博士と彼女のセオリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『博士と彼女のセオリー』とは2014年にイギリスで製作された、物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と元妻のジェーン・ホーキングの出会いとその後を描いた伝記映画である。スティーヴンは21歳で筋萎縮性側策硬化症(ALS)を発症し余命2年と宣告されるが、ジェーンの献身的な愛情に支えられ苦しみながらも困難に立ち向かって行く。第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、主演のエディ・レッドメインは主演男優賞を受賞した。監督はジェームズ・マーシュが担当し、脚本をアンソニー・マッカーテンが担当している。

『博士と彼女のセオリー』の概要

『博士と彼女のセオリー』とは2014年にイギリスで製作された、物理学者のスティーヴン・ホーキングの激動の半生と、彼を支え続けたジェーン・ホーキングの献身的な愛を描いた伝記映画である。
天才物理学者として将来を期待されていたスティーヴンは、ケンブリッジ大学院に在籍中ジェーンと出会い、またたく間に恋に落ちる。しかしその頃には病が彼の体を蝕み始めていた。手先の震えや足のもつれなどの症状が出始め、ある日スティーヴンはつまずいた拍子に派手に転び顔を打ち付けてしまう。そして病院で検査をした結果、医師から余命2年だと宣告されるのだった。病名は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)。それはスティーヴンが21歳の時だった。脳の運動神経の障害で、自分の意志で体を動かすこと、話すことが出来なくなる病だと知り、打ちのめされたスティーヴンはジェーンを遠ざけようとするが、ジェーンはすべてを理解した上で一緒にいたいとスティーヴンに告げるのだった。そして2人は結婚し子供にも恵まれるが、病気の進行は止まってはくれず、様々な困難と試練が2人に降りかかる。その度にぶつかり合いながらも乗り越えて行くスティーヴンとジェーンは最終的に、お互いにとって最良の決断を下すのだった。

「宇宙のすべてを説明するたった1つの方程式」を見つけるため日々研究に勤しむ無神論者のスティーヴンと、敬虔なクリスチャンのジェーンは、思想が正反対でありながらもお互いの哲学、価値観を尊重し合う様子が描かれ、2人の知的好奇心の高さや崇高な精神がこの作品から窺える。ジェーンのスティーヴンに対する無償の愛はやがて自分自身を疲弊させ、そしてスティーヴンにもそれが伝わり、晩年にはお互い別のパートナーと人生を歩んで行く。しかしスティーヴンとジェーンの絆が消えることはなく、良き友人であるという。
この物語は偉人のスティーヴン・ホーキング博士としてだけではなく、葛藤や欠点を抱えた1人の人間としてリアルに描かれ、天才も凡人も、障害者も健常者も、そこに境界はなく誰にでも希望はあると教えてくれる作品である。
スティーヴンが発表した『ホーキング、宇宙を語る』は、世界的なベストセラーとなり、ジェーンの献身的な愛情なくしては成し遂げられなかったであろうスティーブンの偉業は、多くの人間の心を掴み感動を与えた。

主演のスティーヴン・ホーキングを『ファンタスティック・ビースト』のエディ・レッドメイン、妻のジェーン・ホーキングを『インフェルノ』のフェリシティ・ジョーンズが演じる。
第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞した。監督をジェームズ・マーシュ、脚本をアンソニー・マッカーテンが担当している。

『博士と彼女のセオリー』のあらすじ・ストーリー

スティーヴンとジェーンの出会い

1963年イギリス。ケンブリッジ大学院生のスティーヴンとブライアンはパーティー会場に向かっていた。到着して間もなく、ジェーンという女性とその友人が扉を開けて入って来る。ジェーンの友人のダイアナにジェーンは、「あの人は誰?」とスティーヴンの方を見て聞く。ダイアナは「かなり変人。頭はいい」と答えた。
スティーヴンはジェーンと挨拶を交わした。フランス語とスペイン語を学んでいると言ったジェーンは、「あなたは?」とスティーヴンに聞く。スティーヴンは「宇宙学だ」と答えた。「なぜケンブリッジに?」と聞くジェーンに、スティーヴンはオックスフォード大学からケンブリッジに来た経緯を話す。そこにダイアナがやって来て「もうお開きよ」とジェーンに呼びかける。ジェーンは「お話出来て楽しかったわ」と言い、スティーヴンに何かを渡し去って行った。渡された紙には、電話番号が書かれてあった。

スティーヴンの才能

講義に出席していたスティーヴン。デニス教授から課題を与えられるが話を聞いておらず、ジェーンからもらった電話番号を眺めていた。デニス教授が「締め切りは金曜の3時だ」と忠告する。ブライアンは「難題すぎて入院しそう」とこぼした。
締め切りの日、ブライアンはスティーヴンのいる寮の部屋を訪ねた。まだ寝ているスティーヴン。「早く起きろよ。解けた?」とブライアンが聞く。スティーヴンは「後でやるよ」と答えた。焦る様子のないスティーヴンに「英国一の大学で博士号を取る自覚ある?」と言い、ブライアンは部屋を出て行った。ベッドから降りたスティーヴンは机の上に雑に置かれていた課題を手に取る。そして置いてあったマグカップに手を伸ばすが上手く掴めず倒してしまった。この頃から徐々に、スティーヴンの体に異変は起こっていたのだった。
講義では、デニス教授が他の生徒の課題を見ていた。「マイケルのは字が汚くて間違いの指摘も出来ん。ブライアンのは意味不明の解答だ」と次々に評価を下す。スティーヴンの課題も見る。デニス教授は「見事だ」と感嘆の声を上げる。講義後、デニス教授はスティーヴンを呼び出し「今度の金曜日に優秀な院生達を連れて数学者のロジャー・ペンローズの講演を聞きに行く。よかったら君も来なさい」と誘った。

距離を縮めるスティーヴンとジェーン

教会にいるジェーンに会いに行くスティーヴン。外で待っているとジェーンがやって来た。「お昼はどうするの?母は料理がうまいんだ」とスティーヴンは言い、ジェーンを自宅に誘った。スティーヴンの実家で食事をすることになったジェーン。スティーヴンの父親のフランクが「ところでジェーン。君は何を勉強してるんだ?」と聞いた。「フランス語とスペイン語で博士号を目指しています」と答えるジェーン。スティーヴンは突然「舞踏会に行かない?」とジェーンを誘った。舞踏会とはケンブリッジ大学で開催されるイベントだった。スティーヴンの家族は歓声を上げた。舞踏会当日、ジェーンの家まで迎えに来たスティーヴン。ドレスアップした2人は照れ臭そうに挨拶を交わした。パーティー会場に花火が上がり、終始楽しそうに過ごしていた。「言葉を失うね」とスティーヴンが言う。スティーヴンはジェーンの手を握り見つめ合い、口づけを交わした。

病気の発覚

ロジャー・ペンローズの講演を聞くスティーヴンと院生達とデニス教授。ペンローズは黒板に星に見立てて丸を書いた。「太陽の何倍もの質量の恒星はどのように一生を終えるか?崩壊だ。恒星自身の重力が収縮に反する力より大きくなると…」などと説明する。スティーヴンは真剣に耳を傾けていた。
翌日、スティーヴンはペンローズから得た持論をデニス教授に話す。デニス教授はスティーヴンに期待を寄せた。教室を出て歩き出すスティーヴン。しかし、足がもつれて転んでしまう。受け身を取れずしたたかに顔を打ち付けてしまった。
病院で診察を受けるスティーヴン。検査後「運動ニューロン疾患です。余命は2年ほどでしょう」と医師は話した。スティーヴンは絶句してしまう。運動ニューロン疾患とは、脳の運動神経のみに障害が発症する病気の総称で、その中で代表的なのが「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」であり、スティーヴンが発症したのはこの病だった。
ある日ブライアンがスティーヴンのいる寮の部屋に来る。「医者は何て言ってた?」と聞くブライアン。「病気が見つかったよ。余命は2年なんだって」と言った。表情が変わるブライアン。スティーヴンは少し黙り込み「出てってくれ」とブライアンに伝える。ジェーンはブライアンに呼び出されバーに向かう。「スティーヴンから残念な話を聞いたんだ」と言ってブライアンは、ジェーンにスティーヴンについて話し始めた。
ジェーンがスティーヴンに会いに行くと、スティーヴンは寮の大広間でテレビを見ていた。「余命2年しかないんだ」とスティーヴンが話す。するとジェーンは突然「愛してるの」とスティーヴンに伝えた。「この病気は全身がやられるんだ」と伝えるスティーヴンに、ジェーンは突然キスをする。そしてスティーヴンを見つめながら「いつも眼鏡が汚れてる」と言って着ていたワンピースの裾で拭いた。そしてそれをスティーヴンにかけてやり「ほら、この方がいいでしょ?」と言った。「ああ」とスティーヴンは微笑む。

スティーヴンとジェーンの結婚生活

ジェーンはフランクと会っていた。「息子の命は長くはもたないから慎重になるんだ」と説得するフランクの話を、ジェーンは真剣な表情で聞いていた。そして「でも彼を愛してます。彼も愛してくれています。一緒にこの病気と闘って行きましょう」と、ジェーンはフランクを真っ直ぐに見つめながらそう話したのだった。ほどなくしてスティーヴンとジェーンは結婚をする。そして2人の間に第1子ロバートが誕生する。この頃、スティーヴンは歩行が困難な状態だった。
ある日ジェーンは、何も言わず車椅子をスティーヴンの前に差し出した。テーブルの椅子に座っていたスティーヴンは、側に置かれた車椅子に乗り「これはほんの一時的だ」と言った。ジェーンは「分かってる」と優しく答えた。スティーヴンは「ありがとう」とジェーンに言った。病状はこの頃、会話に影響を及ぼし始めていた。ジェーンは上手く聞き取れず「ごめんなさい。何て言ったの?」と聞く。「ありがとう」とスティーヴンが繰り返す。ずいぶん喋りづらそうだった。口づけを交わすスティーヴンとジェーン。そしてほどなくしてルーシーという第2子が誕生した。

スティーヴンの理論

ジェーンがスティーヴンの着替えを手伝っている時、ルーシーの泣き声が聞こえる。ジェーンは「すぐ戻るわね」と言いルーシーの元に駆けつける。スティーヴンは、セーターを自分の首に通そうと試みるが途中でつかえてしまう。着るのを諦めそのままの状態で、セーターの編み目から見える暖炉の火を目にした時、スティーヴンは宇宙の理論を見た。戻ってきたジェーンにスティーヴンは「ひらめいたぞ」と嬉しそうに笑った。
そしてとある日、スティーヴンは様々な学者が出席する講義で”ひらめいた”理論についての演説をする。演説を聞いていた1人の学者が「実にくだらん」と言い放ち、その意見に賛同した数名の学者がその場から出て行ってしまう。すると1人の学者が立ち上がり「私はブラックホール理論の研究をしています。正直に言うと、今日はつまらない話を延々と聞かされて帰るのだと思っていました。しかしこの青年が…やってくれた!」と言って、スティーヴンを称賛した。
スティーヴンがセーターの編み目から暖炉の火が見えた時、ブラックホールはエネルギーを放射して爆発するのだとひらめいたのである。スティーヴンが発表した理論は「ホーキング放射」と呼ばれ、一部の学者から称賛を受ける。そしてこの理論についての本を出版し、スティーヴンは大学の「特別研究員」となる。

ジェーンの苦悩

スティーヴンの実家へ遊びに行った日、スティーヴンは食事を喉に詰まらせてしまった。ジェーンがスティーヴンの背中を叩き吐き出させる様子を、スティーヴンの両親は戸惑いながら見守る。「医者に見せないと」と言うジェーンに「医者は嫌だ」と否定するスティーヴン。フランクが「分かった。医者は無しだ」と言うと、ジェーンは複雑な表情をした。ジェーンは家族から離れた場所に行き、人知れず涙を流していた。自分1人でスティーヴンを介助することに限界を感じていたようだった。帰りの車の中で、ジェーンは覚悟を決めたように「助けが必要だわ」と言った。
ある日、ジェーンの母親のベリルが「教会で聖歌隊に参加してみたら?」とジェーンに持ちかける。ベリルは、疲弊している娘を心配し息抜きになるのではないかと考えたのだった。教会を訪れたジェーンは、そこでジョナサンという男性と出会い、次第に親しくなっていった。スティーヴンとジェーンの家で、ジョナサンを交えて3人で食事をするまでに。ロバートやルーシーもジョナサンに懐き、共に過ごす時間が増えて行く。
スティーヴンとジェーンとの間に第3子ティモシーが誕生する。庭でパーティーが開かれ、ジョナサンも祝いに駆けつけていた。フランクは、明らかにジェーンとジョナサンの仲を怪しんでいるようだった。ジェーンが家の中に入って行くのを確認すると、スティーヴンの母親のイソベルは「ティモシーは誰の子なの?」と問いただした。ジェーンは「スティーヴン以外いません」と語気を強めた。近くを通りかかったジョナサンが、ジェーンとイソベルの話を聞いてしまう。ジョナサンの足音が2人に聞こえる。裏口から出て行くジョナサンをジェーンは追いかけ呼び止める。ジョナサンは「誤解されたくない。今は距離を置くべきだと思う」と帰ろうとする。「あなたが必要なの」と懇願するジェーン。ジョナサンは「ありがとう」と言って、帰って行った。その様子を、遠くの方からスティーヴンが見つめていた。
ある朝、スティーヴンが「ボルドーのオペラに招待された」とジェーンに言った。そして「学生が付き添ってくれる。君は飛行機が嫌いだから車で来るといい。ボルドーで合流しよう」とジェーンに話す。ジェーンは「私1人では無理だわ」とつぶやく。スティーヴンは「ジョナサンを誘ったらいい」と当然のことのように言うが、先日のジョナサンとのことを思い「来てくれないと思うわ」とジェーンは答えた。ジョナサンのいる教会をスティーヴンは訪れ、そして「ジェーンを助けてほしい」と伝えた。
ジェーンはボルドーに向かった。運転席にはジョナサンがいる。一緒に来てくれたのだった。ジェーンは自分に向けられたジョナサンの好意と、自分のジョナサンへの好意をどう扱っていいのか分からず戸惑っている様子だった。
オペラ会場に着いたスティーヴン達。しかし、鑑賞中、スティーヴンは喀血した。そのままスティーヴンは病院に搬送される。ジェーンの元に、スティーヴンの一報が届く。ジェーンは慌ててジョナサンを呼び「スティーヴンが倒れたの」と言った。そして急いでスティーヴンの元へ車を走らせた。医師がジェーンに「どれくらいもつか分からない。人工呼吸器を外すかご指示ください」と伝える。ジェーンは「昏睡状態から回復させて下さい」とはっきりと伝えた。「本当にお望みですか?喉に穴をあけ呼吸装置を付けます。二度と声は出せません」と医師は確認した。ジェーンは「死なせる訳にはいかない」と答える。スティーヴンの手術が行われ、スティーヴンは声を失った。

声を失ったスティーヴン

ジェーンは看護師のエレインを雇うことにした。有能なエレインはスティーヴンの伝えたいことを即座に読み取ることが出来た。スムーズな会話のやり取りに、スティーヴンは久しぶりに笑顔を浮かべていた。
ある日、音声合成装置がスティーヴンの家にやって来る。それは顔の動きから、コンピューターに映し出されているアルファベットのどの文字を見ているか解析し、それが音声となって出る機械だった。すると「私はスティーヴン・ホーキング」と機械から音声が流れた。スティーヴンは日を追うごとにその装置を使いこなし、次第に元気を取り戻していくのである。

スティーヴンとジェーンの別れ

ある夜、スティーヴンが「エレインと一緒にアメリカに行くことにしたよ」と音を流す。ジェーンは驚いた顔で振り向いた。「授賞式だ」と答えるスティーヴン。「招待されるといつも報告してくれたのに」とジェーンは悲しみを滲ませて言った。スティーヴンはジェーンに近寄っていき「すべてうまくいくよ」と笑いかける。ジェーンは屈み、スティーヴンと目線を合わせ「あなたを愛したわ」と言った。するとスティーヴンは顔を歪めて泣き崩れた。「精一杯やった」とジェーンが言う。2人は見つめ合い涙を流した。そしてスティーヴンはエレインと共にアメリカへ向かった。

スティーヴンの授賞式

最終的な研究結果を発表したスティーヴンは『ホーキング、宇宙を語る』を出版した。そして一躍有名な学者となった。スティーヴンの授賞式でデニス教授が冒頭の挨拶をする。大きな拍手の中ステージにスティーヴンが登場する。デニス教授が「始めにお寄せいただいた質問にお答えします」と言った。会場にいた女性より「どこでも注目されると思いますが、どう対処なさってますか?」という質問。スティーヴンは「ケンブリッジで観光客に聞かれました。あなたは本物のホーキング?私は答えました。人違いです。本物はもっとハンサムですよ」とジョークを交えて答える。会場は笑い声に包まれた。スティーヴンは音声合成装置で滞りなく質問に答えることが出来ていた。

2人が創り上げたもの

yasu0919120
yasu0919120
@yasu0919120

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