デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズのボスまとめ
『デビル メイ クライシリーズ』とはカプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームのことである。シリーズは『1』から『3』までがダンテのみ、『4』と『5』はネロとダンテのダブル主人公という形で物語が進む。悪魔と人間のハーフであるダンテは人間界を脅かす悪魔たちを倒すデビルハンターをしている。『4』以降はネロも加わり、様々な強敵と対峙していく。シリーズごとに神話の怪物などをモデルにした様々な悪魔が中ボス、ラスボスとして多数登場する。
『デビル メイ クライ 2』のルシア編のラスボス。アリウスが覇王アルゴサクスに完全に体を乗っ取られた姿。ポゼストアリウスよりも禍々しさが増しており、原型をとどめていない。
戦闘時は地面を簡単に割るほどの怪力での攻撃のほか、巨大な尻尾を振り回す攻撃などをしてくる。
アルゴサクス・ザ・ケイオス
『デビル メイ クライ 2』のダンテ編に登場するボス。魔界に封印されていたアルゴサクスの繭で、オラングエラ、ジョカトグゥルム、フュリアタウル、スネファステュリス、ファントム、グリフォンを取り込んだ姿となっている。取り込んでいる悪魔の力を使って攻撃することが可能。取り込んでいるグリフォンは本作に直接登場しないが、前作のグリフォンのダンテに対する怨念を吸収したとのこと。
戦闘時は自ら移動はせず、その場で取り込んだ悪魔たちがそれぞれ攻撃を繰り出してくる。一定の攻撃を加えると取り込んだ悪魔を破壊することが可能。
ザ・ディスペア・エンボディード
『デビル メイ クライ 2』のダンテ編のラスボス。アルゴサクス・ザ・ケイオスを倒すと孵化するように出現する。覇王アルゴサクスの真の姿で、体は炎でできている。人間サイズであるが、その力は覇王に相応しいものとなっており、かつては神として信仰されたこともある。しかし、アルゴサクスの本質は破壊と混沌であり、絶望が具現化したような存在である。昔に魔帝ムンドゥスとアニメ版に登場する大悪魔アビゲイルと魔界で三つ巴の戦いを繰り広げていた。ムンドゥスがスパーダに封印されると、好機を逃さずに魔界の大半を掌握するに至った。しかし、人間界への侵攻を企てたさいにスパーダによって封印された。両性具有のようで、性別を意図して変化させられるかのような描写がある。最期はダンテに敗北して消え去った。
戦闘時は追尾型の光球や鞭、剣を用いた斬撃など豊富な攻撃を仕掛けてくる。
『デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)』のボス
ケルベロス
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。3つの頭を持つ巨大な犬型の魔獣。テメンニグルの入り口を守る門番であり、氷を使った攻撃を得意とする。言葉を理解し話すことができるため、ダンテから「おしゃべりワンちゃん」と呼ばれた。悪魔らしく人間を見下した性格をしている。ダンテに敗北したあとは、彼の悪魔としての力を認めて協力した。
戦闘時は手足に氷を纏っている間はダメージが通らないため、氷に一定のダメージを当てて破壊しなければならない。3つの頭はそれぞれ個別の体力となっており、攻撃を当てることで破壊することが可能。また、頭を回転させて、真ん中にきた頭部によって攻撃の内容が変化する。
モデルは、ギリシャ神話に登場する冥界の番犬をしているケルベロス。
ギガピード
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。複数の羽が生えた巨大なムカデのような姿をした悪魔で、空中を浮遊してステージ内にあるトンネルを徘徊している。電撃を操る能力を持ち、自身の体に纏わせている。
戦闘時はステージ内を飛んでおり、背中に乗ったりすることで攻撃を加えることが可能。体にある7つの各節には甲羅があり、一定数の攻撃を与えることで剥がすことができる。甲羅を剥がすごとにギガピードの移動速度が低下、防御低下、攻撃が弱体される。しかし、7つすべての甲羅を剥がし切ってしまうと、一時的に暴走状態となり、移動速度が早くなり、移動モーションに捻りが加わってダンテを振り落とそうとしてくるようになる。
別個体であるが、リバイアサンの体内にも登場する。
アグニ&ルドラ
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。テメンニグル頂上へ通じる扉の門番をしている双子の悪魔。首のない巨体が刀を持った姿をしているが、本体は刀の方で柄についた頭は喋る。口数の多いダンテすら「うるさい」とうんざりするほど、おしゃべりな性格。また、本人たちは至って真剣に話しているのだが、どこかズレており漫才のようになっている。兄・アグニが火を、弟・ルドラが風を操る力を持つ。自分たちを最大限に活かせる使い手を求めており、ダンテが使い手に相応しいと認めて、力を託す。
戦闘時は2体動時に戦うことになる。アグニ&ルドラの攻撃はお互いにもヒット判定が存在しているため、同士討ちをさせることができる。アグニもしくはルドラのどちらかの攻撃に合わせて攻撃をすることで、刀を弾くことができ、何回か繰り返すと刀を落とす。どちらか一方を先に倒すと、イベントシーンを挟んだあとに合体して、攻撃モーションが変わる。
モデルはインド神話の火の神・アグニと暴風神・ルドラ。
リバイアサンの心臓&肺
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。テメンニグルの周りを浮遊している巨大なクジラのような姿をした悪魔の体内に存在する。中央にある心臓が本体で、通常時はコアを内部に収納している。両端にあるものが肺で、それぞれが独立した存在。
戦闘時には雑魚悪魔が無限湧きしてくるなかで、肺を攻撃して心臓のコアを露出させなければならない。肺の方にも体力ゲージが存在するが、削りきったとしても心臓を破壊しない限り時間経過で全回復する。
ネヴァン
『デビル メイ クライ 3』に登場するボス。上半身裸の女性の姿をしており、コウモリを纏っている。男性の精気を奪い取り糧とするため、ダンテと出会ったときも彼を誘惑しようとしていた。電撃とコウモリを操る。「スパーダはいい男だった」と言うシーンがあり、スパーダとのなんらかの関係があったかのような匂わせがある。かつて、スパーダとは相棒だったかのような描写が、オマケのイラストに存在している。
戦闘時はコウモリを纏っている間はダメージが通らないため、攻撃を与えてコウモリを剥がさなければならない。電撃による攻撃の他にコウモリを使った攻撃も行う。体力値が低くなると、抱きつき攻撃をしてくるようになる。抱きつかれている間はダンテの体力が吸い取られてしまうので、振りほどく必要がある。
デザインモチーフはカプコンの格闘ゲーム『ヴァンパイアシリーズ』の悪魔のモリガン・アーンスランド。また、名前の元ネタはケルト神話の戦いの女神・ネヴァン。
ベオウルフ
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目次 - Contents
- 『デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズ』の概要
- ボスについて
- 『デビル メイ クライ(Devil May Cry)シリーズ』のボス
- 『デビル メイ クライ(Devil May Cry)』のボス
- ファントム
- ネロ・アンジェロ
- グリフォン
- 魔帝ムンドゥス
- 『デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)』のボス
- オラングエラ
- ジョカトゥグゥルム
- インフェステッドチョッパー
- ネファステュリス
- ネファスカピティス
- フュリアタウルス
- ノクトプテラン
- ラーヴァ
- ボルヴェルク
- プルートニアン
- インフェステッドタンク
- タテオベス
- タルタルシアン
- ファントム
- トリスマギア
- アリウス
- ポゼストアリウス
- アリウス=アルゴサクス
- アルゴサクス・ザ・ケイオス
- ザ・ディスペア・エンボディード
- 『デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)』のボス
- ケルベロス
- ギガピード
- アグニ&ルドラ
- リバイアサンの心臓&肺
- ネヴァン
- ベオウルフ
- ゲリュオン
- ドッペルゲンガー
- レディ
- ジェスター
- アーカム
- バージル
- 『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』のボス
- ダンテ
- ベリアル
- バエル
- エキドナ
- アンジェロクレド
- ダゴン
- アンジェロアグナス
- サンクトゥス
- 魔皇サンクトゥス
- 神
- 偽神
- 『デビル メイ クライ 5(Devil May Cry 5)』のボス
- 血を啜る魔界樹根・クリフォトルーツ
- 灼熱の獣王・ゴリアテ
- 光を従える女神の化身・アルテミス
- 魔界樹に巣食う寄生獣・ニーズヘッグ
- 時の狭間を駆る戦騎・エルダーゲリュオンナイト
- 踏みしだく巨影・ギルガメス
- 雷光を纏う黒騎士・キャバリエーレアンジェロ
- 魔造鳥獣と三魔女・マルファス
- 放たれた魔界の門番・キングケルベロス
- 魔界の反逆王ユリゼン
- ナイトメア
- 発端にして終焉・バージル
- アニメ『デビル メイ クライ』のボス
- 大悪魔アビゲイル