六本木クラス（ドラマ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『六本木クラス』とは2022年に日韓共同プロジェクトによって製作された日本のドラマ。2020年に韓国で放送された『梨泰院クラス』のリメイク作品で、主演を竹内涼真が務めた。主人公の宮部新は交通事故によって父親を亡くす。しかし事故は大手外食チェーンの長屋ホールディングスの息子・長屋龍河が起こしたもので、その不祥事が明るみに出ないよう、父・長屋茂によって真実は隠蔽された。新は復讐を誓い、長屋ホールディングスを潰してのし上がる計画を立てる。数年後、飲食店の経営者となった新は下剋上に挑む。
料理番組の名前で、二代目みやびと長屋が対決して二代目みやびが勝利し、二代目みやびに対する世間の注目度が一気に上がったきっかけになった番組である。
『六本木クラス』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
麻宮葵「自然の摂理さえ跳ね返す石ころ。生き残った私はダイヤだ」
二代目みやびが「三ツ星スタジアム」という料理対決の番組に出演する時に、りくに本気を出させない為に龍二が罠をしかける。りくがトランスジェンダーだという事実を記者にリークしたのだ。りくはデリケートな話題が公にされ、自分の存在を否定されたように感じて動揺した。そんな時に葵が言った言葉が「自然の摂理さえ跳ね返す石ころ。生き残った私はダイヤだ」である。ある本のポエムの中の一節を引用しているのだが、周りが何を言おうと、攻撃されても輝いていく気持ちが大切なんだとりくの心に刺さっていたのが印象的だ。逆境を生き抜いた人こそダイヤのような貴重な存在になるのだという強く背中をおされる言葉なのだ。
茂に親子の縁を切られて落胆する龍河
龍河は茂から愛情を受けてこなかった悲しい過去があり、少しでも目にかけてもらおうと必死に茂の為になる行動をとってきた。しかしその思いも虚しく、龍河が逮捕される時でさえ、龍河がいかに邪魔な存在だったかのような表現で謝罪会見が開かれた。この会見が決定打となり、龍河は絶望に追い込まれた。服役を終えた龍河は茂に電話をかける。そして電話越しに自分の人生はどうなってもいい、自分は必要ない存在だと悲痛な叫びをあげた。父親に愛されたいという願いが叶わないことに打ちのめされる姿が忘れられない名シーンであった。
『六本木クラス』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
香川照之はスタッフの顔を似顔絵を描いて覚えている
香川照之が若い頃は、仕事をしていても名前を呼んでもらえなかった苦い経験があるようだ。それがイヤだったようで、自分が仕事をする時はちゃんと顔と名前を憶えている。コロナ禍で皆がマスクを着けているために、以前より人の顔を覚えることに時間がかかるようになった。しかし香川は顔合わせの時に似顔絵を描き、次回までには相手の顔を覚えるようにしていた。
平手友梨奈は二代目みやびのからあげが大好き
二代目みやびの看板料理であるからあげ。ドラマの中でも何回も試行錯誤して作っている場面が出ていた。味付けの段階でコーラを隠し味にいれていて、そのからあげをたくさん試食するシーンもある。本当にあの唐揚げがおいしいのかという「平手LOCKS!」というラジオでの質問コーナーで「本当においしくて大好き」と答えていた。
『六本木クラス』の主題歌・挿入歌
主題歌：Alexandros「Baby's Alright」
日本の4人組のロックバンド。公式のYouTubeチャンネルには50万人が登録している。Baby's Alright」はアルバムの収録曲としてリリースされた。ミュージックビデオは『六本木クラス』の初回放送が終了した22時から解禁された。
挿入歌：THE BEAT GARDEN「Start Over」
イベントのチケットも即完売するなど、話題の男性3人の音楽グループ。詞・作曲・編曲・歌を3人で務める。新人の頃から「SUMMER SONIC」や「RISING SUN ROCK FESTIVAL」 などの大型のフェスに出演を果たす。
挿入歌：松室政哉「ゆけ。」
2005年からインディーズで、2017年にメジャーデビューを果たしたシンガーソングライター松室政哉の4作目のデジタルシングル。松室は自分の活動だけでなく、他のアーティストにも楽曲を提供、プロデュースもしている。
挿入歌：三浦透子「点灯」
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目次 - Contents
- 『六本木クラス』の概要
- 『六本木クラス』のあらすじ・ストーリー
- 信二との別れと二代目みやびの誕生
- 新の反撃と長屋茂の猛攻
- 六本木クラス誕生と下剋上
- 茂への復讐と新の恋の結末
- 『六本木クラス』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 宮部新（みやべあらた／演：竹内涼真）
- 楠木優香（くすのきゆうか／演：新木優子）
- 麻宮葵（あさみやあおい／演： 平手友梨奈）
- 長屋ホールディングス
- 長屋茂（ながやしげる／演： 香川照之）
- 長屋龍河（ながやりゅうが／演：早乙女太一）
- 相川京子（あいかわきょうこ／演：稲森いずみ）
- 桜木幸雄（さくらぎゆきお／演：近藤公園）
- 磯部佳奈子（いそべかなこ／演：太田奈緒）
- 二代目みやべ / 株式会社RC（六本木クラス）
- 内山亮太（うちやまりょうた／演：中尾明慶）
- 綾瀬りく（あやせりく／演：さとうほなみ）
- 長屋龍二（ながやりゅうじ／演：鈴鹿央士）
- その他
- 宮部信二（みやべしんじ／演：光石研）
- 松下博嗣（まつしたひろつぐ／演：緒形直人）
- 桐野雄大（きりのゆうだい／演：矢本悠馬）
- 田辺弘子（たなべひろこ／演：倍賞美津子）
- 『六本木クラス』の用語
- 長屋ホールディングス
- 二代目みやび
- RC（六本木クラス）
- 三ツ星スタジアム
- 『六本木クラス』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 麻宮葵「自然の摂理さえ跳ね返す石ころ。生き残った私はダイヤだ」
- 茂に親子の縁を切られて落胆する龍河
- 『六本木クラス』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 香川照之はスタッフの顔を似顔絵を描いて覚えている
- 平手友梨奈は二代目みやびのからあげが大好き
- 『六本木クラス』の主題歌・挿入歌
- 主題歌：Alexandros「Baby's Alright」
- 挿入歌：THE BEAT GARDEN「Start Over」
- 挿入歌：松室政哉「ゆけ。」
- 挿入歌：三浦透子「点灯」
- 挿入歌：秦 基博「残影」