銀の匙(Silver Spoon)のネタバレ解説・考察まとめ

『銀の匙』とは、荒川弘によって2011年より週刊少年サンデーで連載されている漫画及びそれを原作とするアニメ、実写映画。舞台は北海道の「大蝦夷農業高等学校(エゾノー)」。主人公の八軒勇吾は札幌の私立中学に通っていたが受験に失敗し、学力競争と父から逃れるため恩師の勧めもあり大蝦夷農業高等学校に進学する。農業未経験者の八軒は仲間たちと汗と涙と泥にまみれ、農業の厳しい現実にぶつかりながらも成長していく。

『銀の匙』の概要

2011年「週刊少年サンデー」19号より連載されている北海道の農業高校を舞台とした学園漫画。作者は荒川弘。
荒川氏は酪農家生まれの農業高校卒業生であり、そのため作中では荒川氏が実際に経験してきたことが多く反映されている。
舞台となる大蝦夷農業高等学校は、帯広農業高校をモデルとしている。
現在の連載は不定期連載となっている。コミックスは既刊13巻。
2013年にはフジテレビ「ノイタミナ」枠にてTVアニメ化され、7~9月にかけて第1期が、翌年1~3月にかけて第2期が放送された。
また2014年には中島健人主演で実写映画化がされている。

『銀の匙』のあらすじ・ストーリー

札幌の私立中学に通っていた八軒勇吾は、進学校の厳しい学力競争に敗れ、また高圧的な父との折り合いが悪く疲弊していた。そんな時中学の恩師白石の薦めにより大蝦夷農業高等学校(以下:エゾノー)に進学する。エゾノーを選んだきっかけは「寮があるから」で、そこでやりたいことや夢はなく、ある意味で逃げるようにエゾノーに進学した。クラスメイトの多くが将来の夢や希望を持ってエゾノーに入学している中、八軒は引け目を感じていた。また授業のほとんどが初体験で、不慣れな環境で戸惑いを感じながらも、仲間と楽しみが増え少しずつ適応していく。時には農業の厳しい現実に直面し、汗と涙と泥にまみれながら仲間たちとともに八軒は成長していく。
農業高校ならではの授業を受けていく中で、自分たちが日頃世話をし、口にする家畜たちの置かれた厳しい現実を目の当たりにする。いずれは食肉となる子豚に割り切れない思いを抱き、周囲からの反対を受けながらも「豚丼」と名付け、八軒は可愛がった。

夏休みに入り自宅に帰省したくない八軒は御影に誘われ、彼女の実家である「御影牧場」で住み込みのアルバイトをすることになる。学校とは違う酪農家の現実に肌で触れる。そして御影が家を継ぐのではなく馬関係の仕事に就きたいと思っている事、駒場が野球で家の経営を立て直したいと思っている事を知った。仕事に慣れてきた八軒だったが、最終日にうっかりミスから商品である牛乳をこぼしてしまう。八軒は自分のミスであるためバイト代は受け取ることができないと断るが、御影の曾祖母の説得を受け、労働の重みを知った人生初のバイト代を得るのだった。

2学期になり、大人と同じサイズに成長した「豚丼」と再会する。八軒は夏休みで得たバイト代を食肉になった「豚丼」を購入する。「豚丼」は豚丼となって八軒たちに食され、残った豚肉はタマコの兄・真一郎に手伝ってもらいながらベーコンに加工する。夏休みにお世話になった御影と駒場の実家、悩んだ末に自分の実家にもベーコンを送り、母から「お父さんも美味しいって言ていた」と伝えられ、父に認められたと自信を持ち始める八軒であったが、それは八軒を労うためについた母の嘘であった。
春の選抜をかけた野球部の秋大会が迫る中、深刻な顔で話し込んでいる御影と駒場に出くわす。八軒がどうかしたのかと問いかければ「何でもない」「関係ない」と突き放されてしまう。二人が何かを隠そうとしていることを察するが、動き出せずモヤモヤした日々を過ごす。そんな中エゾノー祭の準備がはじまり八軒は多忙を極める。学校祭終了後に御影とのデートが決まり、持ち前の几帳面さを発揮して仕事をこなしていく八軒であったが、当日に過労で倒れ入院してしまう。入院した八軒の病室に父・数正が現れエゾノーに入学してからの自分を否定するような冷酷な発言を浴びせられ、一言も反論することができず落ち込む。また倒れてしまったためエゾノー祭に参加することができずバツの悪い思いのまま学校に戻るが、御影からお客さんからノートへ寄せた感想を見せられ、自分の努力を認められたことを知り涙する。

秋期大会でクローザーとして登板した駒場は奮闘するも、味方のエラーで敗退する。その翌日から駒場はエゾノーから姿を消してしまう。エゾノーに編入希望で訪れたあやめから、駒場の実家である「駒場牧場」が借金を返済することができず離農することとなり、それにより駒場が自主退学したことを聞かされる。実家が駒塲家の借金の保証人となっている御影だけは前もって知っていたが、お人好しで面倒見がよく、自分たちのためなら奮闘するであろう八軒を巻き込むまいと黙っていた。なおも八軒を突き放そうとする御影に介入を宣言し、八軒は農家の厳しい現実に踏み込んでいく。駒場農場の離農に御影と共に立ち合い、気丈に振る舞う駒場にエゾノーに来るまでの自分を重ね合わせ、不安を覚える。御影の本当に進みたい将来の夢を打ち明ける御影家の家族会議に八軒も参加し、自分が責任をもって御影の勉強を見ることを宣言し承諾を得る。御影の進学の費用は祖父・大作が趣味で育てていた馬を売って得た金を充てることで解決した。

御影との学習の対策として兄・慎吾の勉強法をまとめたノートが必要となり、嫌々ながら一度実家へ戻ることとなる。しかしそこで休みのため自宅にいた数正と鉢合わせてしまう。相変わらず自分に否定的な発言を浴びせる数正に、八軒は人生初の反論をし自宅を後にする。そんな八軒を心配した母・美沙子はエゾノーでの様子を気にかけ、エゾノーを訪れる。農業高校の過酷な現場に驚く美沙子であったが、西川や別府らに歓迎され、また校長とも話したことで、普段八軒がどのような生活を送っているのかを知ることができ安心する。見送りの際には息子と二度と嘘をつかないことを約束し、わだかまりを解消する。

本格的な冬を迎えたころ、以前八軒が「豚丼」を買い取ったように豚肉を買いたいという話題が持ち上がる。常盤の全員で少しずつ出資するという提案により「豚肉ファンド」という企画が立ち上がり、八軒が責任者として仲間たちに推される。
三学期に入ると豚肉ファンドの加工作業が本格的に始動し、すでに推薦で大学が決まっている真一郎ら先輩たちの手を借りながら、豚肉をソーセージやベーコンに加工し、実際に売り物として販売することとなる。販売経験のない八軒は戸惑うが、西川や常盤のアイディアにより見事完売する。売上金を次の豚に投資する新たなプロジェクトの案が膨らんでいく。
そんな中八軒は自身が就職にあぶれて就職浪人となった大川に投げかけた「自分が社長になればいい」という言葉をきっかけに起業することを考え始めるのだった。

舞台となる高校。通称「エゾノー」。農業科学科、酪農科学科、食品科学科、農業土木科学科、森林科学科の5学科からなる。
実習農地、農林、牧場を含めた総敷地面積は全国最大規模を誇り、敷地の外周は約20キロメートルにも及ぶ。
校訓は「勤労、協同、理不尽」。

『銀の匙(Silver Spoon)』の登場人物・キャラクター

八軒と酪農学科のクラスメイトたち

八軒勇吾(はちけんゆうご)

CV.木村良平
本作の主人公。通称「八軒」。ひねくれている面もあるが、良くも悪くもお人好し。
新札幌中出身。中学までは札幌の有名な中高一貫の進学校に通っていた。農業とは縁のないサラリーマン家庭で育つ。推薦入学者が大半のエゾノーでは珍しい一般入学者。激しい学力競争に敗れ、ノイローゼ気味となるぐらい自信を喪失していた。また成績の良い兄・慎吾へのコンプレックスや、厳格な父・数正との折り合いが悪く家族との関係もうまくいっていなかった。中学の担任であった白石の薦めによりエゾノーに進学する。
エゾノーに入学した理由は「将来農業の職に就きたいから」ではなく、全寮制のエゾノーに行けば「家に帰らなくて済むから」であった。はっきりとした将来の夢を持つクラスメイトたちに引け目を感じている。家庭が農業ではない環境で育ったため、農業での常識に対して疑問を持ち、そこからディスカッションに発展するなどクラスのキーパーソンとなっている。
元の真面目な性格か学習を怠らず、数学などの一般科目で1位、学年総合1位を取る。しかし農業専門知識では他の生徒たちに僅差で及ばず、常盤よりも点数が低い科目があったため、本人は釈然としないらしい。
御影に想いを寄せており、距離を近づけるため、未経験の馬術部へ入部する。3年生引退後は副部長となる。
2年への進級直前、卒業してもなお就職先の決まらない大川にかけた「いっそ自分が社長になればいい」がきっかけとなり、卒業後は進学せず、起業することを決めた。

御影アキ(みかげあき)

CV.三宅麻理恵
本作のヒロイン。人当たりの良い気さくな性格。
清水第一中出身。実家は上川郡清水町で酪農を営んでいる。エゾノーには推薦で入学している。
子牛を追って広大なエゾノーの敷地内で迷っていた八軒を巨大な黒馬「ブラックキング号」で迎えに行き、その姿は「世紀末覇者」を連想させ怯えさせた。
将来の夢は馬にかかわる職に就くことであるが、一人っ子であることや家族からは後継ぎとして期待されていることもあり、家族に自分の夢を言い出せずにいた。
超の付くほどの鈍感で八軒に想いを寄せられているが全く気が付いていない。

駒場一郎(こまばいちろう)

CV.櫻井トオル
御影の幼馴染で、清水第一中出身。御影からは「いっちゃん」と呼ばれている。八軒とは実習班が一緒。
武骨な物言いと、無愛想な表情であるが、実直で男気のある性格をしている。八軒とは意見が合わず衝突することもあるが、なんだかんだで仲は良い。
部活は野球部でポジションはピッチャー。実家の敷地内に父の作ったピッチング練習場がある。1年生ながら秋大会で幾度と登板し期待されている。
数年前に父を亡くし、実家の酪農業は母が一人で切り盛りしている。高校卒業後は実家を継ぎ母を支えたいと思っている一方で、プロ野球選手になりたいという夢を抱いている。

実家の借金が原因で離農することとなり、借金返済と家計を助けるため1年の途中で、エゾノーを中退した。しばらくは免許取得とバイトに明け暮れていたが、八剣たちかつてのクラスメイトたちの前に進んでいく姿や、母の叱責もあり、「自分の牧場を持つ」を目標としている。

常盤恵次(ときわけいじ)

CV.庄司将之
中札内南中出身。実家は鶏農家で長男。家業を継ぐために推薦でエゾノーに入学した。八軒と同じ実習班。
小学校1年生レベルの足し算問題ですら間違えるほどのアホで、教えてもらっても3歩歩けば忘れてしまう。しかし鶏の生態や飼育方法などの知識は豊富で、1学期の中間考査の「畜産」では満点を取った。

1年の夏休みに思いっきりはじけた常盤は、髪を赤く染めるなど数々の校則違反をしたため処罰を受け、それ以降は坊主頭となった。

相川信之介(あいかわしんのすけ)

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