ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』とは2000年にカプコンから発売されたRPGである。『ブレスオブファイアシリーズ』の4作目であり、これまでのシリーズとは一線を画したアジア風の世界観が特徴となっている。長く続いた帝国と諸国連合の戦争が休戦した世界、行方不明となった姉を探すウィンディアの王女ニーナは記憶喪失の少年リュウと出会う。時を同じくしてリュウの半身であるフォウルも長き眠りから目覚めようとしていた。2人の主人公の交錯するストーリーはシリーズ屈指の鬱シナリオとして話題となった。

『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』の概要

『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』は2000年にカプコンから発売されたRPGである。竜族の主人公や数多くの亜人種の仲間達が活躍するこれまでシリーズで培ってきた要素を継承しつつも東洋を彷彿させる新たな世界観を提示した。また従来の主人公であるリュウの他に、フォウルというもう1人の主人公によるW主人公制という試みに挑戦している。2つの視点が交錯し繰り広げられるストーリーは、悲劇的な展開や諸悪の根源が制裁されない結末など必ずしも救いがある展開ではなく、シリーズとしてもRPGとして鬱展開の強い作品として未だに語り草となっている。
システムは町を発展させる共同体や、前作での師匠システムを継承した伝承師、『ブレスオブファイアシリーズ』の代名詞ともいえる竜変身や釣りといった要素を盛り込んでいる。バトルシステムは仲間になる6人を戦闘中に切り替えていくスリックローテーションを採用、さらには各キャラ事の攻撃を上手くつないで強力な攻撃を繰り広げるコンボシステムなど大幅に手を加えられ、より戦略性の高い戦闘を行うことができるようになった。

2つの大陸が泥の海で隔てられた世界。長く続いた帝国と連合の戦いは一時的な休戦を迎えた。ウィンディアの王女であるニーナは帝国との最前となった町セネスタへの視察で行方不明になった姉を探すために幼馴染のフーレンの青年クレイとともに姉の行方を追っていた。旅の途中で移動手段の砂船が故障し、修理のために近くの町へと向かったニーナは荒野に捨てられた謎の少年リュウと出会う。一方帝国内部の皇帝墓所では初代皇帝であるフォウルが長い眠りから目覚めようとしていた。

『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』のあらすじ・ストーリー

第1章 めざめしもの

砂船の修理部品を探すニーナ(手前)は全裸の少年リュウ(奥)と出会う。

ウィンディアの王女であるニーナは消息を絶った姉のエリーナを探すために幼馴染の青年クレイと共に旅をしていた。エリーナが行方知れずとなったセネスタの町へ向かう道中で移動手段の砂船が故障してしまう。船の見張りをクレイに任せ修理のための部品を探すニーナは、道中の壊れた荷馬車で全裸の少年を見つける。少年はリュウといい、自分の名前以外を忘れ記憶喪失となっていた。見かねたニーナは服と剣を渡し、自分の旅へとリュウを同行させる。

時を同じくして帝国内部の皇帝墓所では初代皇帝であるフォウルが目覚める。再び皇帝として世界に君臨しようとするフォウルであるが、既にフォウルの存在を必要としない帝国は彼を亡き者にしようと将軍ヨムを差し向ける。復活したばかりで力が完全に出し切れないフォウルはヨム達の追撃をなんとか退けるものの、手負いの傷を負い、崖から落下してしまう。

リュウとニーナは砂船の修理パーツを見つけるためにサライの町へと向かう。町での情報を頼りに砂船の部品が埋まっている砂船の谷に向かい、修理のパーツ部品を掘り当てる。町に帰ったリュウ達は砂船を修理してくれる職人に会おうとするが、酒場で人々に絡む帝国の軍人ラッソと口論になり彼の怒りを買ってしまう。逃げるようにサライの町を出るリュウ達であったが、帝国の軍人達により砂船までの帰り道を封鎖されてしまう。帝国に不満を持つサライの商人から迂回路を教えてもらったリュウ達はその途中のチャンパの町へとやってくる。しかし町は帝国との戦争で呪砲による呪いを受けており、先へと進む道も封鎖され、完全な除去にはまだまだ時間がかかる状態であった。呪いの中を抜け先を急ごうとするリュウ達に呪いを除去する作業員の1人であるマスターが道先案内人をかって出る。マスターの協力もあり無事に砂船まで戻る事ができたニーナはクレイとの再会を喜ぶが、砂船を直す事が出来ずに途方に暮れていた。砂船近くでキャンプをし一夜を明かすニーナはその夜にエリーナがいる場所までたどり着き、救出しようとする夢を見る。翌朝、クレイも同じ夢を見ていた事を知り驚くニーナ。マスターは竜眼の力を持つリュウの力が見せた夢である推測する。リュウと行動を共にすればエリーナのいる場所に辿り着けるのではないかと思ったクレイはリュウを仲間に加え砂船を使わずに、再びセネスタへと向かう。

泥のダムを抜けキリアの村へとやってきたリュウ達はセネスタまでの抜け道を使う為に、西の森で行方不明となった村長を救出。村長から抜け道を使う事を許可してもらい、リュウは帝国との戦いの最前線となったセネスタの町までたどり着く。立ち寄った町の孤児院の子供達からエリーナが帝国の人間と一緒にいる姿を目撃したという情報を聞き、手がかりを知る魚人の商人であるマーロックの元を尋ねる。マーロックはエリーナを自分に船に乗せたと認め、運んだのは帝国であると語る。エリーナが帝国にいるという確証を得たリュウ達はマーロックに砂船に乗せてほしいと頼み込む。交換条件としてマーロックの依頼をこなしたリュウ達は約束通りに砂船に乗せてもらい帝国に繋がる転移装置のあるハシビトの町へと向かう。転移装置を使おうとすると以前の恨みを晴らそうと帝国の軍人ロッソが妨害、リュウ達はこれを退けて転移装置で帝国へとたどり着く。

傷を負ったフォウルは木こりババデルによって保護されていた。安静が必要だとババデルはいうが、先を急ぐフォウルは治療もほどほどに立ち去っていく。フォウルを見つけたヨム達はまたもや追手を差し向けるが、傷ついた体でこれを退けたフォウルは皇都へと向かう。

フォウ帝国の領地である西側の大陸へとやってきたリュウ達は呪砲のある町アスタナへとやってくる。以前、夢で見た場所がここであると思ったリュウは近くの水道橋からアスタナの王宮へと潜入するが、途中で、帝国の軍師であるユンナと兵士達に見つかってしまう。ニーナはエリーナの居場所を尋ねるが、ユンナは「そんな人間はもうここにはいない」と質問をははぐらかしてしまう。ユンナによって身柄を拘束されたリュウ達は西側に強制的に送り返されてしまう。

第2章 うつろわざるもの

傷ついたフォウル(左)を匿うマミ(右)。村人には従妹であると紹介しごまかす。

クレイは諸国連合の一国のルディアに送還されていた。虎人(フーレン)の族長であるにも関わらず、休戦中の帝国に潜入した事は国際問題に発展しかねない。ルディアの王子モリィからその事を糾弾されたクレイは宮殿で監視つきの生活を強いられることになった。リュウとニーナも監視がつきルディアの宿屋へ軟禁、クレイとの面会も禁止されていた。ニーナは先代族長でクレイの母親であるターボならなんとかしてくれるのではないかと思い、クレイの故郷フーレンの里へと向かおうとする。上手く見張りの目を盗んで脱出しようとするニーナであったが、見張りを任された野馳り族(のばせり)の傭兵サイアスは何を思ったのかリュウとニーナを見逃し、さらには自身もリュウ達の旅の同行しするのであった。サイアスを仲間にし里へと向かうリュウ達、しかしニーナは道中のパーウッズの森に住む妖精達の悪戯によって体を小さくされリュウ達とはぐれてしまう。自分の子と勘違いされ鳥に拉致されるニーナであったががなんとか逃げ出し、リュウとマスターの協力もあり妖精達に身体を元に戻してもらう。

虎人の里についたがターボは里から近くにある黄金平野へと移り住み不在であった。リュウ達は黄金平野へと急ぎ、ターボの元へと向かう。ようやく出会えたターボは「旅の途中で壊れた王家の剣を復元すればクレイの罪も軽くなる」と言い、リュウ達は王家の剣のもう一度作るために黄金平野近くにあるグーの火山に住む鍛冶屋に会いに行く。王家の剣を作るには妖精達の持つフェアリードロップが必要であった。パーウッズの森に住む妖精達に譲ってもらう為にリュウ達は妖精の住む夢の世界を襲うムンマを撃退する。無事にフェアリードロップを手に入れたリュウ達は鍛冶屋に王家の剣を作ってもらい、再びルディアにいるクレイの元へと戻る。しかし以前の王家の剣が帝国から送り返されてきており、クレイの罪が軽くなる事はなかった。このままだと埒があかないと思ったニーナは、警備が手薄な夜中にクレイが監禁されている場所に忍び込み、クレイを外へと連れ出す。クレイを連れて再び黄金平野にいるターボの元に戻ると、ターボが帝国が休戦中の東大陸で何かを探しているという情報をつかんでいた。ニーナはそれがリュウなのではないかと思い、リュウが何者であるのか知るために風竜に会う事を提案する。風竜に会うためにニーナはリュウを連れて故郷のウィンディアへと帰還する。ウィンディアで父親である王と再会したニーナは、父親から風竜が眠る塔の居場所を聞く。リュウ自身の力を知るために一刻も早く風竜の住む塔にむかおうとするリュウ達であったが、道中のキャンプ中にサイアスが行方をくらます。風の塔を上るリュウ達であったが、それを追いかけるようにしてルディアの宰相イゴーリとサイアスが現れる。サイアスが裏切ったと思うリュウ達であったが、突如サイアスは雇われた金を突き返し、イゴーリ達に刃を向け再びリュウ達の仲間になる。サイアスの助けもあり風竜ラーウィの元にまでたどり着いたリュウ達。ラーウィは「リュウは自分達と同じくうつろわざるものというこの世界の神のようなものであるり、生まれたばかりのリュウはまだ何者にも定まらないアルカイの竜であると」言う。ラーウィはこの事についてより詳しく知るために、うつろわざるものの召喚の地であるチェックの村へとリュウ達を案内する。

チェックの村に住むアルカイの長老と呼ばれる老婆から話を聞くリュウ。しかし長老は「リュウはうつろわざるものである事は間違いないがこの場所から召喚されたものではない」と言う。謎が深まる中、マスターが「自分の中に封印されているうつろわざるものであれば詳しい事情を知っている」と言い出す。長老はマスターの中にもうつろわざるものが封印されていると知り、リュウ達をマスターの心の中へと導く。マスターの心の中にいたディースの封印を破り、元の世界へと復活させる。封印を解かれたディースは「リュウや自分はチェックの人々ではなく帝国の力によってこの世界に召喚されたうつろわざるものである」と言い、その際にリュウは不完全な形となり、2つに分割されたのだという。そしてリュウと対をなす半身はフォウ帝国の皇帝であるフォウルであった。半身であるフォウルに会いに行こうとするリュウを見たディースは、今のリュウでは強大な力のフォウルの前では吸収されるだけだと思い「力をつけるために各地に眠る竜の力を借りるべきだと」言う。リュウはディースと共に竜を召喚するためのアルカイの神殿へと向かう。

戦いで傷ついたフォウルは皇都近くにあるソンの村で目覚める。村人の女性であるマミによって保護されたフォウルは初めは戸惑うが、マミの献身的な態度を見て徐々に彼女の事を受け入れていく。傷を癒す間、マミの元へと身を寄せる事になったフォウルは一部の村人からは厄介者だと思われつつも村へと馴染んでいく。しかし村の近くに出没する魔物を1人で討伐したり、火山の暴走原因である魔物を討伐していくうちに、村人はフォウルに恐ろしい力があるのではないかと恐れを抱いていく。フォウルの事を怪しく思った村の地主は帝国軍にフォウルの居場所を伝える。村へとやってきた帝国軍を見たマミは早く逃げるように促し、自ら囮となってフォウルを逃がすのであった。

アルカイの神殿に向かったリュウはうつろざわるものである竜たちと会い力を授かるが、リュウ達が不在のチェック村には帝国軍の軍隊が大挙していた。ディースの封印が解かれたために留守番をすることになったマスターは村人を逃がすために、たった1人で帝国の軍隊に立ち向うものの破壊されてしまう。リュウ達が壊されたチェック村を見て、逃げ出した村人も危ないと思い、避難先である捨てられた村へと急ぐ。しかしその道中にで帝国軍の女将軍アースラに捕らえられてしまう。「拘束するだけで竜の秘密を話せば村人もリュウ達も助ける」と言うアースラ。しかしアースラの他に軍の指揮をとるのがリュウ達に恨みを持つラッソだと知り、危険を感じたリュウ達はアースラを説得し捨てられた村まで連れて行ってもらうがそこでは予想通りラッソによる村人の粛清がおこなわれていた。残虐非道なやり口に帝国側であるアースラも怒りをあらわにするが、ラッソは聞く耳をもたない。怒りと悲しみの感情に支配されたリュウは竜としての力を暴走させカイザードラゴンへと変身する。カイザードラゴンの力におびえたラッソは逃げ出そうとするが、リュウは容赦なくラッソを焼き払うのであった。ラッソや帝国兵を殺した後も破壊を繰り返すリュウを見てニーナは初めて竜族に恐怖する。それでも元に戻ってほしいと思うニーナの必死の呼びかけにより、リュウは意識を取り戻す。

第3章 ながれ

長き旅の末に遂にエリーナ(中央)を見つけ出すクレイ(右)だったが、残酷な事実が彼につきつけられる。

マミの助けもあり村を逃げ出したフォルウは再び帝都へと向かっていた。マミのフォウルの想いを感じ取ったユンナは彼女を呪砲を動かすための生贄のニエに使う事を決める。マミをニエとした呪砲は帝都へと向かうフォウルを目標に発射される。呪砲の直撃を受けたフォウルは大ダメージを受け、その際に落下してきたマミの耳飾りである鈴を見て、彼女がニエに使われた事を知り絶望する。そして人がどこまでも愚かだと知ったフォウルは人を絶滅させうつろわざるものによって支配される世界をつくろうと決意する。

元に戻ったリュウは一刻も早く帝国にいるであろうフォウルへ会うための旅を再開する。帝国軍の生き残りとして捕虜となったアースラはラッソの行いから帝国への疑問を感じ、リュウ達へ帝都までの道を案内するために仲間となる。マスターの村での活躍を見たディースはその実力を認め、マスターの中へと戻りリュウ達の旅へと同行する。アースラの案内の元リュウ達は再び帝国へと向かおうとするが、以前に使ったハシビトの町の装置は以前のラッソとの戦いで破壊され使用不能となっていた。リュウ達はこの世界に唯一存在する海を乗り越えて帝国まで向かう事を考え、自分達の事を気に入ってくれたマーロックから砂船を譲ってもらい港町シュークへと向かう。船に乗るために水神の加護を受けたリュウ達は船乗りジグたちに船を借りようとするが、ジグは「船に女を乗せるわけにはいかない」と言いニーナとアースラの乗船を許可しなかった。船に乗る事を認めさせるために船乗りの課した試練として2人だけで船底で過ごすニーナとアースラ。一夜明けてその度胸が認められたニーナとアースラは船に乗る事を許される。無事に仲間全員で海を渡るリュウ達であったが途中で風を止まり船は停止してしまう。原因である火山の魔物を倒し、無事に北方諸島の町リプに辿り着く。北方諸島から帝国のある西側の大陸へと向かう事ができる浅瀬が浮き上がる事を知り、手がかりを求めてパブパブと呼ばれる島の生物が生息する森へと向かう。パブパブと暮らすベイトの協力もありその言葉を理解したリュウ達はパブパブ達から帝国へと向かう浅瀬の場所を教えてもらい帝国へと向かうが、その途中に浅瀬が消滅してしまいリュウ達は途中にあるサルディン島に取り残されてしまう。いつ浅瀬が元に戻るかわからないままリュウ達はサバイバル生活を強いられる事になる。

フォウルは帝国の首都、皇都に乗り込み破壊の限りをつくしていた。皇帝のいる玉座までの道を塞ぐヨムを退け玉座へと向かうフォウル。フォウルによる支配を認めない皇帝ソーニルはユンナから託された神を殺す神達の剣を使い抵抗する。剣のダメージを受けつつもフォウルはソーニルを惨殺し玉座へと座り再び皇帝へと君臨する。そして、自分の半身であるリュウの存在を待ち続けるのであった。

無人島で日々を明かすリュウ達であったが幸運にも数日後には浅瀬が復活し帝国のある大陸までたどり着く。帝国の辺境にあるチクア村にいる商人フーから珍しいものと交換で帝国までの道を聞き出したリュウは、商人たちの使う運河を乗り越えて帝都近くまでたどり着く。しかし、帝都は謎の襲撃により破壊され、多数の人間が難民となり、混乱を防ぐために関所は封鎖されていた。アースラは自分の育て親であり帝国の重臣ルーン将軍に会えばなんとかしてくれるのではないかと思い、将軍のいるアスタナまで向かおうとする。関所近くのパラク村から皇帝墓所にある抜け道でアスタナまで行けることを知ったリュウ達、皇帝墓所まで向かうが、そこにはフォウルの使い魔であるオンクーが立ち塞がる。戦いの末オンクーを退けるとオンクーはリュウをもう1人の半身だと認め、皇帝墓所を通る事を許可する。

アスタナへと再びやってきたリュウ達であったがルーン将軍は兵士を率いて帝都へと乗り込んだ後であり入れ違いになってしまう。さらには以前に訪れたアスタナの宮殿は急に魔物が現れ混乱の最中であった。リュウ達は宮殿を探索すると宮殿地下には謎の巨大な臓器が存在していた。逃げ惑う兵士達からユンナの実験により生み出された生物が暴走したものだと知ったリュウ達は、宮殿地下の奥に行くためにユンナを探す。関所で通行止めを喰らっていたユンナから奥に進む為に必要な神鉄の剣を受け取ったリュウは再びアスタナへと向かうのであった。アスタナ地下の巨大臓器の破壊しながら奥まで進むとそこにはベッドへと横たわり眠りにつくエリーナがいた。ようやく見つけ出した彼女にニーナとクレイは喜び「一緒に帰ろう」とエリーナを連れ出そうとする。しかしエリーナは「一緒に帰る事はできない」と言い、「クレイと2人だけにしてほしい」とニーナ達を部屋から追い出す。クレイと2人だけになったエリーナは自分がユンナの実験によって人工的に作り出されたうつろわざるものとなってしまった事を告白する。そこにユンナも現れ、「エリーナを呪砲のニエに使う為に死なない体へと改造した」と語り始める。衝撃の事実を受け入れずにいるクレイに対し、エリーナは自分が寝ているベッドのシーツ取り払う。エリーナの下半身は先ほどまで破壊してきた巨大内臓とつながっていた。ここにくるまでエリーナの体を破壊していた事や、エリーナがうつろわざるものとなってしまったことに衝撃を受け叫ぶクレイ。平然と「神をつくった」とほくそ笑むユンナを見たクレイは「殺してやる」と襲い掛かるが、ユンナは逃げ出してしまう。残されたエリーナは「神鉄の剣ならうつろわざるものとなった自分を殺す事ができる」と言い、クレイに自分を殺すように頼み込む。クレイは戸惑うが、エリーナの必死の頼みもあり神達の剣を彼女自身に振り下ろすのであった。

終章 うつろうもの

人を信じれず滅ぼそうとするフォウル(左)、半身であるリュウ(右)は1つの答えを出す。

エリーナの犠牲を乗り越えて旅を続けるリュウ。ようやくたどり着いた帝都は魔物により荒廃し尽くしていた。フォウルの使い魔アーターと戦うルーン将軍を見つけたリュウ達はアーターを退けてルーン将軍を救出する。ルーン将軍に都での魔物の戦いを任せて皇城へと進むリュウ達。リュウの実力を認めたアーターの導きもあり最深部まで乗り込み皇帝となったフォウルと対峙する。フォウルはリュウに「自分と融合し完全なうつろわざるものとなれ」と進言するが、リュウは答えを出せずにいた。フォウルはリュウがうつろわざるものとして人と長くかかわりすぎたと思い、戦いの間へとリュウを呼び込む。力を解放し、ニーナや仲間達を巻き込む協力な一撃をリュウに放つが、リュウは皆を守る為にたった1人でその攻撃を耐えてみせる。人であるニーナ達を守ろうとするリュウを見たフォウルは「人は愚かではないのか? 守る価値はあるのか?」と何度も問いかける。これまでの冒険で必ずしも人の良いところばかりを見てきたわけではなかったリュウはフォウルの問いに揺れ動くが、最終的には「そんなことはない」と思い、フォウルの手を払いのけるのであった。半身であるリュウと相容れないと思ったフォウルは自らの竜の力を解放してリュウに戦いを挑んてくる。リュウはこれまでの旅で手に入れた竜の力を使い、激戦の末にフォウルに打ち勝つのであった。

戦いが終わり、リュウとフォウルは融合し1つの体となる。リュウであってフォウルである存在。2人の融合によって誕生した者は「この世界にうつろわざるものは必要ない」と言って世界中のうつろわざるものを連れて別の世界へと旅立っていく。意識の戻ったリュウはうつろうものである人として生きていくことになった。帝国の復興のために帝都へと残る事になったアースラに別れと告げたリュウ達は東大陸への帰路につく。うつろわざるものが世界から消えていく様子を世界各地の人たちが見上げる中でユンナは一人で笑い「神などいくらでも私が作ってあげましょう」と野望を抱くのであった。

『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』のゲームシステム

竜変身(りゅうへんしん)

竜変身をするとボイス付きでカットインが表示される。

シリーズ恒例となった竜変身は前作を踏襲したものであり、竜になることでHPやステータスが上昇、1ターン毎にAPを消費し続けて0になると元に戻るという形式をとっている。前作からの変更点として竜変身時のHPを回復するには専用のアイテム「アンブローシア」を使う必要がある。また各種竜水晶を組み合わせるジーンも廃止され、単純に竜水晶を手に入れるだけで新たな形態に変身できるようになった。ストーリー上のミニゲームで高得点を取ると一部の竜はパワーアップし名称が変化、特技やステータスが強化される。

オーラ

物語序盤からリュウが変身することができる竜。平均的に能力が上昇する。使うことのできる技は炎属性の攻撃がメインでありワイバーンに近い。

ワイバーン(ジャブジブ)

NNN3
NNN3
@NNN3

Related Articles関連記事

ブレス オブ ファイアII 使命の子(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアII 使命の子(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアII 使命の子』とは『ブレス オブ ファイア』シリーズの第2作目であり1995年にカプコンより発売されたRPGゲームである。前作でも好評であった迫力あるグラフィックをより進化させつつ合体システムや共同体など新しいやり込み要素も盛り込まれている。前作より500年後の世界、なんでも屋であるレンジャー業を営む主人公リュウは相棒のボッシュの無実の罪を晴らすための旅に出る。旅の中で様々な仲間と出会うリュウは使命の子としての邪神を封印するという運命の戦いに巻き込まれていく。

Read Article

ブレス オブ ファイアIII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアIII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアⅢ』とはカプコンより1997年に発売されたRPGである。初めてPlayStation用のタイトルとなった本作は伝統であるハイクオリティなドット絵を踏襲しつつ、背景に3Dポリゴンを使った新たな表現に挑戦した。シリーズ初のキャラクターボイスも実装されより迫力のあるストーリーが展開された。竜族の生き残りの少年リュウが世界や自らの出自を解き明かしていく旅が「幼年期」と「青年期」の2部構成で描かれる。

Read Article

ブレス オブ ファイア 竜の戦士(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイア 竜の戦士(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』とはカプコンから1993年に発売されたRPGゲーム。『ブレス オブ ファイアシリーズ』の記念すべき第1作目でありカプコンが初めて手掛けたRPGでもある。竜の力を使う主人公や翼を持つヒロイン、亜人種の仲間達など1作目にしてシリーズの礎を築いた作品である。女神ミリアを復活させ世界を征服しようとする黒竜族の皇帝ゾーゴンの野望を打ち砕くために、白竜族の勇者リュウと7人の仲間達が戦う姿を描く。

Read Article

ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアV ドラゴンクォーター』とは2002年11月にカプコンより発売されたRPGである。『ブレス オブ ファイアシリーズ』の5作目にあたり、キャッチコピーは「そらをみにいく」。前作までの王道的RPGから世界観やゲームシステムを大幅にリニューアルし新基軸に挑んでいる。災厄により人々が地上を離れ地下都市で暮らす時代、警備部隊であるレンジャーに所属するリュウは親友のボッシュとの任務の中で謎の少女ニーナと出会う。地下都市では生きる事ができない彼女を救う為にリュウは空のある地上を目指す。

Read Article

ブレス オブ ファイアIV 〜炎の剣と風の魔法〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ブレス オブ ファイアIV 〜炎の剣と風の魔法〜(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブレス オブ ファイアIV 〜炎の剣と風の魔法〜』とはカプコンより2007年にリリースされたアクションRPGである。『ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの』の外伝的作品でありコンシューマータイトルではなくケータイアプリとして配信された。これまでのコマンド形式の戦闘ではなくシリーズ初のアクション形式のRPGとなっている。旅の途中で謎の霧によって不思議な世界に迷い込んだリュウとニーナの冒険の旅が描かれる。

Read Article

バイオハザード(Biohazard)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バイオハザード(Biohazard)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バイオハザード』とは、カプコンより1996年に発売されたサバイバルホラーゲーム。タイトルには「生物災害」という意味があり、それを筋としストーリーが展開される。日本国外のタイトルである『Resident Evil』は、「内に潜む悪(害悪)」という意味を持ち、後のサバイバルホラーとしてのジャンルを生み出した先駆品としても高く評価された作品である。プレイヤーは2人の主人公のどちらかを選び、任務の末迷い込んだ洋館で様々な謎を解き、クリーチャーと呼ばれる怪物たちと戦いながら脱出を試みる。

Read Article

バイオハザード ヴィレッジ(Biohazard Village)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バイオハザード ヴィレッジ(Biohazard Village)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バイオハザード ヴィレッジ』(Biohazard Village)は、カプコンより発売されたサバイバルホラー作品である。シリーズ本編としては8作目で、タイトルロゴも8作目を意味するローマ数字の「VIII」が重ねられる形で強調されている。『バイオハザード7』主人公イーサン・ウィンターズが引き続き主人公であり、前作では失踪した妻のミーアを探す物語だったが、今作は攫われた娘のローズマリーを取り戻すための物語になっている。そのため作品のテーマは"家族の絆"になっている。イーサンの物語の完結編。

Read Article

ストリートファイターII(ストII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリートファイターII(ストII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カプコンが1991年にアーケードゲームとして発売したゲーム、及びその移植作。 ストリートファイターシリーズの2作目であり、シリーズ最大のヒットを飛ばした。 1対1のストリートファイトによる世界大会を舞台に、個性豊かな総勢19人のキャラクターから1名を選び、試合での勝利を目指す。 別のプレイヤーとの「対戦」が好評を博した。

Read Article

ストリートファイターZERO(ストZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリートファイターZERO(ストZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

カプコンが1995年にリリースを開始したアーケードゲームシリーズ、及びその移植作。 ストリートファイターシリーズの3作目。 『ストリートファイター』の後、『ストリートファイターII』の前に位置する架空の時間軸を舞台に、CPU戦を勝ち抜いていく。 人気作となり、シリーズ3作品がリリースされ、最終的には総勢39人のキャラクターが登場する大型作品となった。

Read Article

Dragon's Dogma: Dark Arisen(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Dragon's Dogma: Dark Arisen(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Dragon's Dogma: Dark Arisen』 とは、 」2013年にカプコンより発売されたオープンワールドのアクションロールプレイングゲームで、2012年に発売された『Dragon´s Dogma』の拡張版である。売上本数はPS3版だけでも46万本を超えている。2017年にはPS4、Xbox OneやMicrosoft WindowsにNintendo Switchでも発売されている。ドラゴンに心臓を奪われてしまった主人公が広大なオープンワールドを冒険する物語となっている。

Read Article

鬼武者(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者』は、カプコンが開発し、2001年1月25日に発売したPlayStation 2専用アクションゲーム。 全4作ある『鬼武者』シリーズの第1作目。 同社の『バイオハザード』において開発されたゲームエンジンを使用しており、刀剣を利用した、緊張感と駆け引きのあるアクションが特徴。主人公は、鬼の力を手にし、囚われの姫を救出するべく怪物が巣食う城へと向かう。

Read Article

バイオハザード RE:3(Biohazard RE:3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バイオハザード RE:3(Biohazard RE:3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バイオハザード RE:3』とは、2020年4月にCAPCOMから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』のリメイクとなっている。そして2019年に発売された『バイオハザードRE:2』に続く「RE」シリーズ2作目となっている。ラクーンシティで起きた生物災害(バイオハザード)の真相を明らかにすべく、原作ゲーム1作目の主人公ジル・バレンタインが追跡者から逃げながらラクーンシティを脱出するというストーリーだ。

Read Article

バイオハザード RE:2(Biohazard RE:2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バイオハザード RE:2(Biohazard RE:2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バイオハザード RE:2』とは、2019年1月にカプコンから発売されたサバイバルホラーゲーム作品で、1998年に発売された『バイオハザード2』のリメイク版である。話の大筋に大きな変更はないが、主人公関係者の物語は大幅に変更された箇所もあった。ゾンビが溢れかえる街から脱出することを目的に、新米警察官のレオン・S・ケネディ目線と、失踪した兄を探しにやってきた女子大生のクレア・レッドフィールド目線、2人の主人公の物語が描かれる。よりリアルなゾンビやサバイバルホラーを体験出来るようになった。

Read Article

ロックマンエグゼ6(Rockman.EXE 6​)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ6(Rockman.EXE 6​)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ6』とは、2006年11月23日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス用のデータアクションRPGゲームである。グレイガ・ファルザーと2バージョンリリースされていている。バージョンごとに獣化システムやクロスシステムなど使用できるシステムも異なってくる。本作の発売時はゲームボーイアドバンスからニンテンドーDSの移行期であったが、「ゲームボーイアドバンスで発売したソフトであるから、こちらで有終の美を飾りたい」といった発言があり、ゲームボーイアドバンスでリリースされた。

Read Article

Devil May Cry(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Devil May Cry(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Devil May Cry』は、カプコンのテレビゲームである『Devil May Cry』シリーズを原作として製作されたテレビアニメ。WOWOWによって2007年の6月から9月まで放送された。 ゲームシリーズの主人公であるダンテが「悪魔も泣き出す男(デビルメイクライ)」に相応しい圧倒的な強さで悪魔を倒す戦闘シーンの迫力は勿論、アニメオリジナルの登場人物とカードゲームに興じるなど、ゲームでは見られないダンテの日常も描かれている。

Read Article

ストリートファイターIII(ストIII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストリートファイターIII(ストIII)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ストリートファイターIII』とは、カプコンが開発・販売したアーケードゲームシリーズ、及びその移植作であり、ストリートファイターシリーズの4作目。 『ストリートファイターII』の10年後を舞台に、CPU戦を勝ち抜く、あるいは他プレイヤーと対戦するゲーム。 シリーズは全部で3作品がリリースされ、最終作となった『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』は長きにわたってプレイされる名作となった。

Read Article

デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 2(Devil May Cry 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 2』(デビルメイクライツー、DEVIL MAY CRY 2)は、カプコンが制作したPlayStation 2用のアクションゲームソフトであり2003年発売。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズデビル メイ クライの続編である。キャッチコピーは、「悪魔と踊ろう」。 第6回のCESA GAME AWARDSでは「CESA GAME AWARDS FUTURE 優秀賞」を受賞している。

Read Article

NEW
デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ(Devil May Cry)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ』とは、カプコンが制作したPlayStation 2専用のアクションゲームである。2001年8月23日に発売された。ゲーム続編は第4弾まで出ており、全世界シリーズ累計販売本数は1500万本に達している。ゲームや漫画など、様々なメディアミックスが成された。 ある満月の夜、トリッシュという美女が一人の男のもとを訪れる。その男はダンテといい、悪魔退治専門の便利屋『デビルメイクライ』を営んでいた。ダンテはトリッシュに導かれ、悪魔の救う島へと向かう。

Read Article

デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 3(Devil May Cry 3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 3』(デビル メイ クライ スリー、Devil may cry3)とは、カプコンが制作し2005年に発売されたPlayStation 2用のアクションゲームソフト。アクションゲームのジャンルからスタイリッシュアクションというジャンルを開拓した人気シリーズの第3作目であり、1作目「デビル メイ クライ」よりも過去の物語を描いている。 後に追加要素を含んだアップグレードバージョンの「デビル メイ クライ3 スペシャルエディション」も発表されている。

Read Article

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

戦国BASARA(アニメ・ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

Read Article

モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターライズ・モンスターハンターライズ:サンブレイク(MHR・MHS)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターライズ』とは、2021年にカプコンからNintendo Switch向けソフトとして世界同時に発売されたハンティングアクションRPG。翌2022年には同じくカプコンから超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売された。新要素として、アクションの幅を広げる「翔蟲アクション」や移動の快適さを実現した新たなオトモ「ガルク」など、今までのシリーズ作品とはまた違った爽快な狩猟アクションを体験できる。

Read Article

モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

モンスターハンターワールド:アイスボーン(MHWI)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とは、2018年に発売され、2020年には1610万本を達成した大人気タイトル『モンスターハンター:ワールド』の超大型拡張コンテンツである。 ワールドのエンディング後から展開される本作のシナリオでは、フィールド・拠点ともに一新。新たなクエストランク「マスターランク」を設け、ハンターは渡りの凍て地と呼ばれる極寒の地で、新たな強敵たちと出会う。

Read Article

新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

新 鬼武者 DAWN OF DREAMS(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新 鬼武者 DAWN OF DREAMS』とは、『鬼武者』シリーズ第三作の続編として2006年1月26日にカプコンより発売された戦国サバイバルアクションゲーム。前作『鬼武者3』にて織田信長が討たれた後、その重臣である豊臣秀吉の治世となった慶長3年を舞台に、新たな主人公、灰燼の蒼鬼と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。本作は前3部作から大幅なシステム変更が行われている他、前3部作の主人公の血縁者が登場するなど、過去シリーズとの繋がりが意識されている。

Read Article

逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事』とは、2009年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。『逆転裁判』シリーズのテイストを残しつつ、全く違った角度から事件を追っていく、従来の『逆転裁判』では味わえない新感覚を体験できる。

Read Article

デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『デビル メイ クライ 4(Devil May Cry 4)』は株式会社カプコンから発売されたスタイリッシュアクションゲームである。対応ハードはPlayStation 3、Xbox 360。後にPC版も発売した。前作まで主人公を務めたダンテから新キャラクターであるネロに主人公が変わった。物語は悪魔が存在し人間に危害を加える世界。城塞都市フォルトゥナにて、魔剣教団に所属する若き騎士ネロが魔剣祭の最中に起きた教皇殺しの犯人を追っていくうちに、犯人の正体と教団の真の目的を知っていくというものである。

Read Article

逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

逆転検事2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『逆転検事2』とは、2011年にNintendo DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、前作に引き続き『逆転裁判』シリーズでお馴染みのライバル検事・御剣怜侍が主人公を務め、現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かっていく姿を描く。また今回は、御剣怜侍の父親も登場し、御剣怜侍自身の「検事として」事件とどう向き合うのかということを考えながら捜査していくという、また一歩深い話が展開されていく。

Read Article

鬼武者2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者2』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの2作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。前作『鬼武者』で描かれた明智左馬介と幻魔の戦いから13年後の時代を舞台に、新たなる鬼武者となった主人公、柳生十兵衛と異形の怪物・幻魔の戦いを描く。多数の新システムの導入により、前作で好評だった斬り合いの爽快感がパワーアップしており、物語が分岐するアドベンチャー要素も追加されている。

Read Article

ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ5(チーム オブ ブルース・チーム オブ カーネル・ツインリーダーズ)』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の5作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、登場キャラクターが異なる複数のバージョンがリリースされた。 前作で壊滅したはずの犯罪組織「ネビュラ」の手により仲間達が攫われてしまう。主人公の光熱斗はネビュラに立ち向かうため、チームを結成しインターネットの平和を守る。

Read Article

バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

バトルネットワーク ロックマンエグゼ2(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』とは、人気シリーズ『ロックマンエグゼ』の2作目にあたるゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGである。カプコンにより開発され、2001年12月に発売された。現実世界と電脳世界を交互に行き来し、電脳世界に蔓延るウイルス達と闘うさまを描いている。犯罪組織WWW(ワールドスリー)の壊滅から3カ月後の世界で次々とネット犯罪が巻き起こる。事件の真相を確かめるため、光熱斗とナビのロックマンは様々な困難を乗り越えていく。

Read Article

ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファイト(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファイト』は1989年12月14日にカプコンよりアーケードゲームとして発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。1990年にはスーパーファミコンに移植され、その他多くの家庭用ゲーム機に移植された人気作品だ。大西洋に面した都市「メトロシティ」を舞台に3人の主人公「ハガー」、「コーディ」、「ガイ」達が、犯罪集団に攫われてしまったハガーの娘「ジェシカ」を救出するため、それぞれの思いを胸に立ち向かうという設定になっている。

Read Article

鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者3(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼武者3』とはカプコンが開発したPlayStation 2用のゲームソフトで、『鬼武者』シリーズの3作目となる作品。ジャンルはアクションゲーム。2人の鬼武者、明智左馬介とジャック・ブランが、幻魔王・織田信長を倒すために立ち向かう物語を描く。本作では2人の主人公、左馬介とジャックのストーリーが交互に進行されていくのが特徴となっている。また、『鬼武者』シリーズ3部作の完結編であり、アクションゲームとしてシリーズ集大成と呼べる進化を遂げている。

Read Article

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.(連ザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.』とは、カプコン開発、バンプレスト販売の『機動戦士ガンダムSEED』を題材とした対戦型アクションゲーム。人気シリーズ『機動戦士ガンダムvs.』の第5作目。基本動作はこれまでのシリーズと同じであり、2対2のチームバトルも可能。プレイヤーの編成が柔軟になったことで敵軍キャラとのチームを組織することも可能となった。2005年7月にアーケード版で稼働開始。

Read Article

鬼武者(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼武者(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アニメ版『鬼武者』とは、同名のアクションゲームシリーズを原作とする2023年のオリジナルアニメ。世界的に有名な剣豪の宮本武蔵を本作の主人公に据え、さらに国際的に高い評価を受けている黒澤明の侍映画で幾度か主演を務めた三船敏郎をそのモチーフとするなど、欧米の客層を強く意識した作品となっている。 修行の旅を続ける宮本武蔵は、とある僧侶から幻魔を討つために作られた鬼の籠手を預けられる。自身の魂を、あるいは切り捨てた者の魂を鬼の籠手に捧げながら、武蔵は人々を脅かす幻魔との戦いに身を投じていく。

Read Article

レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッドアリーマー 魔界村外伝(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッドアリーマー 魔界村外伝』とは、『魔界村』シリーズに登場する人気の敵キャラクターであるレッドアリーマーを操作するアクションゲームである。 『魔界村』との最大の違いは主人公が人間ではなく、翼を持った魔物である事に由来する豊富なアクションである。 翼によって飛行する、炎などの攻撃を口から吐く等の独自のアクションを楽しめる。 魔物が主人公である事によるダークな物語も魅力の一つ。 加えて『魔界村』シリーズ譲りの高難易度も持ち合わせている。

Read Article

ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロックマンエグゼ4(トーナメントレッドサン・トーナメントブルームーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロックマンエグゼ4』とは、2003年12月12日にカプコンから発売された、ゲームボーイアドバンス専用のデータアクションRPGソフトである。『ロックマンエグゼ』シリーズの第4弾であり、「トーナメント レッドサン」と「トーナメント ブルームーン」の2つのバージョンが同時発売される。物語攻略においてプレイヤーの判断力が問われる「ダークチップ」の登場により戦略の幅が広がっており、WWW(ワールドスリー)との戦いから5ヶ月、6年生となった『光熱斗』と共に地球の存亡をかけて冒険していく。

Read Article

レッドアリーマーII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レッドアリーマーII(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッドアリーマーII』とは、1992年に日本のカプコンから発売されたファミリーコンピュータ用アクションロールプレイングゲーム。 『魔界村』シリーズの人気敵キャラクターである「レッドアリーマー」を主人公としたスピンオフ作品。 また、ゲームボーイソフト『レッドアリーマー 魔界村外伝』の続編でもある。 魔物であるレッドアリーマーによる豊富なアクションが魅力。 翼によるホバリング、口から魔力による攻撃を吐く独自のアクションを駆使する。 『魔界村』シリーズに由来する高難易度も本作の魅力である。

Read Article

目次 - Contents