デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズのボスまとめ
『デビル メイ クライシリーズ』とはカプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームのことである。シリーズは『1』から『3』までがダンテのみ、『4』と『5』はネロとダンテのダブル主人公という形で物語が進む。悪魔と人間のハーフであるダンテは人間界を脅かす悪魔たちを倒すデビルハンターをしている。『4』以降はネロも加わり、様々な強敵と対峙していく。シリーズごとに神話の怪物などをモデルにした様々な悪魔が中ボス、ラスボスとして多数登場する。
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。豹のような顔と腕、背中に4枚の羽を持つ悪魔。かつてスパーダに敗れて左目を失ったことで、スパーダに強い恨みを抱いている。そのため、スパーダの血族のダンテにも「裏切り者の血族」と言い、襲いかかってくる。しかし、ダンテとは引き分けてしまい、右目も失くしてしまう。その後、スパーダの血の匂いを頼りにダンテを探すが、彼とバージルを間違えて襲ったことでバージルから返り討ちに合い殺される。
戦闘では肉弾戦が主で、踏みつけや突進を行う。頭部が弱点となっており、他部位よりダメージが大きく入る。
名前はイギリスの叙事詩の主人公ベーオウルフの別読みが元ネタ。
ゲリュオン
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。テメンニグル内部で馬車を引いている馬型の悪魔。元々は人間界の普通の馬であったが、魔界の瘴気の影響を受けてしまい悪魔になってしまった。そして、長く生きたことで時間を操る能力を入手した。
戦闘開始時は橋の上にいるが、一定のダメージを与えるとステージがコロシアムに移動する。馬車から火矢を放ったり、馬車の車体部分を振り回して攻撃をしてくる。一定ダメージを与えると触れるとタイムラグが生じる黒球を放つようになる。
名前はギリシャ神話に登場する怪物が元ネタ。
ドッペルゲンガー
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。見たものをコピーする能力を持つ影の悪魔で、魔界へ向かおうとするダンテの前に立ちはだかった。魔人化したダンテを真っ黒にしたような姿をしている。
戦闘時には通常攻撃ではダメージを与えることができない。ステージに設置されたライトをつけて、ドッペルゲンガーに当てることで弱体化させることができ、このときにダメージが通る。また、ドッペルゲンガーの放つ光球を攻撃で跳ね返して当てることでも、ダメージを与えることが可能。
名前は自分と同じ存在を見てしまう幻覚症状が元ネタ。
レディ
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。生粋の人間であるが、母を殺し、テメンニグルの封印を解いた父・アーカムを殺すために悪魔と戦っている。自分の邪魔をすると判断して、ダンテと戦うことになる。出会った当初はダンテが半分悪魔であることと、軽い性格のせいで信用していなかった。しかし、戦いを通してダンテが自分と同じく、家族の問題を抱えていることを知って信頼するようになる。母の名前を冠したカリーナ・アンという重火器を使用するほか、ハンドガンなどの扱いに長けている。実は、スパーダに協力した巫女の血を引いている存在。
戦闘時はカリーナ・アンのランチャー、ハンドガン、手榴弾を使った遠距離攻撃を繰り出してくる。
名前のレディはダンテが「お嬢さん(レディ)」と呼んだことをきっかけに、自分でも名乗るようになった。本名はメアリ。
ジェスター
『デビル メイ クライ 3 スペシャルエディション』にのみ登場するボス。ピエロの姿をした悪魔で、ふざけた性格をしており相手をからかうような言動をする。そのため、ダンテから非常に嫌われている。ダンテにアドバイスをしたと思ったら、雑魚悪魔をけしかけてきたりと、敵なのか味方なのか立場が不明だった。ダンテの攻撃を容易く躱したり、重力を無視して壁を歩くなど能力を持つ。
特定のステージに設置されている魔法陣を調べることで戦闘が開始され、ジェスター専用のステージに強制的に飛ばされる。
戦闘時のジェスターはステージ内を走って逃げるモーションと攻撃モーションを繰り返し、一定ダメージを与えると、ジェスターの顔を模した玉に乗って攻撃をするようになる。
その正体は、アーカム。この姿を使って裏でスパーダの力を手に入れるために、ダンテやバージル、レディを導いていた。
アーカム
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。バージルに協力して、テメンニグルの封印を解いた。悪魔の力について探求を続けた結果、悪魔の力を使えるようになった人間。悪魔の力を手に入れる際に、自身の妻を生贄にしており、このことから娘のレディから恨まれている。その目的はスパーダの力を手に入れて、魔界を開放して神となることであり、そのためにダンテやバージル、レディらを利用した。スパーダの力を手に入れた際には外見がスパーダのようになったが、スパーダの力を扱いきれずにドロドロとした醜悪な姿に成り果てた。この醜悪な姿は、アーカムの心の闇が反映されたものとなっている。共闘したダンテとバージルに敗北したあとは、レディによって止めを刺された。
戦闘時は、体から生えた触手を使ったり、ナメクジ型のレギオンを召喚して攻撃をしてくる。一定のダメージを与えると、バージルが加勢してくる。
バージル
『デビル メイ クライ 3』のラスボス。ダンテの双子の兄で、ダンテとは違い悪魔として生きることを選んだため、性格は冷徹で非情かつ寡黙。かつて、母親を悪魔に殺されたこととダンテを守りきれなかった経験から力が必要だと考えており、スパーダの強大な力を求めた。そして、魔界の扉を開くための鍵である、母の形見のアミュレットを求めて、ダンテをテメンニグルへ誘う。ダンテとは考え方の違いから仲違いしてしまい、戦うこととなる。しかし、アーカムに騙されていたことを知ると、一時的にダンテと共闘してアーカムを倒した。武器はスパーダの形見である刀・閻魔刀(ヤマト)。ダンテとは違って銃器を使うことを嫌い、代わりに魔力で形成した剣・幻影剣を飛ばすことを得意としている。最後はダンテに破れて自ら魔界へ落ちていき、復活寸前のムンドゥスに捕獲されてしまった。
作中で計3回戦うことになり、2回目は魔具・ベオウルフを装備、3回目はフォーズエッジという武器を装備しており、それに応じて攻撃モーションが変わる。また、ダンテ同様に戦闘中に魔人化する。
戦闘は閻魔刀を用いた居合い切りや斬撃、幻影剣による遠距離攻撃を行う。ベオウルフ装備時は格闘戦、フォースエッジ装備時は閻魔刀と合わせた斬撃を繰り出す。
『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』のボス
ダンテ
『デビル メイ クライ 4』のネロ編に登場するボスで、前作までの主人公。魔剣祭で説法をしていた教皇サンクトゥスを襲撃して殺した。突然の凶行に周囲がパニックになるなか、ネロと対峙する。長らく教皇殺しの理由が不明であったが、実はレディから魔剣教団の動向が不穏であることを知らされて、フォルトゥナ島にやってきていた。そして、サンクトゥスの思惑に気づいたため、阻止するためにサンクトゥスを殺そうとしたが、「帰天」により人外と化していたため失敗に終わった。ネロが捕まってしまった以降は主人公に戻った。
戦闘時はリベリオンによる斬撃、エボニー&アイボリーによる銃撃がメイン。難易度によって使用武器が変わる。
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目次 - Contents
- 『デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズ』の概要
- ボスについて
- 『デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズ』のボス
- 『デビル メイ クライ(Devil May Cry)』のボス
- ファントム
- ネロ・アンジェロ
- グリフォン
- 魔帝ムンドゥス
- 『デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)』のボス
- オラングエラ
- ジョカトゥグゥルム
- インフェステッドチョッパー
- ネファステュリス
- ネファスカピティス
- フュリアタウルス
- ノクトプテラン
- ラーヴァ
- ボルヴェルク
- プルートニアン
- インフェステッドタンク
- タテオベス
- タルタルシアン
- ファントム
- トリスマギア
- アリウス
- ポゼストアリウス
- アリウス=アルゴサクス
- アルゴサクス・ザ・ケイオス
- ザ・ディスペア・エンボディード
- 『デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)』のボス
- ケルベロス
- ギガピード
- アグニ&ルドラ
- リバイアサンの心臓&肺
- ネヴァン
- ベオウルフ
- ゲリュオン
- ドッペルゲンガー
- レディ
- ジェスター
- アーカム
- バージル
- 『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』のボス
- ダンテ
- ベリアル
- バエル
- エキドナ
- アンジェロクレド
- ダゴン
- アンジェロアグナス
- サンクトゥス
- 魔皇サンクトゥス
- 神
- 偽神
- 『デビル メイ クライ 5(Devil May Cry 5)』のボス
- 血を啜る魔界樹根・クリフォトルーツ
- 灼熱の獣王・ゴリアテ
- 光を従える女神の化身・アルテミス
- 魔界樹に巣食う寄生獣・ニーズヘッグ
- 時の狭間を駆る戦騎・エルダーゲリュオンナイト
- 踏みしだく巨影・ギルガメス
- 雷光を纏う黒騎士・キャバリエーレアンジェロ
- 魔造鳥獣と三魔女・マルファス
- 放たれた魔界の門番・キングケルベロス
- 魔界の反逆王ユリゼン
- ナイトメア
- 発端にして終焉・バージル
- アニメ『デビル メイ クライ』のボス
- 大悪魔アビゲイル