
『モテキ』とは、『イブニング』にて2008年から2010年にかけて連載された久保ミツロウによる恋愛漫画、およびそれを原作としたドラマ、映画である。実写版は監督脚本・大根仁、主演・森山未來。カネもユメもカノジョもナシ。29歳にして未だ童貞の冴えない超草食系男子・藤本幸世にある日突然、複数の女性から連絡が一斉にくる。人生初の突然のモテキに戸惑いながらも奮闘する様子を描いたコメディーラブストーリー作品。キャッチコピーは「人類、必読。心に刺さる恋物語。」。
日本のロック・フェスティバル。毎年夏に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催されている。作中では幸世が亜紀とはじめて一緒に行ったイベントである。
『モテキ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
林田尚子「モテねぇ男にはモテねぇ男なりの戦い方があんだろ?」

地元で中学時代の同級生である尚子に再会した幸世。尚子にこれまでのモテキについて愚痴ったゆきだったが、尚子からは逆に自分の女性に対する態度をなじられ、そんなに自分に自信がないのかと言われてしまう。さらに、「モテねぇ男にはモテねぇ男なりの戦い方があんだろ?」と諭される。恋愛でも戦い方は人によってそれぞれ違う。モテない男なりの戦い方を考えるべきだという尚子の名セリフである。
藤本幸世「一番好きな人ができた、本当のモテキだよ、これ!」

藤本幸世(左)と松尾みゆき(右)
映画版『モテキ』での幸世の名セリフ。作中の最初の方にあるセリフで、SNSでやりとりしていた男だと思っていた相手が実は可愛らしい女性であり、一目ぼれしてまう。「一番好きな人ができた、本当のモテキだよ、これ!」は、そんな幸世の胸の高鳴りがわかる名セリフとなっている。
『モテキ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
作者「久保ミツロウ」は女性

1975年生まれ。長崎県佐世保市出身。
講談社「mimi」にて『しあわせ5はん』でデビュー。のち週刊少年マガジン(講談社)で『3.3.7ビョーシ!!』、同社イブニングでは『モテキ』を連載するなど、多くのヒット作を出してきた。
2017年には、画業20周年を記念して初めての原画展「久保ミツロウ展」を全国3会場で開催した。
実はこの原作者、女性である。
"ミツロウ"はペンネームであり、元々は本名の「久保美津子」で活動していた。
当初は恋愛物を多く描いていたが、『3.3.7ビョーシ!!』や『モテキ』などをはじめとする少年、青年誌への連載をキッカケに"久保ミツロウ"で活動することとなった。
久保ミツロウで活動し始めた頃は、性別は非公開にしていたが、テレビやラジオ出演を機に性別を公表するようになった。
ドラマ・映画で使用されたキャッチーな「モテ曲」
ドラマ版
☆はタイトルでも引用された曲
※曲は一部抜粋
☆格好悪いふられ方 / 大江千里(1991年)
・強い気持ち・強い愛 / 小沢健二(1995年)
・サマージャム’95 / スチャダラパー(1995年)
☆深夜高速 / フラワーカンパニーズ(2009年)
・シャングリラ / チャットモンチー(2006年)
☆恋はいつも幻のように / ホフ・ディラン(1997年)
・ズルい女 / シャ乱Q(1995年)
・NEW LOOK / 安室奈美恵(2008年)
・優しい雨 / 小泉今日子(1993年)
☆はっきりもっと勇敢になって / 岡村靖幸(2007年)
・幸せのものさし / 竹内まりや(2008年)
☆リンダ・リンダ / THE BLUE HEARTS(1987年)
・時をかける少女 / 原田知世(1983年)
・真夜中のダンディー / 桑田佳祐(1993年)
・JINGI・愛してもらいます / 中山美穂(1986年)
☆ロックンロールは鳴り止まないっ / 神聖かまってちゃん(2010年)
・ポリリズム / Perfume(2007年)
・純恋歌 / 湘南乃風(2006年)
☆スイミング / 深田恭子(2001年)
☆永遠のパズル / 橘いずみ(1994年)
☆NUM-AMI-DABUTZ / ナンバーガール(2002年)
・インナーワールド / サカナクション
☆悪い習慣 / キリンジ(2003年)
・201号 / CHAGE and ASKA(1995年)
☆サマーヌード / 真心ブラザーズ(1995年)
☆男子畢生危機一髪 / eastern youth(1998年)
映画版
※曲は一部抜粋
・格好悪いふられ方 / 大江千里(1991年)
・Baby Cruising Love / Perfume (2008年)
・走れ! / ももいろクローバー(2010年)
・粉雪 / レミオロメン(2005年)
・カムフラージュ / 竹内まりや(1998年)
・失格 / 橘いずみ(1993年)
・衝動 / B’z(2006年)
・ばらばら / 星野源(2007年)
・東京 / くるり(1998年)
・今夜はブギー・バック / スチャダラパー(1994年)
『モテキ』の主題歌・挿入歌
OP(オープニング):フジファブリック「夜明けのBEAT」
作詞・曲:志村正彦
編曲・歌:フジファブリック
テレビドラマで使用されたオープニング曲。
ED(エンディング):Half-Life「J-POP」
詞:上里洋志
作曲・編曲・歌:Half-Life
テレビドラマで使用されたエンディング曲。
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目次 - Contents
- 『モテキ』の概要
- 『モテキ』のあらすじ・ストーリー
- 29歳・独身・彼女なし
- 女性たちとの関わり合いと心の揺れ
- それぞれの決断
- ドラマ版『モテキ』のあらすじ・ストーリー
- 土井亜紀との再会
- 中柴いつかとの喧嘩
- 小宮山夏樹へのアタック
- 林田尚子からの説教
- 映画版『モテキ』のあらすじ・ストーリー
- 1年後の藤本幸世と新しい出会い
- みゆきに積極的になれない幸世
- それぞれの結末
- 『モテキ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 藤本幸世(ふじもと ゆきよ/演:森山未來)
- ヒロイン
- 土井亜紀(どい あき/演:野波麻帆)
- 中柴いつか(なかしば いつか/演:満島ひかり)
- 小宮山夏樹(こみやま なつき/演:松本莉緒)
- 林田尚子(はやしだ なおこ/演:菊地凛子)
- その他の登場人物
- 島田雄一(しまだ ゆういち/演:新井浩文)
- 神崎桜子(かんざき さくらこ/演:篠原友希子)
- 文子(ふみこ/演:林きな子)
- 小宮山基樹(こみやま もとき/演:信川清順)
- 林田由真(はやしだ ゆま/演:信太真妃)
- 墨田卓也(すみだ たくや/演:リリー・フランキー)
- 小野坂オム(おのさか オム/演:浜野謙太)
- 映画版キャラクター
- 松尾みゆき(まつお みゆき/演:長澤まさみ)
- 枡元るみ子(ますもと るみこ/演:麻生久美子)
- 『モテキ』の用語
- モテキ
- 草食系男子
- フジロック
- 『モテキ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 林田尚子「モテねぇ男にはモテねぇ男なりの戦い方があんだろ?」
- 藤本幸世「一番好きな人ができた、本当のモテキだよ、これ!」
- 『モテキ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 作者「久保ミツロウ」は女性
- ドラマ・映画で使用されたキャッチーな「モテ曲」
- ドラマ版
- 映画版
- 『モテキ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):フジファブリック「夜明けのBEAT」
- ED(エンディング):Half-Life「J-POP」