牛丼屋で出会う雑誌記者・伊藤可憐(いとう かれん)との日常にささやかな安らぎを見出していた。一方、父の壮一(そういち)が営む酒造会社は経営難に陥り、母の葉子(ようこ)は忍びの技を万引きに悪用して鬱憤を晴らしていた。長女の凪(なぎ)は未練から美術品を盗んでは元に戻す秘密の修行を続け、三男の陸(りく)だけが家族の秘密を知らず育っていた。
そんな中、文化庁忍者管理局(BNM)局長の浜島仁(はましま じん)と部下の沖正光(おき まさみつ)が壮一に接触。遊覧船で大量死体が発見され、新種の毒と絶滅したはずの忍びが関与していると伝える。さらに浜島は晴に対し、遊覧船事件を追う可憐の素性を調べるよう依頼。可憐を尾行した晴は、彼女が情報提供者の男と接触する場に居合わせるが、男は「黄色い花」と言い残し密室で殺害される。
カルト宗教の影と風魔の復活
凪は盗品の画像を匿名SNSへ投稿していたが、亡き兄・岳を匂わせる謎のアカウントからメッセージを受け取り、盗品を奪われてしまう。一方、万引きを浜島に掴まれた葉子は、見逃してもらう代わりにパート作業員として遊覧船の運営会社へ潜入。捜査の過程で怪しい男性社員の殺害現場に遭遇する。
晴と可憐は調査を進め、事件の陰に新興宗教団体「元天会(げんてんかい)」の存在を突き止める。教祖の辻岡洋介(つじおか ようすけ)に接近した晴は、辻岡の正体が6年前に自身が命を助けた忍びであり、宿敵・風魔党の18代目当主・風魔小太郎(ふうま こたろう)として復活を遂げたことを知る。
一方、陸は自宅のカラクリ部屋を発見し、祖母のタキから自分たちが服部半蔵の後裔である事実を明かされる。凪は岳と思われる人物から連絡を受け、指定された掛け軸を持ち出すが、現れたのは風魔の幹部だった。襲撃された凪を葉子と壮一が救出し、捕らえた風魔の忍びから彼らが大規模計画「日食」を目論んでいることが判明する。
生還した長男と深まる疑念
6年前の事件で生死不明となっていた長男・岳が保護され、俵家に帰還した。家族は歓喜するが、BNMと可憐はスパイの可能性を疑う。浜島は晴に、逃亡中に岳が殺したという風魔の男について調査を命じる。
その頃、家族を元天会に殺された元警察官の澤部治(さわべ おさむ)は復讐のため晴に協力を仰ぐが、指定場所に現れたのは岳だった。陰から様子を窺っていた凪は、岳が澤部を躊躇なく殺害する瞬間を目撃し、大好きな兄が風魔側に寝返っている現実を突きつけられる。
実は6年前、海へ転落した岳は風魔の幹部・あやめに救われ、元天会のアジトで生き延びていた。辻岡から国家に利用されるBNMの矛盾を説かれた岳は、風魔の幹部「カラス」として忠誠を誓っていたのだった。
俵家に侵入した岳は、タキが隠していた本物の掛け軸を奪取。家族の前で自身の裏切りを決定づける。晴は可憐を保護するため、BNMに従い死ぬまで忍びとして生きる誓いを立て、浜島に可憐の安全を保障させる。
「日食」の真実と新たなる影
風魔が狙う「日食」の阻止に向け、一致団結した俵家は最終決戦の地へ向かう。晴は岳と対峙し、激闘の末に打ち伏せるが、殺すことはできず気絶させる。続いて姿を現した19代目風魔小太郎・辻岡に対し、晴は圧倒的な力で追い詰める。命乞いをする辻岡にとどめを刺したのは、正気を取り戻したかに見えた岳だった。岳は晴に「お前はそのままでいい」と言い残し、姿を消す。
俵家の活躍により、毒ガス散布による惨劇は阻止されたかに見えた。しかし翌日、新民党の決起集会にて、事件の生存者である有力政治家・向井瞳子(むかい とうこ)が差し出した乾杯の杯により、会場にいた警視庁や自衛隊幹部ら著名人が一斉に倒れる。
直後、BNMの指揮系統が乗っ取られたとの連絡が入る。生き残った向井は次期総理大臣の座を確実なものとし、密かに黒幕と合流する。向井の前に現れたのは、20代目風魔小太郎を襲名した岳と、あやめだった。風魔は国家の中枢を傀儡化し、陰から日本を支配する新たなる影として完成していたのだった。
『忍びの家 House of Ninjas』の登場人物・キャラクター
俵家
俵晴(たわら はる/演:賀来賢人)
俵家の次男。本作主人公。
忍びとしての腕前は確かだが、心優しい性格が災いして忍びなのに人を殺せない。
かつて逃がした風魔の忍びによって兄の岳が命を落とした過去があり、その出来事に強い罪悪感を抱えている。
俵壮一(たわら そういち/演:江口洋介)
晴や岳らの父。俵家の現当主で、伝説の忍者・服部半蔵の血を引く人物。
長男を失ったことを機に忍びの役目を退き、家業である俵酒造の経営に専念しているが、経営はかなり厳しい状況。頑固で何かと不器用な性格をしている。酒造を営んでいるが本人は下戸。
自分以外の家族が密かに忍びの技を使っている事実には気づいていなかった。
俵葉子(たわら ようこ/演木村多江)
壮一の妻。俵家が忍びの家業から足を洗ったことにより、平凡な主婦生活を送ることになった。
退屈な日々に不満を抱え、ストレス発散のために忍びの技を悪用して窃盗を繰り返している。
日常的に行っていた万引きを見咎められたことをきっかけに、6年前の客船事件に関する密命を受け入れ、家族の中で最も早く忍びの任務へと復帰する。
俵陸(たわら りく/演:番家天嵩)
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白い巨塔(2003年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『白い巨塔』とは、2003年10月に放送された医療ドラマである。作家の山崎豊子の長編小説が原作となっている。主演は唐沢寿明と江口洋介で、黒木瞳や矢田亜希子などが出演する。浪速大学病院に勤める天才外科医の財前五郎は、野心家で教授になるために手段を選ばず、患者を軽んじる言動を取る。財前と同期の内科医の里見脩二は対照的な考えであることから、財前と度々意見が対立していた。そんなある時、財前の医療ミスが発覚し、大騒動に発展していく。本作は平均視聴率23.9%、最高視聴率32.1%の高視聴率を記録した。
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目次 - Contents
- 『忍びの家 House of Ninjas』の概要
- 『忍びの家 House of Ninjas』のあらすじ・ストーリー
- 影を捨てた家族と忍び寄る異変
- カルト宗教の影と風魔の復活
- 生還した長男と深まる疑念
- 「日食」の真実と新たなる影
- 『忍びの家 House of Ninjas』の登場人物・キャラクター
- 俵家
- 俵晴(たわら はる/演:賀来賢人)
- 俵壮一(たわら そういち/演:江口洋介)
- 俵葉子(たわら ようこ/演木村多江)
- 俵陸(たわら りく/演:番家天嵩)
- 俵凪(たわら なぎ/演:蒔田亜珠)
- 俵岳(たわら がく/演:高良健吾)
- 俵タキ(たわら タキ/演:宮本信子)
- 文化庁忍者管理局(BNM)
- 浜島仁(はましま じん/演:田口トモロヲ)
- 沖正光(おき まさみつ/演:柄本時生)
- 久世浩作(くぜ こうさく/演:嶋田久作)
- 風魔党・元天会
- 辻岡洋介(つじおか ようすけ/演:山田孝之)
- 桜井あやめ(さくらい あやめ/演:仲万美)
- 18代目風魔小太郎(18だいめ ふうま こたろう/演:國本鍾建)
- 警察・行政関係者
- 向井塔子(むかい とうこ/演:筒井真理子)
- 尾身善助(おみ ぜんすけ/演:ピエール瀧)
- 澤部治(さわべ おさむ/演:木幡竜)
- 警察官ABCD(演:林田直樹、酒井靖史、井上賢嗣、中村敦)
- 俵酒造関係者
- 森真由子(もり まゆこ/演:河井青葉)
- 俵酒造の職人(演:西本竜樹、神原哲)
- その他
- 伊藤可憐(いとう かれん/演:吉岡里帆)
- 松浦新(まつうら あらた/演:今野浩喜)
- カボチャ男/秋山聡太(あきやま そうた)(演:吉田悟郎)
- タキの友人/望月古書店店主(演:白石加代子)
- 牛丼屋の店員(演:田野良樹)
- スーパー店長(演:ラブ守永)
- 半蔵(はんぞう/演:JIJI)
- 『忍びの家 House of Ninjas』の用語
- 文化庁忍者管理局(BNM)
- 元天会(げんてんかい)
- 日食(にっしょく)
- 『忍びの家 House of Ninjas』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 俵壮一「誇りを持て。最高の忍びは影となる。誰にも知られなくていい。でも俺たちがこの国を守ってるんだ」
- 俵タキ「(忍者ではなく)忍びだ。何も知らん愚かな連中が忍者と呼ぶのさ」
- 『忍びの家 House of Ninjas』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 企画は主演の賀来賢人
- 大反響に賀来賢人も驚き
- 本作は時代劇の忍者ではなく「忍者ムービー」を世界を意識して制作
- 『忍びの家 House of Ninjas』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング「Our House」
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