デュラララ!!(Durarara!!)のネタバレ解説・考察まとめ
『デュラララ!!』とは、成田良悟による池袋を舞台としたライトノベル、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人は、幼馴染の紀田正臣の誘いを受け上京し、来良学園へと入学。そして都市伝説の首なしライダー、闇医者、情報屋、池袋一強い男、ストーカー、カラーギャング、ヤクザに出会い、様々な事件に関わっていく。奇人の情報屋・折原臨也や異常に沸点の低いバーテンダー・平和島静雄など、多くの個性的なキャラクターが登場するのが、作品の魅力のひとつである。
『デュラララ!!』の概要
『デュラララ!!』とは、成田良悟による池袋を舞台としたライトノベル、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。
作品の人気は非常に高く、3回に渡ってアニメが制作された。漫画は竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)達の物語を描いた第1部が完結した後に、新たなシリーズである『デュラララ!!SH』が刊行された。漫画の累計発行部数は2015年時点で530万部を突破している。
非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人は、幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ)の誘いにより上京して来良学園へと入学する。そして都市伝説の首なしライダー、闇医者、情報屋、池袋一強い男、ストーカー、カラーギャング、ヤクザなどの様々な人物と巡り合い、様々な事件に関わっていく。
奇人の情報屋・折原臨也(おりはらいざや)や異常に沸点の低いバーテンダー・平和島静雄(へいわじましずお)、首なしライダーと呼ばれるセルティ・ストゥルルソンなど、多くの個性的なキャラクターが登場するのが、この作品の魅力的のひとつ。
『デュラララ!!』のあらすじ・ストーリー
刺激的な非日常の始まり
竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)は幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ)に誘われて、来良学園への進学を機に池袋に引っ越してきた高校生。
小学生以来会ってなかった正臣と再会し、池袋の街を案内してもらう。
刺激的な非日常に憧れていた帝人は、池袋に出没する「首無しライダー」と呼ばれる謎のバイク乗りの存在や正臣の知り合いの個性的な面々と遭遇して、新生活への期待に胸を膨らませる。
新学期が始まり、クラスメイトの園原杏里(そのはらあんり)とクラス委員をやることになった帝人は、杏里の友人の張間美香(はりまみか)が行方をくらませていることを知る。
美香は一目ぼれした矢霧誠二(やぎりせいじ)をストーカーしていたのだが、杏里が聞いても誠二は急に姿を見なくなったとしか答えない。
実は誠二は、人外の存在に強い興味を持つ伯父が所持している、伝説の生物「デュラハン」の生首を子どものころに見てから「デュラハン」に恋愛感情を抱いていた。
思い余って盗んできた首をストーカー中の美香に目撃されたため、誠二は美香を手にかけていたのだった。
帝人は、街中で首に傷を負った少女に出会う。首の傷はまるでバラバラだった首と体をつなぎ合わせたかのようだった。
追手に追われているらしい少女をひとまずかくまうことにした帝人。
少女の顔は「デュラハン」の生首とそっくりだった。
首の本来の持ち主であり、首を探していた「首無しライダー」こと「デュラハン」のセルティは、少女に会いたいと考える。
セルティから事情を聞いた帝人が少女に会わせようとするも、少女を追ってきた矢霧製薬の人間に襲われる。
矢霧製薬は誠二の伯父の会社であり、人体実験のために人を攫うなどの悪事を働いていた。
セルティに助けられた帝人は、少女の正体は誠二に殺された張間美香で、その死体を隠蔽するために矢霧製薬が管理しているセルティの首を美香の体につなぎ合わせたのではないかと推測する。そして、矢霧製薬幹部にして誠二の姉でもある矢霧波江を呼び出して自首をさせようとした。
波江は説得に応じず、部下に帝人を攫わせようとしたその時、帝人は1通のメールを送る。
メールの内容は、「今携帯のメールを見つめていない者が敵であり、敵をただ静かに見つめろ」というものだった。
帝人の正体は謎の多いカラーギャング「ダラーズ」の創始者であり、メールを通じて「ダラーズ」の構成員全員に指示を出したのだった。
その時帝人たちの周りにいた人間は実は「ダラーズ」の構成員ばかりであり、彼らが一斉に波江たちを見つめたため、群衆の中から波江とその部下のみが浮き彫りにされる形となった。帝人は混乱する波江を尻目に群衆に紛れて姿を消した。
一方、誠二は愛する首を持つ少女のことを諦めてはおらず、少女を連れ去ろうとする。
しかし、少女はセルティの首ではなかったことが判明する。
張間美香は実は死んでいなかったのだった。弟を溺愛する波江は誠二の首への愛情を少しでも逸らすべく美香を利用しようと考えた。
誠二の気を引くためにセルティそっくりに整形して、薬で記憶喪失にする予定だったが、美香は整形自体は受け入れたものの記憶まで失いたくなかったため研究所を飛び出したのだった。
セルティは、美香を整形したのは同居人である闇医者、岸谷新羅(きしたにしんら)であると考えて彼を問い詰める。
セルティが首を探しているのを知っていて、首の在処を黙っていた新羅。その理由は、新羅がセルティを愛しており、首取り戻したことで「デュラハン」としての記憶を思い出したセルティが新羅のもとを去るのを恐れたからだった。
新羅の想いを聞いたセルティは新羅を許しその愛を受け入れた。
切り裂き魔との戦い
池袋に切り裂き魔が現れるようになった。大事にはいたらなかったものの、セルティも仕事の途中に切り裂き魔に襲われる。
時を同じくして、セルティがいつも参加しているチャットルームに「罪歌」を名乗る存在が現れ、意味不明な書き込みをするようになる。
書き込みは切り裂き魔の被害者が出た日の夜に書き込まれていた。書き込みが続くほどに言葉が達者になっていく「罪歌」は、池袋最強の男である平和島静雄(へいわじま しずお)を探し求めるようになっていった。
静雄の方も友人のセルティが切り裂き魔に襲われたことに怒り、制裁を加えるためにセルティとともに切り裂き魔を探していた。
臨也や新羅が調べたところによると切り裂き魔の正体は「罪歌」という名の妖刀で、意思を持ち、使っている人間を操って人を斬ることができるらしいと分かる。
人間をこよなく愛する刀で、人間に直接触れ合いたいという理由で人間を斬る。
セルティは「罪歌」を持った人間を捕まえるが、被害はとまらなかった。
「罪歌」は人を斬った時に被害者の意識に「種」を残し、「種」が成長すると被害者も「罪歌の子」として意識を操られるようになってしまうのだった。
被害者が増えるほどに「罪歌の子」も増えていく。「罪歌の子」たちはやがて強い人間である静雄に興味を持ち、切り刻もうとする。
静雄は無数の「罪歌の子」を相手に1人で戦い、勝利した。
一方、杏里はセクハラ教師の那須島に言い寄られて困っていた。那須島は過去に贄川春奈という生徒に手を出し、その生徒は転校したらしい。
その春奈が杏里の家を訪ねてきた。春奈は那須島の被害にあったとは考えておらず、むしろ那須島のことを愛していた。
春奈は過去の切り裂き魔事件の被害者であり、「罪歌の子」であった。那須島を思う気持ちの強さで「罪歌」の支配に打ち勝ったが、「罪歌」の愛するために斬るという考え方に感化され、那須島を斬ろうとしたことが転校の本当の原因だったのだ。
一連の切り裂き魔事件の犯人は、那須島に目をつけられている杏里に嫉妬した春奈であり、「罪歌の子」を操って杏里の命を狙わせていたのだった。
それでも杏里を殺せなかったため直々に手を下すことにした春奈だったが、杏里は自らの体から出した刀で攻撃をしりぞけた。
正臣の選択・友との別れ
過去に春奈を襲った切り裂き魔は実は杏里の母親だった。母親はもともとの妖刀の姿をした「罪歌」を所有していた。
杏里の父親は日ごろから杏里を虐待しており、母親は杏里をかばって父親を斬ると、自ら死を選んだ。
以来、残された「罪歌」は杏里が保有している。杏里の「罪歌」は「罪歌の子」である春奈の親にあたるので、戦闘力において春奈に勝ち目はなかった。
なお「罪歌の親」として「罪歌」の子孫を統治することで事態を収めた杏里は、「罪歌の子」から得た情報から切り裂き魔事件を影で操っていた黒幕が情報屋の折原臨也であることに気づき、警戒を強める。
春奈との戦いで怪我をした杏里は、切り裂き魔に襲われたという表向きの理由で入院する。
真相を知らない紀田正臣は、仲の良い友人である杏里や、かつて自分が所属していたカラーギャング「黄巾族」の仲間を襲った切り裂き魔に怒りを向ける。
切り裂き魔はダラーズだという噂も流れはじめ、報復のために「黄巾族」に戻ることになった正臣。
また、杏里も「罪歌の子」から得た情報から正臣が「黄巾族」のリーダーであることを知る。
正臣が「黄巾族」を抜けた理由は、かつて存在したカラーギャング「ブルースクウェア」との抗争で、当時彼女だった三ケ島沙樹が大怪我を負ったことだった。
沙樹が「ブルースクウェア」のメンバーにさらわれてリンチを受けていたとき、助けに向かった正臣は敵の数の多さにひるんでしまい、結局沙樹を救えなかった。
当時「ブルースクウェア」のメンバーだった門田京平たちは沙樹を攫うという卑劣さから自分たちのチームに嫌気がさし、「ブルースクウェア」を抜けると同時に沙樹を救出したが、重傷だった沙樹は入院生活をずっと続けていた。
門田は、正臣が怖気づいて来なかったことを沙樹に言わなかったが、正臣は罪悪感から沙樹と別れることにした。
それ以来、正臣にとって沙樹は、帝人たちが知らない自分を知っている気の置けない存在であると同時に忘れたい過去の象徴となった。
「ブルースクウェア」は後に幹部たちが警察に捕まったこともあって解散したが、それを恨みに思っている「ブルースクウェア」の残党が「ダラーズ」に所属しており、切り裂き魔として「黄巾族」を狙っているのではないかと考える正臣。
現在は「ダラーズ」に所属している門田たちに会って、「ダラーズ」のリーダーを教えてほしいと頼む。
門田に紹介された「ダラーズのリーダーを知っている人物」、それは折原臨也だった。
臨也は人間観察のために、情報屋として「黄巾族」「ブルースクウェア」双方に情報を流して抗争を激化させた張本人であり、正臣にとっては憎い存在だった。
さらに、臨也の情報によって「ダラーズ」の創始者が友人の帝人であることを知ってしまった正臣はショックを受ける。
1度帝人に会って話をしようとするも、「黄巾族」の法螺田に「黄巾族」を乗っ取られてしまう。
法螺田と、その手下たちは「黄巾族」に紛れ込んでいた「ブルースクウェア」の残党だった。
正臣は今度こそ逃げださずに「ブルースクウェア」の残党たちと戦うことを決意する。
たった1人で戦いに来た正臣だったが、異変を察して「黄巾族」の中に紛れ込んでいた門田たち「ダラーズ」のメンバーの加勢もあって、「ブルースクウェア」の残党たちを制圧する。現場には杏里、帝人、そしてセルティも駆けつけていた。
杏里は「黄巾族」内にいる「罪歌の子」から情報を得て正臣を救うために駆けつけ、帝人・杏里・正臣の正体を知るセルティは、仲の良い友人でありながらお互いの正体を知らずにすれ違う3人を引き合わせて話をさせるために帝人を連れて駆け付けたのだった。
帝人たちはお互いに顔を合わせるものの、怪我をした正臣は法螺田を倒してすぐに倒れてしまい、そのまま沙樹が入院しているのと同じ病院へ入院する。
過去からもう逃げないと決めた正臣は、沙樹のピンチに助けにいかなかったことを沙樹に詫び、やはり自分は沙樹のことが好きだと告げる。
再び恋人同士となった2人は行き先を告げずに病院から姿を消した。そして、正臣は来良学園を自主退学ということになった。
帝人と杏里は未だにお互いの素性を明確に知らないままだったが、正臣が帰ってきたら3人でちゃんと話をしようと考え、正臣を待ち続けることを決めた。
『デュラララ!!』の登場人物・キャラクター
主要人物
セルティ・ストゥルルソン
CV:沢城みゆき
池袋に出没すると言われている都市伝説「首無しライダー」の正体であり、本作の主人公。普段は運び屋として働いている。
その正体はデュラハンと呼ばれるアイルランドの妖精の一種で、性別は女性。服装から男性と誤解されるが、ファッションモデルのようなスタイルを持つ。
彼女が乗っている漆黒のバイクは、愛馬の首無し馬「シューター」と馬車を変化させたものであり、無灯火・無登録のうえ重力にとらわれないので壁すら走ることが可能。自らの首を盗まれており、記憶が欠落している。首から上がないため、しゃべることは出来ないが視覚・聴覚はあり、PDAやパソコンに文字を打ち込むことで会話することが出来る。ライダースーツや普段着、大鎌など様々な物に形を変えられる質量のある影を創り出すことができる。趣味はネットとテレビ、DVD鑑賞。
首の気配を追って日本に来た。人外ながら性格は至って人間らしく常識人である。しかし、道路交通法違反のため、よく白バイに隊員に追いかけられている。
自分の首を取り戻す為、首の気配を辿って日本を目指す道中、岸谷親子と出会う。東京・池袋での居場所の提供との引き替えに岸谷森厳に自分の身体を解剖させる。その後、恋人となった岸谷新羅と同棲生活を送りながら運び屋をしつつ自分の首を探していた。しかし池袋で起こる事件を通じて様々な人物と交流したことで、池袋を自分の故郷と思うようになり首への執着をすてる。「ダラーズ」の創始者を知る1人で、自身もチームの一員。帝人や杏里、静雄と友人関係を築いている。
竜ヶ峰帝人(りゅうがみね みかど)
CV:豊永利行
非日常に憧れを抱く男子高校生。地方から非日常を求めて池袋に引っ越してきた、来良学園に通う平凡な高校生。紀田正臣や、園原杏里とよく行動を共にしている。杏里に対しては友達としての気持ち以外に恋心を抱いている。
基本的にまじめで素直、お人好しな性格の反面、融通がきかない頑固な一面もある。トラブルへの対処力と行動力は高く、鋭い洞察力を見せることがあるものの、人間観察力が働かず他者の感情の機敏には一切気づかない。危機的状況下に際して無意識に笑みを浮かべることが多い。
真面目に見えるが、その正体はカラーギャング「ダラーズ」の創始者の1人である。現在は他の創始者は脱退し、帝人ただ1人が残り組織を管理している。「ダラーズ」を作ったのは中学生時代のことで、自身の正体に関しては正臣や杏里にも秘密にしている。セルティ、臨也など数名が帝人が「ダラーズ」の創始者であると知っていたが、徐々に知る人が増え始めている。チャットルームでのハンドルネームは「田中太郎」。
紀田正臣(きだ まさおみ)
CV:宮野真守
帝人の幼馴染で、小学校の頃に池袋に引っ越してきていた。その後もチャットを通じて帝人と交流が続いており、池袋での刺激的な日々を話していた。高校進学時に帝人を来良学園に誘った張本人。
軽いトークと金髪が特徴的で、ナンパ好きな明るいお調子者に見えるが、過去にはカラーギャング「黄巾族」のリーダーを務めており、「将軍」と呼ばれていた。
正臣が「黄巾族」を抜けたのは、カラーギャング「ブルースクウェア」との抗争で恋人が傷つけられたことが原因であり、以後カラーギャングのような「裏の世界」とは距離を置いている。
園原杏里(そのはら あんり)
CV:花澤香菜
眼鏡をかけた地味な風貌だが、どこか浮世離れした美少女で、来良学園でベスト3に入る巨乳の持ち主。成績優秀で、体育も含め通知票はオール10。しかし、自分のことを他人事のようにしか見られず、他者との関わり合いにも消極的。
中学の時から友人だった張間美香に対しても、自分が美香の「引き立て役」になることで自分の居場所が確保できると考えていた。高校に入ってからは帝人や正臣とともに行動する自分を、他人に依存する「寄生虫」だと評している。
しかし、帝人たちと行動するうちにセルティや門田たち等人間関係も広がり、少しずつ人との関わりが増えていく。
母親から受け継いだ妖刀、「罪歌」を体に宿している。
平和島静雄(へいわじま しずお)
Related Articles関連記事
デュラララ!!の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
「デュラララ!!」は、成田良悟によるライトノベル。及びそれを原作としたアニメ、コミック。 非日常に憧れ都会の高校に進学した「竜ヶ峰帝人」は、上京初日、都市伝説の一つである「首無しライダー」を目撃した。そこから帝人は数々の非日常に巻き込まれていくことになる。 池袋を舞台とし、様々な人間や人ならざる存在が繰り広げる群像劇。「歪んだ愛の物語」というテーマであり、数々の名言も排出されている。
Read Article
FLOW(バンド)の徹底解説まとめ
FLOWは、1998年に結成された日本の5人組ロックバンド。2003 年にシングル「ブラスター」で本格デビュー。男性2人のツインボーカルという特徴ある音楽性を武器に、数々のヒット曲を世に放っている。近年では多くのアニメ主題歌を手がけ、バンドの人気も急上昇中。今やFLOWが歌えばアニメもヒットするという、“アニソン界の帝王”の異名を得るほどのロックバンドである。
Read Article
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)のネタバレ解説・考察まとめ
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、著者:大森藤ノ、イラスト:ヤスダスズヒトによる日本のライトノベル。2015年4月にはTVアニメも放送された。この物語は、初心者冒険者「ベル」が、女神「ヘスティア」のためダンジョンに挑みながら個性豊かな人々と出会い成長していく、ゲームテイスト冒険ファンタジーである。
Read Article
バッカーノ!(BACCANO!)のネタバレ解説・考察まとめ
『バッカーノ!』とは成田良悟が書いたラノベ小説及び、アニメ作品である。物語は1711年、1930年、1931年、1932年の禁酒時代のアメリカを舞台に悪魔が作り出した不死の薬を巡りマフィアや爆弾魔、錬金術師や人造人間などの個性的なキャラクターが奮闘する群像劇だ。本作の見どころは舞台設定とキャラクターである。まず禁酒時代を舞台にしたアニメは本作を除くと『91DAYS』くらいである。その舞台設定の希少性に加え前述した個性的なキャラクターが本作にしかない見どころである。
Read Article
Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)のネタバレ解説・考察まとめ
『Fate/strange Fake』(フェイト ストレンジフェイク)とは、あらゆる願いを叶える聖杯を巡って争う何人もの魔術師と、使い魔として彼らに従う伝説の英雄たちの壮絶な戦いを描いた、成田良悟のラノベ作品。もともとは成田が公開したエイプリルフールのネタ企画だったが、完成度の高さから注目され正式な作品となった。 アメリカの片田舎であるスノーフィールドで、突如として聖杯を巡る戦いが勃発。これを利用しようとする者、鎮圧せんとする者、巻き込まれた者たちの思惑が入り乱れ、戦線は混沌を極めていく。
Read Article
デッドマウント・デスプレイ(DMDP)のネタバレ解説・考察まとめ
『デッドマウント・デスプレイ』とは、原作・成田良悟、作画・藤本新太による漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。2017年から『ヤングガンガン』で連載を開始した。略称は『DMDP』。勇者に倒され、現代の新宿で生きる少年・四乃山ポルカに憑依し転生したネクロマンサー・屍神殿が、警察や犯罪者、親戚の陰謀に巻き込まれながら、仲間と共に戦い、人間としての成長しつつ、平穏な暮らしを目指す戦いを描いていく。逆異世界転生モノであるが、ベテランがあえて挑む類のなろう系で、群像劇形式が魅力の作品である。
Read Article
Fateシリーズのサーヴァント(英霊・幻霊・神霊)まとめ
『Fateシリーズ』とは、TYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとしたゲーム、アニメ、漫画などの作品の総称である。どんな願いでも叶うという「聖杯」を求める魔術師たちのバトルロワイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。 サーヴァントは魔術師が聖杯戦争のために呼び出す使い魔であり、莫大な魔力によって構成される。本来、呼び出される英霊や幻霊などは使い魔として扱うには手に余るため、クラスという器に押し込めている。
Read Article
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)の二つ名まとめ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(通称「ダンまち」)とは、大森藤ノによるライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。冒険者ベル・クラネルが、神々が住む街オラリオで仲間と共にダンジョンに挑み、成長していく姿を描く。物語の中で冒険者たちは、成長や戦果に応じて「二つ名」を授けられ、その名は彼らの強さや特徴を象徴する重要な要素となっている。豊富なキャラクターと緻密な世界観、迫力のバトルシーンが魅力であり、多くのメディアミックス展開を遂げ、壮大な冒険譚が展開される。
Read Article
2024年10月秋アニメ(今期アニメ)まとめ
2024年10月期に放送される秋アニメを50音順に紹介する。2024年10月秋アニメは、有名シリーズの新作が多数ラインナップされている。アニメの放送情報や配信情報、声優・スタッフ、あらすじなどの情報をわかりやすくまとめた。
Read Article
【IWGP】池袋ウエストゲートパークとデュラララ!!の共通点まとめ【聖地巡礼したいファン必見!】
多くの若者に影響を与えたドラマ『池袋ウエストゲートパーク』と、池袋を舞台に描かれたライトノベル『デュラララ!!』の共通点を紹介。どちらの作品も舞台が池袋であり、カラーギャングが登場。ここでは、両作品に共通して登場した場所をまとめました。聖地巡礼したいファン必見です。
Read Article
デュラララ美麗イラストまとめ
絶賛二期放送中の「デュラララ」の美麗イラストを集めました。好きなキャラクターのとっておきの一枚を見つけましょう!
Read Article
【NARUTO】歴代名曲まとめ~OP編~
2002年から放送が開始されたアニメ「NARUTO(疾風伝)」。10年以上にわたる放送の中で数々の名場面がアニメ化されてきましたが、それと同時に増えていったのがアニメ主題歌です。今回は、懐かしの名曲から新しい名曲まで気になったOPをまとめてみました。
Read Article
二世バンドと過小評価され気味な「OKAMOTO'S」その実力は本物?
新曲がアニメソングに起用されるなど波に乗っている「OKAMOTO'S」。 ネットでは少々辛口な評価を受けているようです…
Read Article
2014年の早稲田祭に出演した芸能人・有名人まとめ!豊永利行など
ここでは2014年の早稲田祭に出演した芸能人・有名人をまとめた。早稲田大学の学園祭「早稲田祭」は、毎年様々な催しや芸能人の参加でたいへんな賑わいになることで知られている。 2014年は声優の豊永利行や井上喜久子などが登場した。
Read Article
イケメンだらけ!2014年ごろにブレイクした男性俳優の画像まとめ【福士蒼汰ほか】
日々新しい人材が次々と登場している芸能界。非常に入れ替わりの激しい業界であるが、時折り「イケメン俳優の当たり年」が訪れると、女性ファンを中心に非常に盛り上がる。特に2014年ごろにブレイクした男性俳優人たちは、高身長・イケメンが目白押しであった。本記事では2014年ごろにブレイクした男性俳優たちの画像と、簡単なプロフィールをまとめて紹介する。
Read Article
羨ましすぎるぜ!バトル系ハーレムアニメのまとめ
主人公が男の子1人で、他に登場するキャラクターは全員女の子、しかもみんな主人公を好きだったりする…。そんな状態を「ハーレム」といいますが、世の中の男性陣にとって、この構図は永遠の憧れともいえるのではないでしょうか。この記事では、過去作から比較的新しいものまでのハーレムアニメを集めました。現実逃避にどうぞ。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『デュラララ!!』の概要
- 『デュラララ!!』のあらすじ・ストーリー
- 刺激的な非日常の始まり
- 切り裂き魔との戦い
- 正臣の選択・友との別れ
- 『デュラララ!!』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- セルティ・ストゥルルソン
- 竜ヶ峰帝人(りゅうがみね みかど)
- 紀田正臣(きだ まさおみ)
- 園原杏里(そのはら あんり)
- 平和島静雄(へいわじま しずお)
- 折原臨也(おりはら いざや)
- 岸谷新羅(きしたに しんら)
- ダラーズ
- 門田京平(かどた きょうへい)
- 狩沢絵理華(かりさわ えりか)
- 遊馬崎ウォーカー(ゆまさき うぉーかー)
- 渡草三郎(とぐさ さぶろう)
- 黒沼青葉(くろぬま あおば)
- 九十九屋真一(つくもや しんいち)
- 来良学園
- 矢霧誠二(やぎり せいじ)
- 張間美香(はりま みか)
- 折原九瑠璃(おりはら くるり)
- 折原舞流(おりはら まいる)
- 那須島隆志(なすじま たかし)
- 露西亜寿司
- サイモン・プレジネフ
- デニス
- エゴール
- ヴァローナ
- スローン
- リンギーリン・ドグラニコフ
- ドラコン
- ネブラ
- 岸谷森巌(きしたに しんげん)
- エミリア
- 矢霧清太郎(やぎり せいたろう)
- 粟楠会
- 粟楠道元(あわくす どうげん)
- 粟楠幹彌(あわくす みきや)
- 粟楠茜(あわくす あかね)
- 四木春也(しき はるや)
- 赤林海月(あかばやし みづき)
- 青崎柊(あおざき しゅう)
- 風本隆秋(かざもと たかあき)
- その他
- 矢霧波江(やぎり なみえ)
- 田中トム(たなか とむ)
- 三ヶ島沙樹(みかじま さき)
- 平和島幽(へいわじま かすか)
- 聖辺ルリ(ひじりべ るり)
- 葛原金之助(くずはら きんのすけ)
- 六条千景(ろくじょう ちかげ)
- 写楽影次郎(しゃらく えいじろう)
- 写楽美影(しゃらく みかげ)
- 贄川周二(にえかわ しゅうじ)
- 贄川春奈(にえかわ はるな)
- 法螺田(ほらだ)
- 間宮愛海(まみや まなみ)
- 徒橋喜助(あだばし きすけ)
- 泉井蘭(いずみい らん)
- 四十万博人(しじま ひろと)
- ミミズ
- 奈倉(なくら)
- 黄根(きね)
- 澱切陣内(よどぎり じんない)
- 鯨木かさね(くじらぎ かさね)
- 『デュラララ!!』の用語
- 首無しライダー
- チャットルーム
- 来神高校
- ダラーズ
- 黄巾賊(こうきんぞく)
- 罪歌(さいか)
- ブルースクウェア
- ネブラ
- 矢霧製薬(やぎりせいやく)
- 『デュラララ!!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 折原臨也「人、ラブ!俺は人間が好きだ!愛してる!」
- 竜ヶ峰帝人「僕は数に頼る!」
- 罪歌と戦う静雄
- 作品タイトルに意味はない
- 門田・狩沢・游馬崎・渡草の名前は電撃文庫の作家が由来
- 『デュラララ!!』の主題歌・挿入歌
- 第1期
- OP(オープニング):THEATRE BROOK「裏切りの夕焼け」(第1話 - 第12.5話)
- OP(オープニング):ROOKiEZ is PUNK'D「コンプリケイション」(第13話 - 第25話)
- ED(エンディングテーマ):松下優也「Trust Me」(第1話 - 第12.5話)
- ED(エンディング):ON/OFF「Butterfly」(第13話 - 第25話)
- 第2期
- OP(オープニングテーマ)OKAMOTO'S「HEADHUNT」(第1話 - 第12話)
- OP(オープニング):豊永利行「Day you laugh」(第13話 - 第24話)
- OP(オープニング):FLOW「Steppin' out」(第25話 - 第36話)
- ED(エンディングテーマ):THREE LIGHTS DOWN KINGS「NEVER SAY NEVER」(第1話 - 第11話)
- ED(エンディング):REVALCY「EXIT」(第13話 - 第23話)
- ED(エンディング):PENGUIN RESEARCH「ジョーカーに宜しく」(第25話 - 第35話)
- ED(エンディング):豊永利行「リフレクション」(第4.5話)
- 豊永利行『91cm』