東京喰種トーキョーグールのクインケまとめ
クインケとは、石田スイ原作の『東京喰種トーキョーグール』に登場する武器である。生身の人間である喰種捜査官たちが驚異的な身体能力を持つ喰種と対抗するために編み出したもの。喰種には体内に赫包という部位があり、その赫包から赫子という武器を出現して戦うが、クインケはその「赫包」を素材としている。元になった赫包により、クインケの形状や使用方法などは変化する。ここでは使用した赫包ごとに、クインケの特徴や使用者を紹介していく。
『東京喰種トーキョーグール』の概要
『東京喰種トーキョーグール』とは、石田スイによる漫画および、それをもとにしたアニメ作品。略称は「TG」。作者のデビュー作として、集英社の『週刊ヤングジャンプ』で、2011年41号から2014年42号まで連載された。また、2014年46号から2018年31号まで、新編の『東京喰種トーキョーグール:re』が掲載された。
コミックスは第1部の『東京喰種トーキョーグール』は全14巻、第2部の『東京喰種トーキョーグール:re』は全16巻刊行されている。
人と同じ世界に住み人を捕食する喰種(グール)と、彼らを駆逐しようとするCCG(喰種対策局)が戦う世界。大学生の金木研(かねきけん)は、事故により重傷を負い、喰種の内臓を移植されたことで半喰種になってしまう。その後様々な戦いを経て強者となったカネキだったが、最強と名高い特等捜査官の有馬貴将(ありまきしょう)によって駆逐されてしまった。その後、喰種捜査官の武器・クインケを内蔵した兵士集団であるクインクス班を率いてきた喰種捜査官・佐々木琲世(ささきはいせ)こそ、カネキだと判明する。
人間と喰種の狭間でもがき苦しむカネキの姿を壮大なスケールで描き出したダークファンタジーである。
本編の他に、十和田シンによる小説版や、スピンオフ漫画『東京喰種トーキョーグール 【JACK】』、読み切り作品『東京喰種トーキョーグール 【JOKER】』などがある。
クインケとは
クインケとは『東京喰種トーキョーグール』に登場する武器の総称。東京喰種トーキョーグールには喰種と呼ばれる人を食らう化け物が登場するが、それらを取り締まる組織として喰種対策局というものが存在する。喰種たちは体内に赫包と呼ばれる独自の機関を持っており、そこから武器を生成して戦う。対して喰種対策局、通称CCGに所属する捜査員たちは喰種たちの赫包を元にした特殊な武器のことを「クインケ」と呼ぶ。喰種の赫包を加工し、電気信号で人工的に赫子を発生させる仕組みになっている。
CCGが研究・開発に成功し、喰種捜査官のみに使用を許される。
その形状は元となった赫子により様々な形態を持ち、1人の捜査員が複数のクインケを扱うこともある。クインケ開発により喰種の殲滅率が大幅に向上したが、非人道的な製法から公表はされていない。
ここではそのクインケについて紹介していく。
羽赫クインケ
羽赫を扱う喰種は肩の辺りに赫包を所有し、羽や翼のような赫子を展開する。遠距離攻撃がメインとなるが、エネルギーの消耗が激しい。ここから作り出される羽赫クインケは主に射撃武器として加工されているものが多い。遠隔攻撃と広範囲への攻撃可能なことから、動きが俊敏な捜査官たちが得意とする武器。
甲赫クインケ
羽赫を使う喰種は肩甲骨の辺りに赫包を有する。非常に頑丈で威力のある攻撃を行うことができるが、重たいのが弱点。ここから作り出したクインケも似たような特徴を持ち、主に近接武器として加工されることが多い。
鱗赫クインケ
鱗赫を使う喰種は腰付近に赫包を所有し、触腕のような赫子を用いる。一撃の威力が高く、再生能力も高いが、その分脆いという弱点を抱える。鱗赫から作り出される武器はギミックを組み込んだ特殊な武器が多く、技巧派の捜査官たちに好まれる。
尾赫クインケ
尾赫を使う喰種は尾てい骨辺りに赫包を有しており、尻尾のような赫子を使う。中距離での攻撃が主で攻守ともにバランスが取れている。尾赫から作られる武器も攻守ともにバランスが取れているため、新人捜査官などが扱う武器に使われることが多い。
キメラクインケ
異種の赫子を組み合わせた特殊なクインケ。技術的に結合が難しく試作品が存在するのみだが、作中では捜査官の真戸暁(まどあきら)が使用するシーンが描かれている。
羽赫クインケ
ナルカミ
所有者は有馬貴将。ライフル型のクインケでレートはS+。
四方の姉であり董香の母親・霧嶋ヒカリを元にして作られたクインケで、Rc細胞を凝縮させて電撃状に構成、凝縮したRc細胞を雷のように放つ武器。放った細胞はホーミング機能を持ち、回避は非常に困難。また、モードチェンジによりレイピアのような形状に変化させることもでき、遠距離と近距離両方の特性を併せ持つ武器。
フクロウ
所有者は有馬貴将でSSSレートに分類される。
刀身の細めな大太刀のような形状で、コクリア防衛戦の際の金木との戦いで使用。刀のような形からは遠距離攻撃できるように見えづらいが、剣の部分から羽のような斬撃を飛ばすことが可能。元々は芳村功善の羽赫から作られている。また、遠距離だけではなく近距離中距離の攻撃も可能。中距離の際には地面に落ちた一部から鋭い赫子を出現させることが可能。1度クインケを解除し、再起動させることで相手の不意をつく攻撃を行うことができる。近距離はそのまま剣として使うことが可能で、遠距離、中距離、近距離と全ての攻撃を行える汎用性の高い武器。
ホロウ
所有者は法寺項介。
ロケットランチャーの形状をした武器。遠距離からの狙撃を重視するため敵との距離を保ちながら扱うもので最初は20区の梟討伐作戦に際に持ち込まれた。威力が大きく着弾後に爆発という特性があり、流島上陸作戦で多くのアオギリの樹の喰種たちを討伐した。
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目次 - Contents
- 『東京喰種トーキョーグール』の概要
- クインケとは
- 羽赫クインケ
- 甲赫クインケ
- 鱗赫クインケ
- 尾赫クインケ
- キメラクインケ
- 羽赫クインケ
- ナルカミ
- フクロウ
- ホロウ
- ドゥヒ
- ハイアーマインド(高次精神次元) / 天使の羽ばたき(エンジェルビート)
- エメリオ
- カジリ
- T-Human(ティー・ヒューマン)
- 銀髑髏(ぎんどくろ)
- 是毘図(ぜびず)
- ライ
- メルト
- アブラガマ
- 甲赫クインケ
- IXA(イグザ)
- アラタ
- ドウジマ1/2及びドウジマ改
- 赤舌(チーシャ)
- フエグチ弐(ふえぐちに)
- クラ
- ユキムラ1/3
- タルヒ
- センザ
- ぼくさつ2号
- イイツウ
- 黒のリンシルグナット 16/16
- 白のルスティングナット 16/16
- アジテ
- シュタイナー
- 右
- 左
- アグレ
- 鱗赫クインケ
- 13'sジェイソン(ジューゾーズ・ジェイソン)
- ロッテンフォロウ
- フエグチ壱(ふえぐちいち)
- クロイワSpecial
- ナゴミ1/3
- アブクソル
- イフラフト
- Aus(アウズ)
- クアイ1/4
- ブル
- 尾赫クインケ
- サソリ1/56
- 銀喰(ぎんくい)
- オニヤマダ
- ランタン
- セニング
- ツナギ プレーンタイプ
- ツナギ ハードタイプ
- ツナギ カスタムタイプ
- テトロ
- シャク
- ロク1/3
- サユリ壱(さゆりいち)
- 髭鬼丸(ひげおにまる)
- キメラクインケ
- ナッツクラッカー
- アマツ