乾青宗(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

乾青宗(いぬい せいしゅう)とは、和久井健原作の『東京卍リベンジャーズ』に登場する人物。黒龍に強く執着しており、初登場時は十代目黒龍に所属して主人公たちとは敵対関係にあった。総長を倒されチームが瓦解してからは東京卍會に所属して、黒龍の時にも行動を共にしていた九井一と共に十一代目黒龍を継承し、花垣武道の部下となった。関東事変後には九井と別々の道を歩み、東京卍會が解散した後はカタギになっていたが、関東卍會と戦うことを意気込む武道に新チームに誘われて最終決戦に参加した。

CV:松風雅也

身長:182㎝
年齢:享年23歳(2003年)
誕生日:1980年8月1日
星座:しし座
血液型:O型
イメージカラー:金色

初代黒龍総長でマイキーの兄。
喧嘩が弱いのにも関わらず多くの不良に慕われた伝説的存在。日本一のチームになった直後引退をし、後輩たちに次の黒龍を託す。引退語はバイク屋"S.S. MOTORS"を経営。
女性からは全くモテず告白も20連敗という記録を持つ。

真一郎の店と知らずに店に盗みに入った場地と一虎と出くわし、慌てた一虎に殴られて死亡してしまう。

龍宮寺堅(りゅうぐうじ けん)

CV:鈴木達央/福西勝也(6月19日以降発売予定のBD-BOXや、7月以降の放送や配信から)

通称:ドラケン
身長:185㎝
年齢:15歳(2005年)/27歳(2017年)
誕生日:1990年5月10日
星座:おうし座
血液型:O型
イメージカラー:ピンク

東京卍會の副総長。

喧嘩の腕っ節はもちろんのこと、面倒見がよく、男気があるため多くの人間から慕われている。
親はおらず、風俗店の店長や店の嬢らに育てられた。壮絶な生い立ちでありながらスレた性格をしておらず、とても人間が出来ている。武道は心の中でそんなドラケンのことをマイキーの良心だと称した。

バイク好きがこうじて、東京卍會解散後の未来と、武道が10年前にタイムリープした2008年時にイヌピーと共にバイク屋"D&D MOTORS"を営んでいる。2008年にタイムリープしてきた武道を凶弾から庇って死亡する。

乾青宗の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「オレ一人でも黒龍を甦らす」

少年院から出所すると、九代目黒龍が潰されていたイヌピー。もう黒龍のことは諦めろと言うココに対して、イヌピーは「オレ一人でも黒龍を甦らす」と返す。具体的な計画や伝手があるわけでもないのにも関わらず一切黒龍を諦めるつもりのない様子のイヌピーにココが折れて、腕っぷしの強い太寿を紹介した。イヌピーの黒龍への執着は幼馴染で親友のココすら手を焼くほどのものだということがよく伝わってくるシーンである。

「”花垣”は黒龍総長の器だ」

聖夜決戦でマイキーに太寿が敗れたことで、十代目黒龍は瓦解。十一代目をイヌピーとココの二人が継承し、黒龍は東京卍會の傘下に入った。その件についてマイキーと二人で話し合いをしている際に、イヌピーは武道の下につきたい旨を告げる。驚くマイキーへイヌピーは武道が太寿へ立ち向かう姿に初代黒龍総長の面影を見たことを述べ、「”花垣”は黒龍総長の器だ」と言った。これまで多くのキャラクターが武道のことを真一郎と似ていると言葉にしてきたが、真一郎と親交があり初代黒龍に固執するイヌピーにもそう言われる武道は、本当に誰から見ても真一郎に似ているのだと読者を驚かせた。

「ココの為ならオレは死んでもいい…」

ムーチョにココを連れ去られた後に、イヌピーは自分とココのことを大事な仲間だと言い切った武道を二人のアジトへ連れて行った。そこはかつて真一郎がバイク屋を営んでいた場所で、不良となり家族と疎遠になったイヌピーが心の拠り所にしていた場所であった。真一郎の死をきっかけに初代黒龍メンバーとも疎遠になっても、ココだけはずっと側に居続けイヌピーを心身ともに支え続けた。イヌピーにとってココはただの幼馴染ではなく、命の恩人であり、ずっと自分を支え続けてくれた大切な存在なのである。イヌピーは武道に「ココの為ならオレは死んでもいい…」とまで告げた。不器用で口数も多いわけでないイヌピーが、初代黒龍の復活という夢の原点であり、これまでココと二人きりで使ってきたアジトへ武道を招いて自分の想いを赤裸々に語ったこのシーンは、武道へ完全に心を開いたことが分かると同時にココへの想いの強さを知る大事なシーンとなっている。

「この命 オマエに預ける」

天竺との抗争前にムーチョにココを連れ去られた後、イヌピーは武道をココとのアジトへ連れて行った。ココと自分のことを仲間だと言い切り、ココを救うために一緒にあがいてくれた武道にイヌピーは真一郎の面影を重ね、十一代目黒龍の総長になることを頼む。最初は困惑する武道だったが、イヌピーの黒龍とココへの強い想いを聞き、自分もまた東京卍會とヒナを救いたいという強い想いを抱いていることから深く共感をする。武道は十一代目黒龍総長の就任を受け入れる代わりに、自分はこれからココを連れ戻すだけでなく稀咲とイザナをぶっ飛ばして天竺を潰すつもりであることを告げ、それについてこれるか尋ねた。イヌピーは「この命 オマエに預ける」と返事を返し、二人は固く握手を交わした。二人の間に固い絆が出来上がった瞬間である。

「オレがオマエを選んだんだぜ」

十年前にタイムリープした武道は、マイキーと再会した際に完膚なきまでに痛めつけられ重症を負ってしまう。そこでマイキーはすっかり変わってしまったことを痛感するが、それでも再度マイキーと正面から向き合うためにかつての仲間を頼り新チームを創設することを決意する。武道はまず相棒の千冬に声をかけ、次に友人の八戒、そして、自分にかつて命を預けてくれたイヌピーへ新チームへ加入することを頼みに行く。その時イヌピーは共同経営者であるドラケンを失った直後でありことから千冬に心配されるが、イヌピーは頼まれるまでもないとそんな心配を吹き飛ばし、「オレがオマエを選んだんだぜ」と武道へ笑いかけた。イヌピーの武道への想いは2年前に武道が十一代目黒龍総長の継承の時から少しも色あせていなかったことが分かるシーンであり、イヌピーの忠義に厚い性格も伺える。

「早く手ぇ貸せ!!!マブだろ!!?」

マイキー率いる関東卍會との抗争の最中、ココを見つけたイヌピー。他の敵を無視してココの元へと駆け寄るが、ワカとベンケイのコンビに阻まれてしまう。一人でしばらく戦い続けるも、次第に劣勢になっていく。するとイヌピーはそれまでずっと様子を見ていただけのココに、「早く手ぇ貸せ!!!マブだろ!!?」と叫んだ。その言葉は内心は助けに入るべきか揺れていたココの心を決めさせた。一度袂を分かったココとイヌピーは再び正真正銘のマブへと関係性を修復した。

乾青宗の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

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柴柚葉(しばゆずは)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物である。センター分けの明るいロングヘアで、短めのスカートにルーズソックスというギャル風な外見をしている。男勝りで強気な性格をしており、作中で攻撃シーンのある女性キャラの1人である。兄は黒龍の総長・柴大寿、弟は東京卍會の弐番隊副隊長・柴八戒。また、八戒と同じ隊の隊長である三ツ谷隆は幼馴染で兄弟のような存在と語っている。若干ブラコン気味な性格であり、携帯の待ち受けは八戒である。

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林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

林田春樹/パーちん(東京卍リベンジャーズ)の徹底解説・考察まとめ

林田春樹(はやしだはるき)とは『東京卍リベンジャーズ』の登場人物。通称はパーちんで、金髪のモヒカンとがっちりとした体形が特徴。東京卍會創設メンバーの1人で、参番隊長を務めている。8・3抗争のきっかけとなった長内を刺したことにより、少年院へとはいることになる。副隊長である林良平とは幼馴染であり親友で、2人とも佐野の事を尊敬している。

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