キングスマン:ファースト・エージェント(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングスマン:ファースト・エージェント』とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。本作ではレイフ・ファインズ演じるオーランド・オックスフォード公を中心として、第一次世界大戦時代の英国を舞台に「キングスマン」誕生のエピソードを展開する。
平和主義の英国貴族である主人公が大戦の最中、スパイとして世界の平穏を守ろうとする物語。レトロでありながらハイセンスな劇中ファッションや超過激スパイアクションが魅力の一作。

『キングスマン:ファーストエージェント』の概要

『キングスマン:ファーストエージェント』(原題: The King's Man)とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画である。
興行収入は全世界で日本円換算で約200億円のヒット作。
本作はマーク・ミラーとデイヴ・ギボンズ著のコミック『ザ・シークレット・サービス』原作の映画作品『キングスマン』シリーズの3作目となる。
『キングスマン』シリーズは同名の諜報組織の活躍を描いた人気映画シリーズで、スーツスタイルの紳士的なキャラクター像が魅力の娯楽作品となっている。また、スピンオフとして『アーガイル』(2024年公開)も制作されており、こちらもスパイアクション映画である。
本作はこれまでの『キングスマン』シリーズから作風が一味変わっており、史実をベースに諜報組織「キングスマン」の誕生秘話を描く。
作風を大きく変えてはいるもののシリーズのファンからは高い評価を得ており、人気の作品となっている。
制作はマシュー・ヴォーン監督、『キングスマン』の他には代表作としてスーパーヒーロー映画『キックアス』や『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』も制作している。
平和主義の英国貴族という表の顔を持つ主人公が歴史の裏で、第一次世界大戦下でスパイ活動を通して世界の崩壊を防ぐ為奮闘する物語。3作目にして『キングスマン』シリーズの原点を描いた本作は、シリーズ通しての魅力である超過激スパイアクションやハイセンスな劇中ファッションに加え、時代背景のレトロさを巧みに融合させた至高の娯楽作となっている。

『キングスマン:ファースト・エージェント』のあらすじ・ストーリー

秘密諜報組織の誕生

第二次ボーア戦争

時は1902年、南アフリカの領有権を巡った戦争「第二次ボーア戦争」の最中である。
オーランド・オックスフォード公は妻であるエミリー・オックスフォード、息子のコンラッド・オックスフォードと執事のショーラを連れ英国軍の基地を訪れる。赤十字活動の医療品支援を行うために基地責任者であるハーバート・キッチナー指揮官と副官であるモートンと会合を行うが、その間に屋外で待たせていた妻エミリーが潜伏していた敵軍兵士により銃撃されてしまう。ショーラが敵兵士を討ち取り、襲撃は終結したがエミリーは銃撃による出血により帰らぬ人となってしまう。

暗躍する闇の狂団とその指導者「羊飼い」

第二次ボーア戦争から12年の月日が流れ、時は1914年。謎の人物、通称「羊飼い」率いる多国籍秘密結社「闇の狂団」が暗躍していた。
彼らの目的は「イギリス」 「ドイツ」 「ロシア」の指導者達を裏で操り、世界的な大戦争を引き起こす事だ。その目的達成の為にハンガリー帝国の次期皇帝フランツ・フェルディナント大公の暗殺を目論んでおり、「羊飼い」はテロリストであるガブリロ・プリンツィプに暗殺の実行を命じる。
時を同じくしてフェルディナント大公の身の安全を案じたキッチナーは、ボーア戦争時代からの友人であり戦友のオックスフォード公に護衛を依頼するのだった。

諜報組織の始動

オックスフォード公達の護衛もむなしく、パレードの最中にフェルディナント大公は襲撃され命を落としてしまう。
失意の中帰国するオックスフォード公と息子のコンラッドだった。帰国後、邸宅に戻ったオックスフォード公は息子に衝撃の事実を打ち明ける。
これまで戦争嫌いの中立貴族という立場を築いていたオックスフォード公だったが、その裏の顔は世界中のメイド・執事等の使用人を介した諜報活動を行っているスパイ組織の長だったのだ。世界を危機に陥れるべく暗躍している謎の集団の動きを察知し、コンラッドも仲間に加えた状態で国家権力に縛られない諜報活動を強化していく。調査の末、ロシアの僧侶「グリゴリー・ラスプーチン」が指導者に取り入り、戦争を引き起こそうとしていることが判明する。

ラスプーチンとの死闘

踊るように襲い掛かるラスプーチン(中央)

事前の調査でラスプーチンには男色の趣味があるという情報を掴んだオックスフォード公は、コンラッドにいわゆる「色仕掛け」作戦の実行を指示する。ラスプーチンにコンラッドが接触、パーティーから抜け出すように誘い、そこで毒入りのパイで毒殺というシナリオだ。
作戦の決行日、オックスフォード公率いる諜報組織のメンバー(息子のコンラッド、執事のショーラ、メイドのポリー・ワトキンス)とともにパーティへと乗り込む。手筈通りにまずはコンラッドがラスプーチンに対して接触を試みるも反応は薄い。焦りを感じるコンラッドだったが、意外にもラスプーチンは父親のオックスフォード公の方が「タイプ」だったらしく、別室に連れていかれる。プラン通りにラスプーチンに毒入りパイを食べさせるとほどなく苦しみ始めるが、直ぐに激しく嘔吐した後反撃されてしまう。ラスプーチンは暗殺対策に普段から毒物を摂取する訓練をして耐性を得ていたのだった。
複数を相手取っているにも関わらず、ラスプーチンの驚異的な戦闘力によりオックスフォード一行は押されてしまう。コサックダンスを踊るかのような独特な戦闘スタイルに一行は翻弄されつつも、最終的にはポリーの放った銃弾が頭部に命中、暗殺は成功するのだった。

コンラッドの愛国心と決意

英国軍への入隊

ラスプーチンの一件後、コンラッドは愛国心を更に燃やし英国軍へ入隊を希望する。時は第一次世界大戦の真っ只中である。
息子の身を案じる一方、共に戦い一人前の男として認めた以上その思いを無下にはできず入隊を許可する。オックスフォード公は邸宅にて息子の無事を祈りながら帰還を待つこととなった。
英国軍へと入隊したコンラッドは厳しい訓練を乗り越え、一人前の軍人として成長する。戦場に出撃するのを心待ちにしていたコンラッドだったが、コンラッドにはロンドンへの帰還命令が下るのだった。偶然か、はたまた父の根回し化は不明だったが、国の為に戦いたい気持ちが強かったコンラッドは自分より下位の等級の兵士、アーチ・リードに声を掛ける。コンラッドの作戦は、リードと身分を入れ替えることで戦場に出撃するというものだった。

情報回収任務

コンラッドが最前線に到着して間もなく、敵国に潜入していたスパイが英国軍の陣地に帰還しようとする。しかし、銃弾飛び交う前線を走り抜けることは容易ではなく、英国軍の塹壕まで半ばといったところで砲撃を受けてしまうのだった。
指揮官はそのスパイが重要な情報を持っていると話す。その情報の回収任務に6人の志願兵を募り、コンラッドは先陣切って志願する。
回収任務は夜間に決行され、コンラッド含む6人の部隊はスパイが砲撃を受けた地点へと向かうのだった。真っ暗な戦場を進んでいくと敵国の兵士数人と接敵、お互いに音を立てれば両軍の塹壕からの集中砲火を受ける為しばらく睨み合いが続く。意を決した互いの兵士は銃を捨て、ナイフによる白兵戦を開始。闇の中で静かに命を奪い合うコンラッド達。数人の敵兵士を倒したものの、大柄な敵兵士に追い詰められ、絶体絶命の状況に陥るコンラッド。万事休すかと思われたが、仲間がギリギリのところで敵兵士に対して発砲し、コンラッドは九死に一生を得るのだった。

決死の救出

発砲をきっかけに両軍からの集中砲火を浴びる一行。命からがら砲撃跡のくぼみに身を隠したコンラッドだけは助かり、他の部隊員は全滅してしまう。束の間の安全な場所で、戦場の恐ろしさと残酷さを噛みしめて呆然とするコンラッドだったが、不意に声を掛けられて我に返る。
視線の先には昼間、塹壕に向かって必死に走っていた英国のスパイが居たのだった。彼は生きてはいたものの右足を失い、情報を持ち帰れないと悟っており、コンラッドにその重大な任務を託そうとしていた。しかしコンラッドは情報だけではなく、負傷したスパイも救出することを決意する。日も昇っており、非常に危険な状態だったがコンラッドには人を見捨てるという選択肢はなかったのだ。
銃弾や砲弾が飛び交う中、スパイを背負い必死で駆けるコンラッド。その姿を見た英国軍の味方たちは塹壕から全力で援護射撃を開始するのだった。

コンラッドの戦死

死と隣り合わせの前線を走り抜け命からがら味方の塹壕まで戻ってきたコンラッド。しかし背中に背負っていたスパイは砲弾の衝撃をコンラッドの代わりに受けて事切れてしまう。
周囲の兵士に英雄だともてはやされ、名を名乗るように促される。しかしコンラッドは身分を入れ替えて不正に戦場に滞在している為、入れ替え先の名義である「アーチ・リード」と名乗る。それを聞いた一人の兵士がコンラッドに銃を向ける。彼は本物の「アーチ・リード」の友人であり、その名を名乗るコンラッドのことを敵国のスパイだと誤認し、そのまま発砲してしまう。
頭部に銃弾が命中したコンラッドは帰らぬ人となり、ほどなくして英国のオックスフォード公はその報せを受けるのだった。

失意のオックスフォード公

妻エミリー、そして息子のコンラッドを失ってしまい孤独の身となったオックスフォード公は、英国の危機を見て見ぬふりをして失意の中、投げやりに生活を送っていた。だがメイドのポリーに「彼なら勇敢に戦うはず」と叱責され再び諜報活動を開始することを宣言。
諜報の末、ラスプーチンの死後も「闇の狂団」が暗躍していることを悟ったオックスフォード公は、アメリカ合衆国ホワイトハウスに潜入していた女スパイであるマタ・ハリに接触。襲撃されるも返り討ちにし「闇の狂団」の本拠地の情報を手に入れるのであった。

yumesa2830060
yumesa2830060
@yumesa2830060

Related Articles関連記事

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。

Read Article

ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。

Read Article

ザ・クラウン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

ザ・クラウン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ザ・クラウン』とは、イギリス女王エリザベス2世の治世を描く、アメリカ合衆国とイギリス合作のテレビドラマシリーズ。Left Bank Picturesおよびソニー・ピクチャーズ テレビジョンが製作。2016年11月より配信開始となり最終シーズンは2023年12月に配信され、全6シーズン、各10エピソードの合計60話構成。2シーズンごとに主要キャストが入れ替わる。当時の美術・衣装などが忠実に再現されており、各界から高い評価を得ている。

Read Article

グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。

Read Article

レッド・ドラゴン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

レッド・ドラゴン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。 監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。

Read Article

キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。

Read Article

キングスマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キングスマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。

Read Article

ボーン・アルティメイタム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ボーン・アルティメイタム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ボーン・アルティメイタム』とは『ボーンシリーズ』の3作目で、2007年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画の暴露記事を書こうとする記者と接触したことで存在が見つかり、またもやCIAに狙われる。その一方、CIA内部の人間と協力し、極秘計画に絡んだ組織の陰謀を暴き、とうとう記憶を取り戻す。その場にいるかのような臨場感溢れる映像やスピーディなストーリー展開、スリリングな逃走劇など息もつかせぬシーンの連続で観る者を引き込む最高傑作。

Read Article

チャーリーズ・エンジェル(2019年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

チャーリーズ・エンジェル(2019年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『チャーリーズ・エンジェル』とは、2019年に公開されたアクション映画。『チャーリーズ・エンジェル』、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の続編である。彼女たちは国際機密企業チャーリー・タウンゼント社に所属しており、さまざまな特殊訓練を積み、男性顔負けの大活躍を見せるエリートエージェント。硬い結束力でどんな敵にも頭脳と行動力で立ち向かう。前作のエンジェルたち(キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー)の登場シーンがあり、前作のファンにも楽しめる内容。

Read Article

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。

Read Article

アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。

Read Article

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。

Read Article

007/慰めの報酬(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007/慰めの報酬(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007/慰めの報酬』(原題: Quantum of Solace)とは、2008年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作品目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。興行収入は全世界で5億8900万ドルを記録した。 謎の組織の幹部、ミスター・ホワイトを捕えたボンドは、上司のMの元にホワイトを連行した。だが仲間内の裏切りに遭い、ホワイトを逃してしまう。新たな手掛かりをもとに、ボンドはハイチでのミッションに挑むのだった。

Read Article

ことの終わり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ことの終わり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』

Read Article

キングスマン:ゴールデン・サークル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キングスマン:ゴールデン・サークル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングスマン:ゴールデン・サークル』とは、2017年に制作されたアクション映画。 『キングスマン』の続編であり、前作と同じくマシュー・ヴォーンが監督を務め、タロン・エガートン、コリン・ファースが出演する。 日本では2018年に公開され興行収入17億円を超えるヒット作となった。 イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅してしまい、キングスマンのエージェントであるエグジーは同盟を結んでいるアメリカスパイ機関ステイツマンに協力を求める。

Read Article

シャザム!(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ

シャザム!(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ

『シャザム!』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のヒーローアクション映画。DCコミックスのクロスオーバー作品『DCエクステンデッド・ユニバース』の第7作品目として製作された、スーパーヒーロー映画である。DCコミックスの『シャザム』を主人公としている。家出を繰り返す孤児「ビリー・バットソン」が、魔術師・シャザムとの出会いをきっかけに、里親と一緒に暮らす子供たちと絆を築いて成長していく。その一方で、シャザムと会った事があるサデウスは、悪の道を歩み始める。

Read Article

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。

Read Article

007 スカイフォール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007 スカイフォール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007/スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。

Read Article

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年に公開されたアメリカの怪獣映画。監督はマイケル・ドハティで、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』の続編でキャッチコピーは「王の覚醒」。アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の3作目の作品であり、日本の人気怪獣が多数登場する内容で話題となった。 テロリストの手で強大な怪獣キングギドラが復活し、呼応して世界中に怪獣が出現。地球環境を守るため、怪獣王ゴジラは人類を蹴散らしつつこれに立ち向かう。

Read Article

二ッ星の料理人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

二ッ星の料理人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『二ッ星の料理人』は2015年にアメリカで公開されたヒューマンドラマ映画である。料理の世界を舞台に、孤高の天才料理人・アダムの挫折と成長の軌跡をたどる美食エンターテイメント作品だ。酒とドラッグに溺れ転落したアダムは、再起を目指してロンドンでレストランをオープンさせる。完璧な料理を追い求めようとするアダムは周囲とぶつかり合いながら、完璧なだけでは人の心を動かせないことに気付いていく。天才だが横暴なシェフが、出会った仲間との絆や恋を経験し、人として成長していく姿を描いた心温まるヒューマンドラマだ。

Read Article

007 スペクター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

007 スペクター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。

Read Article

GODZILLA ゴジラ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

GODZILLA ゴジラ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ

『GODZILLA ゴジラ』とは、2014年に公開されたアメリカの怪獣映画。日本を代表する特撮である『ゴジラシリーズ』に、ハリウッドが本気で取り組んだ意欲作である。監督はギャレス・エドワーズで、キャッチコピーは「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」。興行収入5億ドルを超える大ヒットを記録し、アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の最初の作品ともなった。略称は「ギャレゴジ」。 日本で巨大生物ムートーが復活。これを追うように怪獣たちの王ゴジラも活動を開始し、両者の戦いに人類は翻弄される。

Read Article

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』とは、2021年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。2018年に公開されたホラー映画『クワイエット・プレイス』の続編である。監督・脚本は、前作で父親役も演じたジョン・クラシンスキー。 前作同様、音を立てると襲ってくるクリーチャーに立ち向かうアボット一家を描く。今作では今までいた家の外に舞台を移し、耳の不自由な娘リーガン、息子マーカスの冒険と成長にフォーカスを当て、より緊迫感のある「音のない世界の恐怖」を楽しむことができる。

Read Article

逆転のトライアングル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

逆転のトライアングル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『逆転のトライアングル』とは、2022年に公開されたスウェーデン・イギリス・フランス・ドイツのブラックコメディ映画。 人気モデルのヤヤとその恋人であるカールは、ある豪華客船のクルーズに招待される。船にはあらゆるセレブたちが集いそれぞれバケーションを満喫していたが、ある夜船が嵐の影響で難破してしまい、ヤヤとカールを含む数人が無人島に流されてしまった。流れ着いた彼らが生き残りを賭け、サバイバル生活をする様子が描かれている。船内と無人島でヒエラルキーが逆転する様が見所の作品。

Read Article

スパイダーマンの歴代スーツまとめ

スパイダーマンの歴代スーツまとめ

『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。

Read Article

【イアン・ハート】ハリー・ポッターでヴォルデモート役を演じた7人の俳優まとめ【レイフ・ファインズ】

【イアン・ハート】ハリー・ポッターでヴォルデモート役を演じた7人の俳優まとめ【レイフ・ファインズ】

ヴォルデモートといえば、『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役ですよね。ひときわ存在感を放つ彼ですが、実は映画版では7人の俳優によって演じられていました。当然ながら彼もかつては子どもでしたし、学生時代の姿も出てきてます。かと思えば他の人物に憑依していたこともありますから、演じている俳優がたくさんいても何ら不思議ではありません。誰がどんなヴォルデモートを演じていたのか、この記事で紹介しています。

Read Article

特殊メイクビフォーアフター&実在したモデルとの比較画像まとめ!【アーノルド・シュワルツェネッガーなど】

特殊メイクビフォーアフター&実在したモデルとの比較画像まとめ!【アーノルド・シュワルツェネッガーなど】

映画スターの特殊メイク前と後の比較や、モデルとなった人物との比較画像のまとめです。『ターミネーター』シリーズのアーノルド・シュワルツェネッガーや、『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズなど、メイクによって同じ人物とは思えないほど変貌を遂げた画像や、モデルと見分けがつかないほどそっくりな俳優たちの姿を紹介していきます。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズに出演したイギリスの名優を紹介【ゲイリー・オールドマンなど】

ハリー・ポッターシリーズに出演したイギリスの名優を紹介【ゲイリー・オールドマンなど】

映画「ハリー・ポッター」シリーズに出演していたイギリスの名優についてのまとめです。ここで紹介するのは、シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマン、セブルス・スネイプ役のアラン・リックマン、ルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックス、ゼノフィリアス・ラブグッド役のリス・エヴァンスの4人。彼らが他作品で演じた悪役の画像や、ネットの反応などをまとめました。

Read Article

ハリー・ポッターシリーズの「例のあの人」ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の素顔まとめ

ハリー・ポッターシリーズの「例のあの人」ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の素顔まとめ

『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役といえば、ヴォルデモート卿!作中では多くの人びとの間で「例のあの人」との呼ばれ方をする彼を演じたのは、レイフ・ファインズです。この記事では、ヴォルデモート卿とレイフ・ファインズの素顔についてまとめました。「例のあの人」の格好をしたままキャスト陣と談笑しているのが面白いですね。

Read Article

ハリー・ポッターと死の秘宝でハリーが折れた自分の杖をニワトコの杖で直す描写がなかった件

ハリー・ポッターと死の秘宝でハリーが折れた自分の杖をニワトコの杖で直す描写がなかった件

『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、シリーズ完結編にあたる第7作です。原作と映画版で内容が違っていることはよくある話ですが、どうやらそれは本作でも見られたそう。ハリーが所持していた杖が折れてしまい、原作ではこれをニワトコの杖で直す描写がありました。しかし、映画ではそれがなく、そのことを悲しむ声がSNSで挙がっています。どっちが良いかは、その人の感性によりますよね。気になる方は、原作と映画を実際に見比べてみてください。

Read Article

【シャザム記者会見】DC映画ファンを怒らせた監督・福田雄一の発言とは【吹き替え版アベンジャーズ】

【シャザム記者会見】DC映画ファンを怒らせた監督・福田雄一の発言とは【吹き替え版アベンジャーズ】

DC映画ファンを怒らせた『シャザム』記者会見での、監督・福田雄一の発言をまとめました。日本語吹き替え版の監修と演出を担当することとなった福田監督。しかし会見での発言から、「作品に対するリスペクトが感じられない」といった監督に対する声や、DC作品をライバル・マーベル作品にかけて「吹き替え版アベンジャーズ」と称したことがファンの怒りを買う事態に。ここでは会見の様子や、ファンの反応を紹介していきます。

Read Article

目次 - Contents