キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。
『キャプテン・マーベル』の概要
『キャプテン・マーベル』とは、アメリカン・コミック『マーベル・コミック』における『キャロル・ダンヴァース』の実写映画化作品で、女性ヒーローであるキャプテン・マーベルを主人公としたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。同一の世界観で構成された『マーベル・コミック』の実写映画である『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズとしては21番目の作品。前作は『アントマン&ワスプ』、次作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』である。製作会社はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズが行っている。監督はアンナ・ボーデン&ライアン・フレック、脚本はメグ・レフォーヴ、ニコール・パールマン、ジェネヴァ・ロバートソン=ドゥウォレットなどが担当。2019年3月6日に台湾において初公開され、その後アメリカ合衆国で2019年3月8日、日本では2019年3月15日に公開された。
マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズとしては初の女性単独主役作品で、1995年を舞台に主人公であるキャロル・ダンヴァースがヒーロー「キャプテン・マーベル」となっていく経緯が描かれる。なお大元のストーリーとなる原作コミック『クリー・スクラル・ウォー』の発売は1971年である。
1995年、クリー帝国が支配する惑星ハラ。6年前に記憶を失った状態でクリー人に拾われ、特殊部隊「スターフォース」で訓練を受けてきた女性ヴァースは、日々悪夢に悩まされていた。ある時、ヴァースは任務中にクリー人の宿敵スクラル人に捕えられ、失った自らの過去の記憶を探られてしまう。隙をついて逃げ出したヴァースだったが、ハラに帰還する途中で力尽き、地球・アメリカ合衆国のレンタルビデオ店に墜落する。騒ぎを聞いて駆け付けたのは、後にアベンジャーズを結成する若き日のニック・フューリーだった。2人の出会いによって、物語が大きく動き出す。
『キャプテン・マーベル』のあらすじ・ストーリー
悪夢に隠されていた真実
1995年、惑星ハラ。異星人クリー人の支配する、宇宙の強大な軍事国家であるクリー帝国の首都で、ヴァースは自分の乗った戦闘機が墜落するいつもの悪夢から目を覚ました。ヴァースは6年前にクリー人によって拾われ、訓練によって特殊能力を身につけた女性戦闘員である。現在はクリーのエリート部隊である「スターフォース」に所属し、闘いの日々を送っていた。スターフォースの上官であるヨン・ロッグとの戦闘訓練でいつも負けてしまうヴァースは、ロッグ、また惑星ハラを統治している人工知能「インテリジェンス」から、勝つためには自らの感情を抑えるよう繰り返し助言されていた。また、クリー人に拾われる前の記憶を失ったヴァースは、ヴァーチャル空間でインテリジェンスと対話している時に見える見知らぬ年上の女性の事をいつも気にしていた。
ある時、宿敵であるスクラル人に捕えられた仲間を救出する作戦に参加したヴァースは、姿を自由に変化させられるスクラル人の罠にはまって捕えられてしまう。解剖台の上で目を覚ましたヴァースは、スクラルによって過去の記憶を探られる。走馬灯のように浮かんでくる過去の記憶イメージの中で、ヴァースは地球の空軍基地や目の前に並ぶ戦闘機、自分に親しげに話しかける褐色の女性、また小さい女の子が車のレースで転倒する様子、軍隊の訓練で罵倒されながら地面に叩きつけられる女性、「博士」と呼ばれるいつも夢に出てくる年配女性を目にする。ヴァースはそれらの断片的な映像から、自分がC-53という惑星で生まれた事、キャロル・ダンヴァースという名前で空軍に所属していた事、ヴァーチャル空間で見える知らない女性がローソンという名前である事を知る。
突如、眠りから覚める様に覚醒したヴァースは、拘束具を引きちぎり、周囲のスクラルを吹き飛ばした。襲い掛かってくるスクラルたちを次々と投げ飛ばし、脱出艇に乗り込むヴァース。そして宇宙空間に脱出するが、脱出艇が近くの惑星C-53の重力に引き込まれ大気圏に突入、外装が壊れ外に放り出されてしまう。そしてヴァースは、惑星C-53こと「地球」の、アメリカ合衆国にあるレンタルビデオショップ「ブロックバスター」の上に墜落した。
ヴァースはそのままC-53こと地球でローソンを探すための調査を開始するが、ヴァースを追いかけてきたスクラル人と戦闘になる。警察が出動する騒ぎとなり、騒動を聞きつけた若き日のS.H.I.E.L.D.捜査官ニック・フューリーと、相棒のコールソンがレンタルビデオ店を訪れた。ヴァースは、ニックたちにクリー、スクラルについて説明するが、到底信じてもらえない。そこへ、スクラル人の狙撃兵が再び店を襲撃してくる。ヴァースの反撃によって逃げ出した狙撃兵を追いかけて店を飛び出したヴァースは、駅から電車へと乗り込んだ。ニックたちはその電車を車で追いかけるが、助手席にいたはずのコールソンは実はスクラル人の変身した姿だった。襲い掛かってきたスクラル人とニックはそのまま車中でもみ合いになり、車は事故を起こし大破。コールソンに化けていたスクラル人は死亡する。その後、警察署で死亡したスクラル人が解剖され、正体が地球外生物であると判明。その事実を直視して、ニックはヴァースの話を信用せざるを得なくなる。
狙撃兵を取り逃がしたヴァースは、蘇った記憶の中にあった、過去にローソンと訪れたバーに出向いた。そこへニックが訪れ、スクラル人を捕まえるべくヴァースに協力を申し出る。そして2人は、ヴァースが所属していたとされる空軍施設へ、過去の記録を求め向かう事となった。
記憶を求めて
記録が保管されている空軍施設へやってきたヴァースとニックは、グースと呼ばれるどこか不思議な猫に出会う。猫好きのニックは、自分に懐くグースを可愛がる。いよいよ過去の記録を調べると、ヴァースが所属していた部隊ではローソン博士の主導のもとで、インフィニティ・ストーン(巨大なエネルギーを持つ石)の力利用したエンジン「ライトスピード・エンジン」を開発する「ペガサス計画」が進められていたことが明らかになった。さらに、残されていたローソンの手記により、ローソンがクリー人であったこと、6年前に相方であるパイロットとの実験飛行中に死亡したこと、そのパイロットがかつてキャロル・ダンバースと言われる名で呼ばれていたヴァース本人であったことが判明する。急いで惑星ハラにいる上司ロッグと連絡を取り、自身の過去とローソンの存在について説明するキャロル(ヴァース)。実は、ロッグこそがライトスピード・エンジンを奪うため、ローソンとキャロルを飛行中に攻撃した本人であった。その事実を隠し、キャロルに事情を説明するロッグ。ロッグの話から、確かに以前マー・ヴェルという名のクリー人が、惑星間の戦争で勝利するため「エネルギー・コア」の研究を地球で行っていたことが明らかになる。エネルギー・コアとは、インフィニティ・ストーンの一つである「スペース・ストーン」のエネルギーを利用した巨大な軍事エネルギーで、ペガサス計画は表向きの理由で博士はその力を宇宙規模で利用するつもりだったのだ。
そこに、ニックの上司であるケラーが、命令を無視して勝手な行動をしているニックを追いかけてくる。しかし、そのケラーはスクラル人タロスの変身した姿だった。キャロルの攻撃でタロスを弾き飛ばし、居合わせたグースを連れて基地を脱出する2人。途中でケラーと共にニックを追いかけてきたコールソンと鉢合わせる。コールソンもケラーの部下としてニックを捕獲する立場にあったが、ニックに考えがあることを察したコールソンはあえて2人を見逃す。小型機に乗って空軍施設を脱出したキャロルとニックは、かつてローソンとキャロルが遭遇した事故の現場を目撃したという、元空軍パイロットのマリア・ランボーの家に向かう。一方で、クリー帝国のエリート部隊「アキューザーズ」の長官ロナンは、スクラルたちを追って地球へと宇宙船を進めていた。
マリア・ランボーの家に訪れたキャロルとニック。マリアとその娘のモニカは、死亡したはずのキャロルとの再会に驚きながらも、彼女を歓迎する。そこへタロスたちが現れるが、自分たちに敵意はなく、更に6年前の事故を記録したローソン博士の音声データを持っているとキャロルたちに話す。音声データを再生してみると、ローソンとキャロルはテスト飛行中に何者かの攻撃を受け墜落したこと、ローソンが死ぬ間際に、自分が異星人で惑星ハラから来たことをキャロルに打ち明けていたことが明らかになった。
それを聞いたキャロルに、過去の記憶が完全に蘇る。墜落後、敵に奪われる前にライトスピード・エンジンを壊そうとした2人を狙撃してきた相手はロッグだった。ロッグにエンジンを渡さないようキャロルがエンジンを打ち抜いた瞬間、青い稲妻に包まれたキャロルへエネルギーが取り込まれ、両手から光子ビームを発射する特殊能力が身についた。その後、ロッグは記憶を失ったキャロルをクリーに連れて行き、騙して自分たちの味方に引き入れていたのだった。
タロスは、スクラル人はクリー人の侵略によって母星を追われてしまったこと、マー・ヴェルことローソン博士がその悪事に気づき、スクラル人を救おうとしていたことを説明する。キャロルはローソン博士の意思を引き継ぎ、スクラル人を救うことを決意。マリアに宇宙船の副操縦を頼み、ローソン博士が残していた宇宙空間の座標に向かった。その後、地球に到着したロッグはキャロルと会うが、すぐにそのキャロルがスクラル人が化けた姿であることに気づいた。真実を知ってしまったキャロルを追いかけ、宇宙へと向かうロッグ。
座標の宇宙空間に到着すると、そこには透明になった大きな宇宙船が停泊していた。そこには母星を追われたスクラル人たちが隠れ住んでおり、着いてきたタロスは家族との再会を喜び合う。ロッグに利用されタロスたちスクラル人を攻撃したことを謝罪するキャロル。更に船内で、キャロルはマー・ヴェルの残した青いキューブを見つける。キューブは、巨大なエネルギーを秘めたテッサラクトと呼ばれる物質だった。その様子を見ていたグースの頭が突然割れて、触手を伸ばしてテッサラクトを飲み込んでしまう。グースは、巨大な触手であらゆる物質を飲み込んでしまう危険宇宙生物フラーケンが姿を変えた姿だったのだ。その後、以前のような猫の姿に戻ったグースに驚くのも束の間、すぐにスターフォースたちが到着し、キャロルたちは取り押さえられてしまう。ロッグは、キャロルをインテリジェンスの空間に向かわせて記憶を改ざんし、再び味方に引き入れようとする。しかし、キャロルはインテリジェンスの精神空間で自分の事をヴァースと呼ぶローソン博士に向かい合い、自分はヴァースはなくキャロルであるとはっきりと告げた。その瞬間、キャロルの全ての力は覚醒し、キャロルの真の力である複数の特殊能力を操る宇宙由来の超絶的なパワー「バイナリー・パワー」によって周囲のスターフォースたちを倒してしまう。
キャロルの覚醒
キャロルの逆転で、上手く逃げ出したタロスやニックたち。途中で立ちはだかるスターフォース兵士も再び触手を出したグースが飲み込み、マリアの操縦によって全員宇宙船で脱出することに成功する。マリアたちはスターフォースたちの追っ手を上手く撃退し無事地球に戻って来るが、ロッグの宇宙船だけはしつこく追いかけてきた。そこへ覚醒したキャロルが到着し、ロッグの宇宙船を難なく破壊。さらに、ロナンの率いる軍隊が発射した大量のミサイルも全て撃墜する。その後、ロナンの宇宙船の前まで飛んできたキャロルを見て、ロナンは撤退を指示しハラへ引き返して行く。
地上へ戻りロッグと対峙したキャロルは、ロッグの言い訳に耳を貸さず、殴りつけ宇宙船に押し込める。キャロルはロッグに向かって、クリー人による侵略は自分が終わらせるということをインテリジェンスに伝えるよう言い、そのまま宇宙船をハラへ向かって発進させた。
数日後、S.H.I.E.L.D.で飼育することになったグースに顔を引っかかれるニック。ニックはキャロルから、スクラル人たちに新しい星を見つけるため宇宙に旅立つことを告げられ、グースとテッサラクトを守るよう依頼される。更にキャロルから、何かあれば自分を呼び出せる様にと、改造したポケベルを渡された。
キャロルは旅立つ直前、マー・ヴェルの意思を引き継ぐことで自分もマー・ヴェルと名乗りたいとモニカに相談するが、モニカに呼びやすい「マーベル」という名をすすめられ、それに決める。こうしてキャプテン・マーベルが誕生し、キャロルはタロスたちと宇宙へと向かっていった。キャロルたちの出発後、グースによるひっかき傷が治らず眼帯をはめたニックは、コールソンに地球を守るためヒーローを集める計画を練っていることを話す。計画書を書き始めたニックは、ふとキャロルが空軍時代に乗っていた戦闘機の写真に目を止める。そこに書かれていたアベンジャーの単語から、ニックはその計画書のタイトルを「アベンジャーズ・イニシアティブ」に決定する。
時は流れて、サノスによって宇宙の全生物が半分に減らされてしまった世界。消えずに残されたキャプテンアメリカたちヒーローは、今後の対策について話し合っていた。ニックが消滅する前に持っていたポケべルを調べていたところ、突然目の前にキャプテン・マーベルが現れる。ニックがポケベルから送った信号により、宇宙から助けに来たのだった。一方で、ニックのいなくなったS.H.I.E.L.D.のオフィスでは、グースが体の中からテッサラクトを吐き出していた。
『キャプテン・マーベル』の登場人物・キャラクター
キャロル・ダンヴァース / ヴァース / キャプテン・マーベル(演:ブリー・ラーソン)
CV:水樹奈々
惑星ハラで暮らす、クリー帝国のエリート部隊スターフォースの隊員。周囲からはヴァースと呼ばれており、過去の記憶をほとんど失っている。強靭な肉体と特殊な能力を持つが、衝動性が高く感情に流されやすいことをスターフォースの上長であるロッグからしばしば注意されている。
物語序盤ではクリー帝国を支配する人工知能「インテリジェンス」の洗脳によりクリー人の宿敵であるスクラル人に敵対心を抱いている。スクラル人に捕えられ、その宇宙船から逃げる途中で地球にたどり着き、ニック・フューリーと共に失われた記憶の手がかりを探す。その中で、実は地球人であり、かつてはアメリカ空軍に所属するパイロットであったことを知る。実の名をキャロル・ダンヴァースといい、親の無理解や、空軍の男性訓練生たちの嘲笑にも負けず、自力で軍部の重要プロジェクト「ペガサス計画」に参加していた過去を持っていた。ライトスピード・エンジンといわれる光速エネルギーを使用した特殊エンジンを開発し軍事利用するというペガサス計画は、地球人に変装したローソン博士というクリー人の女性が進めていた。ロッグはそのエンジンを狙うが、ロッグに奪われる前にライトスピード・エンジンをキャロルが爆破したことから、エンジンから放出された力がキャロルに宿り、特殊能力が身についた。その後、ロッグは爆破の衝撃で気を失ったキャロルを連れ帰り、クリー人の味方として洗脳していたのだ。
記憶を取り戻したキャロルはスクラル人に謝罪し、そこでクリー人が武力でスクラル人の母星を侵略していたことを知り、かつてクリー人でありながらスクラル人たちを救おうとしたローソン博士の意思を引き継ぐことを決意。戦いの中で彼女の真の力であるバイナリー・パワーに覚醒し、ニック、空軍時代の同僚であるマリア・ランボー、スクラル人のタロスたちと共にロッグ、ロナンたち追っ手のクリー人を撃退した。
スクラル人と共に彼らの新天地を探しに宇宙に旅立つ際に、ニックへ困った時はいつでも自分を呼び出せるよう改造したポケットベルを手渡す。エンドロールの後で、サノスが宇宙の生物の半分を消滅させた地球に帰還。残されたアベンジャーズのヒーローたちに、ニックの安否について尋ねる。
なお6歳のキャロルはロンドン・フラー、13歳のキャロルはマッケナ・グレイスがそれぞれ演じている。
ニコラス・ジョセフ・“ニック”・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)
CV:竹中直人
後にS.H.I.E.L.D.の長官として、アベンジャーズ計画を発案することとなるエージェント。S.H.I.E.L.D.の上官ケラーよりキャロルの調査を任命され、彼女と行動を共にする。本作では初めて異星人の脅威を目撃し、後に宇宙からの侵略者から地球を守る目的で、ヒーローたちを集結させることになる。
エージェントとして優秀な能力を持ち、時に上司の命令を無視し1人で行動することもある熱い性格でもある。猫好きで空軍基地で出会ったグースという猫を可愛がるが、グースに目をひっかかれたことで後の眼帯姿となった。デジタル技術により、サミュエル・L・ジャクソン本人を25歳若返らせた姿で登場している。
タロス(演:ベン・メンデルソーン)
CV:関俊彦
スクラル人の将軍で、クリー人とは敵対状態にある。ニックやヴァースとして洗脳されていたキャロルと互角に戦い、その戦闘能力は高い。捕まえたキャロルの記憶を無理矢理探るなど強引で冷酷な性格のように思われるが、実際はスクラル人の妻子や同胞たちに愛情を持っており、クリー人によって滅ぼされた母星の代わりとなる地を探している。
キャロルの記憶の中でローソン博士の開発したライトスピード・エンジンの情報を知り、地球へ逃げたキャロルを追いかける。ニックの長官ケラーに擬態し一度は空軍施設でキャロルたちを追いつめたが、取り逃がしてしまう。だが、施設で手に入れたローソン博士の記録をその後キャロルに渡し、それによって記憶を取り戻したキャロルにクリー人とスクラル人の争いについて説明、キャロルと和解し共闘することになる。
その後、キャロルたちと共に宇宙へ行き、ローソン博士の手引きで宇宙船に隠れていたスクラル人の妻子や同胞たちと再会。クリー人の追っ手を撃退し、全員で地球に脱出する。最後は、キャロルと共にスクラル人の新しい故郷となる星を探しに旅立っていく。
ケラー(演:ベン・メンデルソーン)
S.H.I.E.L.D.のロサンゼルス支局長で、ニックの上司にあたる。登場から既にタロスの擬態した姿であり、本人は登場しない。タロスはキャロルたちと新天地を求めて旅立つ前に、ケラーの青い目が気に入っていたこと、地球に留まるならまた彼に擬態したいことを打ち明けている。
コラス・ザ・パーサー(演:ジャイモン・フンスー)
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、マーベル・コミックの中でもマイナーながらもカルトな人気を誇るコミックの実写映画化作品。トレジャー・ハンターのピーターが、緑の肌の美しき暗殺者ガモーラ、遺伝子操作で生まれたアライグマに似たロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、それに全身イレズミ・マッチョのドラックス等と共に、銀河を舞台に凶悪な敵に立ち向かう痛快スペース・アクション。14年に公開され、全世界で7億ドルを超える大ヒットとなった。
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スパイダーマン3(サム・ライミ版)のネタバレ解説・考察まとめ
『スパイダーマン3』とはサム・ライミの監督により2007年に公開されたアメリカ映画で、『スパイダーマン』シリーズの3作目となる。原作はスタン・リー。 幸せな生活を送っていたスパイダーマンこと「ピーター」は、ある日伯父であるベン・パーカーを殺した真犯人が別にいる事実を知らされる。砂の怪物「サンドマン」となったその男に報いを受けさせるため、スパイダーマンは全身を黒く染めていった。
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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのヒーロー『キャプテン・アメリカ』を原作に、2011年に製作された劇場公開作品。 ひ弱な青年だったスティーブ・ロジャースは、ある実験の被験体となることで超人的な肉体と力を持つ『キャプテン・アメリカ』となり、世界征服を企てる組織ヒドラのレッド・スカルと戦うことになる。アベンジャーズのリーダーであるキャプテン・アメリカのデビュー作。
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アイアンマン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
アイアンマンとは、2008年に公開された「マーベル・コミック」の「アイアンマン」を原作としたスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ファヴロー。 トニーはある日、プレゼンのために親友のいる空軍を訪れているところをテロリストに襲撃される。 そこでトニーは自社の兵器が罪のない人間の命を奪っているところを目撃。 トニーは悪に立ち向かうためにスーツを身にまとう。
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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ
「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。
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アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ
「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。
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アントマン(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
マーベル・コミックのスーパーヒーローの中でも、身の丈1.5センチの最小ヒーロー「アントマン」を実写映画化した作品。元泥棒の主人公が、天才科学者が発明した、体の大きさを自在に縮小できる特殊スーツを身に包み、科学者の指示のもと、アリたちの助けを借りて邪悪な敵に立ち向かう。2015年制作。
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キングコング:髑髏島の巨神(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングコング:髑髏島の巨神』とは、2017年に公開されたアメリカの怪獣映画。アメリカを代表する怪獣キングコングを題材とした作品としては8作目で、アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の2作目の作品である。監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツ、主演はトム・ヒドルストン。キャッチコピーは「この島で、人類は最弱」。全世界で5.6億ドルもの興行収入を記録した。 1973年、特務研究機関MONARCHは未開の「髑髏島」の調査を敢行。そこは巨大な怪生物と島の王コングが徘徊する脅威の場所だった。
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ファンタジーの定番「ドワーフ」とは!?元ネタ・特徴・能力・有名キャラクターを徹底解説!
ドワーフとは、ファンタジー風の異世界を舞台とする作品にたびたび登場する、人間に近い姿をした「亜人」と呼ばれる種族の1つである。もともとは北欧神話に登場する妖精の一種で、『指輪物語』や『ロードス島物語』といった作品で取り上げられながら設定が整理されていった。 ドワーフは小柄で屈強な体を持ち、手先が器用で鉱物の加工を得意とする。酒を好み、髭が長く、偏屈なところはあるが人間に対して友好的である。ここでは、ファンタジー物の作品では定番のキャラクターであるドワーフについて解説していく。
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グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。
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ジュラシック・パーク(Jurassic Park)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジュラシック・パーク』とは、1993年に公開されたSF映画である。スリラー、ホラー、パニック、アクション、ドラマなど様々な要素で構成されている。マイケル・クライトンによる同名小説を原作としており、監督はスティーヴン・スピルバーグ。後に続編が公開されるジュラシック・パークシリーズの第1作。 バイオテクノロジーにより作られた恐竜が暴走し、恐竜に追われる恐怖と、仲間を守ろうとする主人公達の絆を描いており、生命や科学技術に関する倫理観が問われている。
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目次 - Contents
- 『キャプテン・マーベル』の概要
- 『キャプテン・マーベル』のあらすじ・ストーリー
- 悪夢に隠されていた真実
- 記憶を求めて
- キャロルの覚醒
- 『キャプテン・マーベル』の登場人物・キャラクター
- キャロル・ダンヴァース / ヴァース / キャプテン・マーベル(演:ブリー・ラーソン)
- ニコラス・ジョセフ・“ニック”・フューリー(演:サミュエル・L・ジャクソン)
- タロス(演:ベン・メンデルソーン)
- ケラー(演:ベン・メンデルソーン)
- コラス・ザ・パーサー(演:ジャイモン・フンスー)
- ロナン・ジ・アキューザー(演:リー・ペイス)
- マリア・ランボー(演:ラシャーナ・リンチ)
- ミン・エルヴァ(演:ジェンマ・チャン)
- ブロン・チャー(演:ルーン・タムティ)
- アット・ラス(演:アルゲニス・ペレス・ソト)
- モニカ・ランボー(演:アキラ・アクバル)
- ノーレックス(演:マシュー・マー)
- ソー・ラー(演:チュク・モデュー)
- 電車内の乗客(演:スタン・リー)
- ソレン(演:シャロン・ブリン)
- グース(演:猫のレジー、アーチー、リゾ、ゴンゾ)
- スプリーム・インテリジェン(演:アネット・ベニング)
- ウェンディ・ローソン / マー・ベル(演:アネット・ベニング)
- フィリップ・“フィル”・J・コールソン(演:クラーク・グレッグ)
- ヨン・ロッグ(演:ジュード・ロウ)
- 『キャプテン・マーベル』の用語
- キャプテン・マーベルのツール・能力
- スーツ
- ヘルメット
- ガントレット
- フォトンブラスト
- バイナリー・パワー
- その他のツール・アイテム
- テッセラクト / スペース・ストーン
- スターフォースのツール
- ピストル
- マグニトロン・ガントレット
- エナジー・ソード
- スナイパー・ライフル
- アキューザーズのツール
- ロナンの装備
- ライフル
- スクラルの武器
- スクラルのクリスタル
- 地球人のツール
- ハンドガン
- 短機関銃
- ポケベル
- テクノロジー・ビークル
- フォトン・インヒビター
- スプリーム・インテリジェンス
- 記憶操縦装置
- ライトスピード・エンジン
- クリーのビークル
- ヘリオン
- スペース・ポッド
- アキューザーズの戦艦
- シルバー・アスター
- アキューザーズの宇宙戦闘機
- マー・ベルのラボ
- スクラルのビークル
- 宇宙船
- スペース・ポッド
- 地球のビークル
- ハーレーダビッドソン・スポーツスターXL1000
- クワドジェット
- シボレー・カプリス(S.H.I.E.L.D.の車両)
- シボレー・インパラ SS7代目(S.H.I.E.L.D.の車両)
- シボレー・サバーバン7代目(S.H.I.E.L.D.の車両)
- 宇宙帝国・惑星・施設
- 地球 / C-53
- ブロックバスター・ビデオ(カルフォルニア州)
- ロサンゼルス地下鉄(カルフォルニア州)
- SIP N SURF(カルフォルニア州)
- パンチョス(カルフォルニア州)
- ペガサス計画NASA / アメリカ空軍施設(モハーヴェ砂漠)
- エドワーズ空軍基地(モハーヴェ砂漠)
- ランボー家(ルイジアナ州)
- クリー帝国
- 惑星ハラ(クリー帝国)
- 惑星トルファ(クリー帝国)
- 登場種族・生物
- 地球人
- クリー人
- スクラル人
- トルファ人
- フラーケン
- 部隊・公的機関・計画
- スターフォース
- アキューザーズ
- S.H.I.E.L.D.
- プロテクター計画 / アベンジャーズ計画
- ペガサス計画
- 『キャプテン・マーベル』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- キャロルの覚醒
- 戦いはしない、終わらせるだけ
- フューリーの傷の理由
- 『キャプテン・マーベル』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 他のMCUシリーズとの関わり
- MCUシリーズ初の女性ヒーロー単独主役作品として公開されるまでの経緯
- 『キャプテン・マーベル』の予告編動画
- 『キャプテン・マーベル』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):『Captain Marvel』
- ED(エンディング):Hole『Celebrity Skin』