AI崩壊(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『AI崩壊』とは、2020年1月31日に全国公開された日本のSF・災害映画である。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかおが務めた。映画は主人公である桐生浩介(きりゅう こうすけ)が医療人工知能 AI「のぞみ」の開発に成功したところからはじまる。2030年には全国民の個人情報などを「のぞみ」が管理するようになったが、突然「のぞみ」が暴走し日本中がパニックとなる。その暴走を阻止しようと奔走する姿を描いた映画である。AIが発展する現代で、これからの世界のありかたについて考えさせられる映画だ。

望月剣(演:髙嶋政宏)

サイバー犯罪対策課係長である。
秘密裏に開発が進められていた捜査AIを搭載したサイバー捜査室で陣頭指揮を執る。
基本的には管理官である桜庭の元で動き、犯罪撲滅の為には捜査AIは必要だと考えている。

林原舞花(演/芦名星)

サイバー捜査官で、いつも桜庭の横にいて桜庭を支えている。
桜庭を尊敬し、その才能に心酔しているところがある。
現場捜査官やCITEの指揮を執る人物だ。

川本耕三(演:川守田政人)

警察庁の爆発物処理班で、浩介の車が崖から転落して爆発したときの処理をおこなった。

その他

田中英子(たなか えいこ/演:余貴美子)

女性初の現職総理大臣である。
厚生労働大臣時代に医療AI「のぞみ」に対して使用認可を出さなかったが、自身がAI「のぞみ」と連動する心臓ペースメーカーによって命を助けられたことで医療AIを認可した。
AI「のぞみ」が暴走したことで、心臓ペースメーカーに不具合が出て意識を失い死亡する。

岸謙作(演:酒向芳)

副総理であったが、田中総理死去直後に総理に就任した。
国家保安法案を推し進めている。
桜庭が逮捕されたあと、AIの暴走には副総理が関係していたことが明らかになった。

橋本翔太(演:中野剛)

官僚である。

富永英人(演:毎熊克哉)

デイリーポストの編集者である。
AI社会に疑問を抱き、AI「のぞみ」の開発者である浩介に取材をたのむなどしつこく追い回していた。
富永が浩介に名刺を渡していたことで、AI暴走により逃走していた浩介が富永に協力を求めることとなる。
最終的に桜庭が犯人であるという証拠をみせたとき、桜庭のテロリストとしての言動を浩介がカメラで録画し富永が全世界へ発信した。これにより、世界中の人が桜庭が犯人であることを知ったのだ。

漁師(演:蛍雪次朗)

浩介が警察から逃亡し、フェリーから海に飛び込んだあと、行き着いた先に偶然いた漁師である。
浩介がAI「のぞみ」の開発者だとわかり、自分の家族も「のぞみ」に助けられたという経験から、浩介を助けるようすが見られる。
浩介に自分の車を譲り、そのおかげで浩介は逃亡することができた。

『AI崩壊』の用語

バックドア

浩介が逃亡しながらAIの暴走を止めるためプログラムを作っているシーン。

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