レッド・ドラゴン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。
監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。

『レッド・ドラゴン』の概要

『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。
ハンニバル・レクター博士シリーズ4部作の内、三作目となる。監督はブレット・ラトナー、主人公であるハンニバル・レクター博士をシリーズ一作目の『羊たちの沈黙』(1991年)、二作目の『ハンニバル』(2001年)そして本作の3作品通してアンソニー・ホプキンスが演じた。レクター博士と対決する元FBI捜査官ウィル・グレアムをエドワード・ノートンが務めた。
3年前FBI捜査官であったウィル・グレアム(エドワード・ノートン)は、犯罪精神医学の権威であったハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)と、連続殺人事件を追っていた。しかしレクター博士こそ、連続殺人事件の容疑者だとグレアム捜査官は気が付いたものの、レクター博士に刺されて重傷を負った。それからはFBIを退職したものの、再び連続殺人事件を捜査する事になる。捜査する上で、収監されているレクター博士の助言を受けることになるグレアム捜査官であった。見どころは、かつて殺されかけたレクター博士とグレアム捜査官が再び連続殺人犯を追う所である。収監されながらもグレアム捜査官の命を狙うレクター博士との頭脳戦も見どころの一つである。

『レッド・ドラゴン』のあらすじ・ストーリー

2つの事件

1980年ボルティモア。ハンニバル・レクター博士は、オーケストラの演奏を聴いていた。しかし酷い音を鳴らし、演奏を台無しにしているフルート奏者を苦々しく思っていた。

コンサートのツアーが終わり、オーケストラのメンバーはレクター博士の食事会に招待されていた。ツアー中フルート奏者が行方不明になっていたが、その話題が出たものの皆深刻にはとらえていない様子だった。芸術的な料理が並ぶ中一人の女性が「この美味しそうなオードブルは何?」と尋ねると、レクター博士は「もし教えたら恐らく召し上がりません」とジョーク交じりに言うのだった。

食事会が終わり一人片付けをしているレクター博士の元に、ウィル・グレアム捜査官が訪ねてくる。レクター博士は犯罪心理医学の権威であり、FBI捜査官ウィルの捜査を手伝っていたのである。二人は連続殺人事件の話を始めるが、ウィルは二人で導き出した犯人像が間違っていることを指摘する。

被害者の死体から臓器がなくなっていた為、犯人は臓器を持ち帰り保存していると思っていた。しかし無くなった臓器は、どれも料理で使う部位であることに気が付いた。つまり犯人は殺した被害者の臓器を食べていたのではないかと言うのだ。ウィルはこの可能性についてレクター博士が気付かなかったことを不審に思いつつも、博士に「明朝に分析しなおそう」と言われ従うことにした。

レクター博士はウィルを一人残し席を立った。ウィルは何気なくレクター博士の部屋を見て回っていた。そして一冊の料理本を見つけた。しおりをしてあるページを開くと「リ・ド・ヴォー」に丸がついてあった。これを見た瞬間、ウィルは直観的にレクター博士こそが自分が追っている犯人であると確信した。

しかしウィルの背後には既にレクター博士が立っており、腹を刺されてしまう。遠のく意識の中で、ウィルは部屋にあった矢をレクター博士の腹に突き刺し銃で撃った。そして二人は気を失うのであった。

ウィルもレクター博士も瀕死の重傷を負った。その後ウィルは全身チューブ姿で横になっている写真を、タトラー紙の記者フレディ・ラウンズにすっぱ抜かれる。
一方レクター博士は人食いハンニバルとして収監されたのだった。

数年後、FBIを辞めたウィルはフロリダ州マラソンで妻のモリーと息子のジョシュと静かに暮らしていた。そこへ元上司のジャック・クロフォードが訪ねてくる。クロフォードは2つの家族が殺された事件について、ウィルの助けがほしくてやって来たのである。

バーミングハムとアトランタで起こった2つの事件には共通点が多かった。鏡を割りその破片を使っている事、ゴム手袋をして指紋がない事、靴のサイズも同じ11で血液型はAB+だと言う事。そして被害者に噛みついていることから、「咬みつき魔」と言うあだ名が付けられていた。

ウィルの類稀なる想像力と直感を信用しているクロフォードは、捜査に戻ってきて欲しいと頼むのだった。

クロフォードは殺されたリーズ一家とジャコビ一家の写真をウィルに渡した。バーミングハムのジャコビ家は2月の25日の満月の夜で、アトランタのリーズ家は3月28日の満月の1日前に犯行が行われた。満月が関係しているなら次の満月まで3週間ある。クロフォードは「事件現場を見るだけだからアトランタに行って欲しい」とウィルに頼んだ。

その夜アトランタに行ってほしくないモリーと言い争いになったが、なんとか彼女を説得することができた。翌朝、モリーとジョシュはアトランタに出発するウィルを不安そうに見送った。

再会

ウィルは捜査の為、一人でアトランタのリーズ家に来ていた。事件現場である家の中に入ったウィルは、想像力を働かせながら事件当日の様子を頭の中で再現していく。

まず眠っている主人チャールズの喉を切る。そして妻ヴァレリーの腹を撃つが、すぐには殺さず夫の死ぬところを見せる。その後子供部屋に行き、サイレンサーを使って三人の子供を殺す。そして死んだ子供たちを両親の元まで引きずっていき、観客に見立てて並べた後ヴァレリーを弄ぶ。最後に家中の鏡を割り、死体の目の中に鏡の破片を入れたと推測した。しかしウィルは最後の行為を疑問に思った。

ホテルに戻ってからも、ウィルは犯行現場の写真を眺めていた。そして鏡の破片を目に入れる事で、目に生きた輝きを取り戻させたのだと気付いた。更にヴァレリーの内ももに付着していたタルカム・パウダーに着目した。

タルカム・パウダーとは、ゴム手袋の内側に含まれている密着を防ぐためのもの。それがリーズ家に置かれていない事から、素手で夫人に触ったことがわかった。ならば目に鏡の破片を入れる際、ヴァレリー夫人の目に素手で触った可能性もあると考えたウィルは、クロフォードに連絡をした。

翌日、ウィルとクロフォードはアトランタの警察本部にいた。鑑定の結果、ウィルの言う通りヴァレリーの左目から指紋が出た。

その後ウィルとクロフォードはカフェでお茶をしていた。家に帰りたがっているウィルに、クロフォードは収監中のレクター博士に助言を求めるよう勧めた。手詰まりであったウィルは、渋々レクター博士に会いに行くことにした。

ボルティモア州立病院精神科にやって来たウィルがレクター博士のいる独居房に着くと、彼は「資料をよこせ」と言ってきた。資料を見たレクター博士は、「犯人は自分を醜いと思っており、鏡を割ったのはそのせいだ」と言う。そして「月に特別な感情を持っているなら、外で月を見る筈だ。裸であるなら、プライバシーが守られた方がいい」と付け加えた。

偉大なるレッド・ドラゴン

翌朝、ウィルはバーミングハムのジャコビ家へ向かった。ジャコビ家の庭にある大きな木の下に、プルトップが落ちているのを見つけたウィルはその木に登った。木の上からジャコビ家を覗いていたのではと考えあたりを見回すと、木に赤い文字で「中」と彫られているのを発見した。

朽果てた大きな屋敷で一人暮らしているフランシス・ダラハイドは、幼い頃に受けた祖母からの虐待まがいの言動がトラウマになっていた。
ダラハイドは、自分のスクラップブックを開いた。その本には「偉大なるレッド・ドラゴンを見よ」と書かれており、敬愛するレクター博士とウィルの記事が貼られている。
ダラハイドこそ、ウィルが追っている犯人なのだ。

ウィルは、再びレクター博士の元を訪ねていた。レクター博士からジャコビ家の木に刻まれた文字は、中国文字でレッド・ドラゴンを表す言葉だと教わる。

ウィルが帰った後、レクター博士は弁護士と話をする時間を与えられた。しかし弁護士との会話を直ぐに切ってボタンを操作し、シカゴ大学のブルーム博士の研究室に電話を掛けた。電話口にはアルバイトの学生が出た為、出版社を装いブルーム博士の住所録からウィルの住所を特定した。

クロマラックス社のカラー現像所に、この社の技術サービス主任であるダラハイドがやって来た。ダラハイドは、そこで盲目の女性リーバ・マクレーンと出会う。

その後雨の中でバスを待つリーバを、ダラハイドが車で家まで送ることになった。リーバは寡黙で親切なダラハイドに興味を持ち部屋に誘った。途中まではいい雰囲気だったが、リーバがダラハイドのコンプレックスである顔に触ろうとした為、彼は逃げるように部屋を出て行ってしまった。

暗号

ワシントンD.CのFBI本部にいたウィルは、レクター博士の元に犯人と思われる男からファンレターが届いた事を聞かされる。レクター博士には、手紙を発見したことを気づかせないようにしなくてはならなかった。拘束室でレクター博士を足止めし、その間に手紙の分析を進めることにした。

破られた箇所がありその部分の解析を進めると、タトラー紙の個人広告で連絡を取り合うことを突き止めた。タトラー紙が発行される前に、レクター博士の返信と思われる666と書かれた個人広告を発見するが、暗号がわからず解読できないまま発行されてしまった。

その後も解読は続けられ、遂にクロフォードの部下が解読に成功した。内容はウィルの住所を伝えるもので、さらに「君の為だ。みんな殺せ」と書かれている事がわかった。

FBIによってモリーとジョシュはすぐに安全な場所に保護された。そして翌朝、ウィルはもしもの時の為にモリーに銃の撃ち方を教えるのであった。
一方レクター博士は、今回の一件でチルトン博士から娯楽を全て取り上げられていた。

ある日ラウンズがアトランタ警察に逮捕された。FBIを語りリーズ一家の検死写真を手に入れようとしたのである。クロフォードは、記者であるラウンズを利用する事をウィルに提案した。ウィルはラウンズに咬みつき魔の偽の記事を書かせ、おびき出す事にした。

ウィルは噛みつき魔を愚弄する様な嘘の情報を流し、敬愛するレクター博士が噛みつき魔を嫌悪しているとラウンズに伝えた。更に宣戦布告とばかりに自分の住んでいる場所を伝え、今いる場所が直ぐに特定できるように写真までも撮らせた。
その夜ダラハイドは、ウィルの狙い通りにラウンズの記事を目にするのであった。

翌朝、タトラー紙の会社に出勤したラウンズは、待ち構えていたダラハイドによって拉致されてしまう。気を失っていたラウンズが目を覚ますとそこは彼の屋敷で、体を車椅子に接着されていた。ダラハイドは「なぜ嘘を書いた?」とラウンズに問いかける。ラウンズは「ウィルが書かせた」と答えた。そしてラウンズはダラハイドに真実を書くことを約束した。

翌朝車椅子に乗ったラウンズは、燃えながらタトラー社に突っ込んだ。

ウィルは助言を求めにレクター博士に会いにきた。しかしレクター博士は「ヒントは与えた。眺めたが見ていない」と言うだけだった。

その夜、ダラハイドの屋敷に寄ったリーバは積極的に彼にアプローチし、二人は一夜を共に過ごした。
翌朝ダラハイドの様子が昨夜とは違っていた。ダラハイドは「旅行にいかなきゃならない」と言い、送っていく途中のリーバを無理矢理車から降ろした。

戦い

ウィルはジャコビ家の遺品であるホームビデオを何度も見ていた。レクター博士の「眺めているが見ていない」という言葉が引っかかっていたのである。そして遂にリーズ家にもあったビデオを製作したクロマラック社に、咬みつき魔がいると確信した。

一方ダラハイドはブルックリンの美術館に、本物のレッド・ドラゴンの絵を見に来ていた。ダラハイドは美術館員の女性を襲い、気を失っている間に絵を破り食べてしまう。そうすることでレッド・ドラゴンを自身に取り込んだつもりになっていた。
その夜クロマラック社に行ったダラハイドは、捜査に来ていたウィルの姿を見つける。ウィルが自分に辿り着いたことを悟り、その場から逃げた。

ダラハイドがリーバの家に行くと、ドアの前で話をしている彼女と彼女の同僚ラルフを目撃する。その後ダラハイドはリーバと別れたラルフを撃ち殺し、リーバを拉致した。

目覚めたリーバはダラハイドの屋敷にいた。ダラハイドは「神が君をよこせと言っている。消えたかと思ったのに戻って来た。君を渡したくなかった」とリーバに言った。レッド・ドラゴンはダラハイドにしか感じる事ができない存在である為、リーバには全く理解が出来ない。

ダラハイドは家中に油をまき、「彼女は渡さない」と言いながら火を放った。一緒に死ぬつもりだったが、ダラハイドはリーバを撃てなかった。そして自分に銃口を向ける。
辺りには銃声が響いた。混乱しながらもなんとか外に逃げられたリーバは到着した警察に保護された。

ウィルは、外で焚火をしながら家族と穏やかな時間を過ごしていた。ジョシュがマシュマロを取りに家に戻ったが、暫くたっても家から出てこない為ウィルも家に入って行った。すると家の鏡が割られていた。
家の電話が鳴り留守電に切り替わると、クロフォードの声で「奴はまだ生きている」と聞こえてきた。

ウィルは二階に上がりジョシュの部屋の扉を開けると、息子にナイフを向けているダラハイドが居た。ジョシュはあまりの恐怖に失禁していた。それを見たウィルは、わざとダラハイドの祖母のような口ぶりでジョシュを叱咤した。

ウィルの言葉に怒り狂ったダラハイドが襲い掛かってくる。その隙にウィルはジョシュを逃がし、二人で別の部屋に逃げ込んだ。そこに二人を探しにモリーがやってきた為、ウィルはダラハイドと対峙する。

ウィルは何発か銃弾を受けて倒れてしまい、動けない。ウィルに近寄るモリーに「撃て」と言いながら銃を渡す。そしてモリーは立ち上がろうとするダラハイドに、発砲したのだった。

ある日、レクター博士の元に面会希望の知らせが入る。面会希望をしているのは、FBIの若い女性だという。それを聞いたレクター博士は「その子の名前は?」と尋ねるのであった。

『レッド・ドラドン』の登場人物・キャラクター

主人公

ハンニバル・レクター(演:アンソニー・ホプキンス)

精神病院に収監中のレクター博士

CV:麦人(ソフト版)/石田太郎(テレビ東京版)
犯罪精神医学の権威である。
裏の顔は、人を殺害しその臓器を好んで食べるカニバリズムである。
幼少期に妹の肉を食べさせられていた事がトラウマとなっており、カニバリズムの根源となっている。
自分だけではなく、他人にも人肉料理を振舞っている。
知性、ユーモアのセンスがあり語学も堪能である。殺人に関しては彼なりのルールがあり、基本的には無礼な振舞の人間などをターゲットにしている。一方で、自分が認める相手に対しては紳士的な対応をする。

ウィル・グレアム(演:エドワード・ノートン)

捜査のアドバイスをもらいにレクター博士に会いに来たウィル

CV:井上倫宏(ソフト版)/小森創介(テレビ東京版)
元FBI捜査官である。レクター博士に刺されて、重傷を負ってから退職している。
プロファイラーとしては、優秀な男であり犯人に必要以上に同調してしまう問題を抱えている。
妻と息子がおり、レクター博士の策略によって命を狙われる。

殺人犯

フランシス・ダラハイド(演:レイフ・ファインズ)

赤外線フィルムをもらいにきたダラハイド

monkyjump9194
monkyjump9194
@monkyjump9194

Related Articles関連記事

グランド・ブダペスト・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

グランド・ブダペスト・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

Read Article

ハンニバル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハンニバル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。

Read Article

羊たちの沈黙(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

羊たちの沈黙(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『羊たちの沈黙』とは、1991年にアメリカで製作されたサイコ・スリラー映画で、アカデミー賞主要5部門を獲得した大ヒット作品である。トマス・ハリスの同名小説をジョナサン・デミ監督が映像化した。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが主演を務める。連続殺人事件の調査として、FBIは実習生クラリス・スターリングを抜擢。収監中の猟奇殺人犯で、元精神科医のハンニバル・レクターに捜査の協力をさせるべく派遣する。クラリスはレクターとの奇妙な関係を築く一方、自らの過去と対峙してゆくことになる。

Read Article

【トリビア・伏線】ファイト・クラブの徹底解説・考察まとめ【ネタバレ】

【トリビア・伏線】ファイト・クラブの徹底解説・考察まとめ【ネタバレ】

『ファイト・クラブ』とは1999年公開のアメリカ映画。鬼才と呼ばれるデヴィッド・フィンチャーが監督を務めた。不眠症の”僕”は自分とは正反対の自信家でマッチョな男タイラーと出会い、男同士が素手で殴りあう「ファイト・クラブ」と言う組織を結成していく。殴り殴られることで自分の存在意義を確認するが、やがて組織はテロリズムに傾いてき、”僕”は衝撃の事実を知ることとなる。 巧妙に張り巡らされた伏線とサブリミナル効果、ラストシーンの解釈、製作時のトリビアなどをネタバレ解説していく。

Read Article

ファイト・クラブ(Fight Club)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイト・クラブ(Fight Club)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。不眠症で悩む会社員「僕(エドワード・ノートン)」はある日火事が原因で住む家を失くし、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の家に居候することになった。「泊めてもいいが条件がある。俺を殴れ」という突拍子ないタイラーの言葉をきっかけに、二人はお互いを殴り合う行為にハマっていく。

Read Article

ジョー・ブラックをよろしく(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ジョー・ブラックをよろしく(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ジョー・ブラックをよろしく』とは、1998年にアメリカで公開されたファンタスティック・ラブストーリーである。事故死した人間の姿を借りて地上に舞い降りた死神は、死期が迫っている大富豪のビル・パリッシュの元に現れた。ビルは自分の命の延長と引き換えに人間界の案内役を引き受ける。ビルの家族に友人だと紹介された死神は、ビルの娘であるスーザンに惹かれ、次第にスーザンも死神に恋をしてしまうのだった。死神と人間の切ない恋模様と家族愛が描かれている。監督は、マーティン・ブレストが担当している。

Read Article

M:i:III(ミッション:インポッシブル3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

M:i:III(ミッション:インポッシブル3)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。

Read Article

トランスフォーマー/最後の騎士王(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

トランスフォーマー/最後の騎士王(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『トランスフォーマー/最後の騎士王』とは、2017年公開のアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写版『トランスフォーマー』シリーズ5作目であり、4作目の『トランスフォーマー/ロストエイジ』の続編でもある。オートボットの総司令官「オプティマス・プライム」が宇宙へ旅立って数年後、ケイドは新たな仲間と共にトランスフォーマーたちを守るため、人類とトランスフォーマーたちの生存競争に身を投じていく。

Read Article

ボーン・レガシー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ボーン・レガシー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ボーン・レガシー』とは『ボーンシリーズ』の4作目で、2012年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンをめぐる陰謀を描いた前3部作の裏で同時進行していたストーリーを描くスピンオフ的作品。ボーンの存在によりCIA上層部でさえ知らない国家的極秘計画が暴かれる危機が発生。計画隠蔽のために襲われた工作員アーロン・クロスの逃避行が描かれる。『ボーンシリーズ』の世界観を継承したストーリー展開に加え、前3部作後のCIAの状況もわかるファン必見の物語である。

Read Article

インクレディブル・ハルク(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

インクレディブル・ハルク(MCU)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2008年に公開された、マーベルコミックスに登場するヒーローの実写化作品である。『アイアンマン』をスタートとしたMCUシリーズの第2作目であり、型破りなヒーロー・ハルクの誕生の経緯を描いている。ハルクに変身するため軍から追われることになったバナー博士の苦悩が物語の軸。次作から主人公・バナー博士の俳優が変更になっているため、エドワード・ノートン演じるバナー博士を見られるのはこれが最初で最後である。

Read Article

マーベル映画作品(MCU)フェイズ1のネタバレ解説・考察まとめ

マーベル映画作品(MCU)フェイズ1のネタバレ解説・考察まとめ

マーベルは2008年公開のアイアンマンを皮切りに、個々のヒーロー映画の世界を全てつなげてひとつの物語にするという試みを開始した。フェイズ1では中心となるヒーローたちのオリジンを中心に構成されていて、長い歴史のあるアメコミを初めて見る人にもわかりやすくヒーローが紹介されている。 MCUフェイズ1の作品同士・キャラクター同士の繋がりや時系列的な関係性について深掘りする。

Read Article

パルプ・フィクション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

パルプ・フィクション(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『パルプ・フィクション』とは、クエンティン・タランティーノ監督による1994年公開のクライム映画である。主演はジョン・トラボルタ、共演はサミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン等。アカデミー賞脚本賞とカンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した。ギャングであるヴィンセントと相棒ジュールズは、ボスからの命令でスーツケースを取り返すべく、アパートに潜入する。3つの異なる犯罪エピソードから構成されており、ストーリーの時系列と映画の時系列が異なる構成が話題を呼んだ。バイオレンスと乾いた笑いに満ちた傑作群像劇。

Read Article

博士と彼女のセオリー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

博士と彼女のセオリー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『博士と彼女のセオリー』とは2014年にイギリスで製作された、物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と元妻のジェーン・ホーキングの出会いとその後を描いた伝記映画である。スティーヴンは21歳で筋萎縮性側策硬化症(ALS)を発症し余命2年と宣告されるが、ジェーンの献身的な愛情に支えられ苦しみながらも困難に立ち向かって行く。第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、主演のエディ・レッドメインは主演男優賞を受賞した。監督はジェームズ・マーシュが担当し、脚本をアンソニー・マッカーテンが担当している。

Read Article

テルマ&ルイーズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

テルマ&ルイーズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『テルマ&ルイーズ』(Thelma and Louise)とは、1991年5月にアメリカで公開されたロードムービーである。平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避劇を繰り広げる。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス作品。

Read Article

マネーボール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

マネーボール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。野球に統計学を用いて、弱小チームを常勝チームに変えていくゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの栄光と苦悩が描かれていく。実在のゼネラルマネージャー役を演じたオスカー俳優ブラッド・ピットの演技が見どころである。

Read Article

天使にラブ・ソングを…(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

天使にラブ・ソングを…(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『天使にラブ・ソングを…』とは、1992年にアメリカで上映されたコメディ映画である。リノのラウンジでしがない歌手をしていたデロリス・ヴァン・カルティエは、殺人現場を目撃してしまったことから修道院へと身を潜めることとなった。派手で堕落的な生活を送っていたデロリスは、厳格な生活を送る修道院のシスター達と歌を通して心を通わせていく。コメディ映画でありながら、ハートフル要素も含んだ大ヒット映画だ。全世界で合わせて2億の興行収入を記録し、ゴールデン・グローブ賞では作品賞にノミネートされた。

Read Article

ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。

Read Article

ファーザー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファーザー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファーザー』とは、2012年に発表されたゼレールの戯曲『Le Père 父』を基にした、2020年イギリス・フランス・アメリカのヒューマンドラマ映画である。一人暮らしをしている81歳の父が認知症によってだんだんと老いてゆく姿を名優アンソニー・ホプキンスが演じ、父を見守る献身的な娘をオリヴィア・コールマンが熱演。娘の夫や介護人の判別がつかなくなり、記憶と理解力が衰える父を娘の目線で描かれている。老いとはなにか、親子の深い関係を訴える感動作。

Read Article

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。

Read Article

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。

Read Article

ことの終わり(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ことの終わり(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』

Read Article

ラッシュアワー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ラッシュアワー(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラッシュアワー』とは、1998年にアメリカで公開されたアクションコメディー映画である。本作は公開第1週で興行収入3,300万ドルの収益を上げ、北米興収1位となった。大変好評であったため、『ラッシュアワー2』『ラッシュアワー 3』も公開される。いずれもブレット・ラトナーが監督を務めている。香港警察のリーと、ロス市警のカーターが誘拐された領事の娘を救うために協力する話である。

Read Article

ラッシュアワー2(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ラッシュアワー2(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ラッシュアワー2』とは、2001年に公開されたアメリカで制作されたアクション・コメディ映画である。『ラッシュアワー』の続編であり、主人公は同じくジャッキー・チェンとクリス・タッカーである。全世界で3億4,730万ドルの収益を上げた。『ラッシュアワー』よりアクションシーンが多くなっている。監督は『ラッシュアワー』に引き続きブレット・ラトナーである。休暇を取り香港観光に来たカーターだったが、リーの父親を殺した犯人の捜査に協力することになり、2人は息の合ったコンビネーションで事件を解決していく。

Read Article

ピアノ・レッスン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ピアノ・レッスン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ピアノ・レッスン』とは、1993年にオーストラリアで制作された恋愛映画である。口が利けない女性エイダは、まだ見ぬ夫スチュアートが住むニュージーランドへ娘フローラとピアノと共に渡る。海辺でピアノを弾くエイダに惹かれたスチュアートの友人ベインズは、土地と交換でエイダのピアノを手に入れる。荒々しくも情熱的なベインズに戸惑いながら、ピアノを介してベインズに惹かれていくエイダの燃えるような恋愛が官能的に描かれていく。ホリー・ハンターが主演を務め、ジェーン・カンピオンが監督を務めた。

Read Article

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。

Read Article

ティム・バートンのコープスブライド(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ティム・バートンのコープスブライド(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ティム・バートンのコープスブライド』とは、ティム・バートン監督によるストップモーション・アニメーション映画。同監督の『チャーリーとチョコレート工場』と同時進行で制作され、主演も同じジョニー・デップだ。ジョニー・デップにとっては声優初挑戦作品となった。 結婚を目前に控えた内気な青年が、死体の花嫁と結婚してしまうというストーリー。 第78回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、2005年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の長編アニメ賞を受賞するなど、高い評価を得た。

Read Article

007 スカイフォール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007 スカイフォール(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007/スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。

Read Article

世界最速のインディアン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

世界最速のインディアン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『世界最速のインディアン』とは2005年のニュージーランド・アメリカ合衆国の伝記映画である。実在のライダであるバート・マンローの話を元にした伝記作品であり、監督はロジャー・ドナルドソン、出演はアンソニー・ホプキンスが務めた。初老のライダー、バート・マンローは、愛機「1920年代インディアン・スカウト」で世界最速記録に挑戦することが長年の夢であった。ある日自身の老い先が短いことを悟ったバートは、人生最後のチャンスとしてバイカーの聖地「ボンネビル塩平原」へ向かう決断をする。

Read Article

007 スペクター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

007 スペクター(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。

Read Article

NEW
【イアン・ハート】ハリー・ポッターでヴォルデモート役を演じた7人の俳優まとめ【レイフ・ファインズ】

【イアン・ハート】ハリー・ポッターでヴォルデモート役を演じた7人の俳優まとめ【レイフ・ファインズ】

ヴォルデモートといえば、『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役ですよね。ひときわ存在感を放つ彼ですが、実は映画版では7人の俳優によって演じられていました。当然ながら彼もかつては子どもでしたし、学生時代の姿も出てきてます。かと思えば他の人物に憑依していたこともありますから、演じている俳優がたくさんいても何ら不思議ではありません。誰がどんなヴォルデモートを演じていたのか、この記事で紹介しています。

Read Article

特殊メイクビフォーアフター&実在したモデルとの比較画像まとめ!【アーノルド・シュワルツェネッガーなど】

特殊メイクビフォーアフター&実在したモデルとの比較画像まとめ!【アーノルド・シュワルツェネッガーなど】

映画スターの特殊メイク前と後の比較や、モデルとなった人物との比較画像のまとめです。『ターミネーター』シリーズのアーノルド・シュワルツェネッガーや、『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズなど、メイクによって同じ人物とは思えないほど変貌を遂げた画像や、モデルと見分けがつかないほどそっくりな俳優たちの姿を紹介していきます。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの「例のあの人」ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の素顔まとめ

ハリー・ポッターシリーズの「例のあの人」ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の素顔まとめ

『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役といえば、ヴォルデモート卿!作中では多くの人びとの間で「例のあの人」との呼ばれ方をする彼を演じたのは、レイフ・ファインズです。この記事では、ヴォルデモート卿とレイフ・ファインズの素顔についてまとめました。「例のあの人」の格好をしたままキャスト陣と談笑しているのが面白いですね。

Read Article

目次 - Contents