キングスマン:ファースト・エージェント(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『キングスマン:ファースト・エージェント』とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。本作ではレイフ・ファインズ演じるオーランド・オックスフォード公を中心として、第一次世界大戦時代の英国を舞台に「キングスマン」誕生のエピソードを展開する。
平和主義の英国貴族である主人公が大戦の最中、スパイとして世界の平穏を守ろうとする物語。レトロでありながらハイセンスな劇中ファッションや超過激スパイアクションが魅力の一作。

『キングスマン:ファーストエージェント』の概要

『キングスマン:ファーストエージェント』(原題: The King's Man)とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画である。
興行収入は全世界で日本円換算で約200億円のヒット作。
本作はマーク・ミラーとデイヴ・ギボンズ著のコミック『ザ・シークレット・サービス』原作の映画作品『キングスマン』シリーズの3作目となる。
『キングスマン』シリーズは同名の諜報組織の活躍を描いた人気映画シリーズで、スーツスタイルの紳士的なキャラクター像が魅力の娯楽作品となっている。また、スピンオフとして『アーガイル』(2024年公開)も制作されており、こちらもスパイアクション映画である。
本作はこれまでの『キングスマン』シリーズから作風が一味変わっており、史実をベースに諜報組織「キングスマン」の誕生秘話を描く。
作風を大きく変えてはいるもののシリーズのファンからは高い評価を得ており、人気の作品となっている。
制作はマシュー・ヴォーン監督、『キングスマン』の他には代表作としてスーパーヒーロー映画『キックアス』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』も制作している。
平和主義の英国貴族という表の顔を持つ主人公が歴史の裏で、第一次世界大戦下でスパイ活動を通して世界の崩壊を防ぐ為奮闘する物語。3作目にして『キングスマン』シリーズの原点を描いた本作は、シリーズ通しての魅力である超過激スパイアクションやハイセンスな劇中ファッションに加え、時代背景のレトロさを巧みに融合させた至高の娯楽作となっている。

『キングスマン:ファースト・エージェント』のあらすじ・ストーリー

秘密諜報組織の誕生

第二次ボーア戦争

時は1902年、南アフリカの領有権を巡った戦争「第二次ボーア戦争」の最中である。
オーランド・オックスフォード公は妻であるエミリー・オックスフォード、息子のコンラッド・オックスフォードと執事のショーラを連れ英国軍の基地を訪れる。赤十字活動の医療品支援を行うために基地責任者であるハーバート・キッチナー指揮官と副官であるモートンと会合を行うが、その間に屋外で待たせていた妻エミリーが潜伏していた敵軍兵士により銃撃されてしまう。ショーラが敵兵士を討ち取り、襲撃は終結したがエミリーは銃撃による出血により帰らぬ人となってしまう。

暗躍する闇の狂団とその指導者「羊飼い」

第二次ボーア戦争から12年の月日が流れ、時は1914年。謎の人物、通称「羊飼い」率いる多国籍秘密結社「闇の狂団」が暗躍していた。
彼らの目的は「イギリス」 「ドイツ」 「ロシア」の指導者達を裏で操り、世界的な大戦争を引き起こす事だ。その目的達成の為にハンガリー帝国の次期皇帝フランツ・フェルディナント大公の暗殺を目論んでおり、「羊飼い」はテロリストであるガブリロ・プリンツィプに暗殺の実行を命じる。
時を同じくしてフェルディナント大公の身の安全を案じたキッチナーは、ボーア戦争時代からの友人であり戦友のオックスフォード公に護衛を依頼するのだった。

諜報組織の始動

オックスフォード公達の護衛もむなしく、パレードの最中にフェルディナント大公は襲撃され命を落としてしまう。
失意の中帰国するオックスフォード公と息子のコンラッドだった。帰国後、邸宅に戻ったオックスフォード公は息子に衝撃の事実を打ち明ける。
これまで戦争嫌いの中立貴族という立場を築いていたオックスフォード公だったが、その裏の顔は世界中のメイド・執事等の使用人を介した諜報活動を行っているスパイ組織の長だったのだ。世界を危機に陥れるべく暗躍している謎の集団の動きを察知し、コンラッドも仲間に加えた状態で国家権力に縛られない諜報活動を強化していく。調査の末、ロシアの僧侶「グリゴリー・ラスプーチン」が指導者に取り入り、戦争を引き起こそうとしていることが判明する。

ラスプーチンとの死闘

踊るように襲い掛かるラスプーチン(中央)

事前の調査でラスプーチンには男色の趣味があるという情報を掴んだオックスフォード公は、コンラッドにいわゆる「色仕掛け」作戦の実行を指示する。ラスプーチンにコンラッドが接触、パーティーから抜け出すように誘い、そこで毒入りのパイで毒殺というシナリオだ。
作戦の決行日、オックスフォード公率いる諜報組織のメンバー(息子のコンラッド、執事のショーラ、メイドのポリー・ワトキンス)とともにパーティへと乗り込む。手筈通りにまずはコンラッドがラスプーチンに対して接触を試みるも反応は薄い。焦りを感じるコンラッドだったが、意外にもラスプーチンは父親のオックスフォード公の方が「タイプ」だったらしく、別室に連れていかれる。プラン通りにラスプーチンに毒入りパイを食べさせるとほどなく苦しみ始めるが、直ぐに激しく嘔吐した後反撃されてしまう。ラスプーチンは暗殺対策に普段から毒物を摂取する訓練をして耐性を得ていたのだった。
複数を相手取っているにも関わらず、ラスプーチンの驚異的な戦闘力によりオックスフォード一行は押されてしまう。コサックダンスを踊るかのような独特な戦闘スタイルに一行は翻弄されつつも、最終的にはポリーの放った銃弾が頭部に命中、暗殺は成功するのだった。

コンラッドの愛国心と決意

英国軍への入隊

ラスプーチンの一件後、コンラッドは愛国心を更に燃やし英国軍へ入隊を希望する。時は第一次世界大戦の真っ只中である。
息子の身を案じる一方、共に戦い一人前の男として認めた以上その思いを無下にはできず入隊を許可する。オックスフォード公は邸宅にて息子の無事を祈りながら帰還を待つこととなった。
英国軍へと入隊したコンラッドは厳しい訓練を乗り越え、一人前の軍人として成長する。戦場に出撃するのを心待ちにしていたコンラッドだったが、コンラッドにはロンドンへの帰還命令が下るのだった。偶然か、はたまた父の根回し化は不明だったが、国の為に戦いたい気持ちが強かったコンラッドは自分より下位の等級の兵士、アーチ・リードに声を掛ける。コンラッドの作戦は、リードと身分を入れ替えることで戦場に出撃するというものだった。

情報回収任務

コンラッドが最前線に到着して間もなく、敵国に潜入していたスパイが英国軍の陣地に帰還しようとする。しかし、銃弾飛び交う前線を走り抜けることは容易ではなく、英国軍の塹壕まで半ばといったところで砲撃を受けてしまうのだった。
指揮官はそのスパイが重要な情報を持っていると話す。その情報の回収任務に6人の志願兵を募り、コンラッドは先陣切って志願する。
回収任務は夜間に決行され、コンラッド含む6人の部隊はスパイが砲撃を受けた地点へと向かうのだった。真っ暗な戦場を進んでいくと敵国の兵士数人と接敵、お互いに音を立てれば両軍の塹壕からの集中砲火を受ける為しばらく睨み合いが続く。意を決した互いの兵士は銃を捨て、ナイフによる白兵戦を開始。闇の中で静かに命を奪い合うコンラッド達。数人の敵兵士を倒したものの、大柄な敵兵士に追い詰められ、絶体絶命の状況に陥るコンラッド。万事休すかと思われたが、仲間がギリギリのところで敵兵士に対して発砲し、コンラッドは九死に一生を得るのだった。

決死の救出

発砲をきっかけに両軍からの集中砲火を浴びる一行。命からがら砲撃跡のくぼみに身を隠したコンラッドだけは助かり、他の部隊員は全滅してしまう。束の間の安全な場所で、戦場の恐ろしさと残酷さを噛みしめて呆然とするコンラッドだったが、不意に声を掛けられて我に返る。
視線の先には昼間、塹壕に向かって必死に走っていた英国のスパイが居たのだった。彼は生きてはいたものの右足を失い、情報を持ち帰れないと悟っており、コンラッドにその重大な任務を託そうとしていた。しかしコンラッドは情報だけではなく、負傷したスパイも救出することを決意する。日も昇っており、非常に危険な状態だったがコンラッドには人を見捨てるという選択肢はなかったのだ。
銃弾や砲弾が飛び交う中、スパイを背負い必死で駆けるコンラッド。その姿を見た英国軍の味方たちは塹壕から全力で援護射撃を開始するのだった。

コンラッドの戦死

死と隣り合わせの前線を走り抜け命からがら味方の塹壕まで戻ってきたコンラッド。しかし背中に背負っていたスパイは砲弾の衝撃をコンラッドの代わりに受けて事切れてしまう。
周囲の兵士に英雄だともてはやされ、名を名乗るように促される。しかしコンラッドは身分を入れ替えて不正に戦場に滞在している為、入れ替え先の名義である「アーチ・リード」と名乗る。それを聞いた一人の兵士がコンラッドに銃を向ける。彼は本物の「アーチ・リード」の友人であり、その名を名乗るコンラッドのことを敵国のスパイだと誤認し、そのまま発砲してしまう。
頭部に銃弾が命中したコンラッドは帰らぬ人となり、ほどなくして英国のオックスフォード公はその報せを受けるのだった。

失意のオックスフォード公

妻エミリー、そして息子のコンラッドを失ってしまい孤独の身となったオックスフォード公は、英国の危機を見て見ぬふりをして失意の中、投げやりに生活を送っていた。だがメイドのポリーに「彼なら勇敢に戦うはず」と叱責され再び諜報活動を開始することを宣言。
諜報の末、ラスプーチンの死後も「闇の狂団」が暗躍していることを悟ったオックスフォード公は、アメリカ合衆国ホワイトハウスに潜入していた女スパイであるマタ・ハリに接触。襲撃されるも返り討ちにし「闇の狂団」の本拠地の情報を手に入れるのであった。

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映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」のマクゴナガル先生にギャップ萌えな件

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2011年に公開された『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は、人気シリーズの完結作。ここで意外なギャップを見せた人物が、マクゴナガル先生でした。普段は厳格な彼女、来たるべき時が来たときには生徒たちを守るべく、スネイプ先生に果敢に立ち向かいました。かと思えば、石像を動かす呪文を放った後に「この呪文一度使ってみたかったんですよ!」と少女のようにはしゃぐ可愛らしい一面が。こんなギャップ見せられたら、もうファンになっちゃいますよね。

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「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」でスネイプ死亡…その他おもしろ画像や注目ツイートまとめ

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シリーズ第1作目から登場してきたスネイプ先生。そんな彼が、とうとう『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』で最期を遂げました。その壮絶な生き様に涙し、そして惚れ直した視聴者は、きっとたくさんいたことでしょう。スネイプ先生の悲報に伴い、Twitterでは様々な反応があったので、この記事でまとめました。オフショットなどのおもしろ画像も掲載しています。

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