Fate/strange Fake（フェイト ストレンジフェイク）のネタバレ解説・考察まとめ

アーチャー／ギルガメッシュ

CV：関智一

アーチャーのクラスで召喚されたサーヴァント。高慢にして傲岸不遜、自分以外の全てを「雑種」と見下す強烈な自負心の持ち主。それに見合うだけの実力者であり、全てのサーヴァントの中でも最強に近い存在の1人。「英雄王」の異名を持つ。
真名はメソポタミア文明の神話に登場する英雄ギルガメッシュ。王として様々な伝説を残した末に、不老不死の薬を求めて旅をしたとされている。『Fate』シリーズでは「全ての英雄譚の祖」であることから「全ての英雄の祖」でもあるとされ、古今東西の英雄の持つ武器のプロトタイプを所有。これを敵に向かって雨あられと撃ち放つことを得意戦法としている。

ランサー陣営

オオカミ型のキメラ

スノーフィールドの聖杯戦争への参加を目論んだ魔術師に、魔力タンクとするべく作られた魔術的な人造生命体。どういうわけかサーヴァントと契約した者の証である令呪を宿してしまい、創造主の怒りを買うも、駆け付けたエルキドゥによって救出。以後、正式に彼のマスターとなる。
エルキドゥを数少ない自分に並ぶ存在だと認めているギルガメッシュは「我が友を従えているのがくだらない人間だったら殺してやる」と発言しているが、その正体が人造のキメラであることは知らず、エルキドゥから「会えば驚くと思う」と返されている。

ランサー／エルキドゥ

CV：小林ゆう

ランサーとして召喚された中性的な人物。性別は無く、そもそも人間ですらない。非常に穏やかで理知的な性格の持ち主で、「同盟を組みたい」というリチャードの突拍子も無い話についても真面目に聞いた上で適切かつ真摯に受け答えしている。
真名はメソポタミア神話に登場する伝説的戦士エルキドゥ。ギルガメッシュの力を警戒した神々によって作られた、彼を倒すための人形だった。しかし戦いの中でギルガメッシュと互いの力を認め合い、自我と友情に目覚め、神々の支配を脱却。2人で幾多の冒険を繰り広げた末、神々の呪詛によって命を落とした。

バーサーカー陣営

フラット・エスカルドス

CV：松岡禎丞

魔術師たちの総本山である時計塔で勉学に励む少年。陰鬱な魔術師の世界にあって、明るく元気でノリが軽くて考え無しな性格。「スノーフィールドで聖杯戦争が行われている」と聞いて好奇心を刺激され、居ても立ってもいられず時計塔を飛び出して現地に向かう。

バーサーカー／ジャック・ザ・リッパー

CV：堀内賢雄

バーサーカーとして召喚されたサーヴァント。どのような姿にも変身する能力を持つ。バーサーカーは「理性を失い、常に暴走状態になる代わりに基礎的な能力が大幅に強化される」というクラスだが、どういうわけか普通に会話することが可能。勢い任せで行動するフラットにツッコミを入れるなど常識的で善良な性格。
真名は、かつてロンドンを恐怖のどん底に叩き込んだ連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパー。本人ではなくその伝説が悪しき英雄として名を残したもので、本来は“常に狂っていて殺戮を繰り返す”危険人物。バーサーカーになることでこれが裏返り、「常に理性的で善良かつ常識的」な性格になっている。

アサシン陣営

ジェスター・カルトゥーレ

CV：橘龍丸

スノーフィールドの聖杯戦争に参加しようとしていた魔術師。召喚したアサシンに「邪悪な意図を持つ魔術師」と見なされて血祭りにあげられる。
実は死徒と呼ばれる吸血鬼の一種であり、アサシンによって負わされた致命傷からあっさり回復すると、「あの高潔な少女が穢され、心折れる様が見たい」との邪悪な欲望に取り憑かれる。以後はアサシンを貶めることを目的に暗躍し、聖杯戦争を引っ掻き回した。

状況に合わせて様々な姿を使い分けているが、もともとは女性であると公式から明かされている。

アサシン

CV：Lynn

アサシンのクラスで召喚された少女。聖杯戦争そのものを毛嫌いしており、自分をこれに巻き込もうとする者、参加しようとする魔術師に対しては容赦なく殺意と暴威を振り撒く。一方でこれらの条件を満たさない者には寛容かつ公正で、自身の抱く正義に従い、かつて対立していた異教徒であれ「いずれ改宗するかもしれない」との判断から危害を加えない。
真名は無し。伝説的暗殺者一族の一員として生を受けたが、その高潔な精神から「暗殺者には向いていない」と判断され、名を残すことなく人生を終えた。しかし暗殺技術そのものは歴代でも屈指のレベルにあり、一族の奥義を複数同時に使いこなすというデタラメな技量を持つ。

キャスター陣営

オーランド・リーヴ

CV：羽多野渉

スノーフィールドの警察署の所長。魔術師でもあり、この地で行われる聖杯戦争にも計画段階から参加している。これは「聖杯によって叶えたい願いがある」というより、「自分たちの守るスノーフィールドが、魔術師とサーヴァントに好き勝手に蹂躙されるのは我慢ならない」との想いによるもの。
キャスターとして召喚したデュマと契約し、警察官の中から弟子を集めて「二十八人の怪物」と名付け、対サーヴァント用の武装と訓練を施して聖杯戦争に備えている。

キャスター／アレクサンドル・デュマ

CV：森久保祥太郎

キャスターとして召喚された男。装いも言動も派手で、オーランドにしょっちゅう美女や美食をねだっている。本人には一切戦う力が無い。
真名はフランスの文豪アレクサンドル・デュマ。盗作を責められた際に「自分の作品の方がおもしろい」と言い放ったという伝説から、“原典を超える力を持つ贋作”を作る能力を持つ。かなりの切れ者であり、オーランドを出し抜いて情報を集めているものの、なんだかんだ彼とは信頼関係を築いている。

ライダー陣営

繰丘椿（くるおか つばき）