仮面ライダーガッチャード(GOTCHARD)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーガッチャード』とは、錬金術をモチーフとするヒーローの活躍を描く、令和仮面ライダーシリーズの第5作目にあたる特撮番組。複数の仮面ライダーが登場するのが当たり前だった令和仮面ライダーシリーズの中にあって、「仮面ライダーは主人公が変身する1人だけ」という原点回帰的な工夫で話題となった。
錬金術により生み出された、101体の人口生命体ケミーが解放された。その現場に居合わせた高校生の一ノ瀬宝太郎は、成り行きからガッチャードライバーを与えられ、ケミーの回収を任されることとなる。

『仮面ライダーガッチャード』の概要

『仮面ライダーガッチャード』(かめんライダーガッチャード)とは、錬金術をモチーフとするヒーローの活躍を描く、「令和仮面ライダーシリーズ」の第5作目にあたる特撮番組。
複数の仮面ライダーが登場するのが当たり前だった「令和仮面ライダーシリーズ」の中にあって、「仮面ライダーは主人公が変身する1人だけ」という原点回帰的な工夫をしたことで知られる。また、敵幹部が全員女性であるなど、これまでとは変わった形で女児の興味を引くよう様々なアイデアが盛り込まれた。

タイトルは“手に入れた”や“分かった”を意味する英語表現の「ガッチャ(Gotcha)」と「カード」を組み合わせたもの。変身アイテムとなるガッチャードライバーも、カードによって異なるバージョンの力を使える仕組みとなっており、これはなりきり玩具にも反映されている。
主人公たちは同じ高校に通う生徒であり、『仮面ライダー』シリーズ全体で見てもかなり若い年齢となっている。

錬金術により生み出された、101体の人口生命体ケミーが解放された。その現場に居合わせた高校生の一ノ瀬宝太郎(いちのせ ほうたろう)は、成り行きからガッチャードライバーを与えられ、ケミーの回収を任されることとなる。

『仮面ライダーガッチャード』のあらすじ・ストーリー

仮面ライダーの誕生

ルネサンスの時代に隆盛を極めた錬金術は、101体の人工生命体ケリーを生み出すという成果を挙げるも、この事実は伏せられたまま1部の者たちにのみ技術が受け継がれていった。時は流れて現代、冥黒の三姉妹という者たちがこのケリーを我が物にしようとしていることに気付いた錬金術師の九堂風雅(くどう ふうが)は、ケリーとその力を引き出すために必要なガッチャードライバーを自ら奪取。これを自分ごと異空間に封印する。
10年後。高校生の一ノ瀬宝太郎(いちのせ ほうたろう)は、クラスメイトの九堂りんね(くどう りんね)が壁の中に消えていく様を見て仰天。どういうことなのかと調べる中で、バッタのような機械のような不思議な存在と出会って親しくなる。実はこれこそが冥黒の三姉妹が今も追い求めるケリーの1体であり、反撃の狼煙を上げるべく風雅が放った使者なのだった。

ケリーたちに導かれ、異空間で風雅と出会った宝太郎は、彼からガッチャードライバーを渡されて「世界を守ってほしい」と頼み込まれる。ここに冥黒の三姉妹が現れ、風雅は宝太郎を逃がすために単身彼女たちに立ち向かって戦死。何が何だか分からないまま現実世界に帰還した宝太郎は、風雅が死の直前に「冥黒の三姉妹に渡すくらいなら」と放ったケリーが街中に散っていく様を目撃する。
ガッチャードライバーを奪うため、冥黒の三姉妹は執拗に宝太郎を追撃。ケリーの暴走に気付いて事態を概ね把握したりんねがここに駆け付け、父譲りの錬金術の才を発揮して宝太郎を援護する。事情は分からないまでも、命の恩人である風雅から最後に頼まれたことは守るべきだと考えた宝太郎は、ガッチャードライバーで超常の戦士仮面ライダーへと変身。迫り来る敵を倒し、どうにかピンチを切り抜けるのだった。

錬金アカデミーの介入

その後宝太郎は、担任のミナトによって錬金アカデミーを紹介される。高校の地下に隠されたここは、錬金術を志す者たちの学び舎であり、りんねもその生徒の1人なのだった。宝太郎もまたテストを突破して錬金アカデミーの一員となり、「全てのケミーと友達になって大錬金術師になる」という目標を胸に抱く。
しかし、宝太郎が仮面ライダーとなったことを快く思わない者は少なくなく、他ならぬりんねもその1人だった。風雅こそはりんねの父であり、10年前にガッチャードライバーを奪って姿を消した人物で、錬金術師たちの間では“禁忌を犯した裏切り者”だとされていた。その風雅が宝太郎にガッチャードライバーを渡して散ったことが、「父の真意が分からない」や「名誉を失ってまで盗み出したガッチャードライバーを、父はなぜ宝太郎に授けたのか」といった形で彼女に複雑な感情を抱かせていた。

さらに錬金術協会から派遣されてきた黒鋼スパナ(くろがね スパナ)もまた宝太郎の戦士としての資質を疑い、これを試そうとする。彼は独自に開発したシステムでヴァルバラドという戦士に変身する力を持ち、宝太郎と競うようにしてケミーが起こす事件を解決していく。同時にスパナはりんねに対してごく紳士的ながらアプローチを繰り返し、彼女と宝太郎を戸惑わせる。
スパナの力に感嘆する一方で、りんねと風雅の関係について知った宝太郎は、「冥黒の三姉妹の攻撃から自分を庇って倒れるのが風雅を見た最後だが、死んだとは限らない」と彼女を励ます。自分が父を大好きだったこと、彼に喜んでもらうために錬金術師を目指したことを思い出したりんねは、少しだけ宝太郎の人柄を認めて、ケミー収拾のパートナーとして絆を紡いでいく。

戦友と新たな敵

宝太郎のケミー回収は順調に進み、彼は「全てのケミーと友達になる」という夢を一歩ずつ進めていく。一方、ケミーが人間の欲望にあてられて誕生する怪物マルガムが次々と撃破されていることに業を煮やした冥黒の三姉妹は、自分たちの上の存在であるグリオンという人物に言及し、彼の望みのためにもより強力なマルガムを作って仮面ライダーを倒そうと画策する。
そんなマルガムたちを、スパナはほとんど一方的とも言っていい力で次々と撃破。回収したケミーをりんねに贈り、彼女を気遣う言動を繰り返す。その力に頼もしさを覚える宝太郎だったが、スパナが1度「無価値」と判断した者に対しては徹底して見下した態度を取り、相手の名前すら憶えないことには疑問と怒りを感じる。

宝太郎との戦いを続けていく中、冥黒の三姉妹は「十分なだけの材料がそろった」として次なる動きを見せ始める。新たなマルガムを相手に宝太郎が苦戦を強いられる中、冥黒の三姉妹の長姉アトロポスはりんねに接触し、警戒する彼女に「風雅は生きている」と吹き込む。真偽不明のその情報に、りんねは大いに戸惑う。

修学旅行と加治木の恋

修学旅行の時期がやってくる。宝太郎はりんねやクラスメイトの加治木亮(かじき りょう)と一緒に行動することとなり、それぞれの趣味や興味に合わせて自由時間の訪問先を決めていく。一方、冥獄の三姉妹のクロトーも、強いマルガムを作るための素体となる人間を求めて京都の地へと向かっていた。
オカルト好きの加治木のリクエストで京都の施設を巡る中、彼は姫野聖(ひめの ひじり)という役者をしている女性と出会って一目惚れする。彼女が働くという太秦映画村に赴き、どうにかもう一度会えないかと探し回る。しかし、その聖はクロトーがマルガムの素体として目を付けていた脱走犯と仲良さげに抱き合っており、加治木はこれを偶然目撃してしまう。

この脱走犯は聖の兄だった。たった1人の肉親である兄との再会を喜ぶ聖だったが、彼は「自由に生きるためには妹が邪魔だ」と考え、ケリーと融合して彼女を襲う。宝太郎がギリギリで駆け付けて彼女を救うも、今度は聖が「信じていたのに、ただ1人の肉親だと思って大切にしていたのに」と兄歩の憎悪を募らせてマルガムと化す。
消耗した宝太郎は追い詰められるが、加治木の「こんな男のために全て投げ出せるほどあなたの人生は無意味だったのか、役者が好きだったんじゃないのか」との訴えに聖は怯み、その隙を突く形で逆転。京都で起きた一連の事件を解決するも、ただでさえオカルトネタ好きの加治木に仮面ライダーの存在をバッチリ知られてしまうのだった。

裏切りの錬金術師

錬金アカデミーの教師陣は、冥黒の三姉妹にことごとくを裏をかかれることから「組織の中に裏切り者がいるのではないか」との仮説を立てていた。これを調べるために釘宮リヒト(くぎみや リヒト)、針馬汐里(はりま しおり)の2名が調査官として派遣されることとなり、特にリヒトは宝太郎に対して「君のケミーの扱い方には疑問がある」と非常に辛辣な態度を見せる。
その直後、学校に冥黒の三姉妹が侵入。一般の生徒を守るため、錬金アカデミーは生徒たちも総出で学校内部に潜り込んだ冥黒の三姉妹の居場所を探るが、りんねはその中で再びアトロポスからの接触を受ける。話すことなど無いと敵意を向けるりんねに、アトロポスは「これから起こることは全て君のせいだ」と謎めいたことを囁きつつ撤退する。

その頃、宝太郎は仮面ライダーに変身してマルガムと交戦していた。首尾よくこれを倒すも、回収したはずのケミーを針馬に奪われてしまう。彼女こそが裏切り者の正体であり、冥黒の三姉妹と通じているスパイなのだった。しかしアトロポスは「もはや用済み」と針馬を始末した上で、宝太郎の先輩である鶴原錆丸(つるはら さびまる)に自ら開発したドレッドライバーというベルトをむりやり装着させる。この力に操られた錆丸は、ケミーの力を強制的に抜き出す悪の戦士「仮面ライダードレッド」へと変身する。
仮面ライダードレッドは宝太郎やスパナに襲い掛かり、これを軽々と叩きのめす。錆丸自身も必死に抵抗するも、ドレッドライバーの力にむりやり従わされ、宝太郎たちはかつてない危機を迎える。ここにケミーの中でも特に強力なレベルナンバー10の1体であるUFO-Xが現れ、「錆丸先輩もケミーも傷つけたくない」と必死に抵抗を続ける宝太郎の心意気を認め、彼に一時的に力を貸す。ドレッドが大きなダメージを受けたこと、レベルナンバー10の力は侮れないことから冥黒の三姉妹は一時撤退するも、錆丸もまた彼女たちに連れ去られてしまう。

ドレッドは本気で戦っても勝てる保証のない危険な相手だが、錆丸を見捨てるわけにはいかない。どうにかして彼を救う方法はないかと思案した宝太郎は、ドレッドをも退けたUFO-Xに力を借りようと考える。本来レベルナンバー10のケミーは誰にも使役することができないはずだったが、宝太郎の「友達を助けたい」という想いに応えたUFO-Xは、使役されるのではなく対等の存在として彼に協力。見事にドレッドを退け、錆丸を救出するのだった。

レベルナンバー10の争奪戦

宝太郎がUFO-Xとの協力関係を結んだことで、さらなる力の確保のため、あるいはこれに対抗するために、錬金アカデミーと冥獄の三姉妹の戦局もレベルナンバー10の争奪戦という形に変わっていく。
その中の1体であるクロスエックスレックスを巡る戦いでは、ケミーに寄り添おうとした宝太郎の心が再び認められる形となり、錬金アカデミー側が勝利する。誰にも使役できないはずのナンバー10のケミーを次々と従えていく宝太郎の存在は、錬金アカデミーの上層部も注目するものとなり、彼の資質に目を付けた者たちが暗躍を始めていた。

激化する戦いに呼応するがごとく、冥獄の三姉妹の上位存在であるグリオン、正体不明の新たな戦士仮面ライダーデイブレイクが現れ、ケミー争奪戦は激化していく。仮面ライダーデイブレイクは、宝太郎以上に見事に複数のケミーを操りつつ、「間もなくお前は大きな混乱に直面する。そうなる前に俺に全てを任せるか、お前が未来をつかむか、選択しなければならない」と謎めいた言葉を彼に告げる。
一方、戦いの中で自身の力不足を感じるようになってきたスパナもまた、新たな力を手に入れようと自身の恩師の下を訪れる。

錬金アカデミーの転変

グリオンが錬金アカデミーに潜入し、ミナトと接触。グリオンはかつて錬金アカデミーの生徒だったらしく、ここで彼に何事か伝えられたミナトは、突如として宝太郎やりんねたちの退学を決定する。代わりに冥獄の三姉妹を錬金アカデミーに入学させ、さらに錬金術師の掟として宝太郎たちからケミーと錬金術に関する記憶を奪おうとする。仮面ライダードレッドに変身して襲い来るミナトを前に混乱するしかない宝太郎は、「仮面ライダーデイブレイクが言っていたのはこのことだったのか」と衝撃を受ける。
この場はなんとか逃げおおせる宝太郎だったが、頼れる味方がいない中でりんねたちがマルガムに襲われ、この状況を打開する術も思いつかずに「どうすればいいんだ」と途方に暮れる。そんな彼の前に仮面ライダーデイブレイクが現れ、「この状況を変えるには、お前がお前自身の錬金術を身に着けるしかない」と言って過去の時代へと向かうことを提案。「それでみんなを助けられるなら」とこれに乗った宝太郎は、自身が子供だった時代に飛ばされる。

ここで宝太郎は、自分が子供の頃からケミーと友達だったこと、当時は錬金術が使えていたこと、グリオンと風雅がこの頃にはすでに敵対関係にあったことを知る。仮面ライダーデイブレイクからは「決して過去の自分とは接触するな」と命じられていた宝太郎だったが、これについては約束を守れず、過去に干渉した影響が宝太郎に現れ始める。どういうわけか、これは仮面ライダーデイブレイクの方がより顕著だった。
自分とケミーたちの強いつながりを知った宝太郎は、自ら編み出した錬金術によってガッチャードライバーに新たな力を与え、仮面ライダーファイヤーガッチャードへと変身する力を得る。その圧倒的な力と、宝太郎がりんねや仲間たちを助けるのを見届けた仮面ライダーデイブレイクは安心した様子で消滅する。グリオンはこれを「そうなると思っていた」と語るが、ミナトという手駒を手に入れた彼は冥獄の三姉妹を軽視するようになっており、次第に不協和音が響き始める。

キッチンいちのせ連合の結成

仮面ライダーとしての新たな力を得た宝太郎を中心に、元錬金アカデミーの生徒たちは団結し、キッチンいちのせを拠点として「錬金アカデミーを取り戻そう」と意気を上げる。唯一りんねだけは今の自分たちにそれだけの力があるのか、錬金術師のルールとしてどうなのかと渋い顔をしていたが、暴走し制御を外れて暴れるマルガムにアトロポスが襲われるのを見て咄嗟に彼女を助けてしまう。「敵を助けるなんてどうかしている」とアトロポスに嘲笑されるりんねだったが、「これが私が目指す錬金術師の在り方だ」と己の気持ちを肯定し、仮面ライダーマジェードへの変身能力を得る。
戦力として自分が取り残されていることにスパナが焦る中、グリオンは死者の魂を使役するマルガムを作り出す。実はスパナの両親は、かつてグリオンが錬金アカデミーに反逆した際にこれを制圧しようとした凄腕の錬金術師だったが、父と母が心配で密かに様子を見に来たスパナを庇って命を落としていた。目の前で両親を蘇らせては殺される地獄絵図を見せられたスパナは、さらなる力を求めるあまりに自らがマルガムと化してしまう。

両親の死の責任を痛感し、自責の想いから暴走するスパナ。しかしミナトに挑発された上で始末されかかったその時、スパナは「両親は自分を恨んでいない、ただ自分が立派な錬金術師となることだけを願いながら倒れていった」ことを思い出し、罪悪感を踏み越えて再び立ち上がる。その決意と恩師が開発した新型ドライバーにより、スパナは仮面ライダーヴァルバラドへと変身し、ミナトをも退けるほどの力を見せつける。
一方、主であるグリオンの下へと戻った冥獄の三姉妹は、すさまじい勢いでパワーアップしていく宝太郎たちを前に「グリオンは今の自分たちを必要としていない。このままでは処分される、その前に何か手を打つべきだ」との反意を抱くようになっていた。彼女たちの動きはミナトには筒抜けだったが、彼はどういうわけかこれをグリオンには報告せずに黙認。この動きを察した宝太郎たちは、ミナトが単に裏切ったわけではないことを察して、その動向を注意深く見守っていく。

ミナトの真意

スパナからミナトについての所見を聞いた宝太郎たちは、「やはりミナトはただ裏切ったわけではなかった」と安堵と歓喜に沸く。そのタイミングでミナトから時間と場所を指定する連絡が入ると、宝太郎たちは「いよいよミナトと合流して反撃に転じる時が来た」と勇んで指定された場所へと繰り出す。
しかしそこで宝太郎たちを待っていたのは、強力なマルガムを引き連れたミナトによる奇襲だった。ケミーのほとんどを奪われた宝太郎は、「仲間たちだけ戦わせるわけにはいかないし、ケミーを取り返さなければならない」と悩み、唯一手元に残ったケミーと古の錬金術を用いた禁断の方法で仮面ライダーへと変身し、戦場へと舞い戻る。

宝太郎にこの技術を教えたのは、死んだと思われていた風雅だった。「どうしても友達を、ケミーたちを自分で助けたい」という宝太郎に古の錬金術を教える中、風雅はミナトの過去について語り始める。ミナトはかつてグリオンが反乱を起こした際、信頼と期待を寄せていた後輩を目の前で失ったことがあり、「自分の前で誰も死なせたくない」と強く願うあまりに“グリオンの下について、彼の攻撃による死者を限りなく少なくするよう振る舞いつつ、自らの手で決着をつける隙をうかがう”という手段を選んだのだという。
ミナトの真意に気づいた宝太郎は、命の危険すらある古の錬金術を再び用いて彼の前に立つ。「自分は絶対に死なない、だから一緒に戦おう」と必死に訴える宝太郎にミナトは悩む素振りを見せるが、この時点でグリオンはミナトの迷いを見抜いており、彼を始末するよう冥獄の三姉妹に命じていたのだった。

ウロボロス界の死闘

しかし、この時冥獄の三姉妹は「このままグリオンに従うか否か」で不和を抱えており、グリオンの力を恐れた三女のラケシスが離反。長女のアトロポス、次女のクロトーがこれを粛清せんとする混乱に乗じて、ミナトは離脱する。
その頃、グリオンは暗黒の扉と呼ばれるゲートを開いて、“錬金術を極める”という野望を成就させようとしていた。これを阻止しようとした風雅も倒されるが、彼は最後の力で宝太郎たちをグリオンの拠点でもあるウロボロス界へと導く。

この場で全ての決着をつけるべく、グリオンは恐るべき力で宝太郎たちを攻撃。全てのケミーを奪い、ついに暗黒の扉をこじ開ける。しかし「全てのケミーは自分の友達」とする宝太郎が必死に呼びかけ続けたことで、ケミーたちは自らの意志で彼の下へと帰還。その力で宝太郎はグリオンを撃破する。力尽きたグリオンは、自らが開いた暗黒の扉の向こうへと連れ去られる。
この勝利には宝太郎たちの奮闘だけでなく、グリオンの下を離れたラケシスのサポートも少なからず影響していた。一方、主たるグリオンを失ったアトロポスとクロトーは、彼の錬金術の産物を回収して「まだ終わっていない」と嘯く。

『仮面ライダーガッチャード』の登場人物・キャラクター

YAMAKUZIRA
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『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』とは、2018年に東映系で公開された平成最後の仮面ライダーコラボ映画である。『仮面ライダージオウ』と『仮面ライダービルド』のクロスオーバー作品となっている。仮面ライダージオウまでの歴代の平成ライダーが集結するファンも多い。常盤ソウゴと桐生戦兎の仲間の記憶がなくなっていく事件が発生していた。二人の前に現れたティードという男と彼に狙われる少年・久永シンゴを追いながら真実を解明していく特撮ヒーロードラマである。

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仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(Zi-O)』とは2020年に劇場上映、BD/DVDが発売された特撮ヒーローオリジナルビデオ作品である。『仮面ライダージオウ』のテレビシリーズの後日談で、主人公は仮面ライダーゲイツに変身する明光院景都。普通の高校生・明光院景都は謎のロボットに襲われ、戦いに巻き込まれてゆく。”守るために戦う”ことを決めた景都は仮面ライダーゲイツに変身した。景都が”救世主”を目指すきっかけとなった物語が描かれる。

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仮面ライダーBLACK(ブラック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーBLACK(ブラック)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダースーパー1』終了から6年振りのテレビシリーズのコンセプトは「原点回帰」。 「仮面ライダー0号」と位置付け、主要スタッフの大幅な刷新を行い、これまでとは全く違ったスタイルの仮面ライダー像を得た。漆黒のボディの自由の戦士は、30年を経た今もなお、我々を魅了する。 人間文明破壊をたくらむ暗黒結社ゴルゴムに対し、南光太郎が仮面ライダーBLACKへと変身し、その身と青春をかけ戦う。

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仮面ライダーディケイド(Decade)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーディケイド(Decade)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーディケイド』は『平成仮面ライダーシリーズ』10作目の作品にして異色作と呼ばれる。門矢士/仮面ライダーディケイドは「世界の破壊者」と作中で呼ばれ、数々の並行世界を駆け抜けていく。その先にあるのは救済なのか、破滅なのか。それまでの平成ライダー世界を再構成(リ・イマジネーション)する作風は賛否両論を浴びつつも、多くの派生作品でも重要な役割を果たす、欠くことのできない存在である。

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サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(平ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』(通称平ゼロ)とは『仮面ライダー』と並ぶ石ノ森章太郎の代表作『サイボーグ009』の3作目のTVアニメ。サイボーグに改造されてしまった009こと島村ジョーがそれぞれ違った特殊能力を持つ仲間と共に世界中で暗躍する「黒い幽霊団(ブラックゴースト)」と戦う。2001年10月から2002年10月まで全51話が放送された。

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仮面ライダーW(ダブル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーW(ダブル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーW』とは、2009年9月6日から2010年8月29日にかけて全49話が放送された特撮テレビドラマ作品であり、『平成ライダーシリーズ』の第11作品目。 探偵を営む左翔太郎の前に土地の権利者と名乗る鳴海亜希子という女性が現れ、翔太郎に事務所の立ち退きを求める。2人の言い争いの最中、女性から彼氏を探してほしいと依頼がくる。依頼の調査中、謎の怪人ドーパントが出現。探偵事務所には秘密の部屋があり、謎の少年フィリップがいた。左翔太郎とフィリップは2人で1人の仮面ライダーWであった。

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009ノ1(石ノ森章太郎)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

009ノ1(石ノ森章太郎)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『009ノ1』(ゼロゼロナイン・ワン、ゼロゼロクノイチ)とは、1967年8月より1974年11月まで週刊漫画アクションで連載された石ノ森章太郎のSFスパイ・アクション作品。原作は漫画で、それを元にした映像作品が制作されている。サイボーグの女性を主人公として、当時の国際情勢のまま東西冷戦が続いていたと仮定している未来が舞台となっている。石ノ森章太郎が初めて青年向け漫画雑誌に掲載した作品で、性描写や救いのないストーリーがふんだんに盛り込まれた大人向けの作風が特徴である。

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仮面ライダーV3(ブイスリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーV3(ブイスリー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーV3』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。『仮面ライダーシリーズ』の人気を定着させた作品である。ショッカー・ゲルショッカーの後継組織であるデストロンの魔の手から人々の自由と平和を守るために、風見志郎/仮面ライダーV3が悪の怪人と闘い続ける。登場人物は前作『仮面ライダー』から一部引き継がれ、前作と同様、もしくはそれ以上の人気を獲得する作品となった。

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仮面ライダーZX(ゼクロス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーZX(ゼクロス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーZX』は、10番目の仮面ライダーの名称と、それに関連する企画を総称したもの。「バダン」の野望を止めるべく、仮面ライダーZXは戦う。1982年~1984年にかけて、雑誌でのグラビア連載や、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』で登場した。仮面ライダーの中ではやや影が薄かったものの、漫画『仮面ライダーSPIRITS』で主人公として選ばれたことで知名度や人気が向上することとなった。

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人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

人造人間キカイダー(Kikaida、Kikaider)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『人造人間キカイダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。キカイダー/ジローは不完全な人造人間として創られたことに悩みつつも、生みの親である光明寺博士を探しだし、ミツコとマサルの兄弟を守るために、ダーク破壊部隊のロボットと戦う。生前、石ノ森章太郎はこの作品に対して『仮面ライダー』よりも思い入れがあると話していた。

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仮面ライダーリバイス(Revice)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーリバイス(Revice)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーリバイス』とは、テレビ朝日系列で放映されていた、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中に登場するヒーローの名称である。全50話が放映された。仮面ライダー生誕50周年記念作品であり、令和の仮面ライダーシリーズ第3弾となる。悪魔と契約して変身する一人二役での仮面ライダーが主役である。敵味方共に多くの悪魔が現れて、激しい戦いが繰り広げられていく一方で、家族のつながりも強調されている。過去の因縁など物語は複雑だが、最初から最後まで見ることで理解が深まる作品である。

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仮面ライダーG(稲垣吾郎)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーG(稲垣吾郎)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーGはテレビ『SmaSTATION!!Presents SMAP☆がんばりますっ!!』の企画「SMAPチャレンジ」の1つ。SMAPの稲垣吾郎の「幼少時の憧れであった仮面ライダーになってみたい」という要望を石森プロと平成仮面ライダーの製作スタッフの全面協力のもと実現したヒーローの名称である。 武装組織「シェード」に誘拐され、改造人間となった五郎が仮面ライダーGとなってシェードと戦う物語。

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仮面ライダーセイバー(SABER)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダーセイバー(SABER)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『仮面ライダーセイバー』とは、2020年より放送された東映制作の特撮テレビドラマ作品。今作は令和仮面ライダーシリーズの第2作目。キャッチコピーは「文豪にして剣豪!!」。異世界に飛ばされた街や人々を救うため、主人公・神山飛羽真たちは救世主・仮面ライダーとなって悪に立ち向かう。異世界を舞台に、セイバーをはじめブレイズ、エスパーダなど多人数のライダーの活躍を描いている。

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ロボット刑事とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ロボット刑事とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロボット刑事』とは、東映によって制作された1973年放送の特撮番組、及び同時期に『少年マガジン』で連載された石森章太郎作の漫画。変身ヒーローの全盛期に作られた作品だが、人間としての姿を持たない人型ロボットが主人公となっているのが特徴である。 人間には実行不可能な密室殺人が発生し、頭を抱える刑事たちの前に「K」を名乗るロボット刑事が現れる。事件の犯人もまたロボットであり、Kは刑事たちと共に犯人を撃破。次々に起こるロボットによる怪事件と、その裏に潜む犯罪組織バトーを相手に、Kたちの戦いが始まる。

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仮面ライダーエグゼイドのライダーガシャットまとめ

仮面ライダーエグゼイドのライダーガシャットまとめ

『仮面ライダーエグゼイド』とは「ゲームスタート!」「ノーコンティニューで運命を変えろ!!」がキャッチコピーの平成仮面ライダーシリーズ第18作目。 病院を舞台にゲーム要素が盛り込まれており、ライダーガシャットと呼ばれるキーアイテムが存在する。ガシャットは各ライダーが基本形態や強化形態に変身する際に使用するものと、「ゲーマ」と呼ばれるサポートユニットを召喚するものに分類される。

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ロボット刑事の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ロボット刑事の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ロボット刑事』とは、1973年に放映されたテレビ番組の原作であり、『仮面ライダー』や、『サイボーグ009』で有名な石森章太郎が描いたSF漫画でもある。 物語は、優れた科学技術で作られた謎のロボット「K」が、機械嫌いのベテラン捜査官・芝刑事とコンビを組んで、悪人にロボットを貸す謎の組織「R・R・K・K」の正体を追うというものである。 ロボットでありながら人間の心を持つKを中心に様々な名言が生まれている。

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