イヤミ(おそ松くん・おそ松さん)の徹底解説・考察まとめ

イヤミとは、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』やそれを基にしたアニメ『おそ松さん』などに登場するキャラクター。3本の出っ歯とL字の髭が特徴で、「ミー」「〜ザンス」といったフランスかぶれの口調を使用する胡散臭い男である。実際には渡仏経験のないホラ吹きで、名前の通り嫌味な性格から詐欺まがいのインチキ商売を企ててはしっぺ返しを食らっている。作中では教師や医師など多様な役回りで登場。当初は脇役だったが、強烈な個性と「シェー」のギャグでチビ太とともに主役の六つ子を凌駕し、のちの作品では事実上の主人公を務めた。

イヤミの概要

イヤミとは、赤塚不二夫の漫画『おそ松くん』やそれを基にしたアニメ『おそ松さん』などに登場するキャラクターである。飛び出た3本の出っ歯とL字にはねた髭が特徴で、「ミー」「〜ザンス」「〜してチョ」といった特有の外国かぶれの口調を使用する。重度のフランスかぶれであり「おフランス帰り」を自称するが、実際にフランスへ行ったことはない。名前の通りいやみな性格で、周囲に嫌がらせや悪口を言うことを好むが、エピソードによっては優しい善人として描かれることもある。
『おそ松くん』の作中ではスターシステムにより学校の先生やセールスマン、医者、ホームレスなど多様な職業や立場で登場する。
当初は脇役であったが、次第にチビ太とともに主役の六つ子を凌駕する存在感を放つようになり、『新・おそ松くん』や『ミスターイヤミ』シリーズでは事実上の主人公を務めた。また、赤塚作品を代表するキャラクターとして『天才バカボン』や『もーれつア太郎』など数多くの作品にも広く出演している。

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イヤミのプロフィール・人物像

原作のイヤミ

『おそ松さん』のイヤミ

CV:小林恭治(第1作)、肝付兼太(第2作)、鈴村健一(第3作=おそ松さん)、北川米彦、野田圭一、永井一郎(もーれつア太郎第1作)、永井一郎(ニャロメのおもしろ数学教室)、緒方賢一(レレレの天才バカボン)
演:所ジョージ(フジテレビ「月曜ドラマランド」)、村田充(舞台版『おそ松さん』第1期)、窪寺昭(舞台版『おそ松さん』第1期第2作以降)明石家さんま(『フジテレビオレたちひょうきん族』内のコント)、片岡愛之助(ワイモバイルのCM)、前川泰之(実写映画『おそ松さん』)、瀬戸祐介(舞台版『おそ松さん』第2期)、ROLLY(舞台『赤塚不二夫スクラップブック』)、大貫勇輔(実写映画『おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?』)

痩せ型の体型に飛び出た3本の大きな出っ歯、顔の角に生えたL字の髭、顎まで伸ばして内巻きにした長髪がトレードマークの男。服装はピンク色を基調とした奇抜なスーツが基本スタイルで、後年の作品ではスレンダーかつスマートな装いに変化している。一人称に英語の「ミー」を用い、語尾に「〜ザンス」を付ける外国かぶれの口調が特徴的。驚愕した際に手足を奇妙に折り曲げて叫ぶ「シェー」のポーズは、作品の枠を超えて社会現象を巻き起こすほどの国民的な流行語となった。

『おそ松くん』での年齢は30歳から36歳とされ、金銭欲が強くインチキ商売や詐欺行為を企てることも多い。性格は名前の通り非常にいやみで金汚く、おフランス帰りのエリートを自称しては周囲を見下す言動を繰り返す。しかし実際には渡仏経験のないホラ吹きであり、六つ子たちに嫌がらせを仕掛けたり詐欺まがいのインチキ商売を企てては、手痛いしっぺ返しを食らう道化役を担っている。その一方で、困窮するチビ太やハタ坊に陰ながら手を差し伸べるような、人情味のある優しい一面も持ち合わせている。また、作中ではスターシステムにより学校の教師や悪徳医師、セールスマンからホームレスに至るまで、エピソードごとに多様な職業や立場で登場する。

連載初期は名もなき端役としての出演だったが、強烈な個性とバイタリティで次第に頭角を現した。やがて相棒役のチビ太とともに主役である六つ子たちの存在感を完全に圧倒し、中盤以降は実質的に物語を牽引する事実上の主人公へと登り詰めた。

『おそ松くん』のイヤミの来歴・活躍

おフランス帰りのエリートを騙るインチキ商売と因果応報の道化劇

本作でのイヤミは、重度のフランスかぶれとして「おフランス帰り」を自称し、何かにつけて周囲を見下す言動を繰り返す。しかし、実際には渡仏経験のないホラ吹きであり、六つ子たちへの嫌がらせや、おフランス由来を謳った詐欺まがいのインチキ商売を企てては、最終的に手痛いしっぺ返しを食らうのがお約束の展開であった。作中ではスターシステムにより、学校の教師や悪徳医師、怪しげなセールスマンからホームレスに至るまで、エピソードごとに多様な職業や立場で登場して物語を掻き乱した。その一方で、捨て子を拾ったチビ太に陰ながらミルクを差し入れしたり、ハタ坊にステレオを買ってやったりする人情味溢れる一面も見せた。

社会現象を巻き起こした伝説のギャグ「シェー」の誕生

イヤミが驚いた際に手足を奇妙に折り曲げて叫ぶ「シェー」のポーズは、原作およびアニメ第1作を通じてイヤミの代名詞となった。このポーズは当時の日本中で爆発的なブームを巻き起こし、漫画やアニメの枠を超えてあらゆる著名人が模倣するなど、社会現象にまで発展する国民的な流行語となった。
連載初期は名もなき端役としての出演だったが、この強烈な個性とバイタリティで次第に頭角を現し、のちに相棒となるチビ太とともに主役である六つ子たちの存在感を完全に圧倒していった。

『新・おそ松くん』のイヤミの来歴・活躍

チビ太との名コンビ

アニメ第2作ではキャラクターのパワーバランスが完全に移行し、相棒のチビ太とともに実質的な主役として物語を牽引した。前半こそ原作準拠のスマートな痩せ型であったが、後半からは太く短い手足に無造作な髪型へとビジュアルが大幅に変更され、デベソや胸毛が強調されるなど、よりコミカルで泥臭いスタイルになっている。
悪徳医師や松造の上司など相変わらず様々な役回りを演じ、あらゆる悪事やイタズラを働いては悲惨なオチを迎えるバイタリティ溢れる活躍を展開した。キング版などの連載ではモテない独身男としての不条理な目遭い方が加速し、善人として登場した際にも報われない結末を迎える道化ぶりが際立った。

大人向け読切や後日談で見せた「ミスターイヤミ」の悲哀

1970年の大人向け読切『ミスターイヤミ』では、行きつけのバーで出会った女性と同棲を始めるなど、青年誌ならではのビリアスな人間模様が描かれた。また、25年後の後日談を描いたエピソードでは、アメリカでバーテンダーの修業をしたと称して日本のバーで働いている姿が描かれた。白髪交じりの入れ歯になっても相変わらず独身でホラを吹き続け、常連客となった大人のおそ松と憎まれ口を叩き合うなど、時代が変わっても色褪せない独自のキャラクター性を発揮し続けた。

『おそ松さん』のイヤミの来歴・活躍

スレンダーな常識人

『おそ松さん』第1期1話に登場したイヤミ(?)

世紀末の悪役風イヤミとチビ太

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