ラッシュアワー2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラッシュアワー2』とは、2001年に公開されたアメリカで制作されたアクション・コメディ映画である。『ラッシュアワー』の続編であり、主人公は同じくジャッキー・チェンとクリス・タッカーである。全世界で3億4,730万ドルの収益を上げた。『ラッシュアワー』よりアクションシーンが多くなっている。監督は『ラッシュアワー』に引き続きブレット・ラトナーである。休暇を取り香港観光に来たカーターだったが、リーの父親を殺した犯人の捜査に協力することになり、2人は息の合ったコンビネーションで事件を解決していく。
『ラッシュアワー2』の概要
『ラッシュアワー2』とは、2001年に公開されたアメリカで制作されたアクション・コメディ映画である。1998年に公開された『ラッシュアワー』の続編であり、主人公は同じくジャッキー・チェンとクリス・タッカーである。全世界で3億4,730万ドルの収益を上げた。『ラッシュアワー』よりアクションシーンが多くなっている。監督は『ラッシュアワー』に引き続きブレット・ラトナーである。
休暇中のカーターは、香港警察であるリーの地元である香港に遊びに行っていた。しかし、リーはどんどん仕事を引き受けるため、カーターは休暇を楽しめないでいた。香港のアメリカ領事館で爆破事件が起き、容疑者はリーの父親の元相棒であるリッキー・タンであった。リーは父親が亡くなった原因がタンにあるとして捜査を始めるが、その事件にカーターも巻き込まれることになる。リーは船上でタンと接触することが出来たが、タンは部下であるフー・リに銃で撃たれ海に落下してしまう。タンは偽札を作っており、アメリカに輸出していた。そのニセ札の原版を探すことになったリーとカーター。1億ドルのニセ札をカジノでばらまくつもりだと気づいたリーとカーターは、何とかするべくカジノに潜入捜査することになった。
『ラッシュアワー2』のあらすじ・ストーリー
カーターの休暇
ロス市警のカーターは休暇中に、香港警察のリーの住む香港へ遊びに行っていた。リーは街の案内をするため、カーターを車に乗せ同行していた。
カーターは香港に来てからずっと仕事だと文句を言う。その時、リーの携帯が鳴り電話に出る。電話の相手はリーの上司のチンで、「アメリカ領事館で爆破テロが起き、アメリカ人の通訳が2人死んだ」と聞かされる。
チンは「おそらくリッキー・タンの仕業だ」と言い、この件をリーに任せて電話を切る。実はリーの父親は、香港マフィアのボスであるリッキー・タンのせいで亡くなっていた。
リーはカーターに捜査を受けたと言えばまた怒るだろうと思い、リーに嘘をついてリッキー一味が集まるクラブへ向かった。
リッキー・タンを追うリーとカーター
クラブに着くとリーはカーターに目立つなと告げ、トイレに行くフリをして捜査を開始した。クラブでは中国人男性が歌っていたが、カーターは酷い歌で聞いてられないと呆れる。
その後カーターはステージに立ち、踊りながら歌う。そのダンスや歌は、好評で注目されていた。捜査をしていたリーだったが、カーターがかなり目立っていたので、こっそり呼びバレないよう注意する。
カーターはリーの注意を無視しステージ上から、「リッキー・タンを知ってる奴は手を挙げろ」と言うが、皆の反応は無かった。
しかしリーはタンの部下であるフー・リを見つけ、彼女を追いかけた。カーターも続いてリーを追いかける。
マンションの屋上で追いついたリーは、フー・リから攻撃され逃げられてしまう。次の日、カーターはリーに嘘を吐かれたことに怒っていた。リーは謝るが、カーターは怒り続けるのだった。
リッキー・タンとの接触
リーは怒っているカーターを無視して、マッサージ店へ行く。やっと休暇らしくなったとカーターはご機嫌になるが、マッサージ途中にリーはリッキー・タンを見つける。
リーはカーターに「あれがタンだ。応援を呼ぼう」と言うと、カーターは「あんな細い奴は俺たち2人で捕まえようぜ」と言う。リーはカーターを制止しながら、その場を離れ応援を呼ぶ。
カーターは勝手にタンに「俺と一緒に来てもらう」と話しかけるが、タンはノートパソコンを操作しながら見向きもせず断る。
その態度に怒ったカーターは、ノートパソコンを踏みつけて壊す。その瞬間、マッサージされていたタンの手下が立ち上がる。この様子を、戻ってきたリーが目撃した。タンは手下に座るように指示する。リーはタンに署に来てもらうと言うが、タンはここで聞けばいいと言う。
カーターもタンの胸ぐらを掴み署に来るよう言うと、手下が皆立ち上がる。それにびびって謝るカーターを置いて、タンはその場を去った。
リーとカーターは手下たちを相手するが数の多さに負け、捕まり裸にされ道のど真ん中に降ろされた。
シークレットサービスの指示
リーが務める香港警察ヤウマティ署では、シークレットサービスのスターリング特別捜査官が、チンに話し掛けていた。
スターリングは、アメリカ領事館内での殺害事件の指揮は自分が取ると言った。そこに裸のリーとカーターが署に入ってきた。スターリングは「何だあれは?」と聞くと、チンは気まずそうに指揮下に入るリー警部だと伝える。
リーとカーターは、リーのオフィスで着替える。リーは今回の失敗はカーターのせいだと怒っていた。リーは先に着替え終わり、チンのいる部屋へ向かう。着替えていたカーターは、マッサージ店にパスポートを忘れたことを思い出し、マッサージ店へ向かった。
チンのいる部屋に着いたリーは、スターリングを紹介してもらう。スターリングはリーに一切関わらないよう言う。リーは逮捕すべきだと主張するが、スターリングは今はタンを泳がせ、タン以上の大物を狙うと言った。
変装したフー・リは爆弾の入った小包を、リーのオフィスに持って行き爆発させた。リーはカーターが爆発に巻き込まれ、死んでしまったと落ち込む。しかし、カーターはマッサージ店を探し、街に居たため無事だった。
再びリッキー・タンとの接触
カーターは街を歩いていると、偶然タンを見つけた。タクシーに乗り、タンの車を追跡する。
リーは車の中で、タンが自分の船で大きなパーティーを開くという情報をチンから貰う。リーはタンの船に潜入して捜査を始めた。
カーターはタンを追跡し船に乗り込んだが、フー・リを見つけて隠れる。カーターが綺麗な女性イザベラ・モリーナを見つけナンパしていると、大富豪のスティーブン・レインが現れた。
カーターはなぜここに居るのかとスティーブンに話しかける。スティーブンは「観光だよ」と言い、イザベラと共にその場を去る。
リーはタンを探すため、船に潜入後手下を捕まえタンの居場所を聞いていた。そこに偶然カーターが現れたため、リーは驚く。
その時タンの手下が現れ、タンの元へ案内される。カーターはなぜ案内されているのか不思議に思っていると、リーは「タンは父さんの相棒だった」と話す。
船首にて、タンはフー・リに領事館を爆発させた件について怒っていた。リーとカーターの姿を見たタンは、フー・リに下がれと命令する。タンはカーターを船の中で待たせ、リーと2人で話す。
タンはリーに「領事館を爆発させたのは私ではない。犯人は部下のようだが、私をハメようとしているんだ。組織の中で内部抗争が起きている。必要な情報はすべて渡すが、香港から脱出させてくれ」と話す。
その瞬間、フー・リと手下が現れタンを銃で撃つ。タンは船首から海へと落下し、フー・リはその場を立ち去った。リーは残った手下と戦う事になった。フー・リは別の船に乗り移り逃げようとする。カーターは逃げようとするフー・リを見つけ捕まえようとしたが、フー・リに蹴られて気絶してしまう。
カーターが気を取り戻すと、スティーブンが平然とタバコを吸っているのを見かける。カーターは、銃声を聞いても慌てないスティーブンを怪しむ。
チンとスターリングが船に到着し、「泳いでいたリッキー・タンは殺された。仇討ちおめでとう」とリーに嫌味を言う。カーターは仇討ちとは何のことか気になっていた。
スターリングは続けてカーターに帰れと言う。香港でいいことは無かったカーターは、ロサンゼルスに帰ることにした。リーが空港まで送ってくれる。カーターは仇討ちとは何のことか教えてくれないリーに苛立っていた。
車を降りてカーターが空港に入る時、リーはカーターを呼び止めタンに自分の父が撃たれたことを話した。
それを聞いたカーターは全ての発端がリーの父の事件だと分かり、リーをロスに連れて行く。
リーはなぜ自分を連れていくのかと不思議に思っていると、カーターは「でっかい犯罪の裏には必ず金持ちの白人がいる」と言う。カーターはスティーブンが事件に関与していると判断した。
イザベラとの再会
スティーブンが住むレインタワーの隣のビルから、カーターは中の様子を見ていた。そこでスティーブンとイザベラが、一緒にいるところを目撃する。
またその部屋へ来客に変装したフー・リが、小包を持ってきたことも確認する。この小包を爆弾だと思い、カーターはイザベラの部屋に突入して小包を屋上で処理しようとした。
そこにイザベラが現れ、中に入っていた偽札を見せ爆弾じゃないと説明する。そしてイザベラは、自分はシークレットサービスのおとり捜査官だと告げる。リーはイザベラに協力したいと告げ、イザベラの部屋で詳細な内容を話し合った。
偽札は銀行でも見抜けないほど本物に近いものであった。イザベラはインクの違いで偽札は赤い炎で燃え、本物は黒く燃えると教えてくれた。
イザベラはリーとカーターに、この偽札を刷るための原版のありかを探すようにお願いする。
情報屋であるケニーに有力情報を求める
リーとカーターは、情報屋がいる店に到着する。情報屋ケニーが家族と食事をしている時に、店の奥へ行くカーターとリー。店の奥は賭博場で、カーターは「全員逮捕するぞ」と騒ぐ。ケニーは外で話そうと賭博場を出たが、妻や子供の前で騒がれたことに腹を立てていた。
ケニーは怒ってカーターに攻撃しようとするが、リーが庇いケニーと取っ組み合いになる。その時リーが「虎の拳だな」と言う。
それを聞いたケニーは手を緩めた。ケニーの師匠の名前はフレディー・チンといい、リーの上司であるチン警視の兄弟だった。これにより2人は意気投合する。
ケニーは常連の客が多額の借金をしたが、翌日に全額返したことを伝えた。カーターはそのお金を燃やしてみると、案の定偽札だった。ケニーに常連客の名前を聞くと、レインプラザで働いているチンという名前だと教えてもらう。
偽札の使い道を知るリーとカーター
リーとカーターはレインプラザに到着する。カーターは受付の男性に「警察だ。チンて人はいるか?」と聞くと、受付の男性は脱走した。リーとカーターは男性を追って奥に行くと、フー・リと手下がトラックで何かを運ぼうとしていた。フー・リは銃をリーに向ける。
そこにはイザベラもおり、フー・リに「あなたの一存で殺してもいいと思うの?」と言う。それを聞いたフー・リは銃を下す。その後イザベラは、リーを後ろから殴り気絶させた。カーターもフリーの手下たちに殴られ気絶した。
目が覚めるとリーとカーターはトラックに乗せられ、手を縛られていた。カーターは「イザベラは敵だ」と言うが、リーは「フー・リに殺されるのを助けてくれた」と言い、二人の意見が分かれる。
トラックの座席にて、フー・リはイザベラに敵意を燃やしていた。ボスからの命令でイザベラを連れて行くことに、フー・リは腹を立てていた。
リーとカーターは協力して、口で紐を外し解放された。しかしその衝撃で横にあった銅像が倒れ、中から100ドル札が出てきた。そのお金を証拠品と言い、カーターは胸ポケットに偽札を詰めた。
その時トラックが止まったため、こっそりリーとカーターは下水道から逃げた。下水道のマンホールから外へ出ると、レッドドラゴンというカジノの前に出た。
レッドドラゴンとは、リッキー・タンの船の名前であった。カーターは「カジノで1億ドル偽札をばらまくつもりだ」と言い、潜入する事にした。
生きていたリッキー・タン
オープン当日挨拶をするスティーブン。カーターがよそ見をしている間に、リーはイザベラに別の場所に連れて行かれた。
イザベラがリーをダンスに誘い「私、疑われ始めたみたい。お願い、力を貸して」と協力を求める。ダンスをしているリーを見かけたカーターは、リーの名前を呼びながらリーの元へ向かう。イザベラはその場を去る。
呑気に踊っていたリーをカーターは怒る。「相手はイザベラだ」とリーが言うと、カーターはまた騙されるから反対と言う。それでもリーは行こうとするため、カーターは「至る所にガードマンだらけだ。俺が騒ぎを起こすから、その間に忍びこめ」と言う。
カーターはカジノテーブルに行き、カジノに参加する。しかし他の客と比べて、自分だけ掛金の上限が低いと騒ぐ。店員がそれを見て、ガードマンを数名テーブルに呼ぶ。カーターはリーがもう少しで潜入出来そうなのを確認し、更に騒ぎ出す。それを見たガードマンたちは、更にカーターのテーブルに向かう。
リーは無事に潜入に成功するが、防犯カメラに見つかりガードマンと戦うことになった。そこにフー・リと手下が現れた。戦いに負けたリーは、口に爆弾を詰められ腕をテープで拘束された。そして爆弾のリモコンを持ったフー・リに付いてくるよう言われる。
イザベラは仲間だった
フー・リは手下と一緒にリーを別部屋に連れて行くと、死んだはずのタンが立っていた。そこにはイザベラも一緒におり、リーはイザベラに対して半信半疑になった。
タンは防犯カメラを見ると、スティーブンが偽札の原版のある部屋に向かっているのを目撃する。そしてカジノで稼ぐカーターも見つけ、始末するよう部下に指示を出す。
タンはフー・リを残し、1人でスティーブンのいる部屋に向かう。フー・リは爆弾のリモコンを押そうとするが、イザベラがフー・リの持っていたリモコンを蹴り落とす。
リーは手下と戦い勝ったが、イザベラはフー・リに負け気絶させられていた。リーはなんとかフー・リからリモコンを奪い投げるが、上の階からカジノ店内に蹴落とされてしまう。そこで意識を取り戻したイザベラは、爆弾のリモコンを下の階に投げた。
リモコンを探すリーを見つけたカーターは、リーの元へ向かう。上の階ではイザベラとフー・リが銃撃戦を始めたので、客が店外へと逃げた。
フー・リはイザベラを撃ち、下の階へと飛び降りリモコンを探す。カーターがリーのテープを剥がし、リーに付いていた爆弾をテーブルへ吹き飛ばす。フー・リがリモコンを見つけボタンを押すと、テーブルに乗った爆弾が爆発する。リーは「タンは生きてる」とカーターに伝える。
その時フー・リが攻撃を仕掛けてきたので、カーターはリーに「タンを探しに行け」と言い、フー・リと戦う。しかしカーターは、フー・リに銅像の剣で心臓を刺されてしまう。
カーターが倒れた衝撃で、銅像の武器がフー・リの元に倒れ気絶する。カーターは胸ポケットに入れていたお金のおかげで助かっていた。
事件解決
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目次 - Contents
- 『ラッシュアワー2』の概要
- 『ラッシュアワー2』のあらすじ・ストーリー
- カーターの休暇
- リッキー・タンを追うリーとカーター
- リッキー・タンとの接触
- シークレットサービスの指示
- 再びリッキー・タンとの接触
- イザベラとの再会
- 情報屋であるケニーに有力情報を求める
- 偽札の使い道を知るリーとカーター
- 生きていたリッキー・タン
- イザベラは仲間だった
- 事件解決
- 事件解決のその後
- 『ラッシュアワー2』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- リー(演:ジャッキー・チェン)
- ジェームズ・カーター(演:クリス・タッカー)
- 警察官
- チン(演:ケネス・ツァン)
- シークレットサービス
- スターリング(演:ハリス・ユーリン)
- イザベラ・モリーナ(演:ロゼリン・サンチェス)
- リーとカーターの敵
- リッキー・タン(演:ジョン・ローン)
- フー・リ(演:チャン・ツィイー)
- スティーブン・レイン(演:アラン・キング)
- その他
- カラオケで歌う男性(演:ケルバート・コロマ)
- マッサージ店の受付女性(演:パトリシア・チェン)
- 鶏を売っている女性(演:リン・ウォン・メイ)
- タクシー運転手(演:ウィリアム・トゥエン)
- ケニー(演:ドン・チードル)
- ケニーの妻(演:オードリー・クオック)
- ベルサーチ(ジェレミー・ピヴェン)
- ギャンブラー(演:マイケル・チャウ)
- 『ラッシュアワー2』の用語
- シークレットサービス
- レッドドラゴン
- スーパービル
- バッジ
- ソウルフード
- 『ラッシュアワー2』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 竹にぶら下がるリーとカーター
- イザベラが着替えるのを覗くカーター
- カーター「一緒に飛行機に乗れよ。俺の親父も殉職だった。親父の死の真相を暴くチャンスが来たら俺だって何だってやる」
- リーを潜入させるために騒ぎを起こすカーター
- 爆弾から逃げるために脱出するリーとカーター
- 『ラッシュアワー2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『ラッシュアワー2』は割り切って引き受けたジャッキー・チェン
- NBA選手コービーと間違えられるクリス・タッカー
- マリソンスクエアガーデンがなかなか言えないジャッキー・チェン
- NGシーンではジャッキーと呼び間違えることの多かったカーター
- 『ラッシュアワー2』の主題歌・挿入歌
- Rush Hour 2『Main Title』
- ED(エンディング):Chic feat. Erick Sermon 『Let's Bounce』