本田透(フルーツバスケット)の徹底解説・考察まとめ
本田透(ほんだ とおる)とは、高屋奈月の漫画『フルーツバスケット』の主人公である。両親を失いながらも、前向きに生きる少女。他人を思いやり、相手をあるがままに受け入れる慈悲深さを持つ。天然ボケの気があり、ずれた言動も多いが本人が言う所の頑固さも持ち合わせている。十二支の呪いに苛まれる草摩(そうま)家と関わりを持つ中、十二支と猫の物の怪に取り憑かれた「物の怪憑き」を救いたいと願うようになる。
透のシンボルはおにぎり
『フルーツバスケット』の主要キャラクターには、各々シンボルが存在する。物の怪憑きは各動物、ありさは魚、咲は花がシンボルで、吹き出しにそのシンボルが描かれることがある。
透のシンボルはおにぎりである。これは、透の小学生時代のエピソードに起因する。作品のタイトルである「フルーツバスケット」とは本来椅子取りゲームの一種で、参加者は輪になった椅子に座りそれぞれ果物の役を与えられ、名前を呼ばれた果物は席を移動する。
透は小学生時代、クラスのレクリエーションで行われたフルーツバスケットでおにぎりの役を与えられた。これは、役を振り切った男子児童の意地悪だったのだが、どこかズレていた透は「おにぎり美味しそう」と思い、呼ばれないままゲームが終了した。
祖父の家の改築が終わったとの連絡を受けた透は、この時のことを思い出し、「おにぎりは果物の仲間にはなれない(ゲームに参加できない)」と痛感する。しかし、そんな透の想いとは裏腹に由希、夾が彼女を迎えに来たため再び草摩家での暮らしが実現。透は、おにぎりがフルーツバスケットの中で名前を呼ばれた(仲間になれた)ように感じるのだった。
透の服は実用性や動きやすさを重視したもの
透の普段着は、実用性と丈夫さを重視したものだと、作者の高屋がツイッターで語っている。
続編『フルーツバスケット another』に透と夾の息子が登場
『フルーツバスケット』の続編『フルーツバスケット another』に、透と夾の長男はじめが登場する。弟妹がいる為か母親譲りか、家事や料理が得意。
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目次 - Contents
- 本田透の概要
- 本田透のプロフィール・人物像
- 本田透の能力
- 家事
- 本田透の来歴・活躍
- 「猫年」ファンの少女
- ありさと咲
- 草摩家の秘密
- 十二支の呪い
- 猫憑きの試練
- 避暑地での決意
- 紅野
- 透の想い
- 紅野の秘密
- 猫憑きの役目
- 透の真実・夾の真実
- 慊人と透
- 大団円
- 本田透の関連人物・キャラクター
- 本田勝也(ほんだ かつや)
- 本田今日子(ほんだ きょうこ)
- 透の祖父
- 魚谷ありさ(うおたに ありさ)
- 花島咲(はなじま さき)
- 草摩夾(そうま きょう)
- 草摩由希(そうま ゆき)
- 草摩紫呉(そうま しぐれ)
- 草摩楽羅(そうま かぐら)
- 草摩紅葉(そうま もみじ)
- 草摩はとり(そうま はとり)
- 草摩杞紗(そうま きさ)
- 草摩紅野(そうま くれの)
- 草摩藉真(そうま かずま)
- 草摩慊人(そうま あきと)
- 白木繭子(しらき まゆこ)
- 皆川素子(みながわ もとこ)
- 真鍋翔(まなべ かける)
- 本田透の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「背中についているのかもしれません」
- 猫憑きの試練を乗り越えた透と夾
- 「私、譲りません」
- 本田透の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 透のシンボルはおにぎり
- 透の服は実用性や動きやすさを重視したもの
- 続編『フルーツバスケット another』に透と夾の息子が登場