レッド・ドラゴン / Red Dragon

レッド・ドラゴン / Red Dragon

『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。
監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。

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レッド・ドラゴン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。

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ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。

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ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ

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「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。

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ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ

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『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。

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ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。

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ハンニバル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ハンニバル』とは、2001年の米英伊合作によるサイコ・スリラー映画である。原作はトマス・ハリスの同名小説で、大ヒット作『羊たちの沈黙』の続編に当たる。監督はリドリー・スコットが務め、主人公レクター役は前作から引き続きアンソニー・ホプキンスが担当した。元精神科医で狂気の連続殺人鬼「ハンニバル・レクター博士」を巡る、極めて猟奇的な物語。FBI捜査官クラリスは彼を追うのだが、その先には身も凍る恐ろしい惨劇が待っていた。息を飲むスリリングな展開と、絵画のような映像によるコントラストは必見である。

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羊たちの沈黙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『羊たちの沈黙』とは、1991年にアメリカで製作されたサイコ・スリラー映画で、アカデミー賞主要5部門を獲得した大ヒット作品である。トマス・ハリスの同名小説をジョナサン・デミ監督が映像化した。ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが主演を務める。連続殺人事件の調査として、FBIは実習生クラリス・スターリングを抜擢。収監中の猟奇殺人犯で、元精神科医のハンニバル・レクターに捜査の協力をさせるべく派遣する。クラリスはレクターとの奇妙な関係を築く一方、自らの過去と対峙してゆくことになる。

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ファイト・クラブ(Fight Club)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ファイト・クラブ』とは、1996年に発表されたアメリカの小説家チャック・パラニュークによる同名小説が原作となっている、1999年制作のアメリカ映画である。不眠症で悩む会社員「僕(エドワード・ノートン)」はある日火事が原因で住む家を失くし、謎の男タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)の家に居候することになった。「泊めてもいいが条件がある。俺を殴れ」という突拍子ないタイラーの言葉をきっかけに、2人はお互いを殴り合う行為にハマっていく。

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ジョー・ブラックをよろしく(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ジョー・ブラックをよろしく』とは、1998年にアメリカで公開されたファンタスティック・ラブストーリーである。事故死した人間の姿を借りて地上に舞い降りた死神は、死期が迫っている大富豪のビル・パリッシュの元に現れた。ビルは自分の命の延長と引き換えに人間界の案内役を引き受ける。ビルの家族に友人だと紹介された死神は、ビルの娘であるスーザンに惹かれ、次第にスーザンも死神に恋をしてしまうのだった。死神と人間の切ない恋模様と家族愛が描かれている。監督は、マーティン・ブレストが担当している。

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M:i:III(ミッション:インポッシブル3)のネタバレ解説・考察まとめ

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往年の人気TVドラマ「スパイ大作戦」の映画化で、大ヒットスパイ・アクションにまで成長させたトム・クルーズ製作・主演のシリーズ第3弾。2006年公開のアメリカ映画。TVシリーズ「エイリアス」「LOST」で注目を集めたJ・J・エイブラムスの劇場映画初監督作品。フィアンセとの結婚を控え、一線を退き教官となった主人公イーサン・ハントが、凶悪な敵を前に世界を駆け巡り、再び危険なミッションに挑む。

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ボーン・レガシー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ボーン・レガシー』とは『ボーンシリーズ』の4作目で、2012年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンをめぐる陰謀を描いた前3部作の裏で同時進行していたストーリーを描くスピンオフ的作品。ボーンの存在によりCIA上層部でさえ知らない国家的極秘計画が暴かれる危機が発生。計画隠蔽のために襲われた工作員アーロン・クロスの逃避行が描かれる。『ボーンシリーズ』の世界観を継承したストーリー展開に加え、前3部作後のCIAの状況もわかるファン必見の物語である。

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トランスフォーマー/最後の騎士王(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『トランスフォーマー/最後の騎士王』とは、2017年公開のアメリカ合衆国のSFアクション映画。実写版『トランスフォーマー』シリーズ5作目であり、4作目の『トランスフォーマー/ロストエイジ』の続編でもある。オートボットの総司令官「オプティマス・プライム」が宇宙へ旅立って数年後、ケイドは新たな仲間と共にトランスフォーマーたちを守るため、人類とトランスフォーマーたちの生存競争に身を投じていく。

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インクレディブル・ハルク(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ

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2008年に公開された、マーベルコミックスに登場するヒーローの実写化作品である。『アイアンマン』をスタートとしたMCUシリーズの第2作目であり、型破りなヒーロー・ハルクの誕生の経緯を描いている。ハルクに変身するため軍から追われることになったバナー博士の苦悩が物語の軸。次作から主人公・バナー博士の俳優が変更になっているため、エドワード・ノートン演じるバナー博士を見られるのはこれが最初で最後である。

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パルプ・フィクション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『パルプ・フィクション』とは、クエンティン・タランティーノ監督による1994年公開のクライム映画である。主演はジョン・トラボルタ、共演はサミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン等。アカデミー賞脚本賞とカンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した。ギャングであるヴィンセントと相棒ジュールズは、ボスからの命令でスーツケースを取り返すべく、アパートに潜入する。3つの異なる犯罪エピソードから構成されており、ストーリーの時系列と映画の時系列が異なる構成が話題を呼んだ。バイオレンスと乾いた笑いに満ちた傑作群像劇。

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博士と彼女のセオリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『博士と彼女のセオリー』とは2014年にイギリスで製作された、物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と元妻のジェーン・ホーキングの出会いとその後を描いた伝記映画である。スティーヴンは21歳で筋萎縮性側策硬化症(ALS)を発症し余命2年と宣告されるが、ジェーンの献身的な愛情に支えられ苦しみながらも困難に立ち向かって行く。第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、主演のエディ・レッドメインは主演男優賞を受賞した。監督はジェームズ・マーシュが担当し、脚本をアンソニー・マッカーテンが担当している。

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天使にラブ・ソングを…(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『天使にラブ・ソングを…』とは、1992年にアメリカで上映されたコメディ映画である。リノのラウンジでしがない歌手をしていたデロリス・ヴァン・カルティエは、殺人現場を目撃してしまったことから修道院へと身を潜めることとなった。派手で堕落的な生活を送っていたデロリスは、厳格な生活を送る修道院のシスター達と歌を通して心を通わせていく。コメディ映画でありながら、ハートフル要素も含んだ大ヒット映画だ。全世界で合わせて2億の興行収入を記録し、ゴールデン・グローブ賞では作品賞にノミネートされた。

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マネーボール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『マネーボール』とは、2011年にアメリカ合衆国で制作されたスポーツ映画。マイケル・ルイスによるノンフィクション『マネー・ボール 奇跡のチームを作った男』を原作としている。野球に統計学を用いて、弱小チームを常勝チームに変えていくゼネラルマネージャーのビリー・ビーンの栄光と苦悩が描かれていく。実在のゼネラルマネージャー役を演じたオスカー俳優ブラッド・ピットの演技が見どころである。

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テルマ&ルイーズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『テルマ&ルイーズ』(Thelma and Louise)とは、1991年5月にアメリカで公開されたロードムービーである。平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避劇を繰り広げる。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス作品。

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ファーザー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ファーザー』とは、2012年に発表されたゼレールの戯曲『Le Père 父』を基にした、2020年イギリス・フランス・アメリカのヒューマンドラマ映画である。一人暮らしをしている81歳の父が認知症によってだんだんと老いてゆく姿を名優アンソニー・ホプキンスが演じ、父を見守る献身的な娘をオリヴィア・コールマンが熱演。娘の夫や介護人の判別がつかなくなり、記憶と理解力が衰える父を娘の目線で描かれている。老いとはなにか、親子の深い関係を訴える感動作。

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ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。

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『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。

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『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』

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レッド・ドラゴン / Red Dragonのレビュー・評価・感想

レッド・ドラゴン / Red Dragon
10

狂気な面はその人物の一面にすぎない

「噛みつき魔」と呼ばれる連続殺人犯を元敏腕FBI捜査官が追うサイコサスペンス映画。
レクター博士シリーズの中ではグロテスク要素は抑えめなので、比較的ストーリーに集中できました。
ずっと気になっていたレクター博士が捕まった経緯がさらっと冒頭シーンになっていて贅沢な作品だなと思います。
レクター博士の一言一言が深く無駄のない言葉選びが心に刺さります。
ハンニバルで狂気的な一面ばかり目が行きがちですが、本当に恐ろしいのは常人には理解できないほど知的過ぎることなのではないかと思います。
今回の事件解決のために動いている元FBI捜査官ウィル・グレアムを大きく助け、そして陥れる役回りです。
グレアム捜査官はレクター博士を逮捕した人物で、犯人の心を読むことが出来るプロフェッショナルでした。
正常な精神を保ちつつ犯人の精神に近づくというのは、考えてみると常軌を逸していることで自身も悩んでその才能を嫌っていたのが印象的でした。
引退後は家族と穏やかに暮らしていましたが、心のどこかで事件を求めていた感じが見受けられ隠している狂気的な探究心がレクター博士に気に入られた理由なのだろうと思いました。
この映画が印象的に思えた一番の理由は、犯人フランシス・ダラハイドのストーリーにとても重きをおいていたからです。
同時進行でストーリーは進み、ダラハイドの心の移り変わりがとても分かりやすく描かれていて同情を誘います。
人を殺すことに罪の意識を感じないほど純粋ともいえる狂気の背景には、悲しい理由がありました。
どんなサイコな犯人でも寂しいという感情も、人を愛したいという感情もあり、その愛情が不足することで心に異常をきたすのだと考えさせられる作品です。
どのように犯人を追い詰めるかも面白いですが、キャラクターそれぞれの心境をみて頂けるとよりこの作品を楽しめます。

レッド・ドラゴン / Red Dragon
8

知性を感じるサスペンス「レッド・ドラゴン」

レクター博士シリーズ第3弾「レッド・ドラゴン」。

時系列では、時系列的には「羊たちの沈黙」でレクター博士がクラリスに出会う前の話で、なぜレクター博士が牢獄に入っているのかということも明らかになります。

物語はレクター博士がオーケストラの演奏を鑑賞しているところから始まります。
そしてレクター博士はオーケストラの和を乱す奏者の臓器を調理し、演奏後の食事会で御馳走する…(直接的なシーンは映さず、あくまで「匂わす」程度)。

まず、冒頭から引き込まれて目が離せません!
羊たちの沈黙と同様の、あの不気味で観ていてソワソワする雰囲気があります。
構成的には、捜査官がある事件解決のために牢獄のレクター博士に捜査の協力をお願いする、という形で羊たちの沈黙と似ています。
エドワード・ノートン演じるウィル・グレアムとレクター博士のやりとりは。クラリスとレクター博士のそれに負けない頭脳戦。緊迫感が凄いです。
そして、今回の事件の犯人である「咬みつき魔」ことフランシス・ダラハイドの心理描写も深く掘り込まれていて、悲惨な事件の犯人でありながら引き込まれてしまいます。
「咬みつき魔」という強烈なイメージとは裏腹に、無口でおとなしい男。そのじとっとした雰囲気がより一層、事件の不気味さを増していてよかったです。彼はハリーポッターでヴォルデモート卿を演じるレイフ・ファインズです。彼自身はとても紳士的な雰囲気なのですが、見事に精神異常者を演じ切っていると思います!
さらに、エミリー・ワトソン演じる盲目の女性リーバもまた凄く魅力的。
幼少期のトラウマにより精神異常をきたし、自ら「神」になろうとして虐殺を繰り返す男が、その盲目の女性との出会いを期に苦悩し、葛藤し、揺れ動いていく…。その様子も見ごたえアリです。

ただ、なぜ「咬みつき魔」になってしまったのか、それに犯行の動機がいまいち分からず終い。神になるための儀式なようなものであるのか?それに、「家じゅうの鏡を割るほど顔にコンプレックス」という割には相当美形(これは仕方ないかもしれませんが)。
しかし、幼い頃から「おまえは醜い」と言われ続けているとそう思えてしまうのかもしれません。
元々は普通の少年だったのに、度重なる虐待でこうなってしまったのかと思うと哀れです。

なぜ家族を襲ったかは見ていて納得。
平和そうな家族を壊したいという思いがあったのですね。
その中で光り輝いている「母」。それがダラハイドが一番欲しかったもので、一番憎いもの…
だから人妻を狙ったんですね。その辺は、なるほど。
消化不良な箇所もあったりはしますが、原作はそのあたりももっと深く書いてあるそうです。

今回は羊たちの沈黙よりもさらに目を伏せたくなるような残酷なシーンはほとんどないにも関わらず、相変わらずゾクゾクするし、怖いです。グロテスクなシーンを見せれば怖いだろう!という映画も多いので、この映画はその点でも知的な感じがしてさすがでした。

そして最後に…エドワード・ノートンが美しい!それだけでも観た価値アリ!でした。

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