仮面ライダーアマゾンズ(Amazons)のネタバレ解説・考察まとめ

『仮面ライダーアマゾンズ』とは、2016年から2017年にかけてAmazon Prime Videoで配信された仮面ライダーシリーズのオリジナル特撮ネットドラマである。昭和期に放送された『仮面ライダーアマゾン』のリブート作品で、シーズン1と2が制作された。設定やストーリーはほとんど一新されており、生き死にをテーマに、血しぶきなどもリアルに表現されている。従来の仮面ライダーシリーズとは一線を画す、大人向けのダークでハードな作風が特徴。

『仮面ライダーアマゾンズ』の概要

『仮面ライダーアマゾンズ』とは、2016年から2017年にかけてAmazon Prime Videoで配信された仮面ライダーシリーズのオリジナル特撮ネットドラマである。毎週金曜に、シーズン1(全13話)が2016年4月1日から6月24日まで、シーズン2(全13話)が2017年4月7日から6月30日まで配信された。

大手製薬会社・野座間製薬が秘密裏に研究していた人工生命体「アマゾン」が、事故により大量に流出し、人間社会に潜伏。人間のタンパク質を食料とするアマゾンと、それを駆除する駆除班との戦いが繰り広げられることになる。そんな中、野座間製薬の特殊研究開発本部長水澤令華(みずさわ れいか)の養子である水澤悠(みずさわ はるか)は、身体が弱いことを理由に家から出ることを許されず、自宅で静かに暮らしていた。しかし義務付けられていた注射を拒絶したある日、湧き上がる本能に突き動かされるまま家を飛び出してしまう。そこで偶然アマゾンと駆除班の戦いを目撃。さらに自身も異形のアマゾン態へ覚醒してしまう。

本作は昭和期に放送された『仮面ライダーアマゾン』のリブート作品だが、設定やストーリーはほとんど一新されている。生き死にをテーマに血しぶきなどもリアルに表現されており、CGなどは極力使用しないようにしている。また、作品のテーマが重いため、アクションや芝居の「間」を取っており、ニチアサで放送されている仮面ライダーシリーズよりも長尺となっている。従来の仮面ライダーシリーズとは一線を画す、大人向けのダークでハードな作風が特徴である。

『仮面ライダーアマゾンズ』のあらすじ・ストーリー

シーズン1

アマゾン出現と駆除班の始動

大手製薬会社・野座間製薬が秘密裏に研究していた人工生命体「アマゾン」が、2年前に事故で大量に流出し、人間社会に潜伏していた。野座間製薬はアマゾンを駆除するために専門の駆除班を組織し、アマゾンとの戦いを開始する。
一方、野座間製薬の特殊研究開発本部長水澤令華(みずさわ れいか)の養子である青年・水澤悠(みずさわ はるか)は、身体が弱いことを理由に家から出ることを許されず、義理の妹である水澤美月(みずさわ みづき)と共に自宅で静かに暮らしていた。しかし義務付けられていた注射を拒絶したある日、湧き上がる本能に突き動かされるまま家を飛び出してしまう。そこで偶然アマゾンと駆除班の戦いを目撃。さらに自身も異形のアマゾン態へ覚醒してしまう。

2人のアマゾン

アマゾンとして覚醒した悠は、人間のタンパク質を求める衝動に苦しむ。そんな中、悠は野生の勘と戦闘力で獣のように生きるアマゾンの男・鷹山仁(たかやま じん/仮面ライダーアマゾンアルファ)に出会う。悠は仁のパートナーである泉七羽(いずみ ななは/クラゲアマゾン)にアマゾンズドライバーを与えられ、仮面ライダーアマゾンオメガへと変身。悠は己の存在について苦悩しつつも、その答えを確かめるために駆除班の一員としてアマゾンとの戦いに身を投じる。

アマゾンの秘密と人間のエゴ

駆除班のメンバーも、それぞれ複雑な過去や葛藤を抱えていた。戦いの中で人間と共存しようとするアマゾンたちと出会った悠は、アマゾンの誕生に野座間製薬の隠された陰謀が関わっていることを知る。
人間とアマゾンの間で共存の可能性を模索する者も現れるが、現実は残酷だった。悠はアマゾンとしての自分と、人間としての自分の間で苦悩し、葛藤する。

それぞれの選択と結末

悠は駆除班に身を寄せるものの、自身の在り方を人間ではなくアマゾンであると定義した。そして、アマゾンであっても守るべき者は守り、人間であっても狩るべき者は狩ることを決意する。
「すべての人間を守り、すべてのアマゾンを絶滅させる」という仁と対立する道を選んだ悠は、仁はそれぞれの信念に従い、壮絶な一騎打ちを制した。
そして悠は、同調した罪無き穏健派のアマゾンたちを率い、行方をくらませるのだった。

シーズン2

新たな脅威の出現

アマゾン事件から5年の時が経ち、アマゾンの脅威はほぼ駆逐されたと思われていた。しかし、人間に感染する新型のアマゾン細胞「溶原性細胞」が出現し、普通の人々がアマゾン化する事態が発生。再び世界にアマゾンの脅威が広がり始める。政府は新たな駆除組織「4C」を結成し、アマゾン化した人間を秘密裏に駆除していた。
一方、アマゾンに育てられた孤児の少年・千翼(ちひろ)は、4Cに保護され教育を受けていたが脱走。アマゾン狩りをする不良少年グループTEAM Xに拾われた千翼は、仮面ライダーアマゾンネオに変身してアマゾンたちと戦うようになる。

千翼とイユの出会い

生まれつきの食人衝動に駆られる千翼の前に、カラスアマゾンに変身して戦う謎の少女・イユが現れる。感情を持たないイユに惹かれた千翼は、共にアマゾンとの戦いに身を投じる。イユの正体は、アマゾン化してしまった父親に殺され、4Cの手でシグマタイプとして蘇らされたアマゾンだった。
千翼はイユのために4Cに復帰し、戦闘部隊の一つである黒崎隊の一員となる。千翼は自身の出生の秘密と向き合いながら、アマゾンと人間の間で葛藤。
一方、溶原性細胞を蔓延させているのがトラロック作戦から生き残ったマモル(モグラアマゾン)であると知った旧駆除班も、同じくマモルを止めるために現れた悠と共に再びアマゾン狩りを始める。

オリジナルのアマゾン

時を同じくして仁も姿を現し、溶原性細胞の蔓延を防ぐために千翼を殺そうとする。一方、溶原性細胞の遺伝子と一致していることが判明した千翼は4Cに処分されそうになるが、アマゾンの本能の暴走で多くの人間を殺害してしまい、悠、仁、4Cの三者から追われる身となってしまう。
実は千翼は仁と七羽の子供だった。仁は千翼がアマゾンであることを危惧し、かつて自らの手で殺すことを決意していた。母親である七羽はそれを知り、千翼と共に逃亡するものの、オリジナルのアマゾンとして覚醒した千翼に食い殺されていたのだ。

それぞれの決断と未来

イユと仁に襲われて窮地に陥った千翼だったが、仁がとどめを刺すその瞬間、人間性を取り戻したイユに助けられる。イユは4Cから処分されることになり、彼女に致命的なダメージを与える廃棄システムが起動される。イユをつれて逃避行した千翼だったが、最期には、笑顔を浮かべたまま息を引き取るイユを看取った。
そして同時期、仁は七羽が変貌したクラゲアマゾンを制し、旧駆除班もマモルとの対決を制し、愛する人と大切な仲間をそれぞれ討ち取るという結末を迎えた。

イユの遺体を背負い、1人さまよっていた千翼の前に、悠と仁が現れる。千翼は最後まで自分の生を全うするため、2人に立ち向かった。
全ての戦いが終わり、悠は美月に自分を駆除するよう求めたが、美月は悠を生かす道を選ぶ。そして仁は慟哭しながら、行くあてもなく一人旅立っていくのだった。

『仮面ライダーアマゾンズ』の登場人物・キャラクター

仮面ライダー

水澤 悠/仮面ライダーアマゾンオメガ(みずさわ はるか/演:藤田富)

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