「ゴールデンカムイ」だけじゃない！！北海道が舞台の大ヒット漫画を紹介！
2016年のマンガ大賞を受賞した、野田サトルの『ゴールデンカムイ』。明治末期の北海道を舞台に、アイヌの隠し金塊を巡る争奪戦を描いた作品で、ダイナミックかつロマン溢れる物語で大好評を博した。
しかし、「北海道を舞台にしたヒット漫画」は、『ゴールデンカムイ』だけではない。ここではそれを紹介する。
約25年前の苫小牧を思わせる風景が至るところに登場する
苫小牧科学センター
外観がほとんど一緒です。
アニメや漫画では、悟と加代が2人で訪れます。
出典： konomanga.jp
小学校
悟が通う小学校。苫小牧美園小学校をモデルにしていると思われる。
苫小牧市立美園小学校
作品に出てくる小学校は作品のカギでもあります。
Twitterの反応
僕だけがいない街のおかげで北海道外の人にも「したっけねー」って言葉が通じるようになった
— ぽに【古珍】 (@PONY_4545) April 19, 2016
ちょっと関係ないけど、本当に北海道って「～しょや」って使うんだな
— YASOMURA⊿ (@nogihks92) April 18, 2016
僕だけがいない街で見たけどマジで使ってるんだな
また、ネットで大ヒットした漫画も舞台は北海道！
親なるもの 断崖
1991年に曽我登美子先生による単行本としてリリースされましたが、その後絶版。
しかし、戦後70年の節目の2015年にWebコミックとして配信されたことにより人気が再燃し、新装版が出版される事になりました。
新装版が出版！
実際に合った、昭和初期の東北の大飢饉による多くの身売りで遊郭などに身売りされた少女が数多くいたという。
作品の時代背景の描写が特に優れていて物語に引き込まれます。
北海道室蘭にあった幕西遊郭に売られた少女達のお話
幕西遊郭や、当時の室蘭を知るための資料として価値の高い作品
出典： radioagua.net
出典： kleedesign.jp
地球岬
タイトルである「親なるもの断崖」というのは、室蘭市にあるの地球岬からの由来です。
地球岬はアイヌ語でポロ・チケウ（親である断崖）から来ています。
幕西遊郭
北海道室蘭に実在した遊郭。遊郭は全国各地に存在し、昭和32年の売春防止法が成立したことにより歴史からなくなります。
女性の視点でリアルに描かれたストーリーー
作者が女性でなければ描けない、女に対してかなり客観視した描写が印象的。男性ではどうしても異性に対する憧れや幻想があって、ここまではっきりと女性の生活を酷く汚らしくリアルには描けない
出典： blog.livedoor.jp
作品は女性の目線で描かれ、奴隷同然で働かされ、身も心もズタボロになるセックスワーカーたちが直面した悲惨な現実をあますところなく描いている。
リアル過ぎる描写に目をそむけたくなります
人間の汚らしさ、時代背景などが読む人の心をギュッと締め付ける大傑作です。
読んだ後には、心に残るものが絶対ある名作です
Twitterの反応
親なるもの断崖という漫画を
— Keko (@piyo11piko84) April 16, 2016
読んだ…>_<…
泣けました。
厳しい内容ですがこんな時代もあった事は知っておかないといけないです。
親なるもの断崖っていう漫画読んでから北海道のこと聞く度にうおお...てなる
— 怜 (@sweet_ep) 2016.03.26 20:10
北海道が舞台の作品はなぜこんなに多い？
出典： miraibunko.jp
君に届け
北海道を舞台にした青春ラブストーリー。
椎名軽穂先生の作品。
切ないラブストーリーが泣けると話題になりアニメ化、実写映画化もされた。
2005年より集英社『別冊マーガレット』で連載中
銀の匙
荒川弘先生による作品。
北海道の農業高等学校を舞台とした学園漫画作品。
同じくアニメ化、実写映画化もされた。
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