白線流し(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『白線流し』とは、1996年1月からフジテレビで放送された青春ドラマである。脚本は信本敬子。主演は長瀬智也と酒井美紀で京野ことみや柏原崇などが出演する。長野県松本北高校3年生の七倉園子はやりたいことが分からず、進路に悩んでいる。一方、同じ高校の定時制に通う大河内渉は働きながら1人暮らしをしていた。そんな2人がひょんなことから出会い、惹かれあう。2人を中心に7人が友情や恋愛を通して絆を深め、将来に悩みながらも前に進んでいく姿を描く。本作は平均視聴率11.2%を記録し、スペシャルドラマが放送された。

目次 - Contents

『白線流し』の概要

『白線流し』とは、1996年1月11日から3月21日まで毎週木曜日22時にフジテレビの木曜劇場枠で放送された青春ドラマである。脚本は『ナースコール』や『カウボーイビバップ』などを手掛けた信本敬子。主演は長瀬智也と酒井美紀で、京野ことみや柏原崇などが出演する。

長野県松本市の松本北高校3年生の七倉園子(ななくらそのこ)は、2学期で卒業が迫る中、進路に悩んでいた。一方、同じ高校の定時制に通う大河内渉(おおこうちわたる)は工場で働きながら1人暮らしをしており、天文台で働くことを目指している。そんな2人は昼と夜で同じ教室の同じ席に座って授業を受けており、やがてひょんなことから出会い惹かれあっていく。2人を中心に7人の男女の友情や恋愛が描かれている。

本作は将来に悩みながらも、仲間との恋愛や友情を通して絆を深めて成長し、前に進んでいく高校生の姿が見どころとなっている。平均視聴率は11.2%、最高視聴率は12.6%を記録し、スペシャルドラマが5回放送された。また第8回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀賞や主題歌賞、キャスティング賞や監督賞を受賞し、酒井美紀が新人俳優賞を獲得した。

『白線流し』のあらすじ・ストーリー

園子と渉の出会い

長野県の松本北高校に通う3年生の七倉園子(ななくらそのこ)は2学期を迎えたが、何をしたいか分からず進路に悩んでいた。そんな中、園子は同じクラスの長谷部優介(はせべゆうすけ)と卒業アルバム委員をすることになる。

一方、同じ高校の定時制に通う大河内渉(おおこうちわたる)は母が家を出ていった後に父が亡くなり、働きながら1人暮らししている。しかしあらゆることにやる気を失い、大学に進学することは諦めていた。

ある日、天文部の園子は学校の自分の机に開いている穴が星座であることに気づく。それは定時制で同じ席に座っている渉が開けた穴だった。そんな中、園子はアルバム委員で親しくなった優介に教室で突然キスをされ、動揺して学校を飛び出す。すると門の前で渉とぶつかり、自分が持っている本と彼が持っていた本を取り違えてしまった。

接近する園子と渉

翌日、園子は優介から手紙で思いを伝えられたが、優介の気持ちに答えられないと断った。

ある日、園子の友人の飯野まどか(いいのまどか)と交際中の富山慎司(とみやましんじ)が学校に財布を忘れて取りに行くが、財布の中の金がなくなっていた。慎司は教室に1人で残っていた渉を疑い、後日、彼を問いただす。渉は抵抗して慎司と殴り合いになり、その様子を園子たちが見ていた。それから園子は偶然渉と駅で遭遇し、渉は彼女に本を返そうとする。しかし園子は渉のことを怖がり、彼を避けて逃げてしまった。その後、渉の誤解が解け、園子は彼に本を返して謝罪する。そして園子は渉に、机に星座を作ったのはあなたじゃないかと尋ねるが、彼は知らないと素っ気なく答えて立ち去ってしまった。

それから園子は渉が工場で働いていることを知り、彼と話すうちに自分とは真逆の世界で生きる彼のことが気になっていく。そして園子はあなたともっと話したいと手紙を書いて渉の下駄箱に入れるが、渉の同級生が園子の手紙を見つけ、ふざけて掲示板に貼りだしてしまった。園子はショックを受け、怒った優介は渉の元へ行き、園子の手紙を彼に渡して彼女に2度と近づくなと言い放つ。だが園子は渉のことを信じており、園子に素っ気なかった渉も彼女が手紙に書いていた待ち合わせ場所へと向かった。手紙のことを謝罪する渉に園子は来てくれたから良い、会いたかったと語り、彼に抱き着く。渉はそんな彼女を抱き寄せた。これを機に園子は渉のことが好きだと気づき、交際することになる。そのことに気づいた優介は園子に応援に回ると宣言し、これからは友達としてやっていこうと提案したが、内心納得できずにいた。

一方、渉と同じ工場に勤める汐田茅乃(しおたかやの)は彼に好意を持っていたが、彼と園子の関係に気づき嫉妬していた。そんな茅乃を優介は電話で焚きつけてしまう。ある日、園子が渉に手作り弁当を渡すため工場に行ったが、茅乃にその弁当を捨てられてしまった。その後、園子は帰宅中に茅乃の知り合いに騙され、茅乃の元へ連れて行かれる。そこで園子は暴行されそうになるが、偶然通りがかった優介と慎司が助けに入る。さらに園子を探しに来た渉やまどか、友人の橘冬美(たちばなふゆみ)も現れ、複数人で揉み合いになる。だが警察が現れたため、渉や園子たちは逃げ出した。

その後、工場の経営が厳しくなり、渉がリストラ候補になる。そのことを知った茅乃は渉を庇って辞表を出した。

渉と園子の破局

優介の父親が茅乃が起こした騒動で優介が怪我をしたことを問題視し、園子の父親に園子が不良と付き合っていると言いふらす。園子は渉を庇おうとするが、そこへ現れた渉が自分はこいつらとは仲間ではなく不良の茅乃と仲間だったと告げる。そんな彼に園子の父は、もう園子と付き合わないでくれと言い放つ。園子は渉に会いに行けず、電話でクリスマスパーティーに彼を誘った。

クリスマス当日、仕事を辞めた茅乃がキャバクラで働いていることを知った渉は彼女を探しに行く。そして茅乃を連れて行く最中、園子たちと偶然遭遇した渉は園子に呼び止められたが、お前なんか遊びだったと言い放つ。園子は大きなショックを受けた。

それから渉は茅乃と同棲を始める。後日、渉のことが許せず会いに来た優介と慎司に渉は茅野に対して責任があるため、2人に園子を守るよう伝えた。だが渉の重荷になりたくない茅乃は彼の元を去っていく。ある日、園子と優介とまどかと冬美は将来の準備のため上京したが、泊まっていたホテルで茅乃を見かける。園子と優介は男性の部屋に入ろうとする茅乃を引っ張り、みんなで逃げ出した。渉の重荷になりたくないから家を出たと打ち明ける茅乃に、優介は帰ってこいと告げ、所持金を彼女に渡した。そして園子は渉のことを諦めたのだった。

慎司が雪山で遭難

後日、慎司が雪山で雪崩に巻き込まれ、大怪我を負ってしまう。何とか一命を取り留めたものの、記憶を失い園子たちのことも忘れてしまった。そんな中、渉は新聞で慎司が雪崩に巻き込まれたことを知り、病院を訪れる。そこで渉は園子たちに、慎司が山を登る前に自分の家に来たと語る。慎司が将来について悩んでいたという渉に、まどかはなぜ山に行くことを止めなかったのかと八つ当たりする。そんな彼女に、渉は何で変わりたいという慎司を認めてやらなかったのかと言い返した。

1週間後、まどかは誰にも言わず慎司を連れ出し、彼の記憶を取り戻そうと学校へと向かう。そこへ授業を受けていた渉がやって来て無理やり慎司の記憶を取り戻そうとし、まどかが怒りだす。だがその瞬間、慎司はある出来事を思い出し、全ての記憶を取り戻すことに成功した。

突然信州銀行の支店長を務める優介の父が不正融資の疑いで逮捕される。大学受験の日、優介は動揺しながらも受験会場へと向かった。しかし試験中、優介の父の不祥事を知っている隣の席の男が優介にカンニングの濡れ衣を着せる。優介は居たたまれず会場を飛び出したが、後に後ろの席の学生が優介の無実を証明してくれた。そのため優介は再試験が認められたが、受けても無駄だと諦めてしまう。そんな彼を元気づけるため園子やまどかたちを始め、渉や茅乃も協力してサプライズを仕掛けた。優介は元気を取り戻し、再試験を受けたのだった。

それぞれの道へ

渉は園子の言葉を聞いて大学に行くことを決め、仕事を休業して勉強に励む。しかし学費を出すはずだった渉の母親が、ある事情から支援が困難となる。渉は進学を諦めようとするが、園子は両親に彼の学費を出してほしいと頭を下げる。父は園子が信州大学の入試に合格することを条件に、それを許可した。

だが入試当日、園子は道端で陣痛が来た妊婦に遭遇し、助けようと試験を投げ出してしまう。後に園子は試験のプレッシャーに負け、妊婦を利用して逃げてしまったと語った。そんな彼女に渉は園子の父が支援してくれるという話を断ったものの、大学は行くつもりだと話し、彼女を元気づけた。

その後、優介の父は無実が証明されて釈放され、優介は第一志望の京都大学に無事合格した。さらに渉は将来を考え直し、大学には行かず夢だった天文台で働くことを決意する。

卒業式が終わった園子たちは河川敷にやって来る。そこに茅乃や渉も呼んで自分のスカーフなどに卒業したいことを書き、それらを結んで川に流し、白線流しを行った。

後日、優介とまどかと冬美は地元を離れる。そして渉も園子に見送られながら去っていった。将来に迷っていた園子は教師になる夢を見つけ、予備校に通い始めたのだった。

『白線流し』の登場人物・キャラクター

主要人物

大河内渉(おおこうちわたる/演:長瀬智也)

松本北高校の定時制に通う学生である。子供の頃に母が出て行ったあと、父が亡くなり親戚の家に引き取られたが、肩身の狭い思いをしていた。そのため中学卒業を機に相馬製作所で働きながら、1人暮らしをしている。成績優秀で真面目だが、不幸な生い立ちからから周囲と慣れ合わず距離を置いている。父が働いていた天文台で働くことを目指していたが、自分には無理だと大学に行くことも諦めている。その後、同じ高校の全日制に通う七倉園子(ななくらそのこ)と知り合い、自分と似たような感性を持っていることで彼女に興味を持ち交際に発展する。しかしある騒動をきっかけに園子の父から「園子と付き合わないでくれ」と言われ、彼女を一方的に振り、距離を置くようになる。それと同時に同じ工場で働く汐田茅乃(しおたかやの)と同棲するようになったが、程なくして彼女が家を出ていく。その後、再会した園子から背中を押されて大学に行く決心をし、試験を受けて日本大学に合格。だが父と同じ道を辿ることにこだわり過ぎていたと思い直し、進学を辞めて北海道の天文台で働くこととなった。

七倉園子(ななくらそのこ/演:酒井美紀)

松本北高校3年生で、天文部である。夢や目標を持てず、将来に悩んでいる。ごく普通の明るく控えめな女の子で、卒業アルバム委員で一緒になった長谷部優介(はせべゆうすけ)にキスをされて告白されたが、気持ちに応えられないと断る。その後、学校の門の前で渉とぶつかったことをきっかけに彼と顔見知りになり、徐々に自分の知らない世界にいる彼に興味を持っていく。そして渉と交際に発展したが、ある騒動をきっかけに彼に距離を置かれるようになり、別れることになる。渉にこっぴどく振られたため、始めは落ち込んでいたものの、徐々に彼を諦めようと気持ちを切り替える。しかし渉のことを諦めきれず、彼の大学進学の後押しをした。信州大学を受けるつもりだったが、当日に妊婦に遭遇するハプニングが発生し、受験をせずに浪人することになる。そして教師になるという夢が芽生え、予備校に通いながら早稲田大学を目指している。

飯野まどか(いいのまどか/演:京野ことみ)

松本北高校3年生で、同じクラスの園子と仲良し。気が強く勝ち気でわがままな性格。同じクラスの富山慎司(とみやましんじ)と交際していたが、喧嘩が絶えず別れてしまう。推薦でいち早く大学進学を決めていたものの、慎司が雪山で遭難して記憶を失ったことにより、推薦を取り消して将来を考え直す。雪山遭難直前に喧嘩をして慎司に悪態をついたことを後悔し、彼のことを付きっ切りで看病し、彼の記憶が戻るよう病院を抜け出して学校に連れて行くなどしていた。慎司の記憶が戻った後、ある看護師との出会いにより、名古屋の看護大学に行くことを決めた。

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池袋ウエストゲートパークの挿入曲をエピソードごとに紹介【モーツァルトなど】

池袋ウエストゲートパークの挿入曲をエピソードごとに紹介【モーツァルトなど】

2000年に放送され、絶大な人気を誇った『池袋ウエストゲートパーク』。挿入歌にクラシックの名曲が使用されていることもドラマの特徴の一つです。ここでは挿入曲として使用されたモーツァルトやバッハといった有名な音楽家たちの名曲を、各エピソードのあらすじ・ストーリーとあわせて紹介していきます。

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