仮面ライダーリバイス(Revice)のネタバレ解説・考察まとめ
『仮面ライダーリバイス』とは、テレビ朝日系列で放映されていた、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称である。全50話が放映された。仮面ライダー生誕50周年記念作品であり、令和の仮面ライダーシリーズ第3弾となる。悪魔と契約して変身する一人二役での仮面ライダーが主役である。敵味方共に多くの悪魔が現れて、激しい戦いが繰り広げられていく一方で、家族のつながりも強調されている。過去の因縁など物語は複雑だが、最初から最後まで見ることで理解が深まる作品である。
物語には多数のデッドマンが登場していたが、中盤には、デッドマンの上位種とでもいうべきギフテリアンが登場した。
デッドマンの段階では、悪魔さえ切り離すことができれば、まだ人間に戻る可能性は残っている。
実際に、アギレラとフリオは、物語の中盤で人間に戻っていた。
しかしながら、ギフテリアンは、基になる人間を食い破って出現するため、ギフテリアンの誕生は、人間の死を意味していた。
このギフテリアンの登場あたりから、物語はダークな雰囲気が強くなっていく。
ギフデモス
物語の終盤、ギフが完全復活を果たした後は、ギフデモスと呼ばれる怪人たちが出現した。
彼らはギフの細胞やエネルギーにより変身するため、戦闘力については、デッドマンやギフテリアンの比ではなかった。
特に赤石英雄が変身するギフデモスは、最初は不死身という設定であったため、仮面ライダー達がどれだけ頑張っても倒すことのできない存在であった。
仮面ライダーシリーズの怪人には、しばしば、敗北シーンがまるで想像できない圧倒的な実力の持ち主が登場するが、ギフデモスはそのメンバーリストに新たな名前を刻む者たちである。
『仮面ライダーリバイス』の名言・名セリフ/名場面・名シーン
五十嵐一輝「一気に行くぜ」
記念すべき第1話で、一輝は変身する時に、「一気に行くぜ」と叫んでいた。一輝と一気が掛詞にもなっている。この第1話で、五十嵐一輝がどのような性格であるか、そしてこの物語がどのようなものであるかが強く印象づけられている。
五十嵐幸美「人間、どんなことがあっても熱いお風呂につかれば復活できるのよ」
五十嵐家の母親である五十嵐幸美は、しばしば「人間、どんなことがあっても熱いお風呂につかれば復活できるのよ」と言っていた。ほとんど口癖のようなものである。実際、物語の中では入浴シーンが頻繁に登場していた。ただ単に身体を洗い流すのではなく、湯船につかることで心身ともに癒すことが出来る日本ならではのお風呂の特徴を如実に表すことで、物語全般に漂うダークな雰囲気を和らげる言葉である。
オルテカの告白によりショックを受けるアギレラ
第15話にて、オルテカがギフ復活のための真の条件を告白するシーン。それまでは、アギレラに忠実なイメージであったのに対し、実は正反対の冷酷で傲慢な正体を現すオルテカの姿が特徴的なシーンである。このエピソードの後、デッドマンズが崩壊し、アギレラやフリオと袂を分かつことになるが、オルテカはあきらめることなく、独自に新生デッドマンズを作り上げ、ギフ復活のために暗躍することになる。デッドマンズの中心人物3人の関係が大きく変化していくターニングポイントとなる回でもある。
さくらとアギレラのふれあい
第33話にて、さくらとアギレラの戦いは、決着を迎えることになる。
デッドマンズという組織から離れ、自分の存在意義を失ったアギレラ。五十嵐さくらと何度も戦ってくる中で友情のようなものを感じ、最後は彼女に倒されることを望んでいたが、そんなアギレラの思いを上回るさくらの覚悟が功を奏して、二人の間には友情が芽生えたのである。今まで激闘を繰り広げてきたのがまるで嘘のように、お風呂につかり、会話を楽しむ二人。敵役として登場してきたアギレラは、この後頼もしい味方へと変わっていくのである。
消滅したはずのカゲロウの復活
第44話までの間に、兄弟たちと決別して、ギフの味方になることで人類を守ろうとしていた五十嵐大二であったが、ギフが心変わりして、五十嵐家以外の人類を滅ぼそうとしているため、何のために戦ってきたのかと呆然としてしまう。フェニックスの一員という責任感のため、自分の気持ちを押し殺し正しい行動をとることを優先してきたが、もはやどうすればいいのかわからなくなっていた。つい消えてしまったカゲロウに助けを求めると、颯爽とカゲロウが現れて大二を励ましたのである。人間にとって光と影の両面が必要であるように、大二にとっては、カゲロウの存在が不可欠なのであった。敗色が濃厚であったのだが、物語はここから一気に勝利にむかって加速していくことになる。
一輝と大二の最後の戦い
今までの間、ずっと一緒に戦ってきた一輝とバイス。そんな二人にも第50話で別れの時が訪れた。失われた一輝の記憶を取り戻すため、戦いをけしかけるバイス。当然ながら、そんな戦いを拒否する一輝であったが、バイスの決意が本物であることを悟り、ついに本気で戦うことを決めるのである。自らを悪魔と名乗りながら、一輝に対して深い愛情を持ち、一輝のために滅ぶことを選ぶバイスは、最後の戦いで望み通り滅んでいく。その結果、一輝の記憶も元通りになっていく。物語の最後を締めくくるのに相応しいエピソードである。
『仮面ライダーリバイス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
悪魔について
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目次 - Contents
- 『仮面ライダーリバイス』の概要
- 『仮面ライダーリバイス』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ 戦いの始まり
- デッドマンズの崩壊と新たなる敵の出現
- 明かされた宿命
- 破滅の予感に立ち向かう仮面ライダー達
- エピローグ
- 『仮面ライダーリバイス』の登場人物・キャラクター
- 五十嵐家の人々と味方の悪魔たち
- 五十嵐一輝(いがらしいっき/演:前田拳太郎)/仮面ライダーリバイ
- バイス(演:木村昴)/仮面ライダーバイス
- 仮面ライダーリバイス(リバイ & バイス)
- 五十嵐大二(いがらしだいじ/演:日向亘)
- 仮面ライダーライブ
- 五十嵐さくら(いがらしさくら/演:井本彩花)
- 仮面ライダージャンヌ
- 五十嵐元太(いがらしげんた/演:戸次重幸)
- 仮面ライダーベイル
- 仮面ライダーデストリーム
- 五十嵐幸美(いがらしゆきみ/演:映美くらら)
- カゲロウ(演:日向亘)
- 仮面ライダーエビル
- ラブコフ(演:伊藤美来)
- フェニックスの関係者
- ジョージ狩崎(じよーじかりさき/演:濱尾ノリタカ )
- 仮面ライダージュウガ
- 門田ヒロミ(かどたひろみ/演:小松準弥)
- 仮面ライダーデモンズ
- ウイークエンド
- 狩崎真澄(かりさきますみ/演:藤真秀)
- 牛島太助(うしじまたすけ/演:矢柴俊博)
- 牛島光(うしじまひかる/演:奥智哉)
- 仮面ライダーオーバーデモンズ
- 夏木花(なつきはな/演:浅倉唯)
- 仮面ライダーアギレラ
- 玉置豪(たまきごう/演:八条院蔵人)
- 仮面ライダーデモンズトルーパー
- デッドマンズの幹部クラスの悪魔たち
- ギフ
- アギレラ(演:朝倉あき)
- クインビー・デッドマン フェーズ3
- オルテカ(演:関隼汰)
- ダイオウイカ・デッドマン
- フリオ(演:八条院蔵人)
- ウルフ・デッドマン ライオット
- フェニックスの敵側キャラクター
- 赤石英雄(あかいしひでお/演:橋本じゅん)
- ギフデモス
- ギガデモス
- ベイル(演:津田健次郎)
- デッドマンズ(一般)
- マンモス・デッドマン
- レックス・デッドマン
- カマキリ・デッドマン
- メガロドン・デッドマン
- コング・デッドマン
- コング・デッドマン フェーズ2
- ライオン・デッドマン
- カンガルー・デッドマン
- チータ・デッドマン フェーズ2
- ブラキオ・デッドマン TYPE-UNION
- クラゲ・デッドマン
- プラナリア・デッドマン フェーズ2
- カメレオン・デッドマン フェーズ2
- サーベルタイガーデッドマン フェーズ2
- ギフテリアン
- シャーク・デッドマン
- エレファント・デッドマン
- ラフレシア・デッドマン
- ギフデモス(御子柴朱美)
- 『仮面ライダーリバイス』の用語
- バイスタンプ
- 主人公達の武器
- オーインバスタ50
- ライブガン
- ハシビロコウゲノム
- 敵方の組織の用語
- デッドマンズ
- ギフテクス
- ギフテリアン
- ギフデモス
- 『仮面ライダーリバイス』の名言・名セリフ/名場面・名シーン
- 五十嵐一輝「一気に行くぜ」
- 五十嵐幸美「人間、どんなことがあっても熱いお風呂につかれば復活できるのよ」
- オルテカの告白によりショックを受けるアギレラ
- さくらとアギレラのふれあい
- 消滅したはずのカゲロウの復活
- 一輝と大二の最後の戦い
- 『仮面ライダーリバイス』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 悪魔について
- 本編の出演者が登場している特撮作品
- 戸次重幸の出演作
- 橋本じゅんの出演作
- 矢柴俊博の出演作
- 『仮面ライダーリバイス』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Da-ice feat.木村昴「LiveDevil」