LIAR GAME(ライアーゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『LIAR GAME』とは2005年より甲斐谷忍が『週刊ヤングジャンプ』で連載していたサスペンス漫画、およびそれを原作としたテレビドラマ作品。「バカ正直のナオ」と呼ばれる女子大生・神崎直(かんざきなお)が、巨額の金を賭けた騙し合いのゲーム「LIAR GAME(ライアーゲーム)」に巻き込まれ、天才詐欺師・秋山深一(あきやましんいち)とともにライアーゲームを戦い抜く姿を描いている。2007年4月にフジテレビ系列でドラマ化され、2009年11月にシーズン2が放送された。

4回戦本線は広大な島に隠された25個の椅子を巡り、18名の参加者で行う椅子取りゲームである。

ナオを含めた多くのプレイヤーが、一つでも多くの椅子を見つけなければならないと焦りを感じていた。
しかし、アキヤマはこのゲームの仕組みに気付き、チームを組むことの重要性に気付いたのである。

アキヤマと同じくグループの重要性に気付いたヨコヤとカルト教団「泰平天国」のトップであるハリモトをリーダーとしたグループが形成され、三つ巴の状態で椅子取りゲームが始まった。

このゲームでは、4回戦予選の敗退者と本戦の「椅子取りゲーム」に敗れたプレイヤーはガヤとして参加することが可能である。
予選で敗れたフクナガはガヤとしてナオとアキヤマをサポートすることに決めた。

「椅子取りゲーム」では、ガヤを含めたプレイヤーで多数決による投票を行いプレイヤーが1名選ばれる。選ばれたプレイヤーは椅子に書かれた1〜25の番号を1つ選び宣言。ここで宣言された椅子に座ることはできなくなるというルールである。

まずプレイヤーたちは敵チームの椅子を減らすために、多数決でトップを取ろうと動き出した。人数で劣るヨコヤチームは自力でトップを取ることが出来ないためハリモトグループに接触し、部分的に共闘を決めた。
ハリモトグループとヨコヤグループが手を結んだことで、多数決でトップを取ることができなくなったナオたちは、アキヤマの案で投票をボイコットしたのである。

悪手に見えたボイコットだが、アキヤマグループが投票で首位を取る気がないと考えたハリモトは、部分的共闘により自分たちの椅子の番号を把握しているヨコヤグループを攻撃。ハリモトの攻撃により、ハリモトグループとヨコヤグループの部分的共闘は解消された。

アキヤマグループはハリモトグループとヨコヤグループの共闘が解消されたことで、多数決でトップを取れるようになりました。

椅子取りゲームは進行し、ハリモトが1番最初に脱落した。
ハリモトの脱落により、「椅子取りゲーム」はアキヤマグループとヨコヤグループの一騎打ちとなった。

ヨコヤグループは多数決によりアキヤマグループの椅子を消すことに成功。
アキヤマの椅子を消したことにより、あとはヨコヤは椅子に座るだけで勝利が確定する。
ナオたちはヨコヤを勝利させないために、ガヤのメンバーやハリモトグループのアベに協力を仰ぎ、ヨコヤを取り囲むことで物理的に椅子に座らせない作戦をとったのである。
この作戦によりヨコヤは制限時間内に椅子に座ることが出来ず、ライアーゲーム4回戦「椅子取りゲーム」はヨコヤチームのイケザワの勝利で終了した。

しかし、イケザワは自分のメダルをガヤの買収に使用しており、他人のメダルの枚数までコントロールしていたアキヤマグループが実質の勝利チームとなり、「椅子取りゲーム」は幕を閉じた。

敗者復活戦(3回目) 「入札ポーカー」

敗者復活戦の入札ポーカーは、AパートとBパートの2つの会場で開催された。
Aパートにはナオ、アキヤマに加え、ハリモトを含めたハリモトグループ4人が参加。

「入札ポーカー」では、ランダムな組み合わせのトランプをオークション形式で落札し、落札した手札でポーカーの役を作るというゲームである。

ナオは順番にカードを落札していけば最小限のお金で役を作ることができるため、参加者が協力するよう求めたのである。
しかし、ハリモトグループはナオの作戦に協力するふりをして勝手にカードを落札したのである。アキヤマはハリモトのイカサマに乗じて自分もカードの落札を済ませるとともに、ハリモトがイカサマをしている恐れがあるとしてハリモトを監禁することで、トップに躍り出た。

アキヤマ、ハリモトの勝利がほぼ確定したなか、ナオは全員で勝利するための策を提案し実行。しかしハリモトはプレイヤーの行動に難癖をつけ、共闘はできないという姿勢を示したのである。

ハリモトグループとの協力が決裂した状況では、全員を助けるというナオの思いを実現することは難しいと判断したアキヤマはカワイを見捨てる選択をした。

絶体絶命になったカワイがハリモトグループに助けを求めると、プレイヤーの情報と引き換えに助けるという条件が出された。
カワイは毎ターンのプレイヤーの状況をハリモトグループに伝え、ハリモトグループは圧倒的な勝利に向けて着実に駒を進めたのである。

しかし、最終ゲームの開票時にハリモトグループを陰で仕切るキムラは、まんまとアキヤマの仕掛けた罠に掛かっていたことに気付く。
ハリモトグループの4人以外の全てのプレイヤーは、カンザキナオを信じることで団結していたのである。アキヤマはカワイを見捨てたふりをして、まんまとハリモトグループの動きをコントロールすることに成功していたのである。

入札ポーカーが終了し、ナオの姿に心を打たれたハリモトは、ライアーゲームに参加した目的が金目当てであったことを告白。さらにこれまでのゲームで得た賞金を、アキヤマや他のプレイヤーの借金返済に充てると言い残し、ハリモトグループはライアーゲームから完全に手を引いた。

ハリモトの改心を喜んだのも束の間、ナオはディーラーから別会場のフクナガが大敗したことを聞いた。

決勝戦前哨戦 「人間オークション」

決勝本戦のチーム分けを兼ねた「人間オークション」では、ナオ、アキヤマに加えてヨコヤも参加した。

ライアーゲームの負債を返済したため、ゲームから抜けることもできたナオだったが、敗者復活戦「入札ポーカー」で大敗したフクナガの情報を得るために代理として再度ライアーゲームに足を踏み入れた。

今回のゲームは決勝戦本戦で同じチームになりたいと思ったプレイヤーを落札していき、4人チームを組めなかった参加者が脱落する。
ナオは2億円以上のプラスを持つ3人が脱落者になることで、全員がプラスでゲームを終われる策を示したが、「入札ポーカー」でフクナガと共闘したカネコ以外は聞く耳を持たなかった。

参加者を説得できないままゲームが開始。いつも通りアキヤマと同じチームになれると思っていたナオだが、敵であるはずのヨコヤによって落札されたのである。
最短で4人チームが完成したナオたちは別室に移され、2億円以上のプラスを持つプレイヤーの説得は不可能になった。

ナオの「全員を助ける」という志を折ることで勝利を確信したヨコヤだったが、アキヤマはカネコを含む2億円以上のプラスを持つ3名のプレーヤーを脱落させることで、借金を抱えたままゲームをドロップアウトしてしまうプレイヤーが出ることを防いだのである。これにより、プレイヤー全員がプラスで終われる可能性を残し、ヨコヤに一矢報いたのである。

決勝戦本戦 「四国志」

「魏」「呉」「蜀」「倭」の4チームに分かれて戦う「四国志」では、ナオ、ヨコヤは「魏」、アキヤマは「倭」に所属。決勝戦本戦にしてはじめてナオとアキヤマは敵として戦うことになったのである。
このゲームでは、自分のチーム以外の3チームに対して「攻撃」「防御」「何もしない」のどれかを選ぶ。「攻撃」か「防御」を選択した場合はマイナス1、防御せずに攻撃された場合はマイナス3となり、最後まで100ポイントを守り抜いたチームが勝利となる。

ゲーム開始前、協力した者のみを助けると宣言したヨコヤに対して、ナオは全員を助けると宣言。そして、全員を助けるためにはアキヤマ率いる「倭」を勝たせて欲しいとプレイヤーを説得した。
しかし、ヨコヤの根回しにより「魏」「呉」「蜀」の三国が同盟を結んだことで、「倭」は真っ先に脱落してしまった。

その後、ナオとアキヤマを倒すことが目的のヨコヤは、ナオを勝たせないために自分のチームが負けるように動き、ゲームは「呉」と「蜀」の一騎打ちとなった。

一見、ヨコヤの思い通りにゲームが進行しているように見えたが、アキヤマはこの結果を想定していたのである。
さらに、ゲームのルールを利用して、「呉」と「蜀」の均衡状態を作り出すことにも成功。膠着状態は長いこと続き、ついに日を跨いだのである。

そんな中、ヨコヤが動いた。
ヨコヤはライアーゲーム事務局員をそそのかし、監視ルームの鍵を入手し、保管されているデータを破壊させたのである。
これにより、ライアーゲームの続行は不可能となり、ライアーゲーム事務局の全面敗北が宣言された。ライアーゲームは幕を閉じたのである。

『LIAR GAME』の登場人物・キャラクター

神崎直(かんざきなお)

馬鹿正直のナオと呼ばれる女子大生。ライアーゲームを通して人を信じることの難しさを実感しながらも、成長を重ねる。

秋山深一(あきやましんいち)

巨大マルチグループを壊滅させた天才詐欺師。ライアーゲームに巻き込まれたナオをサポートし、騙し合いのゲームを運営するライアーゲーム事務局の壊滅を目指す。

藤沢和雄(ふじさわかずお)

ナオの中学2年生の時の担任で、ライアーゲームトーナメント1回戦の対戦相手。

谷村光男(たにむらみつお)

弁護士事務所に勤めており、ライアーゲームからの招待に困惑するナオにアドバイスを行う。しかし、彼はライアーゲーム事務局の人間だった。

福永(ふくなが)ユウジ

優れた頭脳と勝利への執着を持っている。最初は敵として現れたが、ナオやアキヤマと行動をともにするうちに信頼が芽生える。

横谷憲彦(よこやのりひこ)

恐怖で人を支配する術に優れており、人を信じることを主張する直とお互いの理念をかけて戦いを繰り広げる。

bync94
bync94
@bync94

Related Articles関連記事

BOSS(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

BOSS(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『BOSS』とは2009年と2011年にフジテレビ系の「木曜劇場」で放送された天海祐希主演の刑事ドラマ。 犯罪が多様化する現代で警察が世間のアピールのため、設立した「特別犯罪室」を舞台にアメリカ帰りの訳アリ刑事「大澤絵里子」が各部署で足手まといと言われた刑事たちと難事件を解決していく。 基本的には一話完結型のエピソードとなっており、各結末は意表を突くようなどんでん返しで、ラストまで目が離せない作品となっている。

Read Article

SPEC・SICK'Sのスペックホルダー・能力まとめ

SPEC・SICK'Sのスペックホルダー・能力まとめ

『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、捜査一課が手に負えない超能力SPEC(スペック)を使った特殊な事件を捜査する、公安部の組織「未詳」の刑事らの活躍を描いたテレビドラマ。続編に配信限定ドラマ『SICK'S〜内閣情報調査室特務事項専従係事件簿〜』がある。 「スペックホルダー」とは、常人が普段使用していない脳の90%の力を発揮してSPECに目覚めた人物のこと。その能力は様々であり、劇中では犯行を完遂させた能力がどのような力であるかを推察・謎解きして解決に臨む。

Read Article

ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ブラッディ・マンデイ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラッディ・マンデイ』とは龍門諒の漫画作品を原作とした三浦春馬主演の連続テレビドラマ。2008年に放送され、2010年にはシーズン2も始まり大きな話題となった。2020年に発表された「三浦春馬が最強にかっこよかった作品ランキング」では1位を取得するほどの人気作品である。 天才ハッカー高木藤丸(たかぎふじまる)が家族や友達、日本をウイルステロから救うために持ち前のハッキング技術を活かしてテロ組織に立ち向かう。豪華俳優陣が描くヒューマン・ビジネスサスペンスである。

Read Article

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

リバース(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『リバース』とは、2017年4月から6月まで放送された湊かなえのミステリー小説が原作のテレビドラマである。主人公の深瀬和久は、10年前に大学時代の友人たちと卒業旅行に行った際、親友・広沢由樹が失踪し、遺体となって発見された。10年前の事件について深瀬たちに何者かが告発文を送りつけられ、その犯人を突き止めていくミステリー。現在と過去を交互に描いていくストーリーが、人気を博した。

Read Article

流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

流星の絆(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『流星の絆』とは、東野圭吾の同名小説『流星の絆』が原作となったミステリードラマである。子どものころに両親を殺された三兄妹が復讐を誓い、真犯人にたどり着くまでを描く。2008年10月から12月に、TBS系22時からの金曜ドラマ枠で放送された。脚本は宮藤官九郎が手掛け、基本のストーリーは守りつつも青春ドラマ的な要素やコメディー的な要素が加わったことで、原作とは大きく異なる世界観となっている。主役の三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じる。

Read Article

コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

コンフィデンスマンJP ロマンス編(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

Read Article

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』とは、超能力などを使った特殊な事件を捜査するために設立された、未詳事件特別対策係を舞台にした刑事ドラマ及び原作をもとにした映画である。IQ201の天才刑事と警視庁特殊部隊 (SIT) 出身の捜査官が特殊能力(SPEC)を持つ犯人と対決する姿が描かれている。ドラマ初期にはミステリーなストーリーが繰り広げられ、後半になるとSPECに関わる陰謀劇が中心となっている。2人の刑事の個性的なキャラクターも見どころのひとつだ。

Read Article

グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

グランメゾン東京(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グランメゾン東京』とは、2019年に放送された、天才シェフが東京で三ツ星レストランを目指すテレビドラマ。尾花夏樹は経営するパリの店で事件を起こして全てを失ってしまう。そんな中、女性シェフ早見倫子に出会い、共に「グランメゾン東京」を開店させ、三つ星獲得を目指すストーリー。『グラグラメゾン♥東京 〜平古祥平の揺れる思い〜』というスピンオフドラマも放送された。

Read Article

僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

僕のヤバイ妻(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。

Read Article

シグナル 長期未解決事件捜査班(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

シグナル 長期未解決事件捜査班(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『シグナル 長期未解決事件捜査班』とは、過去と現在が無線機による通信で繋がり、その無線機を使ってそれぞれの時代の刑事が事件を解決していくという刑事ドラマである。2018年にフジテレビ系で放送された連続ドラマで、韓国で数々の賞を受賞したドラマ『シグナル』の日本版リメイクとなっている。過去と現在が同時進行で描かれ、未解決事件を解決する現在の長期未解決事件捜査班と、その事件が実際に起こっている過去が繋がり、事件解決だけでなく謎や秘密が明らかになっていく。

Read Article

HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

HERO(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『HERO』とは、第1期が2001年に、第2期が2014年にフジテレビ系で放送された、検察をテーマにした日本のテレビドラマシリーズ。木村拓哉が主演を務め、自身の正義と価値観で捜査を行う型破りな検事・久利生公平と彼を支える検察事務官、同僚検事たちの活躍を描いている。その他、2006年にドラマ特別編が、2007年には劇場版がそれぞれ制作され、2015年には劇場版第2作が制作された。第28回ザ・テレビジョンドラマアカデミー賞を受賞した。

Read Article

昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』とは、2014年にフジテレビの木曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は井上由美子が手掛ける。主演は上戸彩。その他、吉瀬美智子や斎藤工、北村一輝などが出演している。2017年に公開された映画版では、ドラマの3年後が描かれている。主婦の笹本紗和は夫と平凡に暮らしていたが、彼女が勤めるスーパーの駐車場で車上荒らしが発生したことをきっかけに、高校生教師の北野裕一郎と出会う。そして紗和は葛藤しながらも彼と不倫関係に陥り、やがて本気の恋愛へと発展していった。

Read Article

謎解きはディナーのあとで(謎ディ)のネタバレ解説・考察まとめ

謎解きはディナーのあとで(謎ディ)のネタバレ解説・考察まとめ

『謎解きはディナーのあとで』とは、東川篤哉による同名小説を原作とした、フジテレビ系列の連続推理テレビドラマである。2011年10月から火曜21時枠で放送され、最高視聴率18.1%を記録した。世界有数の大企業の令嬢・宝生麗子は、お嬢様であることを隠し国立署の新人刑事として日々奮闘していた。麗子の新たな執事となった影山は毒舌を吐きながら、麗子から聞く捜査内容だけで事件を推理し解決に導いてゆく。毒舌執事を嵐の櫻井翔が、お嬢様刑事を北川景子が演じ話題となった。

Read Article

阪急電車 片道15分の奇跡(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

阪急電車 片道15分の奇跡(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『阪急電車 片道15分の奇跡』とは2011年に全国東宝系で公開されたハートフル群像劇映画である。有川浩が2008年に発表した連作短編集『阪急電車』を原作とし、 監督三宅喜重、脚本岡田惠和、主演中谷美紀で映画化された。同じ電車に乗り合わせた8人の乗客たちがそれぞれ少しずつ関わり合い、笑顔になっていくさまが描かれる。作品の舞台となる阪急電車の他、西宮市や宝塚市なども制作に協力し、地元愛が強く溢れた映画に仕上がっている。

Read Article

大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『大恋愛〜僕を忘れる君と(ドラマ)』とは、TBS「金曜ドラマ」で2018年10月から12月までの間で毎週金曜夜10時から放送されたテレビドラマである。若年性アルツハイマーにおかされた女医と自分を忘れていく恋人を明るくけなげに支えていく元・小説家の10年にわたる愛の軌跡を描いた王道ラブストーリー。圧巻の演技力を誇る国民的大女優の戸田恵梨香が主人公を演じ、さらにドラマや舞台などで大活躍中の個性派俳優ムロツヨシが恋人役として出演している。実力を兼ね備えた二人の演技が話題となった作品である。

Read Article

家売るオンナ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

家売るオンナ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『家売るオンナ(ドラマ)』とは、2016年7月から9月にかけて放送された、スーパー営業マンの不動産販売をテーマとしたドラマである。主演は北川景子で、天才的不動産屋・三軒家万智が、顧客の悩みや問題点を解決しつつ、家を売りまくるというストーリー。数々の賞を受賞し、海外でも方された人気ドラマで、2017年5月にはスペシャルドラマ『帰ってきた家売るオンナ』、2019年1月から3月まで、続編として『家売るオンナの逆襲』が放送された。

Read Article

コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

コンフィデンスマンJP(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

Read Article

ガリレオ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ガリレオ(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。

Read Article

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ

ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)のネタバレ解説・考察まとめ

『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子(猟奇犯罪捜査班)』とは、内藤了が執筆したミステリー小説『猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』シリーズを原作に制作したフジテレビ系列のドラマで、2016年に火曜夜10時ドラマ枠で放送された。新米刑事の藤堂比奈子は異常犯罪者にとても興味をもっていた。どんな気持ちで殺人をしどこでそのスイッチが入るのか興味深いと捜査するが、そこには自分の生い立ちなど関わっており、物語が進むにつれて比奈子の過去や現在の謎にも迫っていくストーリーになっている。

Read Article

青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

青天を衝け(大河ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『青天を衝け』とは2021年にNHKで放送された大河ドラマ。幕末〜昭和初期を舞台に、実業家として日本の礎を築いた渋沢栄一を主人公としている。主演は吉沢亮が務めた。武蔵国の農民であった渋沢栄一は後に将軍となる一橋慶喜に仕えることで、幕末の動乱に巻き込まれていく。明治に入った後は官僚として新政府を支え、下野した後は実業界に入り数々の企業の経営に携わった。ドラマでは常に前を向き未来を切り開いていく栄一の姿が描かれている。第110回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞している。

Read Article

TOKYO MER(走る緊急救命室)のネタバレ解説・考察まとめ

TOKYO MER(走る緊急救命室)のネタバレ解説・考察まとめ

『TOKYO MER(走る緊急救命室)』とは、2021年7月から9月まで放送された本格救命医療ドラマ。都知事の号令で東京海浜病院内に設置された、試験運用中の救命救急プロフェッショナルチームTOKYO MER。最新の医療機器とオペ室を搭載したERカーで、危険な重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者に救命処置を施すチームの活躍を描く。一人も死者を出さないことが、彼らに課されたミッションである。コロナ禍で新型コロナウイルスとの闘いを続ける医療従事者に感謝の意を込めたドラマとして放送された。

Read Article

ONE OUTS(ワンナウツ)のネタバレ解説・考察まとめ

ONE OUTS(ワンナウツ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ONE OUTS』とは、甲斐谷忍による漫画作品。集英社『ビジネスジャンプ』に1998年~2006年まで連載されていた。完結してもなお、根強い人気を誇っている作品である。弱小球団であるリカオンズの救世主として渡久地東亜がチームに入り、リーグ優勝に導くために様々な策や戦略を練って対戦相手やオーナーに立ち向かっていくストーリーとなっている。「野球」という王道のスポーツゲームの中で、緻密で狡猾な「騙しあい」や「メンタルゲーム」の側面が描かれていることが、作品の魅力の1つである。

Read Article

御手洗家、炎上する(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

御手洗家、炎上する(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『御手洗家、炎上する』とは、Netflixで配信されているサスペンスドラマで、原作は藤沢もやしによる漫画作品。主演は永野芽郁。その他、鈴木京香、中川大志などが出演している。 村田杏子は代々病院を経営する御手洗家の長女だったが、火事で家が全焼するという事件が起こり、両親が離婚してしまう。だが、杏子は後妻の御手洗真希子が火事を起こしたのではないかと疑っていた。そのため、杏子は御手洗家に家政婦として潜入し、火事の真相を暴く決意をする。杏子が家庭を壊した真希子に復讐する、復讐劇が繰り広げられる。

Read Article

ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ブラッシュアップライフ(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ブラッシュアップライフ』とは、2023年1月に日本テレビで放送されたタイムリープ系ヒューマンコメディドラマである。脚本はバカリズム。主演は安藤サクラで、夏帆や木南晴夏などが出演する。市役所に勤務する近藤麻美は、ある時交通事故に遭って、33歳で亡くなってしまう。しかし死後の世界の受付で、来世でオオアリクイへの転生を告げられた麻美は徳を積んで再び人間に生まれ変わるために、赤ん坊から人生をやり直すこととなる。本作はザテレビジョンドラマアカデミー賞などで、多数の賞を受賞し高く評価された。

Read Article

ラストマンー全盲の捜査官ー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ラストマンー全盲の捜査官ー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ラストマン-全盲の捜査官-』とは2023年にTBS系「日曜劇場」枠にて放送されていたサスペンスドラマである。現代社会を多く取り上げており、登場人物たちの痛快なやりとりや事件を通しての人間関係などが描かれている。研修生として来日したFBI捜査官である皆実広見(演:福山雅治)は全盲でありながらも数々の事件を解決することから「ラストマン」と呼ばれていた。そんな皆実のアテンドに選ばれたのは護道心太朗(演:大泉洋)という嫌われ者刑事であり、正反対の2人は次々に起こる難事件に挑んでいく。

Read Article

マイファミリー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

マイファミリー(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『マイファミリー』とは2022年にTBSの日曜劇場で放送されたドラマである。二宮和也と多部未華子が演じる夫婦の子どもが誘拐されるところから物語は始まる。誘拐の方法が過去に隠蔽された誘拐事件と似ていたことから、当時かかわっていた警察関係者も動き出す。家族、警察、犯人の思いが交錯したストーリーから目が離せないと、最終回まで話題となったノンストップファミリーエンターテイメントである。

Read Article

劇場版 コード・ブルー(ドクターヘリ緊急救命)のネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 コード・ブルー(ドクターヘリ緊急救命)のネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』とは、ドラマが大人気となり、映画化された作品である。乱気流に巻き込まれた飛行機や、フェリーが海ほたるに衝突など、連続して大事故が起きてしまう。フライトドクター達は救助に駆けつけ、傷病者の命を救うため、懸命に処置をする。どんな困難にも立ち向かっていくドクターの奮闘や絆が感じられる内容となっており、最後にはそれぞれの旅立ちが描かれている。

Read Article

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』とは、フジテレビで2008年7月に放送された医療ドラマである。脚本は林宏司と安達奈緒子。主演は山下智久で、新垣結衣や戸田恵梨香などが出演する。救命救急センターにフェローシップ研修でやって来た4人のフライトドクター候補生が、葛藤をしながら救急救命や災害医療に奮闘する作品。事故や病気などで重傷を負った患者の命に真摯に向き合い、仲間たちとぶつかったり支え合ったりしながら成長する姿を描く。本作は最高視聴率が21.2%を記録し、3rdシーズンまで制作された。

Read Article

GTO(1998年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

GTO(1998年のドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『GTO』とは、1988年7月にフジテレビ系で放送された学園ドラマである。原作は藤沢とおるの同名漫画。脚本は主に遊川和彦が手掛けている。主演は反町隆史で、松嶋菜々子などが出演する。元暴走族のリーダーである鬼塚英吉は、高校教師になるという夢を叶えるべく、いじめや登校拒否など多くの問題を抱える武蔵野聖林学苑の教師となる。破天荒ながらも鬼塚の熱い指導により、子供たちが次第に変化していく。子供と真正面から向き合う鬼塚の姿が見どころとなっている。視聴率は最終回で35.7%を記録した。

Read Article

ゴールデンカムイ(実写映画版金カム)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴールデンカムイ(実写映画版金カム)のネタバレ解説・考察まとめ

実写版『ゴールデンカムイ』とは、野田サトルの同名漫画を原作とする2024年公開の映画作品。山﨑賢人、山田杏奈、玉木宏、舘ひろしといった豪華俳優陣が出演し、監督は久保茂昭が務めた。キャッチコピーは「猛き者達よ、奪い合え」、「果たすべき、使命はあるか」。 明治末期の北海道。戦争帰りの兵士杉元佐一は、「アイヌがどこかに隠した莫大な金塊」の噂を耳にする。金塊を巡る陰謀の中で父を失ったアイヌの少女アシリパと出会った杉元は、彼女と組んで金塊探しに挑み、その情報を持つ脱獄囚たちや陸軍との争奪戦を繰り広げる。

Read Article

俺の家の話(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

俺の家の話(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『俺の家の話』とは、2021年にTBSテレビ系「金曜ドラマ」で放送されていたテレビドラマ。主演・長瀬智也×脚本・宮藤官九郎が11年ぶりにTBS連ドラでタッグを組んだことで話題になる。長瀬演じるプロレスラーの観山寿一が、西田敏行演じる能楽師で人間国宝の父・観山寿三郎の介護をきっかけに、疎遠であった家族や能に向き合う日々を描く。社会問題でもある介護を題材にしているが、宮藤作品ならではのコミカルな演出と軽快なテンポで作品が進んでいくのが魅力の作品である。

Read Article

エンジン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

エンジン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『エンジン』とは、2005年にフジテレビの月9枠で放送された木村拓哉主演のドラマ。レーサーの神崎次郎はヨーロッパのチームに所属していたが、トラブルを起こし解雇されてしまう。その後日本に帰国するも、所属先が決まらず実家である養護施設で暮らすこととなる。挫折を味わい1度はレースを諦めるが、共に施設で暮らす子供達の為レースへ復帰するまでを描いたドラマである。脚本は数々のヒット作を手がけた井上由美子であり、木村拓哉主演の作品は2作目となる。

Read Article

【上野樹里】辛すぎる…親が早くに亡くなった有名人・芸能人まとめ【松田翔太】

【上野樹里】辛すぎる…親が早くに亡くなった有名人・芸能人まとめ【松田翔太】

両親ともに健在なのはありがたいことですが、各界で活躍する有名人・芸能人の中には早くに親を亡くしてしまった方がいます。この記事では、そんな彼ら/彼女らについてまとめました。大人になってから親を亡くすのはもちろん辛いけど、まだまだ親の愛情が必要な子どもの頃に親が早世してしまうのはもっと辛いこと。現在のような活躍の裏でこんな悲しい出来事があったんだと思うと、自然と応援したくなりますね。

Read Article

ギャップがスゴい!元ヤン女性芸能人の過去との比較画像まとめ

ギャップがスゴい!元ヤン女性芸能人の過去との比較画像まとめ

今をときめく人気女優やタレントとして活躍している女性芸能人の中には、過去にヤンキーだった方もいます。今の活躍を見ていれば信じられないギャップですが、中には今でもヤンキーっぽく見える方も…。彼女たちも人間ですから、ヤンチャな時期は誰にだってあるものです。過去は過去として、あまり深刻に受け止めすぎないようにしましょうね。

Read Article

【桐谷美玲】「痩せ=美」の風潮は変わるのか?日本の痩せすぎ芸能人まとめ【戸田恵梨香】

【桐谷美玲】「痩せ=美」の風潮は変わるのか?日本の痩せすぎ芸能人まとめ【戸田恵梨香】

長い間、痩せていることが賞賛されてきたエンタメ・ファッション業界。しかしフランスでは痩せすぎモデルを雇用しないなど、「痩せ=美」という風潮を変えようとするアクションが世界中で起こっています。日本ではこの問題をどう捉えているのか、日本の痩せすぎ女優・モデルの情報を交えながら紹介します。

Read Article

目次 - Contents